プロフィール

  • 作者名:柴田勝家(シバタカツイエ)

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作品一覧

  • 本格王2019
    3.0
    1~5巻814~968円 (税込)
    「ゴルゴダ」飴村行 「逆縁の午後」長岡弘樹 「枇杷の種」友井羊 「願い笹」戸田義長 「ちびまんとジャンボ」白井智之 「探偵台本」大山誠一郎
  • 走馬灯のセトリは考えておいて
    4.1
    1巻924円 (税込)
    祝・柴田勝家(武将)生誕500周年 文化人類学、SF、バーチャルアイドル――《信仰》をテーマに繋がる柴田勝家の真骨頂。「クランツマンの秘仏」ほか全7篇の短篇集
  • スーサイドホーム
    3.8
    1巻770円 (税込)
    家に棲むモノ家族に潜むモノ 霊能者「助葬師」が「家」を喰い破る呪いに立ち向かう。 豹変した父親が発した謎の言葉、酒場で渡された呪われた家族写真、動画配信者に依存する女子大生の家に繰り返し送られてくるひしゃげた荷物……奇妙な事件に巻き込まれた人々の前に現れる謎の女・羽野アキラ。彼女は、ネット上で半ば都市伝説となっている霊能者「助葬師」だと名乗る。事件の背後に何者かの意思を感じ、調査を進めるアキラはやがて呪いの根源へ導かれていく。 気鋭の星雲賞受賞作家が仕掛ける民俗学×ミステリホラー! tounami・装画
  • アメリカン・ブッダ
    4.0
    1巻946円 (税込)
    もしも荒廃した近未来アメリカに、 仏陀を信仰するインディアンが現れたら――未曾有の災害と暴動により大混乱に陥り、国民の多くが現実世界を見放したアメリカ大陸で、仏教を信じ続けたインディアンの青年が救済を語る書下ろし表題作のほか、VR世界で一生を過ごす少数民族を描く星雲賞受賞作「雲南省スー族におけるVR技術の使用例」、『ヒト夜の永い夢』前日譚にして南方熊楠の英国留学物語の「一八九七年:龍動幕の内」など、民俗学とSFを鮮やかに交えた6篇を収録する、柴田勝家初の短篇集。解説:池澤春菜
  • ヒト夜の永い夢
    3.8
    1巻1,100円 (税込)
    紀伊の生みし知の巨人、南方熊楠。彼と昭和考幽学会の出会いが、粘菌の宿った美しき自動人形を誕生させる。一大昭和伝奇ロマン!
  • 「心霊科学捜査官」シリーズ 3冊合本版
    -
    1巻2,090円 (税込)
    SF界の鬼才・柴田勝家の名物シリーズがお得な合本版に!地下アイドルが歌うと人が死ぬ……!? 呪いのCDを"心霊"科学で解き明かした『ゴーストケース 心霊科学捜査官』。出演者が次々にバラバラ死体で発見される因縁の映画を一刀両断にする『デッドマンズショウ 心霊科学捜査官』。女子校で流行する心霊ゲームアプリが思わぬ呪術に結びつき、その奥の黒幕へと導く『ファントムレイヤー 心霊科学捜査官』。
  • 雲南省スー族におけるVR技術の使用例
    -
    1巻220円 (税込)
    彼らは生まれてから死ぬまで、VR世界のなかで暮らすという――西洋文明側の視点から記録されていく、少数民族スー族の自治区の奇妙にして荘厳なる風習とは? VR技術がいかにしてこれからの人と世界を変えていくかを問う、必読の想像力が電子書籍オリジナルで登場! 著者柴田勝家による、某VRゲームの衝撃的体験記をボーナストラックとして収める、SF読者向けVR入門篇がここに!
  • ゴーストケース 心霊科学捜査官
    3.5
    1~3巻792円 (税込)
    注目の新鋭・柴田勝家書き下ろし! 地下アイドル・奏歌のCDが誘発するファンの連続自殺事件。CDの呪いの科学的解明に挑むのは、陰陽師にして心霊科学捜査官の御陵清太郎と、警視庁捜査零課の刑事、音名井高潔のバディ。奏歌は「自殺したアイドル」に祟られているという。鍵を握るのは、人間が死後に発する精神毒素である「怨素」。地下アイドルの光と影を描いて圧倒的な面白さ、ラストで落涙。バディの活躍、エンタメの王道!
  • ニルヤの島
    3.8
    1巻946円 (税込)
    人生のすべてを記録し再生できる生体受像(ビオヴィス)の発明により、死後の世界という概念が否定された未来。ミクロネシア経済連合体(ECM)を訪れた文化人類学者イリアス・ノヴァクは、浜辺で死出の船を作る老人と出会う。この南洋に残る「世界最後の宗教」によれば、人は死ぬと「ニルヤの島」へ行くという――生と死の相克の果てにノヴァクが知る、人類の魂を導く実験とは? 新鋭が圧倒的な筆致で叙述する、第2回SFコンテスト大賞受賞作。
  • クロニスタ 戦争人類学者
    3.3
    1巻880円 (税込)
    生体通信によって個々人の認知や感情を人類全体で共有できる技術“自己相”が普及した未来社会。共和制アメリカ軍はその管理を逃れる者を“難民”と呼んで弾圧していた。軍と難民の間で揺れる軍属の人類学者シズマ・サイモンは、訪れたアンデスで謎の少女と巡り合う。黄金郷から来たという彼女の出自に隠された、人類史を鮮血に染める自己相の真実とは? クラウド時代の民族学が想像力を更新する、2010年代SFの最前線。第2回ハヤカワSFコンテスト受賞後第1作。
  • 伊藤計劃トリビュート
    4.1
    1巻1,254円 (税込)
    伊藤計劃が2009年にこの世を去ってから早くも6年。彼が『虐殺器官』『ハーモニー』などで残した鮮烈なヴィジョンは、いまや数多くの作家によって継承・凌駕されようとしている。伊藤計劃と同世代の長谷敏司、藤井太洋から、まさにその影響を受けた20代の新鋭たる柴田勝家、吉上亮まで、8作家による超巨大書き下ろしアンソロジー
  • 走馬灯のセトリは考えておいて

    Posted by ブクログ

    信仰や死といった概念が科学技術の進歩によってどう変化してゆくのかというテーマの短編集。人間の根幹にあるこの概念が人間たらしめる変わらなさを感じた。

    0
    2024年02月15日
  • アメリカン・ブッダ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これは面白い。物語の世界に没入してしまう。

    ■雲南省スー族におけるVR技術の使用例
    VRゴーグルを装着したまま一生を過ごすというスー族の話。食事とかどうしてるのか?などと思いつつ楽しんで読んでいたらラストで納得。

    ■鏡石異譚
    素粒子衝突実験、時間経過の一方向性、予言などをベースとしながら、自分の過去や未来と向き合う話。これまたスッキリ。

    ■邪義の壁
    家の分厚い白い壁を信仰する話。壁の秘密にゾクゾクする。歴史を絡めた妖しさがいい。

    ■1897年龍動幕の内
    公園に出没するという天使を追う物語。ただのファンタジーや謎解きではないところに痺れる。南方熊楠の万能ブリが活かされてる。

    ■アメリカ

    0
    2023年09月11日
  • 走馬灯のセトリは考えておいて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これはおもしろい。それに読みやすい。SFならではの難解な世界観や描写は抑えられていて、民俗学的な要素が物語の奥行きを広げている感じ。
    AIや異星人など、生身の人間ではないものを主体にすることで人間らしさを浮かび上がらせるのが絶妙に巧い。

    ■オンライン福男
    感染症の拡大の影響から新年の福男をオンラインで決める話。話が発散して無茶苦茶になっていく。コロナ禍を思い出す一話。

    ■クランツマンの秘仏
    深い信仰には質量がともなうというエセ科学?に囚われた男と、その男の名誉を回復したい子どもたちの話。これは事実なのか?と思わせるノンフィクションのようなスタイルに引き込まれる。

    ■絶滅の作法
    人類が絶滅

    0
    2023年09月01日
  • 本格王2022

    Posted by ブクログ

    2023.06.30
    こういう読み比べはとても楽しいです。
    やはり、1番は道尾秀介。次は大山誠一郎。3番手に浅倉秋成を推す。
    私は特殊設定ものが苦手ということもわかったのも収穫。

    0
    2023年06月30日
  • 本格王2021

    Posted by ブクログ

    方丈さんが好きで方丈さん目当てで買った。
    アミュレットホテル、とても楽しく読めて好き。

    他にも初読みの作家さんが多く、楽しく読め気になる作家さんが増えた。

    0
    2023年04月30日

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