作品一覧

  • 地域再生の失敗学
    4.1
    1巻825円 (税込)
    地域再生の歴史は、失敗の歴史だったと言っても過言ではない。しかし今、その地域再生の成否に日本の未来がかかっている。これまでの試みが失敗してきたのはなぜか。本当に必要とされているものは何か。本書では、人口減少を前提とした地域の再編成と、そこにしかない強みを武器にした真の再生のための条件を探る。気鋭の経済学者が、一線級の研究者、事業家、政治家たちと徹底議論。地方がこれからとるべき選択のヒントを示す。
  • 地域再生の失敗学

    Posted by ブクログ

    第一章から強烈に耳の痛いことが並べられてたけど、地方は現状維持で緩やかに死に近づいていることに気づかないだけなんだろうな。
    まちおこしイベントの経験が豊富ってのはダイエットの経験が豊富と一緒みたいなもんだな。

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    2023年05月28日
  • 地域再生の失敗学

    Posted by ブクログ


    今後
    町おこしは本当に利益を得られているか
    小さくてもいいからプラスになっているか
    →どこの誰を相手にどうやって稼ぐのか

    動かないのが得、を食い止めるための休眠事業資産への課税
    路地裏からはじめる
    行政の外注主義を見直す
    日本は巨大な内需国家

    住民ができることは自分たちで行う
    5年間で行政コストを10%削減する

    3

    スパイキーグローバリゼーション
    少子化を食い止めることよりかは、まずは人口流出をへらすこと

    シリコンバレーに行くのではなく来てもらう

    モノを東京に売りに行くのではなく、東京でモノを売ってくれるひとを呼ぶ

    外部の人は価値判断に介入してはいけない(視野が狭くなる)
    青写

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    2021年01月30日
  • 地域再生の失敗学

    購入済み

    納得の内容です

    本文より

    こんなに狭い国土に1億人以上住んでいるという国は世界的にも稀有です。自然と調和した暮らしに移行するには人口が多すぎます。それを考えると、秩序ある人口減少は、悪い話ではありません。

    小さな市で働く者として実感をもって納得できました。

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    2020年10月15日
  • 地域再生の失敗学

    Posted by ブクログ

    定期的に地域活性化ネタは仕入れる必要があるかと半ば義務感もありながら手にとった本でしたが、これが非常にためになるものでした。
    特に興味深かったのは、東京大学の林助教が低減する「自主再建型移転」の話で、中山間の限界集落の集団移転についてです。限界集落をどう維持するかについてはどこでも課題になっているわけですが、「活性化」するか「最後の一人までサービスを維持する」のどちらかという雰囲気ですが、なんで移転の話ができないのか不思議でならなかったんです。そこはなんとなく「人権」的な話で言い出せないのかと思っていましたが、実際に80年台までは事例が多く、満足度も高いという話を読み、目からウロコでした。普通

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    2018年07月08日
  • 地域再生の失敗学

    Posted by ブクログ

    縮小していく日本にあって、日本らしさを失わない社会が、どうすれば残せるかを示す本。「頑張って働く」人に向けて書かれた、気概に満ちた本だ。

    シャッター商店街や、中山間地域、千葉市を動かしている人の考え方も分かり、「普通に」生きている私にも面白かった。
    ごく個人的には、シリコンバレーのスタバ。日本に同じもの作ろうとして、また失敗しちゃうんだろうな~と、予想したりして。軽井沢などでの「リアル空間でのソーシャルネットワーキング」の知見をもっと得られたら、と思う。

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    2018年02月23日

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