作品一覧
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5.0「ミステリーズ!」の後継誌ついに創刊。コンセプトは、国内外のミステリ、SF、ファンタジイ、ホラーを刊行してきた東京創元社による「総合文芸誌」。『蝉かえる』で第74回日本推理作家協会賞、第21回本格ミステリ大賞W受賞の櫻田智也が贈るシリーズ最新作。第21回本格ミステリ大賞の全選評も一挙掲載。さらに、第18回ミステリーズ!新人賞受賞作「三人書房」ほか、充実の創刊号。/【目次】『紙魚の手帖』創刊にあたって/【創刊記念特別エッセイ】投げ込みマガジン〈紙魚の手帖〉戸川安宣/【受賞作決定!】第31回鮎川哲也賞 選評 辻 真先・東川篤哉・麻耶雄嵩/第18回ミステリーズ!新人賞 選評 大倉崇裕・大崎 梢・米澤穂信/【第18回ミステリーズ!新人賞受賞作】三人書房 柳川 一●第18回ミステリーズ!新人賞受賞作。若き日の江戸川乱歩を描く、流麗な謎解き譚/【第21回本格ミステリ大賞全選評】第21回本格ミステリ大賞受賞作決定!/第21回本格ミステリ大賞選考経過/受賞の言葉 [小説部門] 櫻田智也 [評論・研究部門] 飯城勇三/選評 小説部門/選評 評論・研究部門/【日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞受賞第一作】白が揺れた 櫻田智也●ハンターたちが狩りをしていた山で起きた、悲劇の真相は?〈エリ沢泉〉シリーズ最新作!/【読切】ゼロ 加納朋子●私の元にやってきたのは、カフェオレ色の天使だった。少女と犬の絆を描く最新ミステリ!/スフレとタジン 近藤史恵●コロナ禍の影響で志村さんが講師で始めた〈パ・マル〉の料理教室。タジン鍋を使うモロッコ料理を……。/フォトジェニック 秋永真琴●カメラを構える彼女の目に、この世界は、僕は、どんなふうにうつっているんだろう? 気鋭が贈る傑作掌編。/108の妻 石川宗生●点描の妻、夢見る妻、革命家の妻、お品書きの妻……様々な「妻」をお楽しみください。/セリアス 乾石智子●ひっそりと暮らす魔道師夫婦、彼らの秘密とは……/魚泥棒は誰だ? ピーター・トレメイン 田村美佐子 訳●修道院の厨房で起きた二件の事件をフィデルマが解き明かす/【INTERVIEW 期待の新人】千田理緒『五色の殺人者』/大島清昭『影踏亭の怪談』/【BOOKREVIEW】[文芸全般]瀧井朝世/[国内ミステリ]宇田川拓也/[翻訳ミステリ]村上貴史/[SF]渡邊利道/[ファンタジイ]三村美衣/『紙魚の手帖』創刊記念読者プレゼントキャンペーン/執筆者紹介/編集後記・次号予告
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3.6
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3.9
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3.91~2巻1,320円 (税込)日本は自己増殖する<横浜駅>に支配されていた。脳に埋め込んだSuikaで管理されるエキナカ社会。その外で廃棄物を頼りに暮らすヒロトは、エキナカを追放されたある男から人類の未来を担う“使命”を課され……【電子限定!「『横浜駅SF』の原点、連続tweet収録」】
掲載誌
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
すごく面白い。
6つの短編。
冬の時代
たのしい超監視社会
人間たちの話
宇宙ラーメン重油味
記念日
No Reaction
「冬の時代」の冷え冷えとした近くて遠い世界の雰囲気に浸れるかと思えばそこは短編で、「たのしい超監視社会」のコントのようなおかしさに笑い、「人間たちの話」の生命と家族のいろいろなあり方にしんみりして、「宇宙ラーメン重油味」のSF的ラーメン屋に行ってみたいと海外旅行のノリで思い、「記念日」にはSFではない形で生活に突然訪れる望んでか望まなくてなのかよくわからない変化を受け入れていき、「No Reaction」は一つのアイディアを突き詰めて作品にする強引さを楽しめる。
エン -
Posted by ブクログ
文章は軽快でとても読みやすいけれど、理系知識に通じているのはもちろんのこと、文学や歴史や音楽などあらゆる方面に対してオタク的愛情とリスペクトがあるのだろうなと思わせる、ぱっと見他愛無いのに深く固く根を張って絶対抜けない雑草みたいな(褒めてる)SF短編集だった。
柞刈湯葉さん、男性なのか女性なのかいくつなのかもわからないけど、この一冊で「好き!」となった(どう打ったら著者名が出せるのかわからない、と思ったらイスでちゃんと柞が出てきた)。追っていきたい。
■まず牛を球とします。
球とします、って仮定かと思っていたけど違った。(あとがきに、そんな私へのアンサーが!)
■犯罪者には田中が多い
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3.9 (38)