作品一覧

  • ベートーヴェン 巨匠への道
    3.0
    1巻1,210円 (税込)
    1792年、ウィーンの地に立った一人の青年音楽家は、その後いかなる道のりをたどって、「楽聖」となったのか。 師ハイドンはじめ同時代の音楽家たちとの出会い、《エロイカ》《第十交響曲》創作の謎、家族関係の苦悩と波乱の生活、各界の理解者や奇人らとの友情、そして恋人…… 音楽のあり方を根本から変え、傑作を生み出し続けたその生涯に、音楽評論の名手が全角度から光を当てる、珠玉の二十話。 【本書の主な内容】 青春のボン/ベートーヴェンの愛―婚約説をめぐって/第十交響曲のゆくえ/《シンフォニアエロイカ》の謎/ 「メルツェルさん、さようなら」―メトロノーム考/ 《ウェリントンの勝利》の顛末/べートーヴェンと宗教―フリーメーソンだったのか?/イギリスへの夢―ニートとの交際をめぐって/オペラのライヴァル―同時代人ウェーバー/「第三の故郷」ボヘミア/ヴァイオリン・コンプレックス/コントラバスとマンドリン/ダンス音楽への愛着/「歓喜」の背景―日本人とベートーヴェン など ※1987年刊『ザ・ベートーヴェン』(春秋社刊)の文庫化
  • 音楽の理論
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なぜベートヴェン「田園」は穏やかな感興をもたらすのか。バッハの紡いだ旋律の根幹とはいかなるものか。日本のクラシック音楽評論の泰斗が、楽曲をより深く愉しむための「楽理」を詳らかにし、バロック以前から無調・多調音楽まで三七五もの名曲の譜例を採り、和声・リズム・旋律・対位法・形式・転調の真髄を説く。空前絶後の音楽理論書!-----------------------------------------本書は和声とか対位法とか音楽形式とかの寄せ集めではなく、一つの体系的な音楽理論であって、その中に和声や対位法や音楽形式、そしてさらに旋律とリズム編までも含んでいるのである。は、私が音楽史と音楽美学の研究から得た私自身のものである。──本書より-----------------------------------------【本書の内容】第1部 基礎の理論 第2部 和声の理論第3部 転調の理論第4部 リズムと旋律の理論第5部 対位法の理論第6部 形式の理論
  • 音楽を語る
    3.3
    1巻726円 (税込)
    ドイツ古典派・ロマン派の交響曲、ワーグナーの楽劇に真骨頂を発揮した巨匠が追求した、音楽の神髄を克明に綴る。今なお指揮者の最高峰であり続ける演奏の理念。
  • 音楽の理論

    Posted by ブクログ

    クラシックをあまり聴かないので、Apple Musicなどで例を聴きながらゆっくりゆっくり楽しんだ。

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    2022年01月02日
  • 音楽を語る

    Posted by ブクログ

     本書は、1948年にフルトヴェングラーの戦後最初の発言として出版されたインタヴュー集であるが、インタヴューそのものは戦前の1937年に行なわれている。聞き手はディ・ツァイト紙の主筆を務めたこともある音楽批評家ヴァルター・アーベントロート。この文庫版に付された解説によると、当初書き起こされた原稿には、彼の発言が多く含まれていたようだが、フルトヴェングラーはそれを削りに削って自分の発言を彫琢した。そのため本書において読者は、彼の指揮する演奏を聴くような滔々と流れる独白を読むことになる。そこにはフルトヴェングラーの音楽観が率直に示されていると言ってよい。それを貫くのは、一種の生の哲学にもとづく、形

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    2011年12月15日
  • 音楽を語る

    Posted by ブクログ

    難しかった。よく理解出来ないけど、何か怒っているみたい。
    キリスト教的価値観が基本にある考え方みたいなので、そこから共感していかないと共感出来ない?

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    2021年08月11日
  • ベートーヴェン 巨匠への道

    Posted by ブクログ

    ベートーヴェンは今年、生誕250年。この本は生誕200年を踏まえて書かれた「ベートーヴェンに関することども」をまとめたもの。
    まあ、ベートーヴェンクラスになると、あらゆることが研究対象になるんだね。「いつどこで誰と会っていたか」まで調べちゃうんだもんね。刑事捜査でもあるまいしさ、作品の評価だけでいいのにって思っちゃうのは学究の徒としては失格なんだろうね。ま作品の背景を検証するためには必要なんだろうけど。ベートーヴェンは聴覚障害に苦しめられていたので、「会話帳」を利用していた。それが残っているため、生身の発言が残っている。これって研究者にはラッキーだったよね。

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    2020年10月18日
  • 音楽を語る

    Posted by ブクログ

    指揮者フルトヴェングラーの対談集

    クラシックと接する機会はなかったのだが、

    表紙の迫力に惹かれて思わず購入。

    対談自体は自分には難解であった。

    だが、まずは形だけでもとCDを買って聞いてみた。

    クラシック好きになりそうな予感。

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    2011年12月03日

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