作品一覧
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4.5
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-15歳になった美しい人魚姫がはじめて海の上へと出た夜、船では美しい王子の誕生日を祝っていた。一目で恋に落ちた人魚姫は、魔女に頼み、美しい声と引き替えに人間の足を手に入れる。王子と結婚できなければ、海の泡と消えてしまう人魚姫は、王子に再会し…。幾度も涙を流しながら執筆したという表題作のほか、「親指姫」「はだかの王さま」「しっかりもののすずの兵隊」「野の白鳥」「ナイチンゲール」など、初期代表作を12話収録。 [もくじ] 火うち箱 大クラウスと小クラウス まめつぶの上にねたお姫さま イーダちゃんの花 親指姫 小さい人魚姫 はだかの王さま ヒナギク しっかりもののすずの兵隊 野の白鳥 ナイチンゲール 仲よし 解説――生涯と初期の作品 訳者
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-1巻660円 (税込)ギリシア神話は内外の多くの人たちの著作があるが、本書はそれらのなかで、おそらく最も読みやすく、全体の構造を理解するのに最も便利なかたちでまとめられた好著であろう。「世界のはじめと神々」「オリンポスの神々」「プロメテウス兄弟とパンドラ」「ゼウスの愛人たち」「デメテルの悲しみ」と読む進むうち、神話の面白さに思わず引き込まれていく。後半には著者が研究を続けてきた「北欧神話」を収め、ヨーロッパの2大源流を垣間見ることができるようになっている。図版多数。
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4.5
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3.91巻649円 (税込)まっ白な雪にとざされたムーミン谷。松葉をたっぷり食べて、パパとママといっしょに冬眠に入ったのに、なぜか一人、眠りからさめてしまったムーミントロール。はじめて見る雪の世界で、さまざまな出逢いがあります。いつでも元気なちびのミイ、ムーミントロールのご先祖さまや、水小屋に住んでいるおしゃまさん……。9作あるムーミン童話のなかで、唯一冬のムーミン谷を描いて印象的な物語。シリーズ第6作。
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4.01巻693円 (税込)ムーミンシリーズ唯一の短編集。/スナフキンが「はい虫」に名前をつける話/ちびのミイがホムサをぺてんにかける、ちょっとこわい話/ムーミントロールが小さい竜をつかまえる話/いじめられて、すがたが見えなくなってしまったニンニのお話/ムーミンパパがニョロニョロと旅に出る話/よくばりスニフがだいじな犬を手放すお話/「クリスマス」というものがやってくるので、大騒ぎで準備するムーミン一家のお話他全9話。
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4.21巻693円 (税込)長い冬眠から目ざめたムーミントロール。仲よしのスナフキン、スニフといっしょに海べりの山の頂上で黒いぼうしを発見します。それは飛行おにが落とした魔法の帽子で、中に入れたものの形や性質をかえてしまうのでした。ふしぎなスーツケースをもったトフスランとビフスランもあらわれて、たのしくて、ふしぎな事件が次々におこります。さあ飛行おには、ムーミンママのパンケーキを食べるでしょうか? ムーミンシリーズ第3作。
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ユーザーレビュー
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3.9 (32)
Posted by ブクログ
ムーミン谷に冬がやって来た!
普段冬眠するムーミンたちなのに、何故か真冬に目覚めてしまったムーミン
改めて寝直すかと思いきやそのまま春まで起きていたけど、寝不足にならないのかな?と思ったり笑
ムーミンにとって真っ白な初めての世界!
ムーミンの新鮮な気持ちや驚きの気持ちがとても伝わる
雪ってこんなに冷たいんだ!空から降ってくるものたんだ!
そんなことに加えて、ご先祖さま?的な存在や、冬にのみ活動的になる谷の住人たち
全員冬眠するのかと思いきや、冬の時期のみ顔を出す住人もいるのだと驚かされる
冬の住人はどちらかと言えば内気な傾向の印象
そんななかスキーが大好きな者がいたり、ムーミンにとって多くの -
4.2 (37)
Posted by ブクログ
ムーミン一家のちょっとした日常と非日常を味わえる春の始まりから夏の終わりの物語
ムーミンって冬眠するんだ……という驚きから始まった
ムーミン以外の住人も冬眠するようなので、冬はみんな長い眠りにつくのだなぁ
ムーミンの一家は本当に愉快だなぁ!
ムーミンママ、都合よく子供たちを追い出したりもしててクスクス笑ってしまった
ムーミンの家庭も人間と変わらないんだなーって!
そりゃたまにはご飯作りたくないよね笑
不思議な帽子が物語の鍵になる
不思議な帽子に卵の殻を入れると雲になったり、色々なものが変わった姿になってしまう
時にはそんなものまで変わってしまうの!?って驚くようなことも
船に乗ったり家が -
4.2 (37)
Posted by ブクログ
数年前に読んだことがあり、結構覚えていた。
ムーミンママがアリジゴクに砂をかけられた話は、本来の1作目である“小さなトロールと大きな洪水“であったことなので、話が繋がっているのだなと改めて。
相変わらず、ムーミンが帽子で変身した姿(挿絵)はギョッとする。
スナフキンやスノークの皮肉や、やってしまえ!と勢い立てる発言が面白い。
モランって女性だったのだなと。それにもっとしつこかった気がしたが、普通に会話ができて、飛行鬼の帽子の効力を見せてもらい、納得したらあっさり帰っていった。
ルビーの王様、ルビーの女王、落ちが良い。
「そら、こうやってくずいれにしたらどうだろう。これでまた、財産が一つ、ふえ -
4.2 (37)
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