作品一覧

  • 世界の神々100
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    世界の神話には個性豊かな神々が登場し、残酷さ、暴力性、美醜、エロスなど我々の想像を軽々と超えていく。世界を統べる王者、戦闘を司る戦神、地上に豊穣をもたらす生産の神、ときに慈しみときに闘う女神たち、いたずらもののトリックスター神、技術や医術を操る神、死つまり冥界に君臨する死神。本書では、インド、ギリシア、北欧、ケルト、エジプト、日本、中国など各地の神話から100神を、神話学者の視点で解説する。天地創造、命の起源、農耕の誕生……原初の世界のエッセンスと面白さを縦横に味わう“神様ハンドブック”!
  • 世界の神話 躍動する女神たち
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    悪魔王を瞬殺する戦の女神,破滅をもたらす不吉な美女神,戦わずして最強の日本神話最高神,パイナップルになって親孝行するなまけ者娘――ギリシア,北欧,インド,ベトナム,日本,韓国など世界各地や,ネイティブアメリカン,アイヌなどの諸民族に伝わる神話や昔話から,「美しく優しい」だけじゃない多様な女神を紹介!

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  • すごい神話―現代人のための神話学53講―(新潮選書)
    3.0
    人間はなぜ死ぬのか――インドネシアのバナナ型神話と『鬼滅の刃』の物語から考える。女神たちは何を担わされているのか――インドの乳海攪拌神話とゲーム『FGO』の世界観から解き明かす。世界に伝わる多様な神話から、現代の映画や漫画、ゲームにまで息づく「神話のエッセンス」を明らかにする、魅惑の神話学講義!
  • インド神話
    3.5
    1巻836円 (税込)
    原初の海にただよう黄金の卵から世界が生まれ,悪魔と神々が協力して乳の海から不死の飲み物を生み出す.シヴァやインドラたちが束になってもかなわない悪魔の軍勢を打ち負かす女神たち.ふしぎな力を操る聖仙たち.ヴェーダ神話やヒンドゥー教の,ゆたかな神話の世界を原典から語り下ろす.世界のさまざまな神話への扉となる解説付き.

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  • マハーバーラタ、聖性と戦闘と豊穣
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    1巻2,200円 (税込)
    深遠かつ美しい構造をもつ神話の宝庫をひらく。 アルジュナ、ドゥルヨーダナ、クリシュナ……人間的な魅力を放つ英雄たち。 ウシャナスの不死の術、聖なる飲料ソーマ、最強の武器ブラフマシラスなど、不可思議な秘術・宝物。 そしてヨーロッパ、北欧、日本の神話との謎めいた符合。 ・わかりやすいあらすじと一八〇項目の小事典を収録、入門篇としても最適! ・『世界の神話』が1万部を突破、いま最も売れている神話学者、沖田瑞穂さんの研究成果13篇を凝縮! ・FGO、パズドラ、バーフバリ……。ゲーム、映画のファンも必携! 【目次】 はじめに 第Ⅰ部 あらすじ 第Ⅱ部 論考 『マハーバーラタ』の構造 第1章 『マハーバーラタ』のふたつの構造 第2章 ヴァルナからヴィシュヌへ 第3章 神々の不死の起源——アムリタとソーマと蘇生の術 第4章 呪術師ウシャナス 第5章 ビーマはなぜ料理人に変装したのか 第6章 英雄たちの二重のイニシエーション 『マハーバーラタ』と世界の神話の比較 第7章 悪魔と富の比較神話 第8章 乳海攪拌神話とラグナロク——終末の神話 第9章 ゴーヴァンの比較神話 『マハーバーラタ』と日本の神話の比較 第10章 花咲か爺の起源 第11章 マータリの地底界めぐり 第12章 ヒルコとアルナ 第13章 シヴァとスサノヲ——その奇妙な類似 第Ⅲ部 小事典 おわりに 【著者】 沖田瑞穂 1977年生まれ。神話学者。神話学研究所を主宰。学習院大学大学院人文科学研究科日本語日本文学専攻博士後期課程修了。博士(日本語日本文学)。専門はインド神話、比較神話。『世界の神話』(岩波書店、2019年)、『マハーバーラタ入門』(勉誠出版、2019年)、『インド神話物語 マハーバーラタ』(監訳、原書房、2019年)、『怖い女』(原書房、2018年)、『世界女神大事典』(共編著、原書房、2015年)『マハーバーラタの神話学』(弘文堂、2008年)など多くの著書がある。
  • 世界の神話
    4.3
    聖なる物語――神話。メソポタミアのギルガメシュ叙事詩、パレスチナの旧約聖書、ケルトのアーサー王伝説、日本の古事記など、世界にはたくさんの神話があります。長い時を経てなお私たちを魅了する個性豊かな神々や、美しくも恐ろしいストーリー。世界各地に伝わる神話のエッセンスを凝縮した、宝石箱のような一冊。

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  • 人間の悩み、あの神様はどう答えるか
    3.0
    1巻693円 (税込)
    会社でリーダーになったが誰もついてこない……。いつになったら結婚できるのか?ラクして稼ぐ方法が知りたい! 不倫がバレそう。どうしよう……。 仕事、恋愛、人間関係など、誰もが持つ心のモヤモヤを本書ではズバッと解決!なぜなら、人生の悩みに答えるのが“神様”だからです。アマテラスやオホクニヌシなど日本でもおなじみの神様から、ギリシャ神話やインド神話などに登場する世界中の神様、総勢50の神様が神話のエピソードを元にアドバイス。いったいどんな風に神様は人間の悩みに答えるのか? 読み終えるころには悩みが解消されるだけでなく、神様への知識も深くなっているに違いありません。
  • 世界の神話

    Posted by ブクログ

    非常に分かりやすくコンパクトにまとまっています。世界にはどんな神話があるんだろう?と疑問に思った方なら、まず最初に読むならコレ。
    世界中の神話は、遠くの国でも同じような話があり、見た目や生活習慣は異なれどやっぱり同じ人類(ホモ・サピエンス)だなぁという感じになります。何故この世界が存在するのか?生命とは?といった疑問を抱いた人類は、似たような考えを共有しています。

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    2023年07月03日
  • 世界の神話

    Posted by ブクログ

    様々な地域の神話について幅広く知ることが出来る。
    それぞれの地域の神話の類似点についても触れられているので、神話同士の共通点や相違点を知ることが出来た。

    神話の内容が細かく載っているわけではないが、数多くの神話について一通りの知識が欲しいという人に向いていると思う。また、短く簡潔にストーリーが書かれているため非常に読みやすかった。

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    2019年12月16日
  • インド神話

    Posted by ブクログ

    インド神話を、時代に沿って収録した本。若年層向けの神話集が最近出ていなかったので、とても嬉しい1冊だった。小学生5・6年以上向けになっているけれど、比較的原典沿いで、子ども向けの「物語」には編み直されていないので、社会科でインド(あるいはヒンドゥー教)に関心を持ってから読んだ方が良いかも…ただし、普段本を読み慣れていないタイプの子にはある意味楽しめるかも(主に◯んこ大好き児)。『三神の競走』が収録されていたのは、正直驚いた。『解説』では、他地域の類似神話の紹介もあり、神話学の視点を体験できて大満足。

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    2021年04月09日
  • インド神話

    Posted by ブクログ

    インド神話の創世譚のプルシャが気になったので手に取った。まず驚いたのはインドの創世神話は数パターンあること。色んな文献があるからかしら。

    インドの神様はゲーム『女神転生』シリーズでよく登場するが、神話は読んだことがなかったので興味深かった。カースト制度がしっかり染み込んでいたのも感じた。
    私はガネーシャの話でシヴァとパールヴァティが夫婦喧嘩していたのが1番印象に残った。パールヴァティが嫌がっていることにシヴァが配慮しないのは、インドの男女の関係の典型なんだろうか?

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    2021年02月08日
  • 世界の神話

    Posted by ブクログ

    何気なく手に取った一冊。インド、ギリシャ、北欧、中南米、オセアニアほか、世界の地域から選りすぐられた神話のエッセンスが盛り込まれています。付録として『古事記』もあり。共通点や相違点など、各神話の関係を俯瞰しやすかったです。また以前読んだ小説の影響で、本当は男神なのに女神と思い込んでいた等、中途半端な知識を修正することができました。

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    2020年12月21日

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