大島真寿美の作品一覧
「大島真寿美」の「いつか、アジアの街角で」「虹色天気雨」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「大島真寿美」の「いつか、アジアの街角で」「虹色天気雨」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
歴史に興味がある人はもちろん、ない人でも十分に楽しめる。時代小説には分類されない程度の作風。
人形浄瑠璃(操浄瑠璃/文楽)に魅せられた近松半二という男の一生を描いた時代物語。舞台は江戸時代・大阪。
この世は狂言と表現する半二、どんな辛いことがあっても、それを面白がれる男である。人生で浮かないときにも、一歩引いて楽しめる目を持てるのではないだろうか。
物語を描き上げていくということの熱量がひしひしと感じられる。それでいて軽快な語り口は読む手を離さない。一気に読め、引き込まれる作品。いつのまにか半二にとりつかれている、というより我々がとりついてしまっているんじゃないかと思うほどのめりこんだ。晩年を
Posted by ブクログ
今の僕に必要な小説でした。
仕事を辞めようと迷っていること、
コロナ禍で人生が変わった実感があって、
でもそれを言語化はできていなかったし、
できなかった自分がいるなと感じていた中で、
仕事を辞め、コロナに翻弄される美月は境遇の違いはあれど、重なる部分も多くて一気に読み進めた。
人生での失敗も、あのときこうしてればってことも全部いい具合に混じっておばさんになればあの時のアレがいまここに生きてんだなーってのがわかるみたいな話をまりちゃんだか三宅ちゃんがしてたと思うんだけども、美月もそんな感じで落ち着く。
自分とは違うのは美月は6年は同じ会社に勤めて、ちゃんとした能力を身につけていたこと。俺は