ブレイディみかこの作品一覧
「ブレイディみかこ」の「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)」「他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ブレイディみかこ」の「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)」「他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
タイトルからハーフの子が偏見や差別を受けての悩みや心境を描かれているのかなと思い、手に取りました。
作品を読んでみて、日本の背景とは若干異なっていたとしても偏見や差別は根底にあり、決して他人事ではないなと考えさせられました。海外では人種や貧富などの差を言語として直接相手にぶつけているシーンが描かれていましたが、日本では態度とか表情で相手にぶつけてくる姿が描かれています。結構陰湿な感じを受けますが、実際に見かけそうな場面だと若干複雑な心境になりました。現実問題では多様性がー…と言っている割に差別しているのが見えてしまっているので、相手を理解する意識に乏しいのかな…と。
作中で特に心に刺さった
Posted by ブクログ
相変わらずスルーっと読める。
読んでいて「面白いなあ」「スルーっと読めるなあ」と思うのは、ブレイディみかこさんが当事者として英国で暮らして“真っ只中”にいるにも関わらず、その書き口が“客観的”な目線であるからだと思う。
↓ネタバレになりますが↓
p.57で
『社会活動に熱心な教員たちにも、それぞれの持ち場があるというか、みんな考え方も、優先順位も違うんだなという当たり前のことに気づいた。〜これもまた多様性なのだろう。』
というブレイディみかこさんの感想がある。
続けて、
『多様性のある場所は揉めるし、分断も起こるが、それがある現場には補強し合って回っている強さがある。』
と感想が