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「佐々木正人」の「アフォーダンス入門 知性はどこに生まれるか」「新版 アフォーダンス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「佐々木正人」の「アフォーダンス入門 知性はどこに生まれるか」「新版 アフォーダンス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
2023.05.01
「行為のあるところには、かならず行為を取り囲むことがある。
まわりがあって生きもののふるまいがある。」
環境が、動物の行為にどう影響を与えるか、
環境にはどんな意味が潜むのか、
行為を司る知性とは何なのか、を探る本。
エピローグで引用されている、田中小実昌さんの文章に共感する。
確かに、中学生くらいで初めて遠出した時の違和感と緊張感と高揚感はこんな感じだったかもしれない。
私がいようがいまいが、世界はそこにある。
私がいようがいまいが、世界は動いている。
生きもののふるまいは、世界が動かしている。
生きものがふるまえば、世界も変化していく。
世界が違って見えてきて
Posted by ブクログ
「アフォーダンス」について予備知識がなかった私は、この本を書店で見つけたとき、人体のイラストの表紙のせいもあって、どんなダンスだろうか、アフォ(=アホ)のダンス…?などと想像してしまいました(本当です)。しかし、「アフォーダンス」は、ダンスではありませんでした。
それは、ある生物を取り巻く状況がその生物に与える情報や刺激のことです。たとえば、大地は私たちに立つことをアフォードし、椅子は座ることをアフォードする。私たちが森林に分け入って感じる清々しさは、森林が私たちに「清々しさ」という感触をアフォードした、となります。
このようなアフォーダンスの考え方を敷衍(「ふえん」…他のことにもひろげて当て
Posted by ブクログ
p32 知覚とは、変化に埋め込まれている普遍を知ることなのだ。
p60 アフォーダンスは、環境が動物に与え、提供している意味や価値である。
p72 アフォーダンスは事物の物理的な性質ではない。それは動物にとっての環境の性質である。アフォーダンスは、知覚者の欲求や動機、あるいは主観が構成するようなものではない。それは、環境の中に実在する行為の資源である。
p73 同じものを見ても、人によって異なるアフォーダンスが知覚される。だから環境に中のすべてのものに、アフォーダンスは無限に存在していることになる。
p76 アフォーダンスを特定する情報をピックアップするために更新し続ける身体の動きを、
Posted by ブクログ
●前提知識
・ギブソン心理学→生態心理学
・フレーム問題@ロボット
「ある行為に関連すること」と、「ある行為に関連しないこと」を、
効率的に見分けるにはどうすればよいのか?
・ゲッシュタルト
↓
「感覚要素の総和以上のもの、総和とは異なったもの」
★行為
「行為は跡を残している。」・・・生き物のすることは、それを可能にしているところがある。そして、それを可能にしている変化の仕方がある。
行為は、”まわり”があって初めて成立する、逆に、”まわり”はその行為によって存在することになる。
1.生きものの行為
2.その周囲
→この二つで一つのこと
行為に目的があるなどと考えるのは、ぼくらがよくし