作品一覧

  • 茶の湯の歴史
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    1巻1,232円 (税込)
    栄西が日本に茶をもたらした? 戦国武士は一服を喫して戦場に赴いた? 「わび」は禅の美学? 従来の伝承や固定観念を史実から再検証し、茶の湯と日本文化の新たな像を描き出す。珠光や紹鴎、利休、織部、遠州から、家元制度成立、近代数寄者や戦時下の茶道まで。中世寺院における茶の栽培、茶勝負や香道の実相、連歌の美意識の影響など、新たな研究成果を踏まえつつ、点前と作法の観察からつむがれる通史の決定版。解説・藤森照信
  • 千利休の「わび」とはなにか
    4.0
    1巻737円 (税込)
    利休の師は辻玄哉であり、通説で師とされる武野紹鴎はわび茶を行っていなかった。『南方録』起源の虚構を排し、利休自らによるわび茶大成の新事実を提唱。茶の湯文化史を大きく塗り替えた衝撃の書の文庫化。
  • 茶の湯と日本文化 飲食・道具・空間・思想から
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    茶の湯は、日本文化の様々な要素を取り込みながら、そこに新しいものを付け加えて成立、発展してきた文化です。そしてさらに、茶の湯以外の場へも大きな影響を与え、「総合文化体系」とまで評されるようになった文化でもあります。本書は、日本文化の氷山の一角である茶の湯が日本文化の様々な分野とどのように関わりをもってきたのかを考える、「茶の湯の側に立ってみる日本文化史」を考察する一冊です。
  • 現代語でさらりと読む茶の古典 長闇堂記・茶道四祖伝書 (抄)
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    1巻1,056円 (税込)
    『長闇堂記』は奈良春日社の神職だった久保権大輔が書き遺した茶湯回想録。『茶道四祖伝書』は奈良の豪商茶人松屋の歴代が見聞きした、千利休・古田織部・細川三斎・小堀遠州の茶湯を、四つの伝書に編集したもの。ともに桃山から江戸時代初期にかけて、のちに「わび茶」とよばれる茶湯が成立していく過程をいきいきと伝えている。

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  • 知っておきたいマルクス「資本論」
    3.0
    1巻506円 (税込)
    金融危機と世界不況。今日の世界経済は破綻の危機に瀕している。こうなったのはどうしてか。資本主義経済のどこにその原因があるのか。経済の仕組みが手にとるようにわかるマルクス「資本論」入門。
  • 千利休の「わび」とはなにか

    Posted by ブクログ

    利休は珠光の茶を重んじていた。
    間に入る紹鴎は、侘びの珠光や利休とは違い、道具本位の茶をしていた。

    珠光から紹鴎へ、そして利休へと一直線に侘茶が伝承発展されたわけではない、ということを強く語る。

    利休はもともと道具を持たぬ侘茶から始まり、若き頃から珠光の茶を追っていた。
    出世とともに唐物道具も触れていったが、自身は唐物などには終生重きを置かなかったと。

    もう15年も前の本か、、、もっと早くに読みたかった。
    昔の研究が進んでない時の歴史観に縛られてる自分を反省


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    2020年03月23日
  • 千利休の「わび」とはなにか

    Posted by ブクログ

    千利休の本来の茶は侘数寄であり茶器などの道具ではなくお茶を立てる人に価値を戻した物が本来であり利休が一番茶会でしたお手前は運び手前である。なるほど。

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    2015年03月06日
  • 知っておきたいマルクス「資本論」

    Posted by ブクログ

    +++ ヒットしたフレーズ +++++++++++++++
    ・使用価値として現れる労働を「有用労働」と名づける。
    ・「自然素材」に「労働」を加えることによって富をつくっている。
    ・商品流通とは「商品-貨幣-商品」で等価交換。資本流通(投資)とは「貨幣-商品-貨幣」で価値を増幅させることが目的となる。
    ・労働力の価値はその再生産費で決まるもので、使用価値とはまったく別。
    ・必要労働時間分の価値は支払われるから「支払労働」、剰余労働時間分は支払われないので「不払労働」(搾取)とよぶ。
    ●出来高賃金は労働者に自由感、独立心、自制心を持たせ、他面では労働者相互の競争を発展させる傾向がある。それらもまた

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    2010年05月20日

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