作品一覧

  • 精神指導の規則
    5.0
    有名なデカルトの方法の詳しい規定はこの本にもとめなければならない。同時にここには彼の数学、自然学、形而上学の萌芽が生き生きと示されている。未完結の遺稿ではあるが、早くから写本でひろく読まれていたこの論文は、われわれに明確に考えるとはどういうことであるかを教えてくれる。

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  • 我思う、ゆえに我あり デカルトの「方法序説」より
    完結
    4.5
    全1巻770円 (税込)
    「ボンジュール。お邪魔しています」家に帰ったら、デカルトがいた。デカルトは家の中のものを勝手に食べながら、僕に哲学の方法を語ってくれた。そしてそれが、僕の人生の変革の始まりだった―――。そんなはずないって? そう、あなたは正しい。哲学はすべてを疑うところから始まるのだから。。。。“我思う、ゆえに我あり”であまりにも有名なデカルトの「方法序説」をまんが化。真面目に楽しく、哲学の根幹が学べます。
  • ワイド版世界の大思想 第1期〈1〉プラトン
    -
    1~42巻3,300円 (税込)
    ヨーロッパ哲学が誕生してすでに二十数世紀、その間生まれた幾多の作品のなかでも、面白さの点で「対話篇」(国家)は抜群である。そこには知識学や存在学や人間学に関する現代的思索の帰りゆく故郷がある。「国家」の完訳の他、ソクラテスの精神を如実に伝える代表二作を収録。 〈収録タイトル〉 国家/ソクラテスの弁明/クリトン ※この電子書籍は、オンデマンド本「ワイド版世界の大思想」を底本としております。
  • 方法序説ほか
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    「西欧近代」批判が常識と化したいま、デカルトの哲学はもう不要になったのか。答えは否である。現代はデカルトの時代と酷似しているからだ。その思索の跡が有益でないわけはない。
  • 省察 情念論
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    デカルト道徳論のかなめは欲望の統御にあり、「高邁」の精神こそはあらゆる徳の鍵である。形而上学的次元における心身二元論と日常的次元における心身合一とをつなぐ哲学的探究。
  • 方法序説
    3.7
    哲学史上もっとも有名な命題「我思う、ゆえに我あり」を導いた近代哲学の父デカルトの名著を新装・復刊。人間に役立つ知識を得たいと願ったデカルトが、懐疑主義に到達する経緯を綴る、読み応え充分の思想的自叙伝。
  • 方法序説
    3.8
    すべての人が真理を見いだすための方法を求めて、思索を重ねたデカルト(1596-1650)。「われ思う、ゆえにわれあり」は、その彼がいっさいの外的権威を否定して達した、思想の独立宣言である。本書で示される新しい哲学の根本原理と方法、自然の探求の展望などは、近代の礎を築くものとしてわたしたちの学問の基本的な枠組みをなしている。[新訳]

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  • 方法序説

    Posted by ブクログ

    読みやすいと聞いたので読んでみた。「我思う故に我あり」のところまでは確かに読みやすかった。道徳についての第三部の、第二と第三の格率が特に興味深かった。とにかく前に進み続けること、そして、自分にコントロールできる部分を重視するということが。

    0
    2023年08月14日
  • 方法序説

    Posted by ブクログ

    我思う故に我ありということばが有名で、様々な人が引用していたデカルトの著書を初めて読んだ。
    原著は難解だとばかり思い込んでいたけれど、この本はとても読みやすく、すんたり頭に入ってきた。

    1600年代にこんなにも視野広くいろんなことを考えている人がいたのかと驚いた。
    人の解剖に関する考察もどれも鋭く、学ぶべき考え方がたくさんあったし、人に対する見方で、多くの人が真理を求めるのではなく自分の正しさを証明するための会話をしているという指摘や、過去の偉人たちの批判を聞いて、偉人たちはその時代にあった素晴らしい人たちで尊敬するに値するほど深い思考力を持っている。
    だから、批判している人は、その人のこと

    0
    2022年04月13日
  • 方法序説

    Posted by ブクログ

    非常に論理的で洗練されている。まさに数学的というか科学者的な思考法。

    第一部
    諸学問の検討

    第二部
    学問や思想改革のための4つの方法
    ・名証
    ・分析
    ・総合
    ・枚挙

    第三部
    道徳(モラル)、実生活の指針に関する、3つの規則

    第四部
    方法的懐疑→神・人間の存在の証明
    cogito, ergo sum(我思う故に我あり)

    第五部
    世界論・宇宙論

    第六部
    これからの学問の展望

    0
    2022年01月15日
  • 方法序説

    Posted by ブクログ

    真理のための4つの教則
    【人間に知られ得るものは、論拠から論拠への長い論理の鎖で、連続し合っているのであろう。そして、そこに至るための四つの教則は、(1)明証的に真、および明晰かつ判明な現前、(2)分析と分割、(3)総合と演繹、(4)枚挙による再検査である。(ルネ・デカルト(1596-1650))】

    「論理学を構成させた多くの教則の代りに、守ることをただの一度も怠らぬという堅固一徹な決心をもってしたならば、次の四つで十分である、と私は確信した。
     第一は、明証的に真であると認めることなしには、いかなる事をも真であるとして受けとらぬこと、すなわち、よく注意して速断と偏見を避けること、そうして、

    0
    2022年01月08日
  • 方法序説

    Posted by ブクログ


    1600年代の新しい科学や哲学が弾圧されてた時代に、生涯公刊せず、それでもこの本が後世に残ることを確信してるあたり、
    デカルトの自分自身の考えへの圧倒的な自信を感じた


    学問全般を極めた上でそれを全部疑いにかかるって、、考えられん

    0
    2021年08月12日

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