クリストフ・マルケの作品一覧
「クリストフ・マルケ」の「大津絵 民衆的諷刺の世界」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「クリストフ・マルケ」の「大津絵 民衆的諷刺の世界」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
江戸時代の東海道の大津宿近郊で売られていた土産物の絵画が『大津絵』である。名もなき絵師というより大津近郊の職人により描かれた絵画は、ヘタウマなカワイイ系な雰囲気で見る者の心を和ませ、全国に広まったという。
江戸にて発展した版画や肉筆の浮世絵と同時代に、同じく庶民の楽しむ絵画として流行していた大津絵らしいが、現在では知名度は恐ろしく低い。
宿場の土産物であり、安価な実用品として扱われたためか、現残数も多くないという。図柄が面白くわかりやすい故に、初期は礼拝用の宗教的な絵として、続いて戯画、道徳的な教訓絵として、最後には護符、お守り的な使われ方になったらしい。
しかし簡素ながら本質を捉えた大津絵に