パンローリング作品一覧
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-あるトレード戦略は、つもり売買ではいつも素晴らしいものに見える。しかし、実際にトレードしてみると、マーケットの混沌や人間の予測不可能な行動によって、最高のはずだった戦略でさえ効果が上がらないことも多い。トレードは、実際に自分のお金を賭けてプレッシャーにさらされると、大変難しいものになるという厳しい現実を、すべてのトレーダーは知ることになる。 エドウィン・ルフェーブルの『欲望と幻想の市場』を彷彿させる本書は、先物のデイトレードで1年に100万ドルの利益を上げたトレーダーの浮き沈みや成功と失敗を内側から見せてくれる。この詳細な日誌のなかで、ミラーは安定的な利益を上げるために、ミスや計算違いや自滅的な行動といった地雷を避けて注意深くトレードしていく様子を、隠すことなく見せてくれている。本書には、2008~2012年にかけた彼のトレード日誌の一部と、2004~2011年にかけて彼が行った先物でのトレードのパフォーマンス(約2000日分の実際のトレード結果と分析)が掲載されている。 本書を読めば、筆者が毎日トレードをするという挑戦を続けることで集中と意欲、攻撃性の抑制、そしてトレードの場に行くこと(特に寝不足の朝であっても)の重要性を学んでいった過程を読者も経験することができる。彼が日々刻々と成長していく様子を日誌を通じてたどっていくと、彼がどのようにして自分の強みや弱みを理解したり、日々の目標を達成したりしなかったり、結果を分析したり、学んだことのすべて(スポーツやポーカーや人生で得た価値ある洞察を含めて)を先物のトレードに応用してきたかが分かるだろう。
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-親の恐れが、子どもの未来をダメにする! いつでも子どものそばにいる親 子どもの宿題を代わりにやる親 子どもの自由研究作品をつくる親 子どものエッセイを代わりに書く親 留学中の子どもを監視する親 子どものことで職場に文句を言う親…… 親のチェックリストに従って生きる子ども 自分のやりたいことを見つけられない子ども 人に頼み事をできない子ども 一日に何度も親に電話をする子ども 親の期待が大きすぎてうつになる子ども 親の過保護のせいで依存症になる子ども 長年、スタンフォード大学の学生部長を務めた著者は、子どもに干渉する親が驚くほど増えていることに気づいた。 専攻や課外活動、就職先にいたるまで、子どもをコントロールする親がいる。また、子どもが失敗したり傷ついたりするくらいなら自分でやってしまおうと、課題を手伝ってやり、子どもの代わりに大学に苦情を言ってくる親もいる。そうした親が、年々増えていたのだ。 その一方で、親の過保護と過干渉のせいで、大学生になっても自我を確立できていない子どもや、大人として求められる最低限の生活能力すら身につけられていない学生も多くなっていた。さらに、親の期待のせいでうつ病になったり、依存症になる子どもも増えている。 ふたりの子をもつ母親でもある著者は、親が子どもに対して抱く期待、そして何よりも、「子どもが成功できないのではないか」「他の子どもに立ち後れてしまうのではないか」という親の恐れこそが、過保護な子育てにつながっていると指摘する。 そうした過保護な子育ては、子どもの将来にとって有害となるだけでなく、親自身も、やりすぎた子育てに疲れ切り、ストレスを抱えて、自分の人生を見失っている。 本書では、過保護な子育てと、それが子どもをダメにしている実態を、様々な調査結果と、多くの教育関係者への取材、さらに、親たち子どもたち自身の声を通して明らかにする。 そのうえで、実践できるよりよい子育ての方法を紹介する。子ども自身に失敗を経験させること、立ち直る力(レジリエンス)や臨機応変に対応できる力を養わせること、そして、成功するために必要な意志の強さとやり抜く力(グリッド)を身につけさせることの大切さを強調する。 次世代の若者たちが自信と能力を得て、自らの人生を切り拓いていくことを願う人々の声を結集したような本書は、すべての親にとって有益な子育ての指南書となる。
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3.6株式市場以外であれば、物事には常に2つの側面がある。しかし、株式市場では1つの側面しかない。つまり、正しい側にいなければ、儲けることはできないのである。マーケットの状況次第では、空売りが正しい側である場合がある。しかし、空売りのポジションをとるには本当の知識、市場でのノウハウ、そして大きな勇気が必要である。空売りの仕組みは比較的簡単なものだが、多くのプロも含めほとんどだれも空売りの正しい方法を知らない。ウィリアム・オニールは本書で、効果的な空売り戦略を採用するために必要な情報を提供し、詳細な注釈付きのチャートで、最終的に正しい方向に向かうトレード方法を示している。
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4.1ベストセラー『マーケットの魔術師』(パンローリング)で紹介されたアメリカ屈指の投資家であるウィリアム・J・オニールがやさしく解説した大化け銘柄発掘法! 株式投資では、ファンダメンタルズ情報を基礎に投資する銘柄を決定する場合、大きく分けて2種類のタイプがある。世界一の投資家であり、資産家であるウォーレン・バフェットが実践する「バリュー投資」と、このオニールの「成長株投資」だ。 オニールの投資法とは、比較的小さな会社のうちから、成長の速そうな株を探し出し、短期間うちに利益を上げていく方法である。市況が良い(強気相場)、悪い(弱気相場)に関係なく、オニールが独自に開発したエレガントで芸術的な銘柄選択法である「CAN-SLIM」法を学べば、大化けしそうな成長銘柄を簡単に見分けることができる。 第4版の本書では大化け銘柄の発掘法とともに、2000年と2008年のような暴落から身を守る方法も明らかにされている。また、1880~2009年に大化けした銘柄の詳しい解説付きのチャートを100枚掲載し、初心者にもひと目で分かるような工夫が施されている。 第1部 勝つシステム――CAN-SLIM まえがき 第1章 銘柄選択の極意 第2章 プロのチャート読解術を身につけ、銘柄選択と売買タイミングを改善する 第3章 C(CurrentQuarterlyEarnings=当期四半期EPSと売り上げ) 第4章 A(AnnualEarningsIncreases=年間の収益増加)――大きく成長している銘柄を探す 第5章 N(NewerCompanies,NewProducts,NewManagement,NewHighsOffProperlyFormedBases= 新興企業、新製品、新経営陣、正しいベースを抜けて新高値) 第6章 S(SupplyandDemand=株式の需要と供給)――重要ポイントで株式需要が高いこと 第7章 L(LeaderorLaggard=主導銘柄か、停滞銘柄か)――あなたの株は? 第8章 I(InstitutionalSponsorship=機関投資家による保有) 第9章 M(MarketDirection=株式市場の方向)――見極め方 第2部――最初から賢くあれ 第10章 絶対に売って損切りをしなければならないとき 第11章 いつ売って利益を確定するか 第12章 資金管理――分散投資、長期投資、信用取引、空売り、オプション取引、新規株式公開、 節税目的の投資、ナスダック銘柄、外国銘柄、債券、そのほかの資産について 第13章 投資家に共通する二一の誤り 第3部――投資のプロになる 第14章 素晴らしい成功銘柄の事例 第15章 最高の業界、業種、川下業種を選ぶ 第16章 マーケットを観察してニュースに素早く反応する 第17章 投資信託で百万長者になる方法 第18章 年金と機関投資家のポートフォリオ管理を改善する 第19章 覚えるべきルールと指針 著者ウィリアム・J・オニール(WilliamJ.O'Neil) オニールはベストセラー『マーケットの魔術師』(パンローリング)で紹介されたアメリカの投資業界で最も成功した人物。証券投資で得た利益によって30歳でニューヨーク証券取引所の会員権を取得し、投資調査会社ウィリアム・オニール・アンド・カンパニー(本社ロサンゼルス)を設立。同社の現在の顧客には世界の大手機関投資家で資金運用を担当する600人が名を連ねる。氏は、保有資産が2億ドルを超えるニュー・USA・ミューチュアルファンドを創設したほか、『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙を全米で急速に追い上げるライバル紙『インベスターズ・ビジネス・デイリー』の創立者でもある。
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4.3キャンスリム(CAN-SLIM)は一番優れた運用法だ[米国個人投資家協会(AAII)独自実証検査より] 今日の株式市場でお金を儲けて、そしてお金を守るためのきわめて常識的な戦略 最近のベア相場では、8000万人のアメリカ人が資産の50~80%を失った。いったいだれのアドバイスなら信頼できるのか、人々は疑心暗鬼に陥りがちだ。だがこんな時代でも、全世界の賢明な投資家たちが、毎日、インベスターズ・ビジネス・デイリー紙の発行者であり100万部を超えるベストセラー『オニールの成長株発掘法』の著者でもあるウィリアム・J・オニールをアドバイザーとして選んでいる。なぜか? それはウィリアム・オニールが、何を買えばいいか、いつ売ればいいか、ウォール街ではどうすれば勝てるかを知っているからだ。本書は、自立した投資家たちがどうすれば市場に逆らわず、市場に沿って行動し、感情・恐怖・強欲心に従うのではなく、地に足の着いた経験に裏付けられたルールに従って利益を増やすことができるかを説明する。本書では以下の方法を明らかにする。 ・最高の銘柄だけを最適なタイミングでだけ購入する ・上下への大きな値動きを示唆するチャートパターンを見きわめる ・売り時を心得る ・リターンを最大化するようにポートフォリオを管理する 相場が明日どう動くか見通しているわけではない――などと認めるのはオニールぐらいだろう。だがオニールは、相場が上げたらどうやって儲けるか、相場が下げたらその儲けをどうやって守るかを知っている。オニールは本書で、半世紀近くにわたって市場から学んできたノウハウを明らかにし、株式投資の厳しさにうろたえ、当惑している投資家たちを守るために編み出された、理性的で安定性のある投資法について説明している。 ウィリアム・J・オニールは、世界有数の投資家向け新聞『インベスターズ・ビジネス・デイリー』紙の創立者兼会長であり、ベストセラー『オニールの成長株発掘法』をはじめとする投資関係書の著者でもある
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-世界トップクラスのプロトレーダーが “一生儲かる(食える)”オプション売買の真髄をおしげもなく公開 オプションのプロトレーダー・増田丞美による「オプション売買」の最新版。 今までオプション倶楽部の会員だけに公開していた実際の取引に基づき、オプション売買のノウハウやオプション成功するための秘訣をわかりやすく解説。 『最新版 オプション売買入門』『最新版 オプション売買の実践』の読者が次に手に取りたい、オプション売買の“真髄”的な内容が満載されています。 はじめに オプション倶楽部は、オプション取引に興味のある投資家の方々と、共に世界のオプション市場を研究しながら取引を実践し、成果を上げていくことを目的としております。会員の方々には当倶楽部が提供する情報やコンサルティングを積極的に利用していただいて、ご自分に適したオプション取引の投資(トレード)手法を身につけていただき、資産形成に役立ててもらえたらと願っております。オプション取引は技法を習得しさえすればどなたでも利益を上げることが可能です。会員の皆様が成功できるように助言し指導してまいりますが、それらはあくまで指南でしかなく、最終的に成功できるか否かはそれぞれの努力と実行力にかかっています。 当倶楽部では取引戦略や売買法などを積極的に質問し努力されている方々には特に真剣に対応させていただいております。また海外口座の開設法などの細かな手続き等の質問にもマニュアル通りの説明ではなく、分かりやすく個々にご案内しております。 ぜひともご自分の利益のために当倶楽部を利用していただければと思います。そして最終的にオプション取引の売買技法を修得し、自らの力で利益を出すことができるようになることを願っています。
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-「オプション(投資全般)のことを勉強しよう」と本を読んだとします。さて、本を読んだだけで本当に血肉となるような知識を習得できますか? ■頭を使って覚えましょう。 学生のころ、「試験」に頭を悩まされた方、多いと思います。日頃からコツコツ勉強されていた方、試験前日になって一夜漬けで試験に臨んだ方……。人それぞれ方法は違っても一生懸命“頭”を使って必要な知識や公式を覚えたことだと思います。 勉強の基本はあくまでも“頭を使うこと”にあります。これは、投資の勉強においても言えます。本をサラッと読んだだけで、実践に生かすことができれば言うことありませんが、現実は厳しいものです。投資の実践で役立つ知識を自分の血肉になるまで自分の脳に染みこませるには、自分の頭を思う存分駆使する必要があるのです。 ■知識を習得しやすいように参考書&問題集の形式に オプションに限らず、投資本を買う人のほとんどは「勉強しよう」と思って購入しているのだと思います。もちろん、本を読んだだけでも十分勉強はできます。でも、「どうせ勉強するなら、より勉強しやすいカタチのほうがいいのではないか」と思うのです、学生時代、教科書だけでなく、参考書や問題集を買って勉強したように……。 本書『オプション売買学習ノート』は、ここまでにお話しした「より勉強しやすいカタチ」を求めて生まれた、オプション初の参考書&問題集です。各単元ごとに、参考書部分とその単元を理解できたかどうかをチェックする小テスト部分があります。そして、最後には本書の内容を理解できたかどうかを再確認する問題集が載せてあります。ぜひ、あなたの実力を試してみてください。そして、自分の弱いところを早く発見してください。 ■オプション取引の実践家がまとめた参考書&問題集 本書『オプション売買学習ノート』の著者はオプション取引の実践家として名高い増田丞美氏です。氏はこれまでにも『最新版 オプション売買入門』や『最新版 オプション売買の実践』『オプション倶楽部の投資法』など、数々のオプション本を出しています。そうした増田丞美氏の今までの著書がもとになって本書『オプション売買学習ノート』はできています。実践家の教えを学びやすいカタチに作り替えています。 本書は、オプションをこれから勉強する人にとってはまさに羅針盤に、これまで氏の本で勉強されてきた方にとっては知識を再確認できる“ドリル”的な位置づけになるものです。本書で学んだ知識を携えて、オプションの世界への扉を、自信を持って開いてください。
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3.7目次 序章 はじめに 日本のオプション市場 日経225とは何か 日経225を取引する前に知っておくべきこと 米国との違い/証拠金/税金/日経225オプション売買のための準備 日経225オプションの価格表とオプション価格のメカニズム 日経225オプション価格表を読む/買いのシミュレーション/オプション価格はどのように決まるのか 第1章 買いの基本 第2章 売りの基本 第3章 プロが教える買い戦略 第4章 プロが教える売り戦略 第5章 プロが教えるスプレッド取引 増田丞美(ますだ・すけみ) 日本におけるオプション取引の第一人者。 『最新版オプション売買入門』、『最新版オプション売買の実践』、『オプション売買の実践<日経225編>』、『オプション倶楽部の投資法』(以上、パンローリング刊)、『日経225オプション取引基本と実践』、『日経225先物取引基本と実践』(以上、日本実業出版社)等、著書多数。他に、オプションに関するセミナーのDVD多数。オプション倶楽部の監修を初め、オプションの一般投資家への啓蒙活動等、幅広く活躍している。自身のオプショントレーディングの経験は、1980年代後半のロンドン在住時代から長く、多くの実績を残している。オプションに関しては株式、株価指数、ETF、債券、通貨、商品と幅広く多くの市場で取引してきた。1985年コロンビア大学卒(MIA/MBA)。
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4.1仕事も、勉強も、スポーツも、選挙も、健康も!? 前向き(オプティミスト)=成功を科学的に証明したポジティブ心理学の原点
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3.0NETFLIXで配信中。人気ドラマシリーズの原作本。 フィリップ・K・ディック賞受賞。 イギリスのSF作家、リチャード・モーガンの代表作「タケシ・コヴァッチ・シリーズ」の全3タイトルが順次発売。第1弾は、2002年に発表された作者のデビュー作。人間の魂がデータ保存できるようになった27世紀のベイ・シティ(サンフランシスコ)を舞台に繰り広げられるヒューマンドラマ。発表直後から多くのフォロワーを生みだし、根強い人気を誇っている。シリーズの主人公、タケシ・コヴァッチは日本人と東欧人の血を引く元エンヴォイ・コーズ(特命外交部隊)の隊員。強盗をはたらき、100年以上の保管刑に服していた彼が地球で目覚めるところから物語ははじまる。サイバーパンクとハードボイルド、ミステリが絶妙に絡み合うフューチャー・ノワールの最高傑作。2003年、フィリップ・K・ディック賞受賞。2018年、NETFLIXより本書を原作とした同名のドラマシリーズ(シーズン1)が配信開始され、世界じゅうで反響を呼んでいる。2019年に続編(シーズン2)配信予定。ブーム再燃で新たなステージへと躍進する名著の最新版。リチャード・モーガンによる2018年の序文を収録。 ――テクノロジーの発達によって命の定義が変えられたこの時代、人間の意識は、今や脳に保存され、新しい肉体(スリーヴ)にダウンロードできるようになった。その結果、死などレーダー上の小さな輝点にすぎなくなった。元特命部隊隊員タケシ・コヴァッチは何度か殺されたことのある男だが、最後の死はことさら苦痛をともなうものだった。その後、ベイ・シティで新たなスリーヴをまとって再生した彼は、怪しげで暗く大きな謀略のど真ん中に放り込まれる。その謀略は存在が売買可能となった社会の標準に照らしても、邪悪この上ないものだった。タケシにとっては胸に銃弾を食らい、風穴をあけられたことさえただのはじまりにすぎなかった。 ・巻末解説 北上次郎
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-本書は、今日のポーカーで最も輝いている3人――ライゼン、パールジャマー、エイプスタイルズ――の賭けの考え方とテクニックを露わにするものだ。本書では、世界最高レベルの3人のプレイヤーが、ポーカーのハンドの最初から終わりまでどう考え、分析、解剖していくかを全てお見せする。 彼ら3人の戦績は以下のとおりだ。 ◆ライゼン ライブ、オンラインの両方で世界トップレベルのトーナメントプレイヤー。獲得賞金総額250万ドル。WSOPで7回の入賞 300会以上のファイナルテーブル進出。50回以上の優勝経験 ◆パールジャマー チャンスを待つリスク管理の達人。年間最優秀インターネットプレイヤー賞受賞。獲得賞金総額200万ドル 600回以上のファイナルテーブル進出 ◆エイプスタイルズ アグレッシブにゲームのギアを変える戦略家。トリプル・クラウン・アワードを2度受賞。獲得賞金総額200万ドル 350回以上のファイナルテーブル進出。70回以上の優勝経験 考え方や理論やコンセプトというものは、稼ぐポーカープレイヤーとなるうえでの基盤となる。そういう基盤を作り上げた後には、それらの理論をどう実践に生かしていくかということが必要になってくる。本書は、読者に世界最高のプレイヤーの考え方と思考プロセスを見せることで、トーナメントでの成功へと導こうとするものだ。そこでは彼ら3人が個々のハンドのみならず、プレイの全体像をシナリオとしてどう分析しているのかをそのまま見ることを主眼としている。 彼ら真のエキスパートがその他のプレイヤーと異なるのは、自分の意思決定のプロセスを正確に記述することができ、個々のハンドをプレイする上で何をどう考えたかを完全に明らかにできると言う点にあるのだ。ニュー・スクールの考え方やテクニックについて知りたい人は必読だ。 目次 ・序文 ・イントロダクション ・ジョン・パールジャマー・ターナー ・エリック・ライゼン・リンチ ・ジョン・エイプスタイルズ・ヴァン・フリート バブルでのプレイ ・20の共通ハンド ・用語集
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-本書はニュースクールのプレイ方法を解説して大好評だった『オンラインポーカーで稼ぐ技術』のシリーズの第2巻だ。このシリーズの最大の特徴は、3つの異なるプレイスタイルを目の当たりに出来るということだ。3人のプレイヤーはトーナメントやテーブルでの特定の状況に自分を合わせてギアを変えてプレイすることができる。プレイスタイルの違い以外にも、彼らの思考のプロセス、賭けの考え方や確率の考え方、文章のスタイルの違いもまた、見て取ることが出来るだろう。3人のそれぞれのセクションは、本書をとてもユニークなものにしてくれるはずだ。 『オンラインポーカーで稼ぐ技術 上』では、入賞バブルに至るまでのハンドが取り上げられていた。ほとんどのハンドは、様々なトーナメントでのハンドが独立して取り上げられていた。この『オンラインポーカーで稼ぐ技術 下』では、インザマネー(入賞)からヘッズアップ(1対1)までのハンドに焦点を当てて行く。 下巻ではそれぞれの著者は、1つのトーナメントだけを取り上げて、その中でカギとなったハンド全てについて検討していくそれぞれが1つのトーナメントだけを取り上げることで、ライゼン、パールジャマー、エイプスタイルズらのそれぞれの対戦相手に対する認識が、自分の決定にどのように影響するか読者は見て取れるだろう。 簡単に彼らの戦績をおさらいしておこう。 ◆ライゼン ・ライブ、オンライン両方で世界トップレベルのトーナメントプレイヤー ・獲得賞金総額250万ドル ・WSOPで7回の入賞 ・300回以上のファイナルテーブル進出 ・50回以上の優勝経験 ◆パールジャマー ・チャンスを待つリスク管理の達人 ・年間最優秀インターネットプレイヤー賞受賞 ・獲得賞金総額200万ドル ・600回以上のファイナルテーブル進出 ◆エイプスタイルズ ・アグレッシブにゲームのギアを変える戦略家 ・トリプル・クラウン・アワードを2度受賞 ・獲得賞金総額200万ドル ・350回以上のファイナルテーブル進出 ・70回以上の優勝経験
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-人間関係は、もともとままならないものである。だが、その中でも特に、会社の人間関係にはストレスを感じることが多いのではないだろうか。 まず、自分では選べない。これだけでも理不尽である。 次に、強いきずながない。利害関係や組織の論理で結ばれてはいるが、どこか砂のようにもろい関係だ。さらに、しばしば毎日、時には家族より長い時間、顔をつき合わせる。そのプレッシャーは大きい。 その上、もつれやすい。年齢、性格、能力が違い、考え方、生き方、趣味にも共通点の薄い多数の人間が複雑にからみ合っているので、スッキリいくわけがないのである。また、「ウマが合う」というのは、あなたの先入観にすぎないことがわかってくるはずだ。意識して、今までと違うことにチャレンジしていくと、「ウマが合わない」と思っていた人が、実はそれほどではないことに気づくであろう。経験豊かな人(専門家)から助言を得ることが大切だ。一人の考えには限界があるが、客観的で親身な人の言葉からは大きなヒントが得られる。アドバイスを求め、それを参考に、「合わない」と思いこんでいる人と会ってみよう。お互いの誤解を解いて、仲よしになることを望もう。自分が「合わない」と思いこまない限り、世の中に合わない人はいないことがわかるはずだ。 松本幸夫氏は、一般的な人間関係と会社の人間関係は、似てはいるものの別ものだと指摘する。そして、専門とするヒューマンスキル(生きる技術)とソーシャルスキル(社会への対応術)を、「会社の人間関係スキル」として総合したいと、常々考えていた。 会社の人間関係も、よかれと思ってやったことが誤解されたり、一言で急に事態が好展開したりといったことの連続だ。計算通りにいかない。 本書には、ただ聞くだけで評判を上げた右のカーネギーのような例をたくさんあげてある。そして、その根底にあるスキルを解説してある。 「こうやればよかったのか」「知らなかった」ということも多いだろう。それらのことを改めたり、身につけたりした時、会社は、あなたにとって自己実現のための輝く舞台に変わっているはずである。そして、会社の人間関係も、ストレスであるどころか、楽しいものになっているに違いない。 会社の人間関係は継続するものだ。その場しのぎの対処術でなく、「いい関係の継続」が求められる。そういう継続力を養う一助として、先人の名言やことわざもたくさん盛りこんだ。難しく考えなくていい。本書の実践で、あなたの会社の人間関係はがらりと変わる。
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-本書は海賊たちの歴史書であり、何世代にもわたって歴史家、アーキヴィスト、系譜学者、新聞記者、そして著述家の方々が成し遂げてきた業績の恩恵に与っている。 当時のアメリカ・西インド諸島などの植民地行政官記録は、イギリスに残っている。また、イギリス海軍の艦長も海賊にかんする情報を集めており、彼らの手紙や航海日誌は海軍本部に届けられていた。海賊たちの裁判記録もロンドンに保管されている。 そうした膨大な情報の多くをロンドンで入手したのが、18世紀に書かれた『海賊史』の匿名作家だった。そして『海賊史』に描かれた内容が、刊行から3世紀近くがたったいまでも、バハマの海賊にかんする論説に多大な影響をおよぼしているのである。 しかし、そこには、まちがい・誇張・誤解も数多くふくまれる。20世紀になり歴史家が原本を確認することによって認識されていった。本書は、各地に残る資料に基づき、史実を再現している。 本書では、4人の主要人物の人生を通じて、海賊の黄金時代を語っていく。3人は海賊だ。“ブラック・サム”ことサミュエル・ベラミー、“黒ひげ”ことエドワード・サッチ、そしてチャールズ・ヴェイン。最後にウッズ・ロジャーズ。バハマ諸島に平和をもたらすべくイギリス国王から送りこまれた男である。 海賊共和国の誕生から衰退を順番に紐解いていこう。魅力あふれる史実と物語が広がっている 。
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4.0野蛮で非情な海の略奪者列伝 本書はアメリカの海賊の黄金時代(1600年代後半から1700年代初頭まで)に、アメリカの英国植民地を活動の拠点とするか、アメリカ沿岸地域を荒らしまわった海賊の歴史のみに焦点を当てている。 登場人物の中心は、公海上で略奪行為をするという運命的な選択をした海賊たちである。財宝を求めて商船を生贄にするという、危険で時には命をも賭けたゲームをプレイする海のギャンブラーたちを描いている。 ほとんどの海賊は大きな経済的成功を得ておらず、多くの場合、暴力的な死によってその短いキャリアを終えている。しかし、必ずしもそういった例ばかりではない。何人か、特に1700年以前に植民地を拠点として活動した海賊のなかには、富を手に引退することができた者もいた。 海賊の歴史は同時に政治的な陰謀の物語でもある。1600年代、多くの植民地は、海賊の行為が英国の法に違反していたにもかかわらず、海賊を熱心に奨励し、支援していた。そういった植民地にとって、海賊は危険な略奪者ではなく、商売上の後援者であり、友であり、家族であった。 かつては多くの入植者や政府関係者から好意的に見られていた海賊も、次第に貿易に深刻な脅威を与える敵として見られるようになった。英国は、1720年代半ばまでに、法的・政治的・軍事的な手段を組み合わせることによって海賊を事実上撲滅したのだった。 本書で描かれるアメリカの海賊の真の物語は、これまでに書籍や映画で描かれた想像上の海賊の冒険よりも、さらに驚異に満ち、魅力的なのである。
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-「際」に引くトレンドラインゾーンでトレンドを最速でキャッチ! 1)トレンドラインを平均化する=トレンドラインゾーン トレンドライン。トレードをしている人であれば、何度も聞いたことがある言葉でしょう。実際、有効なツールです。 ただ、トレンドラインとひとくちに言っても、ヒゲとヒゲを結ぶ人もいれば、ヒゲと実体を結ぶ人もいるなど、人によって表示の仕方は変わってきます。当然、その状態で市場参加者の意識の総和を捉えようと思っても無理があります。 そこで登場したのがトレンドラインゾーンです。これは、トレンドラインを平均化したものです(詳しくは本書で)。平均化する(均す)ことで、ダマシを極力回避。結果、相場の状況を正確に読み取りやすくします。 2)境界「線」ではなく、境界「面」の変化をキャッチ。「際(トレンドの先行期)」を狙う トレンドライン(ゾーン)は、引けば良いというものではありません。引く場所を選びます。それが「際」です。「際」の説明は本書に譲りますが、簡単に言えば、最高値や最安値のような、買い手や売り手の最終防衛ライン(陣地)です。 「線(ライン)」ではなく、「面(ゾーン)」を表示して、買い手と売り手、どちらの陣地に変化が起きているのかをいち早くキャッチし、その変化の初動に乗って利益を増やしていく。これが本書で紹介しているやり方です。 3)「際」を狙う意義 「際」を狙うことの意義は、以下の2つにあります。 ◎大きな利益を狙える ◎撤退場所が明確 「際」から「際」まで狙っている以上、それが実現できれば大きな利益になります。 ただ、大事なのは後者の考えです。「際」を狙って勝負している以上、もしもそれが否定された場合は「即撤退」ということがわかります。引き際が明確なのです。 トレードでは大きく稼ぐことも大事ですが、それ以上に、資産を守ることも大切です。 4)やるべきことはシンプル やるべきことはとてもシンプルです。「際」にトレンドラインゾーンを表示して、その変化を「ブレイク&リターン」で確認するだけです。 トレードはギャンブルではありません。正しく練習を積み重ねれば、その道は開かれます。 【本書の主な特長】 ◎トレンドラインを平均化した「トレンドラインゾーン」という新しい概念を紹介 ◎「際」という、買い手と売り手の最終防衛ラインの考え方について紹介 ◎「際」だけに注目して、「際」付近の変化をブレイク&リターンでいち早く捉え、頭(際)から尻尾(際)まで“ごっそり”利益を狙っていく、極めてシンプルな手法を紹介 ◎撤退場所が明確な「際」に注目するからこそ、資産を守ることにもつながる話を紹介 ◎手法学びには練習が一番。練習問題も掲載
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-その決断に根拠はあるのか!? 「オッズ」と「確率」は、ポーカーテーブルで下されるありとあらゆる決断の基盤を形成している。例えば、次のような考えだ。 ・プラスの期待値があると見込んだため、プレイを続けた。 ・一番有利なオッズのあるハンドだったのでポットを膨らませた。 ・相手がフォールドする確率が高いと思ったのでブラフした。 突き詰めれば、ポーカーにおけるすべての決断は何らかの形で「オッズと確率に関係している」ことになる。つまり、基礎的な数学が理解できていれば、すべての決断の質は上がるのだ。しかし、ポーカーで成功するために、“数学オタク”になる必要はない。足し算、掛け算、割り算さえできれば、確率を計算できる。これは、誰にでもできることなのだ。 本書の目的は、オッズと確率を適用して、より良い決断を下す手引きとなることである。多くの計算式が出てはくるが、重要なことは、「いかにそのオッズを応用してより良い戦略的決断を下すか」である。さまざまなイベントがどれだけの頻度で発生するかを理解できれば、状況をより正確に分析できるようになる。 本書では、テキサスホールデムを包括的に網羅した表とデータ集が収めており、さらに派生パターンと、さまざまな局面でそのデータがいかに適用されるかを解説している。全ての真剣なホールデムプレイヤーにとって、必要不可欠な情報が網羅されている。 さらに本書には、さまざまな練習問題が用意されている。それらには答えが用意されているが、ホールデムは複雑なゲームであり、多くの状況では単純明快な答えはない。重要なのは、それぞれの判断に至るまでの思考プロセスを理解することだ。 本書を通じて、あなたの決断の精度はきっと上がるだろう。 マシュー・ヒルガー(MatthewHilger) マシュー・ヒルガーのポーカーに対する興味は3つ。プレイする、書く、そしてポーカーについてのウェブサイトを運営することだ。執筆したポーカー書籍『InternetTexasHold'em』、本書『確率の考え方』、そしてイアン・テイラー氏との共著『賭けの考え方~勝ち組ポーカープレイヤーの思考習慣』はいずれもベストセラーとなった。
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4.3すべてのプレイヤーが負ける必要のないゲームで金を失っている。それをもたらすのは、知識の浅さや経験不足だけではない。感情・心理状態から来る内なる要因は知識以上に時に結果に大きく作用する。 本書では、そんな心理的側面から勝つための思考法を伝授する。そのカギとなる考え方は、次の7つ。 さまざまな現実を理解し受け入れる 長期的視野でプレイする 金を儲けることよりも正しい決断を下すことを優先させる 金への執着を捨てる 自尊心を持ち込まない あらゆる感情を決断から排除する 分析と改善のサイクルを継続的に繰り返す ポーカーの世界は、実世界の過酷で残酷なバージョンだといえる。我々が社会で与えられているような安全地帯は、ポーカーには存在しない。全ての最適でない決断、ミス、筋の通らない考え、そして勘違いは、ポーカーテーブルでは命取りになる。 それらのミスや誤解は、常にあなた自身のせいだ。それをごまかすことはできない。そんなことをしても、単に自分をごまかしているにすぎないからだ。相手を非難することなど意味がない。 経験豊富なプレイヤーには世界を非常に明晰な視点で、幻想をすっかり排除したうえで、とらえている人が多い。ポーカーを上手くプレイするための問題処理能力は、他のどんなゲームでも、仕事でも、人生でも同様に求められる。実際、第2章にある「賭けの考え方」は、ちょっと書き換えれば、素晴らしい人生の思考習慣になる。 本書が教えることをしっかり学びさえすれば、ポーカーにとどまらず、あなたの人生にプラスの影響をもたらしてくれるだろう。 第1章 はじめに 第2章 賭けの考え方 第3章 本能を乗り越える 第4章 バッドビートとビッグポットを逃すこと 第5章 ダウンスイング 第6章 ティルト 第7章 バンクロール管理 第8章 対戦相手の心の中へ 第9章 応用編 第10章 ポーカーと人生
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3.5投資で真に大切なものとは? 手法なのか?資金管理なのか? それとも…… 「投資をする(続ける)うえで、真に大切なものは何ですか」と聞かれたら、皆さんはどう答えるでしょうか?「手法が大事」と回答する人もいれば、「いやいや、似たような手法でやっていても、勝てる人と負ける人が出てくる。やはり資金管理がうまくないと勝てないのではないだろうか」と考える人もいるかと思います。どれが正しいのかは、人それぞれだと思いますが、本書ではあえて、この問いに答えを出しています。それは……。 正しい考えのもとで投資をすること です。 ここで、「正しい考えとは何か」、気になる人も多いと思います。ひとことで言ってしまえば、“正しい考え”とは“自滅しない考え方”です。著者は序章の中で「私が長年にわたり見てきた相場の世界においては、成功する人とは自滅しない人だと言えます。逆に、成功しない人とは自滅してしまう人(圧倒的)だと言えます」と話しています。 投資ですから、普通は百戦百勝はあり得ません。負けるときもあるわけです。この“負けるとき”にいかにうまく負けるのか、それが大切になります。負け方を失敗してしまうと、その後、勝てるときがきたとしても、負けた分を取り戻すのに時間がかかってしまいます。下手をすれば、そのまま退場という事態さえも考えられます。だからこそ、負けるときには上手に負けて、勝てるときにはしっかり勝つという、「正しい考え方」を身につけておくべきなのです。 投資の基本原則とは何か。陥りやすい失敗とは何か。攻撃するときの考え方とは何かなど、本書では、全6章30話からなる投資の正しい考え方を紹介しています。その際、歴史の面からの事例も紹介しています。これは「真の理解をするためには、歴史の事象を学ぶことが最適である」という著者の持論によるものです。 何事も、土台がしっかりしていなければ、いくら上物を豪華にしても、長くは保ちません。あせらず、ゆっくり、投資の基礎を固めることから始めてみてはどうでしょうか。「正しい考え方」が身につけば、特殊な投資テクニックなどがなくても、投資の基本を忠実に行うことで稼げるようになっていきます。 著者紹介 上総介(かずさのすけ) 千葉県館山市出身。資産運用会社経営。7年間負けなし(年間損益)のプロ投資家。投資において最も大切な高い防御力を武器に、2006年のライブドアショック、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災の年にも、極めて安定した収益を出し続ける。250万円から始めた運用資産総額は現在1億円を超えて、毎年増加している。ホームランはあまり打たないけど、ヒットを量産して利益を上げる投資家として数々のマネー誌や雑誌で紹介され、ブログランキングでも常に上位の人気を得ている。旅人としても知られ、国内47都道府県のすべてをまわり、2013年には、海外30カ国の訪問を果たす予定。また、歴史にも精通して古戦場や全国のお城、歴史資料館を廻り、これらを投資に役立たせている。 本書における著者印税は、日本赤十字社を通じて、東日本大震災で被災された方々に全額寄付されます。
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-仮想通貨トレードの個人投資家のための法人化の手引き 本書では、仮想通貨トレード法人の、設立手順からメリット、デメリット、設立後の運用、節税方法まで網羅的に解説。 初歩的・不可欠な情報を提供し、個人投資家が法人化を検討する際の疑問や不安を解消する“教科書”です。 ・個人が保有する仮想通貨で多額の含み益が生じている方 ・仮想通貨トレードその他で生計を立てている方 ・将来そうなりたい方 は必読! 「はじめに」より 一般事業法人の設立や節税に関する書籍は、すでに多数あります。しかし、こと仮想通貨に特化して法人設立から節税全般についてまとめた類書は、まず見当たりません。 テーマを絞れば、非常に多岐にわたる制度のなかから枝葉末節と思われる部分をできるだけ省き、より大切なところを重点的かつ実践的に説明できます。そこでこのノウハウを体系化して本にまとめれば、多くの個人投資家に喜んでもらえるのではないかと考えました。これが本書を執筆した一番の理由です。 世界中のどこでも安価で瞬時にお金を送金できる手段として注目された「仮想通貨」が、いつの間にか巨額の資金が集まる投機市場へと変貌してしまいました。価格が不安定である以上、それは致し方ないことかもしれません。仮想通貨市場が巨大市場となったがために、国家を超越した自由さが魅力だった仮想通貨に、国家の規制が必要になってくるのも、また自然なことなのでしょう。投機を抑えるために証拠金取引のレバレッジを規制したり、証拠金取引自体を禁止すべきだという意見も、個人投資家保護のためには必要なのかもしれません。仮想通貨技術を使った資金調達手段であるICO(Initial Coin Offering イニシャル・コイン・オファリング)も個人投資家にとって、ハイリスク・ハイリターンであることは否定できません。 さらに、重要なことは、仮想通貨そのものに絶対的な価値はなく、将来無価値となる可能性もある以上、筆者としては、ICOも含めた仮想通貨トレードで獲得した利益は、法人をうまく活用して速やかに、株式や不動産などのリアルな投資資産に置き換えていってもらいたいというのが、本書を執筆したもう一つの理由です。
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-1つの言葉との出会いが、人生を変える。 そんな、まるで魔法をかけられたような感覚を、松本幸夫氏は経験してきた。ぜひ、あなたにも体験してほしい。その想いで、本書は書かれた。 本書は「片づけができない人」に気づきを与える言葉を厳選しまとめた。「私は一生片づけができないかもしれない…」というのは、あなたの思い込みにすぎない。人間は考え方が変わると、行動、習慣が変わる。行動、習慣が変われば、人生が本当に変わる。 松本氏は、人財育成コンサルタントとして、のべ15万人のビジネスパーソンを指導してきたが、その中で気づいたのは、「仕事ができる人」はみな「片づけができる人」だということ。なぜ、「仕事ができる人」は、「片づけ上手」なのだろうか? 部屋の状態は、そのままあなたの心の状態を表しているのだ。部屋や机の上がグチャグチャという人は、基本的に心が乱れている。 だが、これは見方を変えるとチャンスかもしれない。なぜなら、「居は気を移す」というように、部屋をしっかり片づければ、心も自然と安定してくるということ。環境を変えれば、心の状態も変えられるということだ。 つまり、片づけさえできるようになれば、心が安定し、その結果として、仕事、人間関係、恋愛など、人生がすべてうまく回りだすのだ。 片づけは、最も簡単に人生を変える方法。片づけ上手になるために欠かせないものは「マインド」と「スキル」だ。思い込みや先入観を捨てなければ、何を学んでもムダということ。まずは心の中を空っぽにしてほしい。片づけは、あなたの心を空っぽにすることから始まるのだ。 本書は「マインド編」「スキル編」に50の言葉を分けた。2日間であなたを「片づけができる人」に変えるセラピーになっている。 実は、松本氏は、小さい頃から極度の「あがり症」に悩んできたが、彼を変えたのは、セミナーでのある一言だった。 「あがるのは、実はいいことなんですよ」 「あがること」イコール「悪いこと」としか考えていなかった松本氏は、その言葉に衝撃を受け、と同時に、今までの考え方が根底から崩れた。「いいことなんだ」と考えられるようになると、次第に松本氏の行動は変わり、少しずつ、人前で話ができるようになった。 たった一言。 その言葉の魔法によって、松本氏の人生は大きく変わった。あなたの人生も、たった1つの言葉との出合いで変わるはずだ。きっと変えられる。本書が、あなたの実りある人生に必ず役立つ。
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-松本幸夫氏は、今まで25年間で30万人以上のビジネスパーソンを指導してきたが、その悩みの中で最も多いのが、「とにかく片づけられない」ということだ。 残念ながら、身のまわりを整理できない人というのは、ほぼ例外なく、仕事ができないし、人生もうまくいかない。あなたにも心当たりはないだろうか? 机や部屋が汚い……。よく遅刻をする……。仕事の段取りが悪い……。アイデアがまとまらない……。人付き合いが苦手……。お金が貯まらない……。よくカゼをひく……。 こうした人たちを、どうやって「仕事ができる人」、「人生がうまくいく人」にするかが、長年の松本氏の課題であった。 そして、試行錯誤して生まれたのが、本書で紹介する「1分間整理術」だ。 今までにたくさんのビジネスパーソンを指導してきて気づいたのは、「仕事ができる人」、「人生がうまくいく人」は、上手にものを捨てているということだ。 不思議なもので、人間は一つのものを捨てれば、また新たなものが一つ手に入る。あなたがもし成長を続けたいと思うのであれば、古いもの、必要のないものはドンドン捨てていくしかない。「まずは、ここのスペースだけでいい」と場所を決めて、片づけてみよう。もしくは、「今日は1分間だけ」と決めて、その時間内でできることを、とりあえずやってみよう。すると、いつの間にか、机や部屋がすべてキレイに片づいているはずだ。 人間は、手持ちできる荷物の量は限られており、これには、たいして個人差はない。 とにかく、本書に書いてあることを、まずは1分間実践してみよう。本書に書いてあることは、今日からすぐに実践できることばかりですし、特殊なことは一切書いていない。そして、その効果はすでに30万人のビジネスパーソンが実証済みだ。 実践してもらえれば、きっと、あなたの「仕事」や「人生」が好転し始めるはず。 第1章は「机・部屋」の整理術で、机や部屋の「ムダなもの」を捨てるテクニックを解説。第2章は「時間」の整理術で、効率よく時間を使っていくためのテクニックを解説。 第3章は「仕事」の整理術で、仕事をスピードアップざせていくためのテクニックを解説。 第4章は「情報」の整理術で、効率的な情報処理のテクニックを解説。 第5章は「人間関係」の整理術で、円滑なコミュニケーションをはかるためのテクニックを解説する。 本書は、ビジネスパーソンにとって大きな武器になるので、ぜひ実践してみてほしい。
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4.6>>話題の理想実現コーチが教える「自分らしさ」の見つけ方<< 99%の人は「自分の価値」に気づかずに生きている! こんなにもったいないことはありません。 本書では、話題の理想実現コーチが 「自分の本当の価値」に気づく方法を伝授します。 人は誰でも「自分らしさ」という ダイヤモンドのような輝きを持っています。 本書で紹介する「20の質問」に答えることで、 「自分の本当の価値」に気づくことができるでしょう。 「自分の価値」に気づくと、内面から輝き始めます。 人生の一歩がワクワクと踏み出せるようになります。 生きるエネルギーがわいてきて、 人生が驚くほど変わっていきます。 ●「自分の価値」に気づくと人生が変化する ・不安におびえなくなる ・変化していくことが怖くなくなる ・「ムリ」「できない」などの思い込みが消える ・チャレンジできるようになる ・本当にしたいことが見えてくる ・本当の自分が出せるようになる ・人に影響を与え、周りに人が集まってくる ・想像していた以上の成功が手に入る 誰にでも、素晴らしい価値があり、 必ず「自分ダイヤモンド」を見つけることができるのです。 ぜひ、みなさんも「自分ダイヤモンド」と出会って、 「自分らしい毎日」を手に入れてください。
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5.0体制に抵抗する者たちの鮮烈な冒険譚 精神病院にやってきた本書の主人公ランドル・パトリック・マックマーフィ。彼の性格は騒々しく、乱暴で、陽気で愛情のあふれる、反逆者である。そして、女好きで人生に前向きな戦士でもある。 看護師長ラチェッドの独裁にうんざりしていたマックマーフィは、ラチェッドに反旗を翻した。周りの患者たちも同意し結集していった。 病院の規律を破り、病棟でのギャンブルを盛り上げ、ひそかに女性たちを連れ込みワインを調達するなど、あらゆる場面で自由に振舞った。 最初は戯れとして始まったこの反抗は、すぐに厳しい闘争へと発展する。絶対的権威を背景とする師長ラチェッドと、自身の不屈の意志に従って行動するマックマーフィ。 ラチェッド師長がマックマーフィに対して究極の攻撃を行ったとき、何が起きたか。物語は衝撃的なクライマックスを迎える。 [原題]ONE FLEW OVER THE CUCKOO'S NEST
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-水木十五堂賞受賞 落語界きっての史料収集家 四代目 桂文我が世に放つ上方落語の集大成、第八巻刊行! 第八巻では―― 「蕎麦茶屋」「後家殺し」など、上方落語の逸品、珍品を織り交ぜた珠玉の高座、十五席を再現している。 “芸能博士”と呼ばれた桂米朝師(人間国宝)の系譜を継がんとする著者は、大師匠と同様に、落語に関係する史料・文献を収集しまくる稀代のコレクターでもあります。2022年には、明治時代の収集家として名高い、水木十五堂氏を記念して、大和郡山市で創設された「水木十五堂賞」を受賞しました。現代では忘れられた噺を古文献から掘りおこし復元することに取り組んでおり、噺家生活四十年で上演した噺は七百席以上を数えます。 この全集では、そうした噺のなかから厳選したネタを、本人の解説付きで紹介し、収集した貴重な演芸資料も、数多く掲載しています。大師匠方の思い出話などを綴るコラムも、読み応えたっぷりです。 第八巻に収録されているのは、 蕎麦茶屋 宇治の柴船 花の都 寒梅 権助提灯 後家殺し 質屋蔵 鷹奴 竹の水仙 池田の猪買い 辻占茶屋 馬の田楽 武助芝居 餅搗き 音曲質屋 の十五席。「読んで楽しむ」落語の世界を、ぜひ、ご堪能ください。 「読んで楽しむ」落語の世界を、ぜひご堪能ください。 第九巻 所収予定 9-1 初音の鼓 9-2 骨つり 9-3 百人坊主 9-4 浄瑠璃乞食 9-5 須磨の浦風 9-6 淀川 9-7 高尾 9-8 抜け雀 9-9 もう半分 9-10 オランダ 9-11 土橋萬歳 9-12 親子の嫁入 9-13 植木屋娘 9-14 鹿鍋 9-15 千両みかん
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-第六巻では―― 2パターンの「狼講釈」など、 上方落語の逸品、珍品を織り交ぜた 珠玉の高座、十五席を再現している〈解説付き〉 〝芸能博士〟と呼ばれた桂米朝師(人間国宝)の系譜を継がんとする著者は、大師匠と同様に落語に関係する史料・文献を収集しまくる稀代のコレクターでもあります。現代では忘れられた噺を古文献から掘りおこし復元することに取り組んでおり、噺家生活四十年で上演した噺は七百以上を数えます。 この全集では、そうした噺のなかから厳選したネタを、本人の解説付きで紹介し、収集した貴重な演芸資料も数多く掲載しています。大師匠方の思い出話などを綴るコラムも読み応えたっぷりです。 第六巻に収録されているのは、 ・はかり餅 ・肝つぶし ・軒付け ・口入屋 ・佐野山 ・三年酒 ・試し酒 ・持参金 ・出歯吉 ・伊勢松坂扇屋怪談 ・大盞 ・左甚五郎猫餅 ・五両残し ・数珠繋ぎ ・狼講釈〈その一・その二〉 の十五席。 落語では、人間の生死を題材にしたネタも数多くありますが、切実な内容のものは少なく、気楽に聞ける噺になっていることが多いです。第六巻では「肝つぶし」「三年酒」など、半分以上が人間の生死に絡んでいるネタとなっています。 「読んで楽しむ」落語の世界を、ぜひご堪能ください。 第七巻 所収予定 7-1 一眼国 7-2 石返し 7-3 乙女狐 7-4 鴻池の犬 7-5 五里五里芋 7-6 さじ加減 7-7 崇徳院 7-8 長襦袢 7-9 蛸坊主 7-10 茶碗屋裁き 7-11 七草 7-12 貧乏花見 7-13 餅犬 7-14 算段の平兵衛 7-15 ろうそく喰い
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-上演ネタ・七百席以上! 四代目桂文我が満を持して世に放つ上方落語の集大成、第五巻刊行! 第五巻では―― ファンも多い『蜆売り』『道具屋』など、上方落語の逸品、珍品を織り交ぜた珠 玉の高座、十五席を再現している〈解説付き〉。 “芸能博士”と呼ばれた桂米朝師(人間国宝)の系譜を継がんとする著者は、 大師匠と同様に落語に関係する史料・文献を収集しまくる稀代のコレクターでも あります。現代では忘れられた噺を古文献から掘りおこし復元することに取り組 んでおり、噺家生活四十年で上演した噺は七百以上を数えます。 この全集では、そうした噺のなかから厳選したネタを、本人の解説付きで紹介 し、収集した貴重な演芸資料も数多く掲載しています。大師匠方との思い出話な どを綴るコラムも読み応えたっぷりです。 第五巻に収録されているのは、 ・お盆 ・占い八百屋 ・猫の災難 ・箒屋娘 ・湯文字誉め ・稲川 ・春雨茶屋 ・高野土産 ・大黒の読切 ・法華長屋 ・蜆売り ・道具屋 ・始末の極意 ・吹替息子 ・打飼盗人 の十五席。 よく知っているネタもあれば、はじめて目にするネタもあるでしょう。第五巻には「蜆売り」が収録されていますが、“桂文我の蜆売り”は大変ファンが多い演目です。 「読んで楽しむ」落語の世界を、ぜひご堪能ください。 第六巻所収予定 6-1 はかり餅 6-2 肝つぶし 6-3 軒付け 6-4 口入屋 6-5 佐野山 6-6 三年酒 6-7 試し酒 6-8 持参金 6-9 出歯吉 6-10 伊勢松坂扇屋怪談 6-11 大盞 6-12 左甚五郎猫餅 6-13 狼講釈 6-14 五両残し 6-15 数珠繋ぎ
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-第四巻では―― 「時うどん」「外法頭」など、 上方落語の逸品、珍品を織り交ぜた 珠玉の高座、十五席を再現している〈解説付き〉 〝芸能博士〟と呼ばれた桂米朝師(人間国宝)の系譜を継がんとする著者は、大師匠と同様に落語に関係する史料・文献を収集しまくる稀代のコレクターでもあります。現代では忘れられた噺を古文献から掘りおこし復元することに取り組んでおり、噺家生活四十年で上演した噺は七百以上を数えます。 この全集では、そうした噺のなかから厳選したネタを、本人の解説付きで紹介しています。著者が収集した貴重な演芸資料も、多数写真で紹介しています。また、大師匠方の思い出話などを綴るコラムも読み応えたっぷりです。 第四巻に収録されているのは、 ・時うどん ・お貞の話 ・木挽茶屋 ・借家怪談 ・裏の松風 ・八問答 ・外法頭 ・毛布芝居 ・とろろん ・吉野狐 ・月宮殿星の都 ・盆唄 ・螢の探偵 ・焼物取り ・南海道牛かけ の十五席。 よく知っているネタもあれば、はじめて目にするネタもあるでしょう。上方落語の「時うどん」と東京落語の「時そば」についての比較・検証は、とても興味深いです。 著者は言います。「私の場合、書いた落語が城の石垣であり、ライブの高座が、その日の天守閣の形になる」と。「天守閣」たるライブの魅力にはかないませんが、書いた落語=「石垣」には、読むからこそわかる奥深い魅力があります。 「読んで楽しむ」落語の世界を、ぜひご堪能ください。 第五巻 所収予定 5-1 しじみ売り 5-2 道具屋 5-3 始末の極意 5-4 吹替息子 5-5 打飼盗人 5-6 お盆 5-7 占い八百屋 5-8 猫の災難 5-9 箒屋娘 5-10 湯文字誉め 5-11 稲川
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-上演ネタ・七百席以上! 桂文我が満を持して世に放つ 上方落語の集大成、第二巻刊行! 第二巻では―― 「包丁間男」「青菜」「佐々木裁き」など、 上方落語の逸品、珍品を織り交ぜた 珠玉の高座、十五席を再現している〈解説付き〉 〝芸能博士〟と呼ばれた桂米朝師(人間国宝)の系譜を継がんとする著者は、大師匠と同様に落語に関係する史料・文献を収集しまくる稀代のコレクターでもあります。現代では忘れられた噺を古文献から掘りおこし復元することにも取り組んでおり、噺家生活四十年で上演した噺は七百以上を数えます。 この全集では、そうした噺のなかから厳選したネタをテキストに起こし、本人解説付きで紹介しています。著者が収集した貴重な演芸資料も、できるかぎり写真で紹介しています。また、大師匠方との思い出話などを綴るコラムも読み応えたっぷりです。 第二巻に収録されているのは、 強欲五右衛門 蛸芝居 京の茶漬 能狂言 紺田屋 佐々木裁き 雑穀八 四四十六 青菜 秋刀魚芝居 住吉駕籠 短期息子 馬子茶屋 包丁間男 厄払い の十五席。 知っているネタもあれば、はじめて目にするネタもあるでしょう。どんなネタでも、著者自身による解説が付いていて読者の理解を助けてくれるのが、本書の大きな魅力の一つです。 著者の大ファンである小説家の江上剛氏は、「解説なんか不要ではないかと考える人がいるかもしれないが、それは大いなる間違い。この解説が、まるで文我さんが噺の枕を語っているようで面白い」と言います。また、「落語全集などと重々しく、ちょっと気取った感じもするが、全くそんなことはない」とも…。 「読んで楽しむ」落語の世界を、ぜひご堪能ください。 第三巻 所収予定 3-1 二人癖 3-2 始末の極意 3-3 道具屋 3-4 絵手紙 3-5 苫ケ島 3-6 胴乱の幸助 3-7 べんちゃら屋 3-8 豊竹屋 3-9 景清 3-10 花筏 3-11 しじみ売り 3-12 まんじゅうこわい 3-13 癪の合薬 3-14 吹き替え息子 3-15 打飼盗人
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3.3良い手法を手に入れれば、トレードで勝つことができる。そう考えているトレーダーは多いことでしょう。 でも、本当にそうでしょうか? 手法が良ければ、勝つことができるのでしょうか? 冷静になって考えてみると、「100人中100人全員が勝てる手法など、この世にはない」ということがわかると思います。実際、同じ手法を使っているにもかかわらず、結果を出せる人もいれば、そうでない人もいます。その違いはどこにあるのでしょうか? 原因として、「そもそも、その手法が使い手に合っていない」「その手法が機能する場面で使っていない」などが挙げられますが、最大の要因は「資金管理をマスターしていないが故の自滅」と考えることができます。 事実、トレードで破産してしまう人や市場から退く人には「自滅」という共通の特徴が見られます。 甚大な含み損を抱えていることに気づき、恐くなってロスカットし、証拠金のほとんどを失ってしまうケースもあれば、損失を取り戻そうとしてさらにレバレッジを上げてエントリーし、すべてを失ってしまうケースもあります。いずれも自滅です。 損失の話だけではありません。利益を膨らませることができないことについても、資金管理が関わってきます。少しの含み益で満足してしまうなどは、その典型です。抱えているポジションに不安があるから早めに利食いしてしまいたくなるのです。 資金管理がしっかり身についていれば、ポジション保有中にハラハラドキドキすることはありません。なぜなら、納得してリスクを受け入れているからです。もしも、ポジションを持っているときに心が落ち着かないのであれば、それは「資金管理ができていないからだ」と考えてください。 ロスカットという名の経費を使って、ロスカット以上の利益を上げようという行為がトレードです。 この考え方を身につけるための施策として、今回、「7つのトレード許可証」という概念を取り入れました。トレード許可証①からトレード許可証⑦まで、順番に進めることで、資金管理に必要な要素をトレードに取り込めるようになっています。 どんなに素晴らしい手法でも、根底に資金管理がなければ、いずれは崩れ去ります。逆に「これでは勝てないな」と感じていたような手法が、資金管理によって輝き始め、地味でも確実に利益をもたらし てくれるツールに変身することもよくあります。要するに、手法を生かすも殺すも資金管理次第なのです。 資金管理の学びは、私たちを裏切りません。資金管理を学ぶということは、トレードで勝つ方法を学ぶということでもあるのです。しかも、トレードで勝つための最短距離が「資金管理」です。「聖杯」のような絶対に勝てる手法はこの世に存在しませんが、あえて言うなら資金管理こそ聖杯です。
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-1)FXにおける「勝ちパターン」とは何か 本書のテーマでもある「勝ちパターン」という言葉を聞いて、何をイメージするでしょうか? おそらく、「勝つ」という言葉から「(勝てる)手法」を連想する人がほとんどではないかと思います。 確かに、手法は勝ちパターンの一部ではあります。しかし、勝ちパターンそのものではありません。 もう一度、言います。手法は勝ちパターンの一部でしかありません。手法を学んだからといって、必ずしも勝てない理由は“そこ”にあります。 では、FXで言うところの勝ちパターンとは何なのでしょうか? 詳しくは、本書の中で解説していきますが、答えを先に教えると以下の3つになります。 (1) 現状確認:優位性のあるチャートパターン (2) 戦略:シナリオと資金管理 (3) 実行:ルール通りに行動する 優位性のあるチャートパターンなのか、現状を確認する。次に、シナリオと資金管理戦略を立てる。最後に、エントリーからエグジットまでルール通りに行動する。この3つがセットになってはじめて「勝ちパターン」になります。どれかひとつでも欠けたら、それはもう勝ちパターンとは呼べません。手法だけ勉強しても駄目な理由はそこにあります。 2)ボリンジャーバンドを使った勝ちパターンを紹介 勝ちパターンが大事なことはわかったとしても、実際、何をどうすればよいのか、わからない人も多いと思います。特に、優位性のある手法の選択については、手法の検証に慣れていない人にとっては、ハードルの高い作業になります。 そこで、本書では、ボリンジャーバンドを使った、鹿子木式勝ちパターンを2つ、紹介しています。 (1)「トレンド相場の調整」を狙う、鹿子木式勝ちパターン1 (2)「トレンド相場の初動」を狙う、鹿子木式勝ちパターン2 3)勝ち方を学ぼう 世の中に、手法を教えてくれる人はたくさんいます。また、書籍も多々あります。トレードの技術を学ぶという意味においては、“それら”から役立つ情報を手に入れることは確かにできます。 しかし、先述したように、手法だけでは足りないのもまた事実です。 現状を把握して、手法を使う条件が揃っているかを確認すること、最高の出口(利益確定)と最悪の出口(損切り)を設定すること、そのあとでエントリー&エグジットという行動に出ること。この流れに沿ってトレードするのが勝ちパターン、つまり、勝ち方です。利益を手にする行為がトレードであるならば、私たちは、この「勝ち方」を学ばねばならないのです。 大事なことなので、もう一度、言います。 優位性のあるチャートパターンから、シナリオ構築と資金管理戦略、エントリーからエグジットまでの一連の行動パターン、つまり勝ちパターンを、まずは頭にたたき込んでください。そして、デモトレードを利用するなどして、体に染み込ませてください。慣れてきたら、最後は、実戦を通して、学んだやり方を磨き上げてください。 最終的には、勝ちパターンが何かを理解し、やがて、自分だけの勝ちパターンを構築してください。
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-損益計算書は読めても、貸借対照表で行き詰ってしまい、キャッシュ・フロー計算書までたどり着けないという投資家は意外に多い。そういう方のために登場したのが本書である。皆が苦手としている貸借対照表とキャッシュ・フロー計算書の読み方(情報の解きほぐし方)について、実物の決算書を使うことで、実戦に即した内容にしている。 本書の構成は、前作『角山智の銘柄分析力“強化”トレーニング 貸借対照表、キャッシュ・フロー計算書編』同様、自分の手と頭を使うことで内容をきちんと理解しているかどうかがわかるように、演習問題と解説の2本柱になっている。 これは、いわば、貸借対照表とキャッシュ・フロー計算書を読み解くためのトレーニング書である。 ◆「できる」投資家を目指そう 何事も「基本的な練習を繰り返し行うこと」が上達の近道とされています。そうすることにより、自然と手が動くようになるからです。 株式投資の決算書分析においてもまったく同じです。基本事項さえ理解してしまえば、後は「実物の決算書に数多く当たること」です。 数をこなしているベテランは、多くの方が苦手意識を持っている貸借対照表でさえ、ものの数秒で問題点を指摘してしまいます。さらに、決算書からビジネスモデルまで見通すことも可能です。 しかし、いきなり「決算書を読みなさい」といわれても、初心者のうちは“何”を“どう”分析すればいいのかわからないものです。 特に、損益計算書は何とか理解できても「貸借対照表で行き詰まってしまい、キャッシュ・フロー計算書までたどりつけない」方が多いのではないでしょうか。 そういった方にこそ、本書『角山智の銘柄分析力“強化”トレーニング 貸借対照表、キャッシュ・フロー計算書編』の活用をお勧めします。 本書では、苦手意識を持っている方が多いとされる貸借対照表、最近、重要性の増しているキャッシュ・フロー計算書に内容を絞り込み、実物の決算書を用いた演習問題を25問掲載しています。 「基本的な問題を繰り返し解く」トレーニングを行うことにより、決算書を分析したうえで、自ら投資判断を下すことのできる投資家へのレベルアップを目指していただきたいです。
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-「投資家として、決算書くらいは読めたほうがいい」。そう思い、入門書を買ってきて読んではみたものの、実際に決算書を見たときに立ち往生してしまった経験、少なからずあるのではないでしょうか? なぜ、立ち往生してしまうのか? 原因はいくつかあるでしょうが、よく見られる事例として、莫大な情報量に右往左往されて“分析自体”に疲れてしまったということが挙げられるかと思います。確かに、細かな数字のひとつひとつを見ていたのでは、果てしない作業をしているかのような錯覚に陥っても無理はありません。そして、こういう状況に“はまった人”がたどる道は、おそらく次のようなものでしょう。 決算書を読むのが少し面倒になった → 挫折 → ネットや雑誌の情報を鵜呑みにして失敗or 決算書を読むのが少し面倒になった → でも、自分で投資判断したい気持ちに変わりはない → もう一度、入門書に立ち戻ってみたものの、自分がつまづいている箇所がどこに書いてあったのかを探すだけで一苦労 → やっぱり挫折 → ネットや雑誌の情報を鵜呑みにして失敗 これでは、いつまでたっても決算書は読めません。ここで必要なのは、決算書において見るべき箇所は限られていることを知ることと、見るべき箇所をチェックした後に「どういう投資判断を下すべきか」を知ることです。それも実戦形式に近い形で理解することなのです。
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-変化の激しい今日の金融先物市場において、トレーダーは不確実で矛盾に満ち、しかもほとんどランダムともいえるマーケットのノイズに直面している。そして、そうしたノイズのなかから有望なバイアスを選別し、それをトレーディングシステムに取り込もうとしているトレーダーの90%以上がその試みに失敗し、大きな損失を余儀なくされている。一方、こうした複雑なマーケットでその試みに成功した数少ないトレーダーはとてつもない報酬を手にしている。そうした有効なトレーディングシステムを開発し、金融先物市場で飯を食っていけるわずか5~10%の成功するトレーダーとなるには何をすればよいのだろうか。 本書にはマーケットのそうしたノイズとチャンスを見極めながら、有望なバイアスだけをトレーディングシステムに取り込んで利益につなげるため、ヒストリカルなデータで検証されたいろいろなトレーディングアイデアが提示されている。ベテラントレーダー兼システム開発者、講演者兼著述家として多方面で活躍しているアート・コリンズは、本書のなかで次のようなテーマについて論じている。 ・裁量トレードのいろいろな問題点を指摘しながら、ヒストリカルデータで検証済みのメカニカルトレードのメリットとその正しい実行法 ・トレーディングシステムに取り入れる最高のパラメーターを見つけるため、適正な最適化に向けた4つの原則 ・マーケットのバイアスを利用し、そこから利益を上げるための多岐にわたるトレーディングルール ・マーケットの多様な環境に適したトレードルールをうまく使い分けながら、ヒストリカルな統計データで裏付けられた信頼性の高いトレード手法 ・有効なコンセプトとそうでないものを選別し、損失を回避しながら利益の極大化を図るためのトレードステーションの効果的な活用法 金融先物市場には、有望でありながらその複雑なマーケットの前に力尽きた多くのトレーダーの死臭が漂っている。本書にはそうしたトレーダーにならないためのサバイバル戦略、すなわちメカニカルなトレードを100%実行できるようなシンプルで有効なトレーディングルールが数多く提示されている。本書で検証し尽くされたことと規律あるスタンスでメカニカルトレードを淡々と実行していけば、トレーディングでのいろいろな難しい問題は解消し、勝率が飛躍的に高まり、読者を勝ち組に導いてくれるであろう! 【本書の結論】 ・メカニカルトレードと裁量トレードの両方を採用すれば、双方の悪いところが増幅される ・シンプルがベスト ・小さな基本が積み上がって大きな全体となる ・優れたトレードとは退屈なものである ・自分がよく理解できないことを実行してはならない ・魔法の情報源などはないし、耳寄り情報をうのみにしてはならない ・トレーディングシステムの違反者を神は罰する ・「トレーディングシステムが間違っている」と思ったら、それはあなたが間違っている証拠
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-ウォール街で「ドクター・ストック」と呼ばれる男が書いたこの実用的なトレードのマニュアルは、ボラティリティのパワーを利用して毎日、確実に少しずつの利益を稼ぎだすための方法を示したものだ。ミクロトレンドトレードは通常のファンダメンタル分析やテクニカル分析の枠を超えて、毎日の寄り付きから大引けの間に発生する「ミクロなトレンド」を見つけ、それを売買に利用するというものだ。カーの実績に裏づけられた超短期で百パーセント、メカニカルなシステムは使い勝手がよく、1日中コンピューターの前に座っている必要はない。昼休みのちょっとした時間を利用してトレードしてもよいし、寄り付きのときだけ、あるいは午後のある時期にトレードしてもよいし、さらには1カ月に1回だけトレードしてもよい。それだけで巨額の利益を稼ぐことができるようになる。本書に登場するほとんどの戦略はクロージングベルがなるまでには手仕舞いされるため、1日の終わりにはあなたの口座に利益が転がり込み、純資産は上昇する。 本書の簡潔で適切な解説は、トレード技術の向上の学習時間を短縮させてくれるだけではない。時の試練を経たカーの戦略の洞察力あふれた実例とケーススタディを学習することで、素早く判断を下し、決断力をもって行動することができるようになる。本書に書いてあることを百パーセント理解すれば、自信をもって大きなポジションを取り、巨額の利益を毎日手にすることができるようになるだろう。そして数日後には、リスクを徹底的に管理したうえで、巨額の富を築く第一歩を踏み出すことができるだろう。メカニカルで利益の出る短期トレードシステムを構築するためのツールと知識を与えてくれる書籍のなかでこれほど完璧な本はない。本書にしたがってシステムを構築すれば、今日の気まぐれな市場でも一貫して利益を出すことができるだろう!カーのこれらの簡潔で段階を追った教えに従うことで、初心者から平均的な投資家・トレーダーならば年間40%を超すリターンを実現することができるだろう。プロの投資家ならそれ以上の利益も夢ではない。ベテラントレーダーであれ、退職後に備えて貯蓄している虎の子を管理したい人であれ、この本を読めばサイドラインで傍観してはいられなくなるに違いない。本書を熟読して、今すぐにゲームに参加すべきだ。 トーマス・K・カー博士(ThomasK.Carr) 銘柄選択とトレーダー教育を提供するビーフレンド・ザ・トレンド・トレーディング(http://www.befriendthetrend.com/)のCEO。数年間テクニカル分析を学んだのち、1996年から積極的に市場にかかわってきた。プリンストン大学で神学の修士号を修得し、オックスフォード大学で修士号と博士号を修得。著書に『トレンド・トレーディング・フォア・ア・リビング(TrendTradingforaLiving)』など。
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4.0個人投資家のための高クオリティー銘柄発掘の全プロセス公開! 銘柄発掘法を伝授! プロのやり方を個人投資家に伝授! お気づきであろうが、世の中には膨大な数の投資本が存在する。それらの多くは世界で最も偉大な投資家たちが著したものである。では、なぜわれわれの著書を読むべきなのだろうか。証券口座、ETF(上場投資信託)、投資信託、または年金積立制度などを通して、直接・間接を問わず、株式投資は今まで以上に多くの人々に普及している。それにもかかわらず、ほとんどの個人投資家は銘柄を選択する方法についてまったく訓練を受けていない。そして、今日に至るまで、個人投資家の助けになるような、容易に入手できて理解しやすい情報源が存在してこなかったのだ。本書はこの真空地帯を埋めるために書かれたものである。 われわれの銘柄選択の枠組みが持つ簡潔さと使いやすさは本当に独特なものだと思っている。実際の例やウォール街でプロたちが利用しているモデルを用いて、極めて論理的な進め方で一歩ずつ銘柄選択の方法を伝授していく。われわれの目標ははっきりしている。つまり、最良のリスク管理手法をもってポートフォリオを守りながら、クオリティーの高い銘柄を見つけるために必要なスキルを伝えることである。 われわれの実践的なアプローチは、ともすれば威圧的ともなりかねない投資プロセスを分かりやすく説明する一助となることを目指している。このトレーニングによって、ほとんど目を閉じて飛んでいるような多くの投資家たちから抜きん出ることができるようになるであろう。 航空機のパイロットはライセンスを得る前にいろんな訓練をしなければならない。医師は医学部を卒業後に何年も研修に励む。投資アドバイスを提供するプロたちでさえ認証を取る必要があるのだ。だが、まったくトレーニングを受けていなくてもだれでも株式を買うことはできるのである。直感で株を買い、そして祈りの言葉を捧げても、生命の危険こそないかもしれないが、確実に自らの資金をリスクにさらすことになるのだ。
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-本書はフィリップ・フィッシャーが1958年に書いた『株式投資で普通でない利益を得る』(パンローリングより2016年夏発売予定)の続編である。上の最初の高名な著書は、スタンフォード大学経営大学院で基本書として使われ、ウォーレン・バフェットをはじめ多くの読者の投資観を一変させた。まさしく、バフェットがベンジャミン・グレアムの手法と決別するきっかけとなった本である。 本書では、「ありふれた株式と素晴らしい株式」を分けるもの、「ありふれたビジネスと花形ビジネス」を分けるものについて詳しく述べている。本書が半世紀以上も前に書かれたにもかかわらず、その内容が今日でも十分に通用するというのはまさに驚異以外の何物でもない。その斬新さと普遍性のゆえに、今もなお、ウォーレン・バフェットをはじめとする著名な資産運用者がフィッシャーを絶賛しているのである。 また、本書は、ある意味ではマーケットについての歴史書でもある。本書が書かれた1960年代とは株式の低迷期で、この時代を最高の経営者たちがどのように見ていたのかや、当時の最先端の投資技術や問題について知りたいと思っている読者には最高の書籍となるだろう。 その他にも、技術革新の影響について、素晴らしい経営陣の評価、機関投資家や投資信託の役割、投資における心理的な要素、投資助言サービスについて、サービス産業の将来など、現代の経営学の講座で講義されても通用する項目であり、現代的な内容である。 本書を一読すれば、真の天才の言葉や考察にはいくら時間がたっても色あせることのない真理や普遍性があることが分かるだろう。 「私はフィリップ・フィッシャーの熱心な読者である。ぜひ皆さんにも読んでほしい」――ウォーレン・バフェット
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-「聖杯」とは自分を知り、 自分だけに合った戦略を見つけること 毎日30分の作業で、「経済的自由」が手に入る! 投資戦略を自動化すれば、1日わずか30分働くだけで、あなたは経済的自由を手に入れることができるだろう。そう、たった30分働くだけで! 本書では著者は、その効果がバックテストによって証明されたプライスアクションデータ(価格)に基づくあなただけの自動株式トレード戦略を構築する方法を、ステップバイステップで一から教えてくれる。また、戦略をあなたのライフスタイルに合わせる方法も伝授してくれている。あなたはただコンピューターの指示に従って、トレードを執行するだけでよいのだ。あなたのトレードの邪魔になるテレビや新聞やSNSなどの金融メディアのニュースに耳を傾ける必要などないのだ。 本書で紹介されていることは以下のとおり。 ・ほとんどの人が使っている古典的な投資アプローチはなぜ失敗するのか ・自動売買トレードはなぜうまくいくのか ・「トレードに関するあなたの個性」を見いだす方法 ・効果が立証された3つの戦略と、それらのパラメーター、仕掛けと手仕舞いルール、チャートやグラフ ・経済的自由を手に入れるうえで「見過ごされることが多い要素」 ・利益の出る自動化トレード戦略の12の要素からなる秘密のレシピ 経済的自由を手に入れ、だれからも命令も指示もされず、行きたいところに行き、住みたいところに住み、生きたい人生を生きるために、あなただけのトレード戦略を構築する方法を本書でぜひ手に入れてほしい!
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3.7フィリップ・フィッシャーは、投資業界で、だれよりも広く尊敬され、称賛されている史上最も影響力のある投資家である。約60年前に書かれた本書は、今日でも金融業界の最先端にいる最高峰のプロが学び、それらを応用しているだけでなく、多くの人が投資の福音書としてあがめたて続けている。彼の投資哲学を記した本書は、1958年に出版されて以来、一貫して非常に有益な書籍と評価されており、今日では、ベンジャミン・グレアムの著作とともに、投資業界の必読書との名をほしいままにしている! 本書の特徴は、平易な言葉で書かれ、内容も簡潔で分かりやすい。また、プロでしかできないような手法はほぼなく、プロでしか理解できないような数式や用語なども一切ない。フィッシャーは60年も昔に、投資で成功するためにはMBA(経営学修士)など必要ないことを証明していたのだ。 本書の内容は以下のとおりである。 ●会社訪問をしたときにする質問(「まだ同業他社がしていないことで、御社がしていることは何ですか」) ●周辺情報利用法 ●株を買うときに調べるべき15のポイント ●投資界の常識に挑戦(「安いときに買って、高いときに売れ」には同意できない) ●成功の核 ●株の売り時(正しい魅力的な株を買っておけば、そんなときは来ないかもしれない) ●投資家が避けるべき5つのポイント ●大切なのは未来を見ること(最も重視すべきは、これからの数年間に起こることは何かということ)
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3.3王道以外の投資で勝負! IPO、PO、TOB、端株でリスクを抑えてきっちり利益を上げる方法とは! 「高値を更新したか」「移動平均線からどれくらい離れているか」「ボリンジャーバンドはどうか」といったテクニカル的な指標を参考に売買を行うテクニカル分析。「ROEはどうか」「在庫はどうか」「利益剰余金はどうか」といった、企業の財務の面に焦点を当てて優良企業に投資しようというファンダメンタル分析。ざっくり大きく分けると、この2つが投資の王道になるかと思います。事実、テクニカル的なことやファンダメンタルズ的なことについては、誰でも一度はふれたことがあるのではないかと思います。 しかし、本書で紹介する方法は少し違います。テクニカル的なことやファンダメンタルズ的なことをまったく気にしないわけではないですが、そこには重きを置きません。IPO、PO、TOB、端株といった、“王道”からは少しずれた道を独走しながら利益を上げていく手法になるからです。 著者のJACK氏は、株式投資を始めて23年になります。ここに至るまでには、酸いも甘いも経験されています。事実、じっくり増やし続けていた資産が一気に吹き飛びそうになった苦い経験もあれば、そこから復活して、資産を2億円まで築き上げた輝かしい経験もあります。 本書では、「投資では何が起こるか予測がつかない」という前提の下、JACK氏の経験を参考に、リスクを極限まで抑えながらきっちり利益を上げていく方法を紹介しています。 本書で紹介している手法は、一気に大きく資産を伸ばせるものではないかもしれません。しかし、「何が起こるのかわからない」という投資の前提においては、リスクを抑えながらほぼ確実に利益を残していく手法があっても邪魔にはならないと思います。王道の手法+αの「α」部分に、本書で挙げた手法を検討していただければ幸いです。
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-確率に基づいたワンランク上の「テクニカル分析2.0」 高勝率投資の技 「儲からないテクニカル分析」が儲かるようになる! 本書は株式のテクニカル分析に関する本だが、読者がこれまで読んできたテクニカル本とはかなり違うのは確実である。テクニカル分析の本は、チャートの形、ローソク足、指標やオシレーター、移動平均線、トレンドラインなど、さまざまなことについて書いているものの、これらのツールをどのように使えばトレードシステムを完成させ、利益を上げることができるのかは教えてくれない。しかし、本書は当て推量や裁量ではなく、確率に基づいた新しいテクニカル分析を使ってトレードの指針を紹介していく。 本書ではトレードの勝率を予測し、期待利益を算出し、トレンドの可能性を判断し、利益率が高い株を選択したうえで仕掛け、そして手仕舞う方法を学んでいく。また、資金管理やリスク管理の重要性についても書いている。さらには、ボラティリティを使ったポジションサイズの決め方についても学んでいく。本書で詳しく紹介していく成功するトレードシステムの要素には、すべてにわたってしっかりとした根拠があることも示している。 本書で紹介する新しいテクニカル指標には、GPI(勝率指数)、ブルベア指数、ランダムウォークオシレーター、価格出来高指数(PVI)、そして、時系列の線形回帰から派生したツールなどが含まれている。ほかにも、ボラティリティの重要性、時系列の線形回帰分析、回帰適応型移動平均線(RAMA)、回帰シャープレシオ(RSR)に関する重要なことも惜しみなく明らかにしている。 実際に使われている高勝率投資のテクニックや資産配分の重要性の実例も多く紹介しているので、初心者にも分かりやすいものになっている! 「本書は、テクニカル分析(時系列データの解析)によるトレードの解説書である。ただ、ここで説かれているテクニカル分析は旧来のクラシカルなものではなく、テクニカル分析2.0とでも言うべき革新的なものだ。……テクニカル分析の歴史はこれまでけっして幸福なものではなかったが、ここ十数年の間に台頭してきた新しいアプローチはそうした評価を一変させ、真摯に仕事に取り組むトレーダーにとって魔法の杖となる可能性が十分にある。」(「監修者まえがき」より) 編集部より テクニカル分析の弱点は「儲からない」ということですが、これは半分は真実ですが、半分はそうとは言えないというのも真実だと思います。確かに、長期的にあらゆる相場つきでもテクニカル分析を実行して儲け続けている人はいないというのは真実でしょう。しかし、本書は今までのテクニカル分析本には見られなかった「テクニカル分析の弱点」を克服する多くの情報があります。本書は中級者以上向きで、『マーケットのテクニカル分析』『マーケットのテクニカル百科 入門・実践編』を読了されて、さらに上を目指す方にお勧めです。
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4.3生涯にわたって使えるトレード力を向上させる知識が満載! ミネルヴィニは『マーケットの魔術師 【株式編】』でも取り上げられた伝説のトレーダーである。 ミネルヴィニは、ほんの数千ドルからトレードを始め、口座の資金を数百万ドルに増やした。分かりやすく言うと、口座に10万ドルがあったとすると、わずか5年で3000万ドル以上にまで増やし、総リターンが3万3500%という驚異のリターンを達成したということだ! その間、年平均では220%のリターンを上げ、損失を出したのは1四半期だけだった。 また、その後も全米インベスティング・チャンピオンシップで年率155%のリターンで優勝するなど、長期にわたる驚嘆すべきパフォーマンスを上げ続けている。 そのミネルヴィニの3冊目に当たる本書は、株式投資のノウハウに本気で取り組む気持ちさえあれば、リスクを最低限に維持しつつ、リターンを劇的に増やす方法を学ぶことができるだろう。ミネルヴィニは時の試練に耐えた市場で勝つルールの使い方を本書で段階を追って示し、投資成績を向上させて素晴らしいパフォーマンスを達成するために必要な自信もつけさせてくれるだろう。 あなたがこの本で学ぶことは次のとおり。 ●プロと同じようにチャートを分析する方法 ●ここぞというところで買う方法 ●ポジションサイズを最適にする方法 ●リスクを激減させる方法 ●リターンを最大にする方法 ●含み益を守って利食いをする方法 ●回復不能なほどの間違いを避ける方法 ●自分の感情をコントロールする方法 ●勝つトレードプランを考案する方法 マーク・ミネルヴィニはミネルヴィニ・プライベート・アクセスというオンラインのプラットフォームの創設者である。会員はリアルタイムで彼といっしょにトレードをするという、ほかでは得られない経験ができる。また、マスター・トレーダー・プログラム・ワークショップをライブで行っていて、出席者は実践的な教育を受けて、彼の有名なSEPAトレード法を学んでいる。 ミネルヴィニをアメリカで最も成功した株式トレーダーの1人にしたトレードルールや秘密のテクニックを惜しげもなく明らかにしている本書を読めば、あなたは自分のトレードでミネルヴィニの手法を使って、文字どおりトレード大会のチャンピオンのようにトレードする方法を学ぶことができるだろう!
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3.0多くのトレーダーがマーケットで損失を出すなかで、ギル・モラレスやクリス・キャッチャーは投資で大きな利益を得ている。この差はいったいどこで生まれるのだろうか? ウィリアム・オニールは「株式市場の参加者の90%は事前の準備を怠っている――それが人間というものだ」と述べている。本書はその準備をするための道具である。マーケットに投資をすれば、自分の資金を守れるかどうかが試されることになるのは間違いない。 本書は長年の研究と常識に基づいたルールの結集である。本書では、株式市場を取り巻く次のような現実が詳しく紹介されている。 ●損切り――損失が6~7%になったら自動的に損切りをすることの重要性 ●じっくりと腰を据えて正しい判断を下すことの勧め――利食いはゆっくりと行うこと ●精神的な余裕を持つことの大切さ――自分の心理状態をコントロールすることで強い立場から投資をすること ●ポジションの集中――多くの銘柄に手を出すような分散投資は必要ないこと ●マーケットタイミング――マーケットタイミングは不可能だという者がいるが、実は可能であるだけでなくそれが必要であるということ ●投資家が犯す過ち――新米トレーダーや勉強不足の投資家が犯すナンピン買いやくず株を買うこと ●オニールが歴史をさかのぼって成長株の前例を探し、それらをボックス理論に応用した結果、上昇型、取っ手付きカップ(カップ・ウィズ・ハンドル)、ダブルボトム、正方形型、平底型、上昇後に現れた狭いフラッグ型などの独自の株価の調整パターン(ベース)を見つけた経緯 ●「ポケットピボット」という早い段階で株を買う手法を使い、難しいマーケットの状況でも優位に立つ方法 ●株価が窓を上に空けたときに買うことで、大化け株を手際よく買う手法 ●オニール流の空売り手法の詳細 オニールのシステムをより完璧に近づけるために、本書の著者たちはオニールの下で何年も大化け株の特徴を探し出し、分析し、分類し、その有効性を確認するという作業を行った。そのギル・モラレスとクリス・キャッチャーが読者のためにオニール流の投資法を総合的に分かりやすくまとめ上げた本書を読めば、トレーディングの神髄に近づけるだけでなく、莫大な報酬を得る助けになるだろう。
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-オニール超えの「オニール流テクニカル分析」 OWL(オニール・ワイコフ・リバモア)たちの戦略を基にした進化系! 仕掛けと利食いのポイントがはっきり分かる本 ベストセラーの『株式売買スクール』(パンローリング)で、ギル・モラレスとクリス・キャッチャー博士は、伝説のトレーダーであるウィリアム・オニールの下で働いた経験や、彼ら独自の株式トレードシステムを使って大金を稼いだことを紹介した。その続編となる本書は、実績のある分析テクニックとトレード戦略を紹介しているが、これらは伝説のオニールのモデルやCANSLIMの飛躍的な進化系であり、オニールの戦略をよりテクニカルにしたものと言えるだろう。 2000年代半ばの横ばい市場にイラ立ち、オニールモデルに内在する多くの制約に悩んでいたモラレスとキャッチャーは、オニール戦略で行ったトレードの結果をさらに改善するために、数年をかけて何百枚ものチャートや何千ものトレードを分析した。そして手に入れたのが、ブレイクアウトをベースの段階で早期に見つけ、それに乗ってより多くの利益を確保するための一連の強力なテクニックだった。 本書はこの実績あるテクニックとそれを支える理論を明解かつ詳細に紹介し、どんな市場環境でも最大のリターンを上げるため、この手法を手早く習得し、カスタマイズしたホームトレードシステムに組み込むためのガイドブック兼ワークブックになっている。 本書の内容とは、 ●ウィリアム・オニールが開発し、ウィリアム・オニール・アンド・カンパニーが使っている強力なトレードテクニックを紹介 ●ポケットピボット、継続的なポケットピボット、上に窓を空けた買いポイント、7週間ルールで売る方法などが初心者でも実行できるように段階的な説明 ●オニールの空売りテクニックに関する実践的な洞察と、空売りを効果的に行うための実践的助言と指針 ●勝ちトレードや負けトレードの何百もの実例を用いた買いや増し玉や手仕舞いの詳細なセットアップの解説 ●本書で紹介したテクニックを単独、または組み合わせて、あらゆる状況下で試すことができる多くの練習問題 ●著者たちがさまざまな主導株の動きを予想するために実際に使った多くのチャート 本書には、テクニカル分析に関する貴重な情報、強力な株価分析のツール、多くの実例や練習問題が詰め込まれており、強気相場でも弱気相場でも横ばいでも、投資家が望む記録的な特大リターンを上げていくための秘訣が満載されている。
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-儲けるコツは「市場と距離を置くこと」と見つけたり! 毎日、マーケットを見ないでも利益を上げる方法がある 賢者の石・ダーカード これから投資を始めよう、またはうまく次のステージに進めない投資家に贈る基本書 驚異的なロングセラーである『私は株で200万ドルを儲けた』(パンローリング)の著者であるニコラス・ダーバスは、ボックス理論をさらに進化させ、株式相場をチャートで表すための画期的な方法を考案した。それをダーカードと名付け、だれにでも使いやすくて携帯でき、これまでの方法にはない極めて重要な要素を持つカードである。このダーカードは、相場に関して一切の解釈を必要としない。株式市場の賢者の石であるダーカードはデータを純粋に利益に変えることができるものである。混乱を招く株価の変動を排除し、利益を得るための重要なトレンドと売買ポイントを示してくれるのだ。 ダーカードはニコラス・ダーバスのトレード手法を簡潔かつ視覚的に表したものである。毎日の終値と照らし合わせるための実用的なツールで、ポケットに入れて持ち歩ける。ハガキほどの大きさのこのカードには、売買すべきかどうかや、保有し続けるべきかを決めるのに必要なすべての情報が含まれている。 ダーバスはダーカードの使い方だけでなく、いつ買うべきなのか、何を注視すればよいのか、勝率を高めるための5つの方法、売り時をどうやって知るのか、いつまで保有してよいのか、保有株の入れ替えの落とし穴とは何か、行動を起こす前に何を探すべきなのかについて、明快で分かりやすく説明している。 また、本書はダーバスが開発した画期的なダーカード使用法にとどまらず、トレード初心者にはマーケットに向き合う基本を伝授してくれ、次のステージに進めないで悩んでいるトレーダーにはブレイクスルーをもたらすヒントが満載されている。 本書はまさに永遠に読み継がれるべき相場の基本書であり、教科書であり、奥義書である!
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3.5優れた企業を割安な価格で買える「魔法の公式」とは…… 本書は、株式市場への投資で成功するための基本原則を示すだけでなく、利用しやすく、優れた企業を割安な価格で自動的に取得できるようになる「魔法の公式」を提示している。この公式は幅広く検証され、学界やプロの投資の世界におけるまさに大発見ではあるが、この常識に基づいた方法は六年生程度の数学と平易な言葉、そしてユーモアを持って納得がいくように説明されている。読者はこのリスクの少ない方法を使って、市場平均やプロの資産運用者に大差をつけて打ち勝つ方法を学ぶことであろう。またその過程で、株式市場の見方、どうしてほとんどの個人投資家やプロの投資家は成功を逃すのか、そして、どうしてこの「魔法の公式」はみんながそれを「知った」あとでも、機能し続けるのかを学ぶことだろう。 ビジネススクールで2年間過ごしても市場で得られる収益率を2倍にすることはできないが、本書を2時間かけて読めば、それが可能である。20年以上にわたり40%もの平均年間リターンを上げているゴッサム・キャピタルの創業者であるジョエル・グリーンブラットがいかに単純かつ容易に「市場に打ち勝つ」ことができるかを、本書は如実に示している。 ジョエル・グリーンブラットは、1985年のファンド組成以来、平均40%の年間リターンを上げている投資組合ゴッサム・キャピタルの創業者である。彼はコロンビア大学ビジネススクールの付属学科の教授であり、フォーチュン500社のひとつの元取締役会長であり、『グリーンブラット投資法――M&A、企業分割、倒産、リストラは宝の山』(パンローリング)の著者でもある。ペンシルバニア大学で理学士および経営学修士を修得している。
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-1999年に邦訳版が発行され、今もなお日本のトレーダーたちに大きな影響を与え続けている『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』『ラリー・ウィリアムズの短期売買法』(いずれもパンローリング)。こうした世界的名著に掲載されている売買法のいくつかを解説し、日本株や先物市場で検証する方法を具体的に紹介するのが本書『株はチャートでわかる!』である。 「トレード本に紹介されているパターンを実際のチャート分析にどう活用したらよいのか?」 「歴史的にみて、そのパターンは優位に機能しているのだろうか?」 「その優位性を最大限に発揮するため、どのような売買システムを作ればよいのだろうか?」 こうした疑問の「解答例」を提示するのが本書の目的である。トレードに最も必要とされるのは「自分なりのスタイル」を築き上げること。そのためには読者が自らの手で、独自の「正解」を発見しなければならない。その筋道とヒントを提供しようというのが本書のテーマである。 今回の増補改訂版では、旧版で好評をいただいた練習問題の大半と検証データを更新した。また実際に読者が自らの手で研究できるよう、チャート表示ソフト「チャートギャラリー」の試用版を添えている。本書では同ソフトの活用法についても詳しく紹介しているので、さらに「チャートの千本ノック」を受けてみてほしい。そこから値動きのパターンに対する自分なりのスタイルが定まってくるはずだ。
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-「マーケットの年齢」見分け法がわかれば、今は買い時なのか、売り時なのかがわかる! トレーダーや投資家として金融市場で利益を上げる方法はたくさんある。しかし、マーケットで過ごす時間を最大限に活用したいのであれば、本書以外は必要ない! これまで何百人ものトレーダーや投資家に教えたり、コーチングを行ったり、相談に乗ったりしてきた経験から、著者のデューカス(トレンドアドバーザー・ドット・コム社長)とガラハーは今日のダイナミックなマーケットで成功するためには何が必要かを理解している。その彼らが本書でトレンドアドバイザー・ダイヤモンド理論と呼ばれるマーケット分析と安定したトレーディング戦略を統合したアプローチを紹介し、ブル相場でもベア相場でもかなりの利益を上げられる方法を伝授している。 この深い洞察とエキスパートのアドバイスが満載の総合ガイドは、株でもミューチュアルファンドでも商品先物でもそれ以外の金融商品でも、またそれが投資でもトレーディングでも、それを買うべきかそれとも売るべきかを判断する戦略構築の手助けをしてくれる。しかし、そのためにはさまざまな段階から成るマーケットサイクルとそれをどう見分けるか(買いサイドは「回復」「アキュミュレーション」「強気」、売りサイドは「警告」「ディストリビューション」「弱気」)を理解し、それぞれの段階でどのようなトレードを行うかを学ばなければならない。 このような知識に加えて、デューカスは上昇トレンドと下降トレンドの両方を分析して剃刀の刃のように鋭い仕掛けと手仕舞いの判断を下すためのテクニカルツールも紹介している。テクニカル指数の算出方法や、それがマーケットのさまざまな状況の下でどう機能するのか、そして、それぞれの条件の下でそれらの指標を使ってどうトレードしていけばよいのかについての彼の幅広く詳細な説明は、プロにとっても経験の浅いトレーダーや投資家にとっても優れた洞察と指針を与えてくれるだろう。 そして最後のまとめとして、デューカスはテクニカル指標やお膳立てから離れ、トレーディングや投資の計画を構築することについても述べている。ここでは、分析を計画に組み込むことだけでなく、たとえ最悪の状況であってもよく練られた計画が規律を保つ助けになってくれることを明かしている。 経験豊富なプロであっても、投資の世界の初心者であっても、リスクをコントロールして資金を維持し、利益を確定するためには明確な手法を定めてそれを一貫して使っていかなければならない。本書はその方法を伝授するだけでなく、今日のマーケットで前進していくためのさまざまな教えが詰まっている。
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-上演ネタ・七百席以上! 桂文我が満を持して世に放つ 上方落語の集大成、第三巻刊行 第三巻では、『饅頭怖い』『歯抜き茶屋』など、上方落語の逸品、珍品を織り交ぜた珠玉の高座、十五席を再現している 〈解説付き〉。 〝芸能博士〟と呼ばれた桂米朝師(人間国宝)の系譜を継がんとする著者は、大師匠と同様に落語に関係する史料・文献を収集しまくる稀代のコレクターでもあります。現代では忘れられた噺を古文献から掘りおこし復元することにも取り組んでおり、噺家生活四十年で上演した噺は七百以上を数えます。 この全集では、そうした噺のなかから厳選したネタをテキストに起こし、本人解説付きで紹介しています。著者が収集した貴重な演芸資料も、できるかぎり写真で紹介しています。また、大師匠方との思い出話などを綴るコラムも読み応えたっぷりです。 第三巻に収録されているのは、 二人癖 絵手紙 胴乱の幸助 ベンチャラ屋 豊竹屋 景清 花筏 饅頭怖い 癪の合薬 てないど 五人裁き 高野駕籠 歯抜き茶屋 大仏餅 裏の裏 の十五席。 知っているネタもあれば、はじめて目にするネタもあるでしょう。よく知っている『饅頭怖い』が上方落語だと、こんなに長い噺だったのかと驚くかもしれま せん。 著者は言います。「私の場合、書いた落語が城の石垣であり、ライブの高座が、その日の天守閣の形になる」と。「天守閣」たるライブの魅力にはかないませんが、書いた落語=「石垣」には、読むからこそわかる奥深い魅力があります。 「読んで楽しむ」落語の世界を、ぜひご堪能ください。
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-ギリシャ文字の出てこない 画期的オプション入門&実践書! 売ろうが買おうが、「優位性」がなければ儲からない! オプション売買は、ポーカーやブラックジャックのカードゲームに非常によく似ている。トレーダーもカードプレーヤーも、忍耐や規律と売買戦略を組み合わせなければダメである。とりわけ、この両者は相手に対して「優位性」を持たなければならない。 カプランは本書『カプランのオプション売買戦略』で、そのとらえどころのない優位性を、どのようにとらえるかについて正確に説明している。氏はまた、いろいろなオプションポジションの成功率をいかに分析し、最高のリスクと報酬の関係を生むポジションをいかに選択するかについて示している。本書に書かれた知識で武装すれば、トレーダーは圧倒的な勝算があるときにのみ積極的な勝負に出るゲームのやり方をよく知っているポーカープレーヤーのように相場と闘うことができるだろう。 実践的で分かりやすい本書の第1版は、個人投資家だけでなくプロのトレーダーにも人気があった。完全に刷新されたこの第2版は、個人の売買スタイル、マネーマネジメントやボラティリティをさらに追求した新しい資料が数多く盛り込まれている。 本書の中核をなすのは、具体的なある状況下で、トレーダーに「優位性」をもたらすのはどの売買戦略で、それをいつ用いるかについて書いた点である。本書で紹介されている売買戦略は以下のとおりである。 ●ニュートラル・オプション・ポジション――レンジ相場やプレミアムの高い市場で用いるのに理想的な戦略 ●フリートレード――ボラティリティの不均衡を利用して、トレンド形成中の市場で大きなポジションを建てるのに用いる戦略 ●レシオ・オプション・スプレッド――アット・ザ・マネーに近いオプションを買い、割高なアウト・オブ・ザ・マネーのオプションを売る戦略 ●カレンダー・オプション・スプレッド――同じオプションの異なる限月間にボラティリティの不均衡がある場合に理想的な戦略 ●イン・ザ・マネー・デビット・スプレッド――変動の激しい市場で、リスク限定のオプションの買いと、オプションの売り玉によるタイムディケイから利益を得る戦略 ●ノーコストオプション――チャート上の強い支持水準と抵抗水準を用いてアウト・オブ・ザ・マネーの高いボラティリティを利用する画期的な戦略 オプションの値付けにおいて頻繁に発生する不均衡やオプションの組み合わせに内包する優位性の両方から利益を得る、実践において証明済みの幅広いテクニックが、これらの売買戦略に盛り込まれている。これらをうまく活用すれば、トレーダーは圧倒的な「優位性」を手にすることができるだろう。 本書には相場に関する数多くの知恵が盛りこまれている。オプション市場で成功するための実践的な売買手法を求めているトレーダーにとって、本書は必読書である!
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3.7オプションにはよく言われるいろんな定説がある――「買ってさえいれば、そのプレミアム以上の損失はなく、利益は無限大である」「オプションとは売り方が有利なので、黙って売っていさえすればよい。買うのは素人、売るのがプロなんだ」「いやいや買えばリスク限定とか、売れば儲かるとではなく、利益が保証された裁定取引のスプレッドを見つけることが重要」………。 これらの説はどれが正しいのだろうか? それとも、すべてが正解、それともすべてが間違っているのだろうか? 著者カプランは、オプション取引では世界的第一人者である。カプランは、上のどの戦略も否定している。どんな投資でも同じように、その戦略には「売買の優位性」がなくては、決して儲けることはできないのだ。オプションには株や先物の売買と比べ、実にさまざまな戦略プランを立てることができ、リスク・ヘッジの仕方も多様を極めている。 しかし、オプションの理論を説明したり、机上の論理を振り回した本では、実際の売買には何も役に立たない。著者のカプランもそのことに悩まされていた結果、実践に役立つ本を、自らの売買経験を元に書いたのが、この『カプランのオプション売買』である。 オプションで勝つため、「売買の優位性」とかは何で、またそれをどのように見つけ出してくるのか、どのような相場ではどのような戦略が有効か、予想に反してマーケットが動いても利益にする方法、損失を少なくするリスク(マネー)・マネジメント、コンピューターの有効活用の仕方――などが満載されている。 日本の投資分野で、最も立ち遅れているものの一つが「オプション」市場である。しかし、それは近い将来、最も発展する可能性を秘めたマーケットであるとも言える。本書は、売買の優位性を知るための究極の本であり、そんなマーケットにも対応できる戦略を説明・解説した日本で初めての本である。 また、インターネットなどの通信技術の発展により、海外の活発なオプション市場への投資が目前に迫っている。投資がグローバル化しようとしている今、その夜が明ける前に読んでおかなければならない一冊といえる。 あなたがこの本を読み、「オプションは難しくない」ということが分かったとき、あなたはオプションのプロフェッショナルへの第一歩を歩み始めることになる。
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-上方落語「旅ネタ」ジャンルの代表作、完全復刻。 著者自身による解説と貴重な資料を収載。 太平の世となった江戸時代に、「一生に一度はお伊勢さま」と言われるほど大流行したお伊勢参りを題材にした大河落語。大坂から見て伊勢は東にあるため、通称『東の旅』としても知られる。 喜六と清八というウマの合う二人の若者が大坂から奈良を通り伊勢神宮に参拝し、鈴鹿峠を越えて近江・京都をまわり大坂へ戻るまでの道中を描く。 『伊勢参宮神賑』は旅の道すがらに巻き起こるそれぞれが独立した噺の総称で、全編を通して口演されることは約百年以上なかった。時代を追うごとに演じられなくなり消滅してしまった噺もあるため、全体の三分の二ほどしか残っておらず、伊勢参りネタにもかかわらず伊勢神宮に参拝する場面が欠落していた。それを落語に関する資料・文献の収集家としても知られる著者が綿密なリサーチのうえ復元し、一部創作を加えて全二十二席によみがえらせた。 上方落語の陽気さ賑やかさをお供に、「七度狐」で狐に化かされ、「うんつく酒」では弁口達者で危機を切り抜け、「宮巡り」で伊勢神宮を参拝及び観光し、宿屋で騒動を繰り広げる。当時の風情や風俗を感じられる落語読本。 ――これからは、この二十二席が『東の旅』の典拠となるだろう。 民俗学者・旅の文化研究所所長 神崎宣武 ※本書は『上方落語『東の旅』通し口演 伊勢参宮神賑』(2014年10月、青蛙房)を加筆修正したものです。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ハーブ、アロマ、占星術 各分野における専門家待望の歴史的書物がついに初邦訳 ハーブ療法を世に広め、民衆を救ったニコラス・カルペパー。専門家のみならず、ハーブ、アロマ、占星術に携わる人ならば、一度は耳にしたことがあるだろう。 氏が17世紀に記した『CULPEPER'S COMPLETE HERBAL』(原書)は、現代のハーブ療法・アロマテラピーの源流といえるだろう。これにより、薬草としてのハーブの知識・用法は、多くの人々に広まった。医者にかかることのできない民衆を救うこととなった。 現代において、我々がハーブを気軽に親しめるのは、彼の功績に寄るものといえるだろう。本書は、ハーブの分類・効能だけでなく、占星術の観点でみた解説がついている。ハーブについての知識をさらに深める一つの材料となり得るだろう。アロマセラピスト・ホリスティック医療・東洋医学そして占星術に関心があるすべての方の手元に置いていただきたい。 17世紀当時に考えられていたハーブの特徴・効能・支配惑星をイラストと共に紹介している。さらに付録として『English Physician』を一部抜粋し掲載。日本語版刊行にあたり、鏡リュウジ氏へ歴史背景・西洋占星術などの解説をお願いした。
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 捨てていた野菜の皮や根を使い、ゼロ円でできるアンチエイジング 今まで捨てていた野菜の皮や根っこ、種などに、優れた栄養効果があることが 分かってきました。 その栄養効果とは「ファイトケミカル」という植物がもつ抗酸化成分です。野菜は動くことができないので、紫外線や農薬などから逃げることができません。その野菜の「いのち」を守ってくれるのが『ファイトケミカル』なのです。野菜の「いのち」を守る成分は、私たちにとっても、抗ガン作用や免疫力を上げる、活性酸素を抑える働きがあることが近年、医学的にも解明されてきました。 アンチエイジングや免疫力をアップするために『ファイトケミカル』を積極的に食べ物から摂ることが大切なのです。「ベジブロス」は、料理家タカコナカムラが20数年前からホールフード(※)クッキングのベーシックな野菜出汁として提唱してきました。 丹精込めて栽培された有機野菜を無駄なく使いたいという思いからはじまったベジブロスは、20余年の歴史を超え、医学的にも美容や健康にも非常に有効であることが分かってきました。 本書は、ベジブロスの提唱者であるタカコナカムラが、ベジブロスの取り方やその活用方法の基本を紹介しています。飲むだけでも効果の高いベジブロスは、忙しい方にはカップ麺のお湯の代わりに、OLの方には、いま注目のスープジャーでのランチなど、スープの代わりに気軽に取り入れていただきたい野菜だし。健康に気を使う様々な層の方々にアプローチし易い簡単レシピは、提唱者ならではの思いが込められています。 ベジブロスは、医学界からも注目を集めており、アンチエイジングの順天堂白澤卓二氏の推薦や、「ハーバード式野菜スープ」で今年、最も注目されているドクター高橋弘氏との対談は、ベジブロスの効果をさらに理論付けることができます。 そして、ベジブロスの素材である野菜の生産者吉田俊道氏の野菜の生長点のコメントは、ベジブロスが医学、農業、健康、美容に繋がっていることを証明しています。 野菜の切れ端や皮、たったこれだけで作る野菜だし「ベジブロス」を、今日からあなたの食卓にとりいれてみませんか? ※ホールフードとは 1989年に、料理家タカコナカムラが提唱。ホールフードライフの略称。ホールフードとは、健康を考える際に、食だけではなく、暮らし方や農業・環境まで、まるごと考えていく概念。ホールフードクッキングは、野菜も皮をむかず、出来るだけまるごと無駄なく使う料理法。
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-あなたは、もしも自分がもっと頭がよかったら、もっと能力があったのなら、いろいろなことがうまくいくはずなのに、と思ったことはないだろうか。松本幸夫氏も、以前はそう考えていた時期があった。しかし今では、むしろ、「感じがいい人こそ、仕事や人生がうまくいく」のだと思うようになったという。 いくら能力や技術、知識が人よりも優れていても、他人の「協力」なくして、人生はうまくいかない。職場でも、プライベートでも成功できている人はみな、周囲が「あの人のためなら」と力を尽くしてくれるくらいに、信頼されているのだ。 「感じがいい人こそ、うまくいく」という話で、松本氏には思い当たることがある。 新入社員時代の頃、松本氏は、研修企画の営業をしていて、様々な会社の人と会った。製薬、電気、保険、銀行、官公庁……。業界について相手の方が知識を多く持っているのは当然として、さらに松本氏の専門の研修についても相手がよく知っていたりした。 そんな人々を相手にしていて、「この人は感じがいいな」とか、「いやな感じの人だ」と新人の松本氏は直感的に判断していた。面白いもので、そのときに「感じが悪かった人」というのは、何十年後かに、その会社や業界に「いなくなっている」ことが多くあった。一方で、「感じがいい人」というのはみな、例外なく「偉く」なっているのだ。あの人は本部長、あの人はついに社長というように、面白いように出世していった。 もちろん、出世ばかりではない。感じがいいと、周囲の人も心がなごむし、楽しい雰囲気の職場づくりにも、一役買うことができる。つまり、結果として楽しい。なごやかなムードの中で仕事ができるので、必ず生産性も上がる。 「楽しく仕事ができる」って、理想だと思わないだろうか。また、感じがいい人のまわりには、自然と人が集まる。「あの人と話していると、なぜか楽しい」とあなたを慕う人が増え、友達もできれば、人間関係でも悩み知らず。こう言うと、「でも、僕は特別に明るくないから」、「私は話ベタだし……」などと思う人もいるはずだが、心配はまったくいらない。 本書では、「誰でも感じがいい人になれる話し方のコツ」を紹介する。特別な訓練が必要なものではなく、明日からでも試せるちょっとしたコツばかり。本書のノウハウを実践して「感じがいい人」になれば、仕事も、プライベートも思いのままになるのが実感できるはずだ。
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-11カ国語に翻訳されたロングセラー。 ネガティブ思考をチャンスに変える! トラウマ、憎しみ、悲しみ、怒りは、あなたを守るパワーになる。 「感情的になってはいけない」「怒りは抑えなさい」「泣くのはやめなさい」「いつも明るく前向きでいなさい!」。私たちが親や社会から教えられてきた“ポジティブ思考”や“感情より論理”という考え方が、心の自由を奪っていた! エンパスとは、感情を解読し、理解する直感能力の持ち主のこと。本書では、「すべての人がエンパスである」という信念のもと、著者が構築した「15の感情を生かす方法」が明かされる。たとえば、怒りは自分の尊厳が脅かされたときに現れてくる警報であり、心の傷の回復を助けてくれる。悲しみには過去を手放し、未来に歩きだしなさいと促す浄化作用がある。つまり、一見ネガティブに見える感情は、とてつもないエネルギーを秘めているのだ。 人間に備わっている心の四元素(地・空気・水・火)と15の感情は紐づいており、そのバランスを整えれば、第五の言語「メタ知能」も目覚めるだろう。 本書では、自身も幼いころに性的虐待を受けたトラウマ・サバイバーである著者の経験と、長年にわたる真摯な研究が生みだしたシンプルかつ体験的なエクササイズを紹介している。心と身体を動かし、少しずつ実践していけば、誰もが自分や他者の感情に働きかける方法を身につけることができる。 怒り、 憎しみ、 恐怖、 羞恥心、 嫉妬、 悲しみ、喜び……すべての感情は魂の言語だ。自分のありのままの感情と存分に語り合えば、つらい過去も悩ましい人間関係も変わっていくはずだ。より広い世界観が身につく究極の非言語コミュニケーション術。
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4.3完全なる投資家はこんなことを考えている! グレアム式バリュー投資家チャーリー・マンガーのすべて 当代随一の投資家は人生でも成功者だった! バフェットのビジネスパートナーの決定版! 最高のお手本を見習うことが投資で成功するための近道! バークシャー・ハサウェイの洞察力に満ちた副会長であり、ウォーレン・バフェットの無二のパートナーであるチャーリー・マンガーは、これまで何回もマーケットを上回るパフォーマンスを上げてきた。しかし、彼はそれがどの投資家にもできることだと考えている。彼の手法の基となっているのは独自の「基本的な智慧」(経済学、ビジネス、心理学、倫理学、経営学などにかかわる一連の学際的なメンタルモデル)で、これによって彼は投資から感情を排し、誤った判断を招きかねないよくある「落とし穴」を避けているのだ。 マンガーのシステムは、40年以上にわたって彼の投資の指針となってきただけでなく、たくさんの投資家を成功に導いてきた。本書は、マンガーへのインタビューや彼の講演、文章、投資家への手紙、そして、たくさんのファンドマネジャーやバリュー投資家やビジネス事例史家の話から抽出した要素を再構築して、マンガーの投資戦略に不可欠なステップを明かした初めての試みである。ベンジャミン・グレアムのバリュー投資システムから派生したマンガーの手法は非常に明快で、普通の投資家でもすぐに自分のポートフォリオに応用できる。しかし、本書はただの投資本ではない。これはあなたの人生を助けるメンタルモデルを育んでいくための教えでもあるのだ。
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5.0FXコーチが教えるフォロートレード 簡単サインで押し目買い&戻り売りの絶好ポイントを探せ! ■ボリンジャーバンドの開発者、ジョン・ボリンジャー氏の言葉から生まれたWBR 本書で紹介しているWBRという新しいインジケーターは、RSIに、ボリンジャーバンド(以下、ボリン)の中心線と±2シグマのラインを引いたものです。RSIとボリンの関係から見える動き、具体的には「RSI とボリンの中心線の関係」「RSI とボリンの±2σの関係」からエントリーを探ります。 このインジケーターは、あのボリンジャーバンドの開発者、ジョン・ボリンジャー氏からいただいた、 「オシレーターにボリンジャーバンドを使うといいよ」 という言葉がヒントになっています。「ボリンジャーバンドをオシレーターとして使う」というアイデアを「トレードに生かせないか」と、1年以上も思考錯誤して、生まれたのが独自のインジケーター「WBR(Win-Bollin-Rsi)」です。 ■押し目買い&戻り売りの絶好の場所がわかる WBRの最大の特徴は、「チク」と呼んでいる、わかりやすいサインです(本書の第2章で説明。ボリンジャーバンドの中心線付近に出現する、RSIの小さな山や谷のこと)。このサインの出たところは押し目買い&戻り売りの絶好のポイントになります。 例えば、ロングであれば、75EMAの上に20EMAがあることを条件に、中心線の小さな山に該当するローソク足の高値を抜けたらエントリーです。ショートであれば、75EMAの下に20EMAがあることを条件に、中心線の小さな谷に該当するローソク足の安値を抜けたらエントリーです。言葉だけだと理解しにくいかもしれませんが、チャートを見れば、一目瞭然です。 本書では、このWBRを使ったトレンドフォローを基本に、反転トレード、ダイバージェンスなど、トレードに役立つお話を紹介しています。
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-バフェットとのランチ権を65万ドルで買った男! まるで本書は「バフェットへのラブレター」だ! 心安らかに投資で利益を得るために ガイ・スピアは、成功して富を築くつもりでウォール街にやってきた。 そして、学歴と学術理論とあふれんばかりの自信を武器に仕事を始めるが、そこで権利意識と抑えきれない野心を脅かされることになる。 本書は、生意気で自己中心的だった若い銀行家が驚くべき変身を遂げて、自分のルールで運用するヘッジファンドマネジャーとして 大成功を収めるまでの記録である。 彼は内省と、一流投資家たちとの友情と、彼にとってのヒーローであるウォーレン・バフェットとのチャリティー昼食会(65万0100ドル で落札した)を通じて進化を遂げていった。この昼食会から1年もたたずに、彼はマンハッタンからチューリッヒに移住し、新規顧客への 管理手数料を廃止し、株価を頻繁にチェックするのもやめてしまったのである。 この物語には、投資やビジネスや大金がかかった判断に関することについて多くの驚くような洞察があふれている。 例えば、彼は正しいロールモデルこそが成功のカギとなる理由や、最高の教育を受けたことが邪魔になるケース、そして多くの投資家を 迷わせている短期的なノイズを排除することの利点について詳細に述べている。なかでも、自己認識が頭を整理してより良い投資判断 (競争心や嫉妬や不安や恐れなどに基づかない判断)を下す助けになるという説明は重要だ。彼の助言には、正しい判断を下すための 「投資家のチェックリスト」(著名な投資家で、『ダンドー』の著者であるモニッシュ・パブライと共にまとめたもの)や、スピア自身 も用いているヒントやコツや手法などが含まれている。 本書は、ウォール街の闇に直面した若者が、賢明な道を見つけ、それによってはるかに大きな報酬(金銭的にも人間的にも) を得るまでの興味深い物語である。スピアは、偏見を捨て、ロールモデルから学び、ありのままの自分を受け入れて大きな成功をつかんだ。 投資の世界に関心を持ち、自分の道を切り開いていきたい人にとっては素晴らしい実用的な指針になっている。
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4.3静岡の大人気居酒屋「岡むら」流、「幸せ」で「喜びにあふれた」働き方! 岡村佳明、50歳。 35歳まで夢もなくチャランポランに遊び回っていた男が一念発起! 今では、「宣伝しない、看板出さない、入り口がわからない」居酒屋として若者に大人気! そんな大繁盛居酒屋を経営する 岡村佳明さんの「商売繁盛・人育ての極意」がついに一冊の本になりました。 岡村佳明さんの商売の先生は 六十年前、藤枝にカウンター五席だけの小さな小さな居酒屋をつくった おかあさんでした。 ★人は自分のためにがんばれないことも 誰かのためだったら、がんばれる! ★人が輝けば、店は輝く! ★お客さんに喜んでもらえれば、店は輝く! ★本気で何かを始めたり、やり直したりするのは 年齢も性別も関係ない! ★生きてる限り本気になるチャンスはある! 人とつながり、喜んでもらう「働き方」がここにあります。
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-全世界で750万部突破! 自己啓発の古典的名著 成功をつかむためのヒント満載! 思考のスケールを大きくすると人生が魔法のようにうまくいく 本書の初版は1959年に出版され、ベストセラーになった。その影響力はアメリカ国内にとどまらず、世界中の750万人を超える読者が、そのノウハウを実践することで生活を改善し、より良き人生を送っている。大きく考えることには、まるで魔法のような力があるのだ。 最初に出版されてからすでに60年以上経っているが、日本語完訳版は初となる。本書の教えは、当時と同じように今日でもパワフルで、まったく色褪せていない。ポジティブ・シンキングをはじめとする、さまざまな成功法則の原点がこの本のなかにあるのがわかるだろう。 著者の見聞きしたさまざまなケースが随所に登場する本書は、読みものとして非常に魅力的だ。読者は多くの有用なインスピレーションを得られるだろう。また本書には、人生をより良い方向に変えるための数々のツールが提供されている。「人生を成功に導く実践ガイド」というのにふさわしい、実用的な内容である。 本書で学べることは次のとおり。 ● 必ず「成功できる」と信じ、自信をもつ ● やらないための“言い訳癖”を克服する ● 心のなかにポジティブな考えを生み出す ● クリエイティブに考え、アイディアを実行に移す ● 誰であっても、相手を大切にする態度を身につける ● 目的を明確にして、自分の10年後の姿を思い描く ● 失敗から学び、前に進むために活かす ● “何事も一流を”をルールにする 等々 大きく考えよう。そうすれば大きく生きられる。幸せに包まれ、達成感にあふれた人生を生きられる。さあ、今すぐ行動を開始しよう! ベストセラー作家のトマス・J・スタンリーは、デイヴィッド・J・シュワルツと『大きく考える魔法』が、『となりの億万長者』(早川書房)を書くきっかけになったと述べている。
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-これで、カジノをやっつける夢がやっと叶う!いままでブラックジャック(BJ)に勝つためには、複雑な計算が必要だった。だが、革新的なこの「K-Oカードカウンティングシステム」はそれらを全て省略し、簡単にしてくれるのだ! 数学に基づき開発されたK-Oカウントは、BJでプラスの利益を生み出す性能を誇る。もちろん数学の学位も必要しない。BJの基本戦略を活用しながら、“数字をひとつずつプラス・マイナスしていくだけ”で、ラスベガス、アトランティックシティー、ミシシッピー、リバーボートカジノ、ネイティブアメリカンカジノ、バハマ、クルーズ船など、どこでも使用可能な強力な武器となる! さあ、リングに上がって技術を磨こう! ・まずは、簡易システムを使ってみる。 ・K-Oルーキーシステムは、数時間で覚えられるほど簡単なシステムなのに、プレイヤーアドバンテージが取れるほどのパワーを秘めている。 ・プロ級のシステムに進む。 K-Oスマートシステムは、業界のトップシステムと同じ土俵で、そのパフォーマンスが引けを取らない。にも関わらず扱いがとても簡単だ。 ・カジノとのイタチごっこに勝利するための知識を身につける。 いままでにその効果が証明されてきたあらゆるカードカウンティングシステムと比べても、K-Oシステムは十分なパワーを持っていることが立証されている。これはコンピューターが想定した数十億ものシミュレーションハンドと、米国中のカジノで複数のカードカウンティングチームが実際に行ったプレイによって立証された結果である。 本書を読めば、ブラックジャックでカジノを巧みにノックアウトできる能力がしっかりと身につくことだろう。
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5.0「マッドマン(イカレた野郎)」の思考回路とは!? ガス・ハンセンは、最も興味深くかつ魅力的なポーカープロである。そのクレイジーで怖いもの知らずのアグレッシブなプレイスタイルから、「マッドマン(イカレた野郎)」と呼ばれている。しかし彼は間違いなくスーパースタープレイヤーであり、どうすればポーカーに勝てるか、それもどうやってビッグな勝利を手にできるかを知っているということに、異論の余地はない。 ガスは第1回のポーカー・スーパースターズ・インビテーショナルのチャンピオンで、3つのワールド・ポーカー・ツアーのタイトルを手に入れた。2007年にはオージー・ミリオンズのチャンピオンとなり、5つ目の国際的なトーナメントのタイトル保有者となった。 そして初めて、ガスはそのトーナメントでプレイしたハンドを全部分析して、勝利への秘訣を公開することにしたのだ。 本書ではガスの思考法と論理のすべてが明らかにされている。 ●ガスがオージー・ミリオンズでプレイした300以上のハンドについての、広範囲で分かりやすい分析 ●ガスの常なる勝利に貢献している「イカレた」プレイの裏にある、過激だけれどもクールな論理 ●ブラフと正確な計算、当てずっぽうとは違う推測、そして相手の読み ●どうにもプレイできそうもない悪手で、どうやったら大きなベットにコールできるのか ●屑手でポジションもないのにレイズすべき時はいつか ●賞金ストラクチャーがどのようにプレイに影響を及ぼすか これ以外にも優位に立てる多くのノウハウが明かされている。 初心者もポーカープロも、ガス・ハンセンの思考を学ぶことによって、自らのプレイが飛躍的に向上するのを実感してほしい! 著者紹介/ガス・ハンセン(GusHansen) ポーカープロのなかでもスーパースターであるガス・ハンセンは、そのルーズでアグレッシブなプレイスタイルで、ポーカー界を震撼させてきた。彼は5つの国際的トーナメントのタイトルを手にしており、「グレート・デン」、あるいは「マッドマン(イカレた野郎)」の異名をもつ。そのクールな論理は彼の手に宿り、相手プレイヤーを打ちのめしている。『ピープル』誌による「世界で最もセクシーな男」のひとりにも選ばれたガスはアスリートであり、またバックギャモンプレイヤーでもあり、デンマークとアメリカの両方でポーカーのテレビ番組でコメンテーターとして活躍している。
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-人間は、ある意味で「記憶」の蓄積した生き物だといえよう。もし、過去のことを一切覚えていなかったら、社会生活を営めないだろう。 世の中に記憶力不足に悩む人は多い。「最近、ど忘れすることが多くなった」、「試験に必要なことが覚えられない」、「覚えてもすぐに忘れてしまう」など、老若男女を問わず共通した問題だ。「もっと記憶力を向上させたい」という願いは切実だ。 そこで本書では、記憶力向上のための基本を、記銘、保持、想起という三つの流れから考えてみた。つまり同じ記憶力であっても、覚えられないというのと、想い出せないというのでは、流れの位置が異なるものだ。 ビジネスマンは、時間不足に慢性的に悩まされている。記憶力を強化したくても、そんな時間がないという嘆きも多く聞かれる。多忙な人々のために、いつでも、どこでもできるのが本物の記憶力強化法だという信念のもとに、「通勤電車でできる記憶力強化法」を紹介している。特別な時間を費やすことなく、いつのまにか記憶力が向上してしまうことに驚かれるだろう。 日に10万個近くが死滅していくといわれる脳細胞。人間の寿命と同様に、限りある“資源”でもあるわけだ。そんな大切な、21世紀に向けての貴重な資源を、最大限に活用してもらいたい。また、「記憶術」というと、いかにして記憶するかのテクニックである、とばかり考えがちである。確かに、記憶することは記憶術の要であるが、それだけではない。つまり、「覚える」というだけでは、本当の記憶術にはならないというのが松本幸夫氏の持論だ。だから、一口に記憶するといっても、記憶の流れについては最低限理解しておくことが欠かせない。 記銘については、巷間、記憶術のテクニックが説かれている。しかし、本書では、まず「何のために記憶するか」を考えている点が他と異なる。それがないと、無目的にいたずらに量を覚えよう、競争しようという方向に向かってしまう。次に、人間の成長を考えている。今までできなかったことが、訓練によってできた。その時の喜びは子供の頃の自転車乗りとも共通している。記憶力が強化されると、自信がつき人間的にも成長していく。 そして最大のポイントは、人間が記憶するのであって、私たちは記憶力マシーンではないということだ。当然そこには、感情もあるし体験も含まねばならない。人間性をも加味した真の記憶力を、本書によって、一人でも多くの人に身につけて欲しい。
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4.7企業価値評価に欠かせないストーリーと計算!一度も利益を上げたことのない企業が何十億ドルものバリュエーションを付けるのはどうしてなのだろうか。なぜ巨額の投資を得られるスタートアップ企業が存在するのか。ファイナンスの教授であり、投資家としても経験豊富なアスワス・ダモダランが、数字を肉づけし、用心深い投資家にもリスクをとらせ、企業価値を高めるストーリーの力について論じている。ビジネスの世界には、説得力あるストーリーを語るストーリーテラーと、有意義なモデルや会計数字を作り出す計算屋とが存在する。事業を成功させるにはどちらも欠かせない存在ではあるが、両者が組み合わさることで事業は大きな価値を生み出し、維持することができるのだとダモダランは主張する。本書ではさまざまなケーススタディを通じて、どのようにすればストーリーテラーが数字を見事に語り、また計算屋が綿密な調査にも耐え得る、より想像力に富んだモデルを構築できるかを記している。ダモダランはウーバーの登場を検証し、ストーリーがバリュエーションに違いが生まれる理由を理解する鍵となることを論じている。ツイッターやフェイスブックはなぜIPO(新規株式公開)で何十億ドルもの価値が付いたのか、またひとつ(ツイッター)は停滞し、もうひとつ(フェイスブック)は成長を続けるのはなぜかを検証している。また、ダモダランはアップルやアマゾンなど、より確立されたビジネスモデルにも目を向け、企業の歴史がストーリーを強化も制限もすることを示している。また、ブラジルの世界的鉱山会社であるヴァーレの例を通じて、外部のストーリーの影響、国家やコモディティならびに通貨がどのように企業のストーリーを形づくるかを示してもいる。本書は数字をめぐるストーリーの効果や問題点、そして危険性を明らかにするとともに、どうすればストーリーの妥当性を評価することができるのかを伝えるものである。
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-勲士トマス・レミュエル・ホークの最期の手紙 愛する子へ――豊かに生きるための20の知恵 俳優イーサン・ホークが贈る、人生がもたらす意味と美しさを描いた珠玉の短編集。 時は15世紀、英国コーンウォールの騎士トマス・レミュエル・ホークは、スローターブリッジの戦いで斃れた323人のうちのひとりだった。戦いの前夜、もう自分が家に戻ることがないと察した彼は、祖父から受け継いだ「騎士の掟」を4人の子どもたちに伝えるべく、遠く離れた戦地で手紙をしたためる。 その「掟」は、孤高、謙虚、正義をはじめとする20の項目で構成され、トマスにとって特にかけがえのなかった物語や出来事で綴られていく――遺された子どもたちの人生の道標となることを願って――そして空が白みはじめ朝を迎える……。 本書は、1970年代初頭、オハイオ州のイーサン・ホークの親族の家で発見された古い手紙がもとになっているという。もともとケルノウ語で書かれていたものだが、専門家の逐語訳を経て、ホークの手により復元・編集され、現代の言葉でよみがえった。すべての物語は、東洋と西洋の古代からの教えや哲学、さらには現代の精神的および政治的著作がベースになっている。また、各項目に添えられた鳥の挿絵も、本文とともに発見されたものだが、ホークの妻ライアン・ホークの手により、復元・アレンジが施され収録されている。 ここに収められたすべての物語は、東洋と西洋の古代からの教えや哲学、さらには現代の精神的および政治的著作がベースになっている。古今東西すべての場所と人に通じる、善き人に欠かせない要素だ。イーサン・ホークによれば、「私は常に騎士の概念を愛してきました。それはよい人であることをクールにします。また、私はクールでいい人になることを目指しています」。また、「(この本は)なかなか話題にしにくい道徳的なことを子どもたちと話すためのよいツールになっている」とコメントしている。映画ファンはもちろん、国や文化、年齢、性別を問わず、語り継ぎたい“ひと”にまつわる普遍的な要素がぎっしり詰まった一冊。ハンディサイズでプレゼントにも最適。
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-すべての女性に寄り添うメッセージ 世界36ヵ国で翻訳 累計450万部超のベストセラー 人生は自分の手でつかみとるもの なりたい自分にかならずなれる! 他の人たちは人生を理解していて幸せそうなのに、自分にはその手がかりすらないと思ったことはありませんか? ● 幸せはどこかよそにある ● 私はいい母親ではない ● 今頃はもっと成長しているべきなのに ● 過去は乗り越えられない ● 体重で人生が左右される こんなことを思ったり、口に出したりしたことはありませんか? もしそうなら、この本がきっと役に立つでしょう。 著者のレイチェル・ホリスは、世の中はさまざまな“ウソ”に満ちあふれていて、私たちが楽しく生産的に生きることを妨げていると語りかけます。上にあげた5つも全部ウソ。あなた自身が信じ込み、自分自身に言い聞かせているウソなのです。そうしたウソを信じているかぎり、ほんとうの自分を生きることはできません。本書では、そうしたウソを20の章に分けて取り上げ、読者の誤解を解きほぐしていきます。 レイチェルは、かつて彼女を支配していたウソの数々が無価値であることを解き明かし、それらを乗り越えるのに役立った具体的かつ実践的な戦略について解説していきます。恐れ知らずのユーモアで、あなたを楽しませ、励まします。トラウマを乗り越え、カオスを切り抜ける知恵を授けます。時には耳の痛いことも言いますが、それはすべて、ほんとうの自分を生きるために、喜びに満ちた自信のある女性になるために、必要なことは何でもするようあなたを説得するためです。 あなたを支配する数々のウソから解き放たれ、情熱を持って楽しく人生を歩んでいきましょう。自分を大切に! どうかあきらめないで!
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3.5生産性を上げる秘訣は会議を増やすのだ! 長年の問題に対する待望の解決策。 会議を根本から変える一冊── すべてのビジネスパーソンを悩ませる最大の問題、それは「会議が多すぎる」こと。会議のほとんどは退屈で、非生産的で、苦痛で、しかも役に立たない。だが本来、会議とは組織運営における最も中心的かつ重要な活動であり、それゆえ、会議そのものをなくすことは不可能だ。 ならば、退屈で苦痛な会議を、生産的で活気あふれる会議に変えよう。そのためにやるべきは、見事なスライドを駆使することでも、オンラインで行うのでもなければ、会議を減らすわけでもない。むしろ会議の数を「増やす」ことで、適切な議論の末に正しい決定を下し、組織を成功へと導くことができる。 著者のパトリック・レンシオーニによれば、ダメな会議の最大の問題は、あらゆる問題を1つの会議で議論しようとすること。それでは誰にとっても無駄で、不満の残る会議にしかならない。しかも多くのリーダーは、会議を円滑に進めようとするあまり、適切な議論に不可欠な意見の対立を排除しようとしてしまう。 本書が提唱する「4つの会議」では、頻度や場所、議題の範囲、議論の進め方など、すべてを目的にあった最適な形で実行する。これにより、驚くほど退屈で無駄だった会議が、熱のこもった集中的な議論が展開される理想の会議へと変貌していく。そして、ビジネスの生産性は格段に上がり、組織に活力が生まれ、業績の向上へとつながっていくのだ。 本書では、会議と格闘するある経営者のストーリーを通して、会議と組織がどのように変わっていくかをドラマチックに紹介する。それは、あなたの会社にも起こりうる奇跡だ。
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-次なる市場暴落から身を守るための画期的な入門書! この25年間、金融市場は大きく上昇しては暴落するを繰り返してきた。それはなぜなのだろうか。アメリカの株式市場が常に経済成長を上回っているのはなぜなのだろうか。企業が何かに取りつかれたように自社株買いをしているのはなぜなのだろうか。なぜトレーダーは中央銀行の発言を神の言葉のように信じ込んでしまうのだろうか。 これらの問いに対する答えは、世界中の投資家が熱狂的に受け入れてきた広く普及するトレンドのなかに見いだすことができる。そのトレンドとは、低金利でお金を借りて、安定していると思われる市場で高利回りの商品に投資することである。つまり、答えはすべて「キャリーの台頭」で説明がつくのだ。次なる金融危機からあなた自身を守ることができるように、いろいろな事象を結びつけて、事の全容を明らかにしていくのが本書の目指す画期的なところである。 本書で著者は今日の市場の仕組みと、金融危機はなぜ起こるのかを深く掘り下げることで、読者に市場に対するまったく新しい考え方を提供し、投資戦略を見直す機会を与えてくれる。市場の大暴落は景気後退が原因ではなく、むしろその逆で、「市場の大暴落が景気後退を生み出すのだ」と著者は力説する。さらに、著者はキャリー、ボラティリティの売り、レバレッジ、流動性、収益性はすべて同じ現象に収束すると述べている。長期にわたるキャリートレードのプラスのリターンが市場のボラティリティ構造と関係があるのはなぜなのか、そして中央銀行の政策がこれらのリターンを増長させてきたのはなぜなのかについても言及する。また、キャリーの台頭が社会的・政治的病理に直接結びつくのはなぜなのかについても解説する。 「金融市場と経済を決定づける力に関しては従来の考え方には誤りがある」と著者は言う。「したがって、こうした理解では次にやってくる金融危機や経済危機、そしてその影響を読み解くことはできない」と。 本書は何十年にもわたって経済学者たちを惑わせてきた謎に終止符を打つものである。本書は市場のメカニズムをより明確にし、キャリーの台頭によって私たちの知る金融システムが一変した世界で常に時代の先を行くために必要なすべてのものを提供してくれるものだ。
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-日本初登場! 読者の成功体験が物語る 米国40万部超えのロングセラー あなたの願いを叶える儀式を教えます!! ただし、実践する前に「本当に望んでいること!」か、自分自身に確認してください。良いことも悪いことも関係なく、願ったものが手に入るのです。 本書で紹介する儀式に必要なものは、数本のキャンドルとあなたの「願い」だけです。 願いをかなえるためにはどんなキャンドルがいいのか、いつ火をともせばいいのか、またどんなふうにキャンドルを「操れば」いいのかなど――あくまでも実用面にこだわり、実践する方法を紹介しています。28種類、56の儀式をイラストでシンプルかつ具体的に描きました。 「キャンドル魔法」では、キャンドルの色が重要な意味を持ちます。また、この魔法が効力を発揮するテーマはさまざまです。たとえば、「愛情を勝ち取る」「恐怖心に打ち勝つ」「悪口をやめさせる」「結婚生活を修復する」……。 人生でぶつかるさまざまな問題を解決するために、また、より豊かな人生を送るために、キャンドル魔法が、絶大な効力を発揮します。 本書では魔法を使うために必要な儀式と呪文を詳細に解説していますが、「第1部 古代宗教の影響が残る儀式」と「第2部 キリスト教化された儀式」の2部構成になっていることが、大きな特徴です。 第1部は、著者のレイモンド・バックランドが信仰するウイッチクラフト(魔女信仰)の世界観が色濃く表れた内容です。第2部は、旧約聖書の詩篇や雅歌を唱えるもので、文字どおり「キリスト教化された」儀式です。どちらを選んでも効果は変わりません。大切なのは、願いをかなえたいというあなたの「思い」なのです。 最後になりますが「キャンドル魔法」とは、古代人の共感呪術に端を発するもので、西洋で古くから綿々と受け継がれてきている魔術の1つです。現代でもたいへん多くの人々が実践していることは、本書の読者数が証明しています。
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-「究極のトレーダーを目指す皆さまへ」 この『究極のトレーディングガイド』は多くのトレーダーが望むものの、なかなか実現できないもの、すなわち適切なロジックをベースとし、安定した利益の出るトレーディングシステムの正しい開発・活用法を教えてくれる。現在最も注目されているアナリストとそのパートナーは本書のなかで、トレーダーにとって本当に役に立つコンピューター・トレーディングシステムの開発ノウハウをあますところなく公開している! 短期トレンドのとらえ方とは? 使えるトレーディングシステムとは? マネーマネジメントのテクニックとは? 利益につながる数々のパターンとは? 最近のトレードの爆発的な人気を背景に、多くのトレーダー(投資家)はメカニカル・トレーディングシステムを使いたいと思っている。トレーダーがその正しい使い方をマスターすれば、これほど便利なツールはほかにない。しかし残念なことに、トレーディングシステムの正しい使い方を知っているトレーダーはほとんどいない。今投資界で最も注目されているアナリストのひとりであるジョン・ヒル氏とそのパートナーであるジョージ・プルート、ランディ・ヒルの両氏は本書のなかで、トレードで利益を上げ続けられるトレーディングシステムのオリジナルな開発・活用法を公開している。トレーディングシステムの有効さは、そのベースとなるロジックと取り入れるデータの信頼性によって決まる。3人の著者は以下の点について詳しく説明し、正しいロジックに基づくトレーディングシステムの開発に必要なツールとテクニックを紹介している。 トレーディングシステムの基本原則 1~100万ドルなどあらゆるレベルの投資金を運用できるトレーディングシステムの導入法 ヒストリカルデータをバックテストし、実際のトレードでも利益の出せるコンピューター化されたトレーディングシステムの開発の条件 すべての市場で使える短期トレンドのタイミングのとらえ方 株式、先物、オプションなどすべてのマーケットでトレードしたいという個人トレーダーにとって、本書は本当に使えるトレーディングシステムを開発・活用するうえで、まさに「究極」という名に値する素晴らしい実践的な指導書である。
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-コミュニケーションの達人になるための極意を学ぼう オプラ・ウィンフリー、アレックス・ロドリゲス、ブリトニー・スピアーズなど著名人の成功事例も紹介 カリスマ的な魅力とは、どこから来るのだろうか? 会場いっぱいの聴衆を魅了する人がいる一方で、少人数のミーティングでも他者の心をつかめない人がいるのはなぜなのか?すぐれたアイデアでも、多くの人に受け入れられるものと、まともに相手にされないものがあるのはなぜか?あなたは会議の発言中に割り込まれたり、昇進の機会を逃したり、せっかくのアイデアを軽視されたりしたことがあるだろうか?実は、その原因は、 あなたの“キュー”にある─そして、その解決策も! キューとは、ボディランゲージや顔の表情、言葉の選択、声の抑揚を通して、私たちが日々休みなく送り合っている微細なシグナルだ。キューは、自分のイメージやアイデアが他者にどう伝わるかに大きな影響をおよぼす。メッセージが広く伝わるか、あるいは日の目を見ずに終わるかは、あなたのキューしだいなのだ。 ヴァネッサ・ヴァン・エドワーズは、本書の中で、キューという隠れた“言語”についてわかりやすく解説する。そして、あらゆる場で自分の能力や信頼性、リーダーシップ、好感度、カリスマ性をどう伝えればいいかを教えてくれる。最新の研究知見や成功事例の研究に加え、オプラ・ウィンフリーや、アレックス・ロドリゲス、ランス・アームストロング、マーガレット・サッチャー、リチャード・ニクソン、ブリトニー・スピアーズなどの著名人の実例も紹介されていて、読者は楽しく学ぶことができる。 プレゼンテーション、就職や報酬の交渉、困った同僚との会話などの場面で、適切なキューを送る方法を活用すれば、人間関係がスムーズになり、共感を得られ、絆が深まる。キューを理解し活用することが、あなたを大きな成功へと導いてくれるのだ。
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-実験心理学者のアルバート・メラビアンの説く『メラビアンの法則』というものがある。私たちが、人とコミュニケーションする場合の割合を決めたものである。何の割合だろうか? それは「言葉(話の内容)」「話し方(声の高低、スピード、イントネーションなど)」「身ぶり、手ぶり、姿勢、服装(ボディランゲージ)」の3つの要素の中で、合計を100とした際に、それぞれ何%を占めるかというものだ。 メラビアンの実験結果によると、言葉(7%)、話し方(38%)、ボディランゲージ(55%)となっている。つまり、あなたが人とコミュニケートする際、何と話の内容は7%しか伝わっていないのである。残りの93%は、話しの内容以外の部分で決められてしまうのだ。また、『熱意なしに達成された偉業など、どこにも存在しない』。やる気、情熱、パワー、生命力、胆力、どんな呼び方であっても構わない。もし、われわれに“熱意”がなかったら、「偉業」は達成できないだろう。実力差が紙一重の場合に、勝敗を決定する最後のよりどころとは何だろうか? 大目標を実現しようとする時に、これがなければ始まらないというものは何か? 「熱意」である。熱意があったならば、あなたの不可能なことはゼロに近くなるだろう。イメージとしては、真っ赤に燃えさかる炉を載せて走る「機関車」を浮かべてもらいたい。あなたが人間機関車となった状態を心に想い描けば良い。 この世のあらゆる成功者、成功物語を考えてもらいたい。その原動力は全て「熱意」である。シュリーマンのトロイの遺跡発見、エジソンの数々の発明、コロンブスの新大陸発見、ミケランジェロの天才的な創作品の数々……。その全てのスタートは「熱意から」なのである。 松本幸夫氏が、本書で紹介するのは、誰にでも簡単にできる成功術についてである。成功法・成功哲学と呼ばれるものを研究し続けた結果、「簡単なものこそ効果が高い」ということに気付いた。 簡単にできるということは、プラス面で考えたなら、長続きするということになる。 マイナス面では意識して変化をつけないと「マンネリ」におちいりやすい点だろう。楽しく、しかも長続きする成功術を、90紹介したい。どの項から入られても、あなたはその効果を実感できるはずだ。 一つの集中できる最少単位として「3分」を考えてみた。三分間であれば、通勤電車の中だろうと、起きぬけのちょっとした時間にでも、簡単に実行できるだろう。 いつでも、どこでも、誰にでもできる「3分間成功術」で、あなたは大成功者となる。あとは、実行あるのみだ。
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4.0バブル分析の古典的名著!昔から人は荒唐無稽な話にだまされ、無分別なヒステリー症にかかってきた! 「いつの時代にも、その時代ならではの愚行が見られる。それは陰謀や策略、あるいは途方もない空想となり、利欲、刺激を求める気持ち、単に他人と同じことをしていたいという気持ちのいずれかが、さらにそれに拍車を掛ける」――著者のチャールズ・マッケイは1841年にこう述べている。当時は確かにそうだった。しかし、1980年代後半の日本の株式市場や2000年のアメリカ株式市場のITバブルを見れば、現代も間違いなくそうだろう。 狂った投機熱から聖遺物崇拝まで、集団妄想にまつわる幅広いテーマを扱った知的でユーモアあふれるこの著作は、大衆の狂気、群衆の行動、人々の愚行に関する研究論の決定版となっており、読者の知的好奇心をくすぐらずにはいられない。本書ではさまざまな詐欺やいかさま行為のほかにも、魔女の火刑や壮大な十字軍運動、ノストラダムスの予言、16世紀のオランダの国中を巻き込んだチューリップバブル――たったひとつのチューリップの球根で全財産を失った投機家たちの話――に関する論考も取り上げているが、そこには服のすそを上げ下げし、髪型を変えたりひげを伸ばしたりといった人々の奇行も見え隠れしている。 思い当たる節があるという読者――マッカーシズムやエルビスフィーバーを思い出しただろうか?――に、そして途方もない狂気や荒唐無稽な計画、大衆をけむに巻く詐欺事件に興味津々の読者に、古今を問わず、どんな時代でも、大衆がいかに無分別なヒステリー症にかかりやすいかを諭してくれるのが本書である。 ベストセラー『トビアスの教える投資ガイドブック』(パンローリング)の著者であるアンドリュー・トビアスは本書について、「ほかの古典的名著と同じように、一度読めば本書の存在を知らなかったことなど想像するのも難しい――だからどうしても本書を薦めずにはいられなくなるのである」。
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5.0戦後の商品先物業界で「マムシの本忠」と恐れられた本田忠―― 小豆、大豆、生糸、乾繭など数々の仕手戦を演じ、全国長者番付で稼ぎ頭になったかと思うと、翌年は巨損を抱え、有史以来の税金還付を受けるなど浮沈極まりない相場師人生を歩む。桑名筋・板崎喜内人、静岡筋・栗田嘉記、勝馬筋「ヤマケン」、寺町博、帯広筋・鈴木樹、昇純一、伊賀の忍者…など戦後商品先物史を彩る名うての相場師たちと、ある時は連合し、ある時は敵対した。「市場の華」と称されたかと思うと、マムシのように忌み嫌われた。 本田忠は相場師であると同時にM&A(企業買収)にも奔走した。長崎で産声を上げた吉原商品を率いてわずか数年で全国のシェア20%を誇る「吉原軍団」を築き上げた辣腕経営者でもある。「マムシの道三」と呼ばれた戦国の武将斎藤道三は次々と領土を広げ、部下たちに分け与えながら、天下をうかがった。先物戦国時代の道三に擬せられて「マムシの本忠」と名付けられた。83歳の今も相場を張り続ける。この本には老いを知らない「マムシの本忠」のすべてがむき出しにされている。
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4.0人間の行動学に基づいた永遠に機能する戦略 エッジは恐怖と強欲から生まれる!高勝率短期売買法 バフェットの手法の短期売買版! ウォーレン・バフェットの投資信条とは、「他人が強欲になっているときに恐れて、他人が恐れているときに強欲になる」というもので、それを基に反復可能な手法を打ち立て、巨額な富を築いてきた。ただ、この言葉はよく聞くが、実行するのは簡単ではない。その証拠に、2人目のバフェットはいまだに出現していない。このバフェットの投資の神髄をさらに深く考察すると、「バフェットほど、人間の行動を理解している人はいない」ということになる。 バフェットは人々がストレスを受けると、不合理になることを十分に理解し、それを投資に生かしてきた。その手法を短期売買で再現可能にしたのが本書である。 1,恐怖はトレードでエッジ(優位性)を生み出す。 2,市場で恐怖が高まるほど、エッジは大きくなる。 3,強欲もエッジを生み出す。 4,メディアやインフルエンサーは多くのトレーダーや投資家に影響を及ぼし、恐怖や強欲をより高める。 5,機会損失(儲けの機会を失うこと)への恐怖は人に組み込まれた強烈な感情で、買い手にとっては、これがエッジになる。 6,バフェットが実行してきた「恐怖で買い、強欲で売る」手法は、政治的・経済的・技術的な変化が起ころうと、この四半世紀、ずっと機能してきた。 本書では、幅広い検証や実例を通して、恐怖が高まったときに買い、強欲が増したときに売ることが最も高勝率なトレード法だということを検証してきた。この手法のエッジは21世紀になってからの激動を潜り抜けてきたことでも分かるように、今後も長く残り続けるだろう。本書から示唆や刺激を受けて、ぜひ読者なりの人間の行動に基づいた「恐怖で買い、強欲で売る」短期売買手法を確立してほしい。
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-トレンドフォローは30年以上にわたって上げ相場でも下げ相場でも並外れた利益を出してきたトレーディング戦略だ。2008年に株式市場が崩壊すると、バイ・アンド・ ホールドで身動きがとれなくなった投資家たちは大金を失った。しかし、トレンドフォロワーたちは2008年10月の1カ月だけで巨額の収益を上げ、最大40%という途方もない利益を出した! 証拠は本書のなかにある――自分の目で確認できる最新データ に加えて、時代を超えたこの戦略をあなたの運用資産で使うためのあらゆる情報を提供している。 トレンドフォローに精通したマイケル・コベルはこの全面改訂版で、何十年もこの戦略を使っているトレーダーやファンドマネジャーだけでなく、新しいトレーダーも紹介している。例えばデビッド・ハーディングはロンドンを本拠地にトレンドフォローの手法で100億ドル以上を運用している。人物紹介のあとはトレンドフォローをあなた自身が使うための考え方やテクニックをすべて手ほどきする。一度にひとつずつ単純なチャートを使いながら、どの市場でも一貫して利益を得られるように価格の動きを理解する方法が学べる。 今日では、これまでにも増してトレンドフォローの手法を必要とする。本書を読んで自分のために役立てていただきたい! ・本物の証拠、本物のデータ、本物の結果 10年以上の詳細な運用成績のグラフは改訂して、2008年秋の株価暴落のものも含めた ・必要なすべての情報をひとつの数字で上げ相場でも下げ相場でも、なぜ価格はトレードに必要なすべてを現在も将来も変わらず伝えてくれるのか ・チャンスでの到達目標を正確に何を、いつ、どれくらいの量でトレードすべきか ・今日の代表的トレンドフォロワーとの出会いデビッド・ハーディングからジョン・W・ヘンリー、エド・スィコータまでの並外れたトレーダーを紹介
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3.4ロングセラー『ゾーン』の熱心な読者によるリクエストにお応えして刊行が急遽決定! トレーディングは心の問題であると悟った投資家・トレーダーたち、必携の書籍! 本書を読めば、マーケットのあらゆる局面と利益機会に対応できる正しい心構えを学ぶことができる――心の世界をコントロールできるトレーダーこそが相場の世界で勝者になれるのだ! トレードの成功は素晴らしい戦略よりも心のあり方によって決まる! トレードのダイナミズムの専門家であるマーク・ダグラスは本書のなかで、多くのトレーダーが相場で成功できない理由として、その心のあり方にスポットを当てている。 筆者自身の苦いトレード経験によって得られた教訓をもとに、一般社会でうまく機能する考え方が相場の世界ではまったく通用しない理由が明らかにされている。負けトレードをもたらすのは心の世界に深く蓄積された古い信念や考え方であり、それらの「大掃除」をしないかぎり、トレードで成功することはできない。本書ではこうした心のバリアを克服する方法と、トレードに臨むときの正しい心のあり方が詳しく述べられている。心の世界をコントロールしてコンスタントに利益を上げている数少ない勝ち組トレーダーの仲間入りをするには、本書で述べられた体系的なアプローチを一歩ずつマスターしていくことである。 「トレードでの勝敗の80%は心のあり方によって決まり、トレードの手法や戦略の貢献度はわずか20%にすぎない」――ファンダメンタルズやテクニカル分析の知識がそれほどなくても、心の世界をコントロールできるトレーダーは相場の世界で勝者になれる! 本書を読めば、マーケットのあらゆる局面と利益のチャンスに対応できる正しい心構えを学ぶことができるだろう。商品取引の豊富な経験を持ち、トレードのダイナミズムのエキスパートでもあるマーク・ダグラスは、トレードの成否を決定する核心的な問題に真っ正面から切り込んでいく。ダグラスによれば、相場の世界とは一般社会のようにいろいろな制約に邪魔されることなく、「自由に自分を表現できるところ」である。そのためには恐怖心をなくすというメンタルスキルを修得し、本書に述べられた体系的なアプローチを一歩ずつ実践していくことである。 著者/マーク・ダグラス(MarkDouglas) シカゴのトレーダー育成機関であるトレーディング・ビヘイビアー・ダイナミクス社の社長を務める。商品取引のブローカーでもあったダグラスは、自らの苦いトレード経験と多数のトレーダーの間接的な経験を踏まえて、トレードで成功できない原因とその克服策を提示している。最近では大手商品取引会社やブローカー向けに、本書で分析されたテーマやトレード手法に関するセミナーや勉強会を数多く主催している。著書に『ゾーン――相場心理学入門』(パンローリング)がある
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-『私は株で200万ドル儲けた』の著者による実践必勝テクニック! 値動きだけを見る! ダーバスのやり方のすべてが詰まっている! 世界的なダンサーとして有名だったニコラス・ダーバスは日々、世界中の都市を公演して回っていた。あるとき、たまたまダンスの主演料の代わりに名も知らない株でギャラを受け取る。そのことをきっかけに株に興味を持ち始めた。 それから、株式投資を始め、小さな成功と大きな失敗を犯しながら、ブローカーの言いなりになって無駄に多くの手数料を取られないためには何をすればよいのか、ファンダメンタルズはなぜ役に立たないのか、ニューヨークではなく世界を旅して回って、相場の情報も数日遅れでしか得られないようなときのほうがなぜうまくいくのか、ダーバスは試行錯誤を繰り返す。 そして、ダーバスは、ウォール街(株式相場)はカジノ(ラスベガス)だと気づいた。そう、雑音はすべて排除して、値動きだけを見るということに気づき、素晴らしいパフォーマンスを上げるようになった。それを競馬で例えるならば、血統、訓練、ジョッキーの評判、馬が食べていた麦の種類は知っていて損はないが、最も重要な原則は、先頭を走っている馬だけに賭けることということ。その馬が後続に沈んだら、ほかの有力馬を探すということだった! 本書では初心者が陥る典型な失敗例が多く示されている。読者はこれを読んで大切な資金を減らうような回り道をしなくてすむだろう。 また、本書ではダーバスの自身の経験に基づいて、「どの銘柄を買えば利益を得られそうか」という極めて関心度の高い問いに明確な答えを出してくれている。また、勝つ確率を高めてリスクを減らす方法やストップロス注文を置くことの大切さを、巨額の利益を得て、なおかつその利益を失わないために考案した貴重な手法も明らかにしている。 読者は、今なお色あせないダーバスの手法のすべてを、本書で学ぶことができるだろう! 「上げているうちは、私はけっして持ち株を売らない。どうして、勝ち馬から降りる必要があるだろうか。そして、下げている持ち株はけっして持ち続けない。どうして負け組にしがみつく必要があるだろうか。その銘柄が大きく動いたときに乗っても遅くないのだ」——ニコラス・ダーバス
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4.0ウォール街という魑魅魍魎がうごめく世界を生き抜くためのガイドブック 投資業界の本音 本書は、破綻すると分かっている住宅ローンや、恐ろしいほど高いリスクや、つぶすには大きすぎる銀行を私たちに押し付けてきた金権主義者や官僚を痛烈に皮肉り、批判し、揶揄している。本書は、複雑で、不条理で、尊大なウォール街から、単純な真実と、分かりやすい警告を導き出してくれている。 また本書は、敵に囲まれた荒野のような今日の金融市場で生き残っていくための必須のサバイバルガイドであり、サソリの毒を含んだ実践的な洞察でもある。ウォール街の気まぐれやごまかしを跳ねのけて、高揚感と絶望のはざまにいる投資家には、安全な道を切り開いてくれるに違いない。 本書を読んで、煉獄(小罪を犯した死者が罪を清めるための天国でも地獄でもない場所)から距離を置くことがこれほど有意義だったとは、改めて分かったことだろう!
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-本書は、読者に、“普通とは異なる発想(逆発想)を身につけた、仕事が10倍「できる人」”に最速でなってもらう工夫を凝らした一冊だ。たとえば、 ・プレゼンの際、うるさい場所では小声で話しだすほうがいい ・断られたら感謝すると、うまくいく ・マイナス要素もそえて話すほうが、信用され、説得力が出る ・ロベタでも、いやむしろロベタのほうが話し上手になれる ・プレゼン時にあえて視覚要素を排除することを心がける ・価格交渉をされたら、価格では応じないこと ・正しいことを主張するよりペーシングが大事(「嫌われる有能」は無能に等しい) ・吐く息を長くすると集中力が高まる ・アイデアを限界までたくさん出すと、むしろアイデアのネタはさらに出始める ・ある行動に疲れたら、違う行動をすることで積極的に休むことができる 本書でご紹介する膨大な数のテクニックが、あなたの能力と魅力を10倍に引き出すと松本氏は確信する。 「能力」というのは、「他人が認める」ことによって初めて生きるものだ。そして「能力」を開花させるには、普通とは異なる、ある種の逆転した発想(逆発想)にもとつく裏ワザ的な仕事術への開眼も必要となるのだ。松本氏は、発想を変え、まずは、もっと自分の実力、良さというものを認めてもらう努力をしたほうがいい、ということを指摘する。 それには、まず、プレゼンテーション能力を高めることにつきる。プレゼンとは、何も大々的に大人数を前に行なうようなものばかりを指さない。自分の意思を伝えるのであれば、それは仮に視覚器材などを用いなかったとしても、プレゼンテーションと呼んでおかしくない。たとえば、会議で自分の意思を発表すること、研修会の中で発言すること、小集団での活動や商品説明など、おそらく意識していなくても、かなりの人は、仕事の中でプレゼンテーションをしている。では、あなたは常に、満足のいく結果を出せているか?堂々と、自信のあるプレゼンができているか?知っておくべきは、「プレゼン下手は損をする」ということだ。さらに、プレゼン能力や交渉力を生かすためにも、「コミュニケーション能力」を高めることを忘れてはいけない。本書では、こうしたスキルの磨き方がふんだんに盛り込まれている。 本書でご紹介するポイントをすべて見直して、実践していったなら、イヤでも仕事の「できる人」となれるエッセンスが身に付き、「できる人」へと変身できる。
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3.0投資やトレーディングでの逆張りの理論は、相場のかなりの部分が大衆によって動かされているという考えに基づいている。株式市場において特定の投資テーマをもとに大衆が形成されると、彼らは株価を適正価格と比べてあまりにも高くまで押し上げたり、あるいはあまりにも安くまで押し下げることがある。もしその大衆のせいで株の価格に間違いが起きたり、または大衆が適正価格と比べてあまりに高いかあまりに安いところまで相場を動かしたところを見極められるのならば、論理的にはバイ・アンド・ホールドよりも良い成果を上げられるはずだと、逆張りトレーダーは考える。本書は、大衆が周期的に熱狂と恐怖を繰り返すのを利用し、ほとんどの人が無分別だと思いかねないが実は賢い投資選択をする方法を教える。 経験豊かなトレーダーであるカール・フティーアが逆張りトレーダーの主要な道具――メディア日記――について説明する。相場が大きな転換期を迎える前には、ほとんどいつも雑誌の表紙や新聞の大見出しがその兆しを示してくれる。だが、それらは結局、完全に間違っていると分かる。そのため、量的な指標とニュースメディアを使って大衆行動を見張り、さらに歴史的事例を振り返ることで、トレーダーや投資家は相場の転換期に利益を得る用意ができる。メディア日記の情報をどう解釈し、現在と過去の相場変動を統計的な見方でどう調整すればよいのかについて、フティーアは具体的に教えてくれる。1982~2000年の強気相場、2000~2002年の弱気相場、2002~2007年の強気相場、2008年の株価暴落を振り返ることによって、株式市場がその期間に犯した多くの評価の間違いを、彼自身のメディア日記がいかにうまく見極めたかが明らかになる。さらに、彼は逆張り理論の発展を説明し、理論に貢献した重要人物に焦点を当てて、すべての逆張りトレーダーに勧めたい本を何冊か紹介している。また、逆張りトレーダーのためにバリュー投資の簡単な説明も行っている。 逆張りトレーダーの仕事は相場の高値や安値を予測することでも、いかなる種類の正しい予測をすることでもない。フティーアはひとつの目標――バイ・アンド・ホールド戦略によって得られるリターンよりも高いリターンを得ること――に焦点を当てる。本書によって、市場平均を上回るという意外に難しい目標を達成する方法が分かるだろう。 本書は、大衆に基づく集団思考が市場を過大評価するか過小評価するときに現れる投資機会を見極め、それを利用する技術を明かしている。 投資ブログの第一人者であるフティーアによる本書は、大衆の振る舞いがどうして相場を動かすのかを詳しく説明し、大衆に基づく集団思考がどのように効率的市場仮説につながるのかを明らかにしている。フティーアは慎重派にも積極派にもそれぞれ具体的な戦略を示し、実用的な逆張りトレード手法を提供している。彼はテクニカル指標や定量的な情報をメディアの大見出しと組み合わせて、市場センチメントがいつ行きすぎたのかを判断する方法を教えてくれる。また、客観性を保ちつつ大衆の動きを評価し、大衆とは逆のポジションを取るべき状況を見極める道具を提供している。
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-米ビジネス界で不思議な魅力を持った一匹狼の起業家 たたき上げの億万長者のサム・ゼルは、常に人が見ていないところに目を向ける。中学生のころはクラスメートにプレイボーイ誌を高く売りつけ、大人になると暴落後の不動産を安く買い、長期的な価値があっても地味な業界に投資してきた彼は、需給トレンドに大胆に賭けて先行者利益をつかんできた。彼は、難解な法律から、アブダビの砂漠会議まで、どんなところでもチャンスを見つける。 ゼルはよく「みんなが左に行くときは、右を見ろ」と言っている。彼にとって、社会通念は基準ではない。毎年、取引を重ねるほどに、彼は群衆のノイズを排除し、できるだけたくさんの情報を集めたうえで、自らの直観を信じて行動する。彼は、自分がこのような独特な考え方ができるのは、第二次世界大戦中にユダヤ人難民として杉原千畝が発行したビザでアメリカに渡った「スギハラサバイバー」である両親の影響が大きいと語っている。 ゼルの評価を2人に聞けば、まったく違う答えが返ってくるだろう。彼が、トリビューン社の経営権を握った翌年に連邦破産法を申請したときはメディアの猛反発を食らった。しかし、その一方で彼の鋭い直観はウォール街の伝説になっており、数々のIPO(新規株式公開)を支援している。彼は、問題を抱えた資産を標的にする戦略から「墓場のダンサー」とも呼ばれているが、これまでに何千人もの雇用も創出してきた。彼の会社だけでも膨大な数の社員がいるが、彼らはその強い忠誠心から会社を辞めたり、転職を考える社員は非常に少ない。 ゼルは個性あふれる人物で、みんなの逆を行くことが多く、遠慮がなく、不遜で、いつも興味津々で、よく働く。出勤にはグレーのスーツがお決まりだった1960年代にジーンズで出勤し始め、1985年にはウォール・ストリート・ジャーナル紙に「楽しい仕事でなければやらない」と言い放った。バイクの仲間(ゼルズ・エンジェル)と世界中を回り、会社の外のデッキではアヒルを飼っている。 彼いわく、「既存のルールや社会通念にただ従うつもりはない。結局のところ、仕事がうまくいっていれば、ありのままの自分でいる自由がある」。 本書は、ゼルが強調したいことをまとめたもので、読者と彼がかかわるとビジネスの世界を巡りながら、成功談は誠実かつユーモアを交え、失敗談はその過程で学んだこと(ここが重要! )を率直に語っている。 これは次世代の革命児や起業家や投資家にとって、欠かすことのできない指針となるだろう。
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-優れたトレーダーは相場の空気を読む! 先物やオプションをトレードするのはポーカーをプレーするのと同じである 「あなたが苦労して稼いだお金を、銀行や証券会社はギャンブルに使っている」――。 そう聞いて、気持ちの良い人はいないだろう。 しかし、本書を読み進めていくうちに、小難しい理論でお高くとまった現代ファイナンスの中核が、実は「ギャンブル」であること、そしてギャンブルへの洞察が金融や相場の理解に大いに役立つことを、確信するはずだ。金融市場に最もよく似たゲームである「ポーカー」がプロの金融マンやトレーダーの間で非常に人気の高いのは、偶然ではないのだ。 ファイナンスの実践的教育者にして、生涯現役のポーカープレーヤーであるアーロン・ブラウンは、米国の金融システム発展の底流には常にポーカーとギャンブルの文化があったことを明らかにしたうえで、その視点から人がリスクを取る確固たる理由について明快に説明している。
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-松本幸夫氏は、研修講師という仕事をしている。毎日のように30人、50人、ときには数百人の前で話をしている。キャリアは25年を超え、受講者は延べ人数にすると20万人にも及ぶ。 ただ、始めから堂々と、説得力ある話、人を感動させる話ができていたわけではない。 もともと松本氏は、極度のあがり症で、人前に立つとしどろもどろ、学校では先生の問いの答えがわかっても、指名されて話すのが嫌で、手があげられないくらいだった。今は、あまりにも慣れてしまい、少しは緊張したほうがいいと、むしろ「あがる」ことを意識しているような状態なのだ。 松本氏が面白いなと思うのは、あれほどロベタであがり症な人間だったのに、今はスピーチやプレゼンテーションの仕方を「教える」側に立っていること。 もちろん、一日にして成ったのではない。話し方の本の多読をはじめ、さまざまなチャレンジをしてみた。初級の話し方のクラスは、当時の大きな団体は全てといっていいくらい、 「武者修行」して回り、松本氏の話し方の「土台」になってきたのが、本書で説いているデール・カーネギーの教え、だった。 本書では、デール・カーネギーをあまりよく知らない人のために、「カーネギーとはどんな人?」また、「なぜ今デール・カーネギーの教え、話し方が求められているのか?」、「カーネギーの教えが必要な時代背景」という、知っておくべき知識が述べられている。また、カーネギーの話し方教室の受講生は、1955年に5万人に、1980年代には15万人と急増したのである。なぜこれほどまでに、カーネギーの教え方が広く、長く求められてきているのだろうか? それよりも、「早くスキルが知りたい」、「すぐに使える話法を教えてくれ」という方もいるでしょう。そんなあなたは、まずは第3章の「上司を説得し、部下を動かす「松本流」カーネギーの5エッセンス」から読んでほしい。シンプルだがベストな話し方のスキル、心構えが述べられている。 本書を読むことによって、ビジネスシーンは言うまでもなくプライベートでもいつでも、どんな場面でも、堂々とあなたらしく話すことができる、と松本氏は自負する。どんな場面でも、デール・カーネギーの教えに則って話をしたら、安心して、あなたらしく話ができる、つまりコミュニケーションの達人になれる。あとはほんの少しの勇気で、日々実践していくことだけだ。
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4.0クオンツトレーディング戦略はまたの名を「ブラックボックス」ともいい、説明が難しく、理解しづらいというのが世間一般の見方だ。確かにこのアプローチにはある程度の複雑さはある。しかし、正しいガイダンスに従えば、障害を乗り越え、この分野で秀でることも不可能ではない。 プロのファンドマネジャーであるリシ・ナランが本書を書いたのはまさにそのためだ。難しい数式などは一切使わず、実例や役立つエピソードをふんだんに織り込んだ本書は、普通の人にも理解しやすい。読み終えるころには、ブラックボックスの中身が細部まで理解できていることだろう。「クオンツ」が何をしているのかを明確にすることで、クオンツトレーディングを取り囲む謎のベールをはがし、クオンツトレーディングに興味を持つ人々のクオンツとクオンツ戦略に対する理解を深めた本書の意義は大きい。 本書は3部からなる。まず第1部ではクオンツトレーディングとは何かを説明することで全体像をつかんでもらう。そして第2部では、ブラックボックスの中身を詳しく説明することで、ブラックボックスと呼ばれているものは実は理解しやすいクリアボックスであることを示す。そして第3部を読み終えるころには、クオンツ戦略がなぜそれほど重要なのか、それをあなたのポートフォリオに組み込むにはどうすればよいのかが分かってくるはずだ。 機関投資家か富裕な個人投資家かとは関係なく、本書から学んだ教訓は移り変わりの激しい今日の市場で自分のエッジ(優位性)を見つけるのに役立つはずだ。本書では、次に示すような、知りたいと思いながらもなかなか解を得られない難しい質問にも答えている。 ●クオンツはどのようにしてアルファを獲得するのか ●理論駆動型システムとデータマイニング戦略の違い ●クオンツはリスクをどのようにモデル化するのか ●クオンツトレーディングから投資全般について何を学ぶことができるのか この数年における厳しい市場環境と、ヘッジファンドやクオンツファンドを取り巻く否定的な見方を考えると、クオンツトレーディングの実態を理解することが今ほど必要とされているときはない。本書で提供した枠組みは、クオンツ戦略への理解を高め、成功するクオンツ戦略を見分け、自分のポートフォリオにクオンツ戦略をどのように組み込むべきかを理解する一助となり、投資プロセスのパフォーマンスを向上させるための良き水先案内人となるだろう。 リシ・K・ナラン(RishiKNarang) 短期クオンツアルファ戦略を専門とする代替投資運用会社であるテレシス・キャピタルLLCの創設者兼社長。サンタ・バーバラ・アルファ・ストラテジーズ社では役員および共同ポートフォリオマネジャーを務め、1999年から2002年まではクオンツヘッジファンド、トレードワークス社の共同創設者兼社長を務めた。カリフォルニア大学バークレー校・経済学部卒。ギター、エッセーや詩、鉛筆デッサン、人との議論、テニス、ハイキングと多趣味でもある。現在、妻のキャロリン・ウォンとロサンゼルスに在住。
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4.0大損から一念発起! 15カ月で3万3000ドルを700万ドルにした驚異のホームトレーダー! 1998年、マイケル・パーネスは順調だったスポーツ記念品の販売ビジネスという安定した生活を捨て、劇作家兼映画脚本家として世に出るべく執筆に専念しようとしていた。そんな矢先、ある株式ブローカーのアドバイスに従って虎の子の15万ドルを投資する。 だがその株は1998年10月の暴落相場で80%下げ、値を戻すことはなかった。収入もそれ以上の蓄えもほとんどなかったため、やむなく小さな安アパートへ引っ越すことになった。何もかも失ったが、その出来事について考える時間だけはあった。やがて、そのお金を何とか取り戻したいと思うようになる。 1999年1月、オンライン取引口座を開設し、復讐を実行に移すための行動を開始した。そして、15カ月間で3万3000ドルを700万ドルに増やし、オンライン・トレーディングのウエブサイトを立ち上げたのだ。同サイトは、たくさんのトレーダーたちが彼と一緒に“くそったれマーケットをやっつける”場所だ。マイケル・パーネスの半生を映画化すべく、某ハリウッドの有力プロデューサーが買い取り選択権を得ている。 マイケル・パーネスは『くそったれマーケットをやっつけろ』において、チャート類と演習問題を駆使しながら、オンラインのホームトレーダーと投資家に向けて以下の各方法を説いている。 ■儲けを最大にし、リスクを限定する、信頼性の高いトレーディング・テクニックを実践する方法 ■マーケットにおける成功を阻む「7つの大罪と恐怖心」を避ける方法 ■マーケットがどうなっても投資資金を守る方法 ■市場心理がマーケットの日々の動きや循環的な動きにどのように影響するのかを理解する方法 ■サイバースペースにおけるトレーディングの落とし穴を避ける方法 ■大きな損失から学び、立ち直る方法 ■変化に対して過剰に反応したり硬直してしまうのではなく、先を見越して戦略を練る方法 ■最後に、ホームトレーダーとして充実した、満足のいく人生を送る方法 生き生きとした語り口でトレーディングと投資に対する斬新なアプローチを明らかにする本書は、オンライン・ホームトレーダーにとっても投資家にとっても必読の指南書である。
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4.0組織や家族が抱える問題の背後には、約束を破ったり、対処を嫌がったり能力が足りないメンバーの存在があります。ルールを破り、あるいは期限や約束を守らないことで、他のメンバーを傷つけるのです。そのうえグループ内で誰も発言せず、責任を負わないことで意思疎通が滞ると、最終的に個々が殻に閉じこもり、自問自答を繰り返すばかり。何の解決にもつながらないばかりか、新たな問題を生むことにもなりかねません。 米国のある研究では、メンバーが解決を目指すことなく失望感をいだき続けて孤立すると、組織なら業績を20から50%低下させ、夫婦なら離婚原因の大半になるとされています。単なる士気低下だけではなく、組織や家族そのものを崩壊させるというわけです。 本書で解説する、重大な場面での説明責任の果たし方は、問題を抱えるメンバーに安心感を与え、行動を促すノウハウであり、関係を害することなく日常的な問題を解決するツールです。 本書では「自己を改善する」「安心感を与える」「行動に移す」のIII部構成で、対話の例を数多く示しながら、具体的にどのように話を進めていくべきかを詳しく解説します。 たとえば、「第3章 ギャップを説明する」では、「約束を破る」「義務を果たさない」「不適切な行動をとる」といった“ギャップ”を、いかに本人に自覚させるか、そしていかに不安を覚えさせることなく共通の目的を持つかが語られています。実力を発揮できていないメンバーに、自ら気付き、目標を共有して変化を促すための第一歩をいかに踏ませるかが、最も重要なポイントであることが理解できるでしょう。 また、「第4章 意欲を持たせる」では、一般的に有効と考えられがちな、カリスマ性や権力、報酬に頼るのではなく、自然の成り行きに従いながら、相手の心の状況に合わせて意欲を喚起する方法が説かれています。 なかでも「第5章 容易にする」は、相手の能力や意欲を把握したうえで、その力量に応じたレベルにまでタスクを簡単にすることで、能力の壁を取り除き実行を促すノウハウが語られており、本書の最も特徴的な内容になっています。 最後に、スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』になぞらえ、ありがちな“12の言い訳”を例示し、その問題点と対策を伝授するための実践例である「第9章 12の言い訳」を読み込んでください。そのうえで、巻末の「付録」で会話スキルを自己診断すれば、あなたの対話能力を最高度に磨き上げ、チェックすることが可能に! 本書を手に取り、組織のコミュニケーション不足を根本的に解決する「クルーシャル・アカウンタビリティ」を具体的に学べるテキストとして、2013年から米国でロングセラーを続けている理由を実感してください。
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4.5最重要な対話で、いかに合意を形成するか、が分かる1冊 本書では、意見の衝突、強い感情をともなう極めて重要な話し合い(クルーシャル・カンバセーション)において、どのように対話を進めれば、参加者の合意を形成することができるのかが詳細に説明されている。夫婦・家族間から企業の部門間などのビジネにいたるまで、緊張をともなう局面での話し方を解き明かした本書は、アメリカでは300万人以上に影響を与えてきた、対話術の真髄を伝える名著とされる。 グローバル化が進み、社内外の多様なメンバー間で対話が必要となったいま、企業研修に最適のテキストといえるだろう。 ■本書への賛辞 「私たちの生活、私たちの人間関係、私たちの世界を形作る決定的瞬間に注目するよう呼びかけている(中略)。本書は、現代のリーダーシップに貢献する重要な作品と呼ぶにふさわしい」 ――『7つの習慣』の著者スティーヴン・R・コヴィー 「人生の質は、会話や話し合いの質に左右される。クルーシャル・カンバセーションのスキルを即座に向上させる秘訣がここにある」 ――『こころのチキンスープ』シリーズの共著者、マーク・V・ハンセン
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-2002年、小児がん病院への寄付を募るチャリティ投資コンファレンスで、グリーンライト・キャピタル社長デビッド・アインホーンは人をあっと言わせるような投資アイデアを聞かせてほしいと依頼されて、講演を行った。なぜグリーンライトがプライベートファイナンス大手のアライド・キャピタル株を空売りしているのか、アインホーンはその理由を説明した――事業は行き詰まり、不正会計も行われているので、株価は下がるはずと確信したからだと。この講演には説得力があった。翌朝、NYSE(ニューヨーク証券取引所)で取引が始まったが、アライド株はしばらく寄り付かない状態だった。売り注文や空売り注文が殺到したためNYSEがその注文を処理しきれず、取引を開始することができなかったのだ。 その後、大論争が巻き起こった。アライドはワシントンスタイルの情報操作で応戦し、アインホーンを攻撃し、中途半端な真実やあからさまなうそをまき散らしたと非難した。SEC(証券取引委員会)はといえば、政界と癒着したアライドの強い要請で、アインホーンが作成したアライドに対する見事な訴状を見て投資家を保護するどころか、株価操作の容疑でアインホーンの調査を開始した。さらにSECはその後6年にわたって、12回以上もの公募増資をアライドに認め、新規投資家から10億ドル以上を調達させていたのである。問題はこうして拡大していった。だが、情報操作やうそ、そしてSECの調査にもめげず、アインホーンは講演後もリサーチを続け、そしてとうとうアライドが彼の予想をはるかに超える悪事を働いていることを突き止めた――しかも、それが今日まで続いているのだから、何とも恐ろしい。 本書は、読者の心をわしづかみにするような現在進行形の武勇伝を時系列でまとめたもので、60億ドルを運用するヘッジファンドのグリーンライト・キャピタルがどのように投資リサーチを行っているのか、また悪徳企業の策略とはどんなものなのかを詳述している。読み進めていくうちに、規制当局の無能な役人、妥協する政治家、ウォール街の上得意先が違法行為にさらされないようにと資本市場が築いたバリケードを目の当たりにするだろう。また、政界と癒着した企業に政府が制裁を加えるのを邪魔する大きな障害にも直面するだろう。これは、第二のエンロンになること必至である。本書では、ウォール街、つまり投資銀行、アナリスト、ジャーナリスト、そしてなかでも規制当局の失態を明らかにしている。 アインホーンのこの「告発」は今のウォール街そのものの物語である。話は無名に近い一企業の枠をはるかに超えている。本書は、効果的な法の執行、自由な発言、そしてフェアプレーを求める重要な要望書なのである。 企業の汚職や金融詐欺など過去のものだろうという人は、ぜひとも本書を読んで考えを改めてほしい。ウォール街の現状とは、こうした違法行為が野放しにされ、こうした違法行為に加担する企業がどれほど守られ、逆にその悪を暴こうとする者は攻撃の矢面に立たされることになるのだ。これは投資と企業倫理、そして米連邦政府が投資家や納税者をどのように保護すべきか――保護してくれないことも多いが――を考えさせてくれる話である。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 20カ国語に翻訳されたグラフィックノベルのベストセラー。 完成に22年をかけた歴史大作。 街は静かに破滅へと向かう――。 人びとはいかにしてナチスに傾倒していったのか。 共和国は人びとになにをもたらしたのか? リベラルな大都市からファシズムの拠点へ。 ジェイソン・リューツは、1920年代のドイツの大都市を、住民の目を通して複雑に描きだしている。彼らの人生は、優しさと残酷さ、愛と憎しみ、セックスと死の十字路で交差する。煙草のけむりが充満するサロン、崩れかけた歩道、にぎやかな駅、華やかなカバレットなど、街そのものが活気づいていた。 ワイマール共和国時代、ベルリンはヨーロッパの最先端であり、創造性、政治思想、性的自由が、忍び寄るファシズムの足音にもみ消される前に明るく輝いていた――このような時代背景を見事に表現した傑作。 2019年、グラフィック文学賞優秀賞受賞。 2019年、バーモント・ブック・アワード受賞。 示唆に富み、現在の社会問題を映しだすグラフィックノベル 1928年、マルテ・ミュラーは引き寄せられるように脈動する首都ベルリンへ向かった。芸術アカデミーに通いはじめたマルテは、それからの数年間、時代のあふれる豊かさと悲惨さを経験する。カバレットやサロンで米国のジャズが流れ、性の解放が進むいっぽうで、経済危機と過激な政治活動が路上をすでに埋めつくしていた。矛盾する世界が並存し、交錯する1930年代初頭の街で、マルテはみずからのアイデンティティをたしかめようとする。しかし、ドイツという国がそうであったように、未来への選択を迫られていき……。 ジェイソン・リューツは、崩壊が進むワイマール共和国を舞台に、マルテの運命とほかの人物たちの人生を結びつけ、この時代の複雑なスペクタクルをつくりあげていく。言論の力への信頼を失ったジャーナリスト、クルト・ゼフェリング、政治のうねりのために家族がバラバラになった労働者グートルン・ブラウン。はびこっていく反ユダヤ主義の標的にされたユダヤ人の少年ダーヴィト・シュヴァルツ……ベルリンの街角で彼らの運命が交錯する。 「『ベルリン』のマジックは、リューツが古い新聞や写真から、時空間的に自分から遠く離れた都市を呼び起こす方法にある。本書の結末は息を呑むほど衝撃的である」――エド・パーク(ニューヨーク・タイムズ書評) 「ナショナリズムと反ユダヤ主義がふたたび頭をもたげるなか、 本書は政治がいかに早く毒に変わるかについての教訓をあたえてくれる」――レイチェル・クック、ガーディアン紙 「圧倒的なストリート シーンと、この街に住む多くの人びとの内面を掘り下げることで、本書は私たちが知っている物語を新しい方法で語っている。それは私たちが昨日を見つめなおし、今日との比較を可能にしてくれる」――ニナ・マクラフリン、ボストン・グローブ 「職人技と忍耐の驚くべき偉業。ワイマール時代の最後の数年間を描いた本書は、ファシズムが家族を分断し、友情を終わらせる過程を考察していることで、かつてないほど切迫している。リューツは、ディケンズ規模のキャストを丁寧かつ一貫した筆致で描き、登場人物たちは、政治的忠誠、闘争・同化の選択を余儀なくされる」――サム・シールマン(この10年間のベストコミック)、ガーディアン 「狭い心と気まぐれな心があり、街全体を焼き尽くすほどの怒りがある。しかし、そこには愛情、利他主義、勇気、他者を助けようとする意欲、物事を改善しようと続ける努力もある。読者は期せずしてベルリンに親しみを感じている自分に気づくだろう。リューツの慎重で精巧なこの作品は、すべての人の心に響く」――ケイトリン・ロズベルグ 、The A.V.Club
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4.0本書は著者アン・モウラが普段使用している、影の書・魔術書・儀式の書・呪文書と変わらぬ仕様で書籍化しました。 第一部にはクラフトに関する基本的な知識と、魔法円の構築から始まり、儀式を行ってからケーキとワインと呼ばれる簡略な饗宴に戻り、魔法円を解放して終わる様々な儀式の手順について記してあります。 第二部はまじないに関する知識と定型、タロー・カードと他の占い、ハーブを用いたお茶とオイル、ハーブ湯です。他にも何ページにも及ぶ照応表を収め、まじないに関する知識、呪文、占星術についても少々扱っています。 本書の最初のページには、クラフトネームの書き込み欄があります。これは、アン・モウラの業をあなたに伝え、あなた自身の影の書を作ってもらうことを意味しています。また、各章の終わりに書き込み欄を設けています。必要と直感に従って作り上げてください。 自らの足でクラフトの世界に飛びこんでいき、学びながら成長を続けるあなたの傍らに本書が寄り添っていたなら、嬉しい限りです。 本書を旅の道連れに、女神と男神とともにあなた自身の径を歩いていってください。あなたのクラフトが喜びとともに花開きますように。神の霊感に恵まれますように。そして、「進むべき径の先へとあなたを連れていくあなたの足に祝福がありますように」
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3.5「投資のエリート」を出し抜くグリーンブラット流「相場の天才になる方法」とは? 今までだれも明かさなかった目からウロコの投資法 個人でできる「イベントドリブン」投資法の決定版! 企業分割(スピンオフ)、企業再編成(リストラ)、マージャー・セキュリティーズ、合併、引受権の売り出し、資本再編成、倒産、リスク・アービトラージなどの「特殊状況」には、今までだれも語ることのなかった宝物の山が隠されている! これさえ見つければ、相場のプロや大学教授たち、そして市場平均を打ち負かすことができる。テクニカル手法やファンダメンタルズをいくら勉強しても儲けることができなかったのが、本書を読めばいとも簡単にできるようになるだろう。 それには特別なツールも、学歴も無用。必要なのはただ少しばかりの時間と努力であり、これさえ惜しみなくつぎ込めば、あなたもまた「相場の天才」になることができるのだ。 専門家たちが専門家として受けた教育ゆえに見逃してしまう「特殊状況」の投資チャンスをどうしたら発見できるかを、本書は教えている。個人投資家がウォール街のプロたちに対して、圧倒的な優位に立てる場所、地図さえないその場所に待つ隠された宝や信じられないほどの利益を、読者は学んでいくだろう。この本は理論的に可能だということを詰め込んだ本ではない――「相場の天才に変身する方法」は、大きな利益が実際に可能となる「特殊状況」を発見するための実践的なガイドだ。その「特殊状況」の具体的なケーススタディや投資家が必要とする基本的な情報や、また投資家が使う投資手段などがすべてここに書かれている。読者が市場の指標に打ち勝とうとしている投資家なら、どうやら正しい場所をたどり着いたようだ。読者が相場の天才になりたいのなら、この本を、株式市場に隠れている宝物の秘密の隠れ家へ導く地図と考えるべきである。
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3.0ベンジャミン・グレアムがウォール街で働き始めた1914年当初、米国の金融業界は法的統制のなされていない、言わば無法地帯であった。当時は、各種の規制法案に関する概念の構築が始まったばかりであり、SEC(証券取引委員会)が設立するまでさらに20年を要し、多くの企業は詮索好きな外部の人間に対して財務情報を隠しているような状況であった。 また、私たちが今日認識しているような証券安全アナリストは存在せず、当時のアナリストは「診断医」などと呼ばれていたが、それほど分析らしいことはしていなかった。当時の投資家はマーケットの「雰囲気」に合わせることを重視し、その多くは財務諸表に目を通すことなどほとんどなかった。 客観的な事実の調査や分析が欠落していることに愕然としたベンジャミン・グレアムは、これらを一変することを決意し、そしてついには現代の証券安全分析の礎を文字どおり創造することとなった。 本書は、ファイナンスの分野において歴史上最も卓越した洞察力を有した人物のひとりであるグレアムの半世紀にわたる証券安全分析のアイデアの進化を示す貴重な論文やインタビューのコレクションである。