ブックライブアンケート「”2021年GWの過ごし方と旅行”に関する意識調査」レポート
コロナ禍のGWをどう過ごす!?ブックライブではマンガ好きの会員に「2021年GWの過ごし方と旅行に関する意識調査」を実施しました。
また、移動距離ゼロで”密”を避けたレジャーとして、手元のマンガで旅行気分を楽しめる『書店員すず木が選ぶ旅行にピッタリのマンガ特集≪国内・海外・異世界!?編≫』も併せてご紹介します!
目次
移動距離ゼロ、手元のマンガで旅行気分を楽しむ「ナノツーリズム」!
第3弾となる今回は、この道10年以上のブックライブのプロ書店員・すず木が、「国内」「海外」、そして近年マンガ好きに人気の”なろう系”や”転生モノ”の舞台である「異世界」をも旅した気分になれるマンガをご紹介!
都市圏を中心とした再度の緊急事態宣言を目前に、ぜひお手元のスマートフォンやタブレットで最小の旅行体験をする、新しいレジャーの形「ナノツーリズム」をお楽しみください!
総合電子書籍ストア「ブックライブ」で働くプロ書店員。2005年より電子書籍サイトの運営に携わり、年間に読むマンガの冊数は2000冊以上。「面白いマンガを多くの人に読んで欲しい」をモットーに、「ブックライブ」でおススメのマンガを紹介し続けています。
国内旅行気分が味わえるマンガ
『髪を切りに来ました。』
沖縄の離島で、ゆったりした時間を味わいたい方にオススメ!自然がいっぱいの風景や、無人の野菜販売所など、ローカルな風景も楽しめます。
海外旅行気分が味わえるマンガ
『ばくおん!! 台湾編』
台湾のバイク事情+魅惑のグルメが丸わかりできる作品です。台湾の名所も描かれているので、本当に旅行したような気分になれます…!
異世界旅行気分が味わえるマンガ
『とんでもスキルで異世界放浪メシ』
魔物の肉など、異世界の食材で生姜焼きやポトフを作っちゃいます!食べまくりの旅を楽しんでください!
その他、特集ページでは全10作品をすず木がオススメしています。ぜひごご覧ください。
マンガ好きのGWの過ごし方と旅行の動向
ブックライブのマンガ好きの会員※の男女4,591名を対象にした「2021年GWの過ごし方と旅行に関する意識調査」では、今年のゴールデンウィークは6割以上の人が「自宅やその周辺で過ごす」、旅行に行けない代わりに「アニメやマンガなどで、空想の世界を楽しむ」といったマンガ好きならではの動向が見られました。
※過去半年以内にマンガ作品を購入したブックライブ会員
今年のGWは6割以上の人が「自宅やその周辺で過ごす」
「今年のGW、あなたはどのように過ごす予定ですか?」という質問をしたところ、6割以上の人が「自宅やその周辺で過ごす」と答えました。新型コロナウイルスへの警戒感がふたたび強まっている今、思う存分趣味に時間を使ったり、断捨離をするなど、普段忙しくてできなかった事をこの機会にしよう、という人が多いようです。
「県内など、近場に出かける」と答えた人は15%、「旅行や遠出をする」と答えた人は4%でした。ただしその回答の多くには行き先や移動手段の選び方など、リスクを最小限にしながらリフレッシュしようという感染対策への高い意識が見受けられました。
一方で、19%の人は「仕事がある」と回答。エッセンシャルワーカーの方々の実情がうかがえました。
【ブックライブのマンガ好きユーザー(回答者)の声】
・基本的に家にいます。たまった片付けをして、犬猫とたっぷり遊びます。(20代・女性)
・やりたかったゲームをして、マンガを一気読みして、ライブのDVDを見て、断捨離して…あとはのんびりします。(30代・男性)
・旅行らしい旅行はなかなか難しいですが、自家用車で近場をドライブ。せめて綺麗な景色を見てリフレッシュしたいです。(30代・女性)
・観光地の密は避けて、キャンプに行きます。入場人数を限定しているキャンプ場を選びました。(40代・女性)
・いわゆるエッセンシャルワーカーで、仕事です。GWは休みというより繁忙期という感覚です。(20代・女性)
・みんなが休んでる時に休めない業界なので…休暇は別の時期に取ります。(30代・男性)
次に、「あなたが旅行を控えている理由として、あてはまる物を教えてください。(3つまで複数選択可)」という質問では、圧倒的1位は「感染リスクを最小限にしたいから」でした。やはり今はそれが最優先、と多くの人が考えているようです。
2位には「周囲の目が気になるから」、3位には「飲食店の時短営業、イベントの中止などで楽しめないから」がランクイン。
4位の「職場の方針、職業上の都合」と答えた人のコメントでは、医療・介護業界のほか、教育関係・サービス業など、幅広い業種で感染リスクが警戒されているようでした。また、5位の「今はお金がもったいないから・お得感がないから」と答えた人からは、”コロナ禍の影響で収入が減ってしまい旅行どころではない”といった声も多数届きました。
「一人旅・一人外食」への抵抗感は「ない」が多数派!
「一人旅に抵抗はありますか?」「一人での外食に抵抗はありますか?」という質問をしたところ、「一人旅」に抵抗がない人が6割以上、「一人での外食」に抵抗がない人が7割以上を占めました。男女別や年代別で割合の差異はさほど見られず、あらゆる年齢層で「おひとり様」への抵抗感は薄くなっているようです。届いたコメントの中では”コロナ禍で一人行動が増えて慣れた”、”コロナ禍こそ、おひとり様向けのサービスが増えてほしい”といった声も目立ちました。
『孤独のグルメ』や『ワカコ酒』など「おひとり様」でグルメを楽しむ作品がメディア化され、ソロキャンプなど「一人で何かを思い切り楽しむ」という良さが世の中に浸透してきたタイミングでのコロナ禍。「大人数で飲食・行動するよりも、感染リスクが低い」という観点からも、「おひとり様向けサービス」の需要は高まっているようです。
今回提案する「ナノツーリズム」もおひとり様で楽しめる新しいレジャーの形です。
【ブックライブのマンガ好きユーザー(回答者)の声】
・少し前は「ぼっち」と思われそうでイヤでしたが、コロナのおかげで一人外食も一人映画もすっかり平気に。(20代・女性)
・美味しい物こそ、全神経を集中して食べたい。『孤独のグルメ』のように、頭の中で感想を言ってます。(30代・男性)
・旅も食事も一人で平気ですが、色々ちょっとずつ食べられるメニューがあると嬉しい。多少割高でも良いので。(30代・女性)
・お店や行先によるかな…一人でも入りやすい場所がもっと増えてほしい!今こそおひとり様優遇制度を!(40代・女性)
・ソロキャンプに挑戦してみたら、とても良かった。自分のためだけの贅沢な時間。(30代・男性)
次に、「片道2時間以上の長距離移動をするとしたら、あなたの過ごし方は?(3つまで複数選択可)」という質問をしたところ、1位は「マンガや小説を読む」でした。マンガや小説を何冊も持っていくとかさばり重さを感じますが、スマホやタブレットさえあれば荷物もスマートにいつでもどこでも楽しめるのは電子書籍の便利な点の一つです。
なお、「動画を見る」「ゲームをする」は意外にも下位にとどまりました。長時間の移動では、集中力を要する過ごし方よりマンガや音楽、仮眠などのリラックスできる過ごし方を選ぶ人の方が多いのかもしれません。
旅行に行けない代わりにしている事1位は「アニメやマンガ」
「なかなか旅行に行きづらい今、取り組みたい事や実際にしている事はありますか?(3つまで複数選択可)」 という質問では、「アニメやマンガなどで、空想の世界を楽しんでいる」が約3500票のダントツの1位でした。異国・時代モノ・近未来・異世界など、現実とはかけ離れた舞台設定の作品がヒットしている背景には、「ここではないどこか」へいざなってほしい、という願望があるのかもしれません。
2位は「食べ物をお取り寄せをする」でした。元々ネット通販で産直品の取り扱いもされていましたが、「旅行には行けないけど、地方の名産品を食べてみたい」というニーズや、「食品ロス対策」「食べて地方を応援」といったコロナ禍ならではの動きとともに、ますます人気は高まりそうです。
3位以下には、情報収集や語学習得など、「いつか行く時のための準備」や、動画やオンラインツアーといった「疑似体験型」のコンテンツがランクインしました。
そして、「もし自由に旅行に行けるとしたら、誰と何をしたいですか?あなたの”理想の旅”をお聞かせください。マンガのキャラクターとの旅行や、マンガの世界への旅行などもOKです」という質問で、最も多く挙げられた作品名・キャラクターは、『ドラえもん』でした。”どこでもドアが便利すぎ”、”タケコプターで絶景も見放題”、”四次元ポケットの道具で、南極でも海中でも地底でも宇宙でも快適に過ごせる”、”タイムマシンで時間旅行をしたい“…など様々な声が届きました。確かに、旅の相棒としては最強と言えるでしょう。
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【調査概要】
・調査タイトル :2021年GWの過ごし方と旅行に関する意識調査
・調査方法:ブックライブ会員に対してアンケートメールを送付。フォームより回答
・調査対象 :過去半年以内にマンガジャンルの作品を購入したブックライブ会員
・有効回答数:4,591人(10代以上の男女) 男性回答者1,334人、女性回答者3,257人
・調査時期:2021年4月12日~4月14日
・本調査レポート記事:https://booklive.jp/bkmr/report_2104
※過去の調査レポートアーカイブURL: https://booklive.jp/bkmr/category/report
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