リンクスロマンス - 新刊(1ヶ月以内)作品一覧
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3.5好きという気持ちが高まると、周囲に花びらを降らせるという不思議な力を持つ少数民族〈花の民〉――結婚した相手は富や名声を得ると伝わっていることから、彼らは別名〈幸福の民〉とも呼ばれている。人里離れた小さな谷でひっそり暮らす〈花の民〉・ルスランは、ある日やってきた城の使いに、〈花の民〉の力で深い孤独を抱えた王・ナフルーズを癒す、花嫁になってほしいと乞われる。突然の申し入れに驚くものの、隠れて生きるばかりだった〈花の民〉が国の役に立てるなら……と、受け入れる覚悟を決めたルスラン。城に召し上げられ、ついにナフルーズと対面したルスランは、その場で桃色の花びらを降らせてしまう。それはつまり、相手への好意――“一目惚れ”ということ。しかしその瞬間、ナフルーズの顔が強張るのを目にしてしまう。早々に失恋を覚悟したルスランと、それでも優しく接してくれるナフルーズ、互いに本音を伝えられないまま、二人の新婚生活がはじまるが――?
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-どれだけ時が経とうとも、俺が欲しいのはお前だけだ――。 「悪い奴ほどよく眠る」シリーズ待望の番外編集が電子限定でついに登場! 「秋のリンクスフェアプレミアム小冊子」に寄稿された番外編や、刊行当時に書店限定として書き下ろされたショートストーリー、さらには今や入手困難な商業未発表の同人誌番外編を収録。 高校二年生の冬に事故にあった高遠奏音は、九年もの間昏睡状態だったある日、奇跡的に目を覚ます。そこには高校時代の親友であり、奏音が入院する病院の凄腕医師として働く東堂神威が隣にいた。実は長いこと想いを募らせていた神威に過剰なまでの愛情を注がれるうち、すべてを受け入れられるようになった奏音だが、今夜はどうにも受け止められそうになくて…?
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5.0篠崎一夜氏・エキゾチックファンタジーの人気作「夜啼鳥は漆黒の虎王の愛を孕む」「夜啼鳥は虎王の褥で愛を育む」の【夜啼鳥】シリーズより、待望の書籍未収録短編集が電子限定スペシャルとして登場! 雑誌リンクスにて掲載された番外編「漆黒の虎王は夜啼鳥の愛に溺れる」を始め、刊行当時に書店限定として書き下ろされたショートストーリーも収録。 ――男でありながら子を孕み、類い稀な美貌を持つ“娼婦”の徴を持った亡国の王子・ルスキニア。かつて故国を滅ぼした獣人王・アルアクバルの元へ嫁ぎ、愛されることを知ったルスキニアはお互いを愛し合う平穏な日々を過ごしているが…。彼を溺愛するアルアクバル視点で描かれる、二人の本当の出会いの物語。