ベッドを間違えてシリーズ作品一覧

  • 真夜中のジンクス
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    サラは赤い衣装に身を包み、招かれざる仮装舞踏会にまぎれこんだ。新年を迎える瞬間までは、誰も仮面をはずさないはずだ。ここは祖父の代からの宿敵、ウルフ家の屋敷。これから部屋へ忍びこむのだ。家族の名誉を守るために。「迷ったのかい、赤ずきんちゃん?」黒い仮面の下で光る瞳は、屋敷の主マイケル・ウルフに違いない!彼は思いがけない言葉をささやいた。「真夜中に会ってくれ。名前はきかないから」豪華できらびやかなパーティという喧噪の森で、よりによって腹ぺこの狼につかまるとは思わなかった。★RITA賞受賞作家クリスティン・ガブリエルの自信作。愛の輝きに満ちた物語をお見逃しなく!★
  • 偽りのラブレター
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    バレンタインのいたずらは、恋の爆弾をかかえた天使におまかせ!-「ハッピー・バレンタインデー、モーガン」ヴァネッサはささやき、甘いため息をもらした。ついにモーガンが私のもとに忍んできてくれた。豊かなダークブラウンの髪、危険な黒い瞳、完璧な肉体。あこがれの彼を嫉妬させ、振り向いてもらうために、私を慕う匿名の崇拝者のふりをして、官能的なラブレターを書きつづったかいがあったわ。だが、めくるめく至福のときを過ごして目覚めた朝、ヴァネッサの目に彼の唖然とした表情が飛びこんできた。モーガンは口を開いた。「まさかあなただったとは!」★デビュー作でロマンティックタイムズ誌のベスト・ファースト・シリーズロマンス賞を受賞したジュール・マクブライド。以来、心躍るロマンスを書き続け、多くの読者を引きつけてやまない彼女の作品が、いよいよ〈ベッドを間違えて〉シリーズに初登場です。★
  • 暗闇で愛して 新・ベッドを間違えて I
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    暗闇で何かが起こった。胸がどきどきする、すてきなハプニング。■マンハッタンの夜景が突然消えた。停電だわ。キャットはアパートメントの一室で、ある人物を待っていた。二十年ほど前に一度会ったことのある、親友のいとこのグレッグ。これまで結婚したいと思う男性は現れなかったが、子供は欲しかった。そこで妊娠するために一夜を過ごす相手として彼を選んだのだ。「待たせて悪かったね」部屋は暗く、月明かりだけが彼の姿をぼんやり浮かび上がらせる。キャットの心臓が期待と不安に高鳴った。いよいよだわ……。グレッグはめまいがするほどの激しさで、彼女の唇をふさいだ。なんて情熱的。キャットは次第に欲望の渦にのみこまれていった。ところが翌日、とんでもない事実が判明する。昨夜グレッグはニューヨークに到着していなかったのだ!どういうこと? 私がベッドを共にした男性はいったい誰だったの?
  • 夢で会えるから
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    傷心を抱えてダラスにやってきたヒラリーは、仕事に生きる決心をしてマカリスター・ベッド社に入社した。引っ越したばかりの古い一軒家は予想以上に老朽化していて、嵐の夜、雨もりに耐え切れずヒラリーはついに家を飛び出した。会社の商品テストセンターには、最新型ベッドがあるはずだ。あれを使わない手はない。至福の寝心地に味をしめ、ヒラリーは翌日も同じベッドに潜りこんだ。だが数分後、彼女の胸に何者かの手が伸び、首筋を唇がかすめた。マーク……私を捨てた元婚約者。あなたなんでしょう?現実と夢の境界がぼやけ、ヒラリーは温もりに身を任せた。

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