ビジネス・実用 - パンローリング作品一覧

  • 矢口新の相場力アップドリル 株式編
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    本書で取り上げる「日本株市場」では個人の方々のネット取引が相場の一大勢力となってきています。 インターネットでの売買に親しまれていない方々は、「営業マンのアドバイスなしでの取引」と聞くと、何を拠りどころに売買していいのかわからないと、不安に思うかもしれません。 しかし、誰にも何事にもはじめはあります。当初はおっかなびっくりで始めたであろうネットの株式投資家の“相場力のつけかた”には目を見張るものがあります。私の知る限りでも、ネットでの取引を始めてから2~3年で、証券会社に何十年も勤めてきた営業マンの実力を超えたという人は何人もいます。やはり自分の資金を使って自分の判断で売買を行わないと本当の力はつかないのでしょう。 もうすでに相当の相場力をつけられている方、遅れをとってしまった証券会社の営業マン、これからの2~3年で先行者に追いつき追い越そうとしている方への私からの贈り物がこのドリルです。 為替編と同様、本書では価格変動の本質についてを、株式市場を題材に“徹底的”に解説しています。 「相場ではどうして価格が動くのか」。その仕組みを明確に理解するうえで、もっとも大事なことが「相場は実需と仮需とで動いていることを徹底的に理解する」ことです。この2つはときには対立し、ときには同調して、お互いが複雑に織り合わさって市場価格を形成しています。「誰が買っても相場が上がれば同じではないか」と考える人もいるでしょうが、実需には量的な制限が、仮需には時間的な制限がありますので、市場に与える影響が自ずと違ってくるのです。例えば、一時的には手がつけられない「根拠なき熱狂」は仮需によって作られます。 これは時間によってのみ解決されます。本書でこれらを徹底的に理解できたならば、自分で材料を判断し、相場観を組み立てて売買につなげることができるようになると思います。 相場でリスクを取るのは自分なのですから、自分で相場を判断する力をつけてください。ご健闘をお祈りします。
  • エルダー博士のダイバージェンストレード
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    『投資苑』のエルダー博士が得意とするダイバージェンスによる売買。そのダイバージェンストレードに特化した電子ブック。  強気のダイバージェンス、弱気のダイバージェンス、ダイバージェンストレードによる仕掛け・損切り・目標値、ダイバージェンストレードでの誤解、練習問題など、1冊丸ごと、ダイバージェンス。  「ダイバージェンス」というシステム化できにくい強力な手法――「システム化できにくい」からこそ、ホームトレーダーに優位性がある――をあなたの得意な戦略の1つとしてモノにしてください。
  • 投資家のヨットはどこにある? ──プロにだまされないための知恵
    3.3
    昔々のものがたり。 おのぼりさんの一行が、ニューヨークの金融街を見学させてもらっていた。 一行がウォール街にほど近いバッテリーパークへやって来ると、ガイドのひとりが停泊中のすばらしいヨットの数々を指さして言った。 「ごらんください。あそこに並ぶヨットは、みな銀行家やブローカーのものですよ」 気のきかない田舎者がこう聞いた。 「お客のヨットはどこに?」 このジョークは、投資の世界ではリターンが不確実であるのに対して、コストが確実にあることを的確に象徴したものだ。そして、著者シュエッドが本書で明らかにした金融業界の本質は、今も昔も変わらない。
  • ダウの犬投資法 ──プロにも株価指数にも勝つ「単純」戦略
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    株はインフレに強い。 しかし、投資信託も平均株価も低迷しているのでファンドには頼りたくない……。 自力で珠玉の株に長期投資をしたい人のための1年に1回10分でできる銘柄スクリーニング法! 大型割安株のポートフォリオ 達人たちに学ぶ銘柄選択術 50万円の資金から始められる低リスクで高リターンな投資戦略を 3つの基本パターンで紹介 米国のトップマネジャー、マイケル・オヒギンズが本書初版を上梓したのは1991年。投資界の“常識”を覆すその内容に、多くの人々が衝撃を受け、本書は瞬く間に全米ベストセラーとなった。事実、その手法は、多くのインターネット情報サイトや投資信託に採用され、運用総額200億ドルにもおよぶ産業を生み出している。 その投資理論は単純かつ明快だ。投資リスクの低い「世界的大企業」30銘柄で構成される「ダウ・ジョーンズ工業株価平均」、通称“ダウ”から配当利回りの高い出遅れ銘柄を定期的に選び、投資してゆく「逆張り戦略」である。この単純戦略によって、5000ドルの元手しかない個人投資家でも、95%の確率でプロの株式ファンドマネジャーを超越する成績を上げられるというのだ。 よく株式投資の専門家は、自らの値打ちを高めるためか「投資は一般人の手に負えないほど複雑な分野である」という固定観念を植えつけようとする。しかし、本書では「投資では単純さが複雑さをしのぐ」ことを何度も実証している。 また効率的市場仮説の信奉者は「長いものには巻かれろ」とばかり平均株価を買うことを提唱する。しかし、本書では、平均自体が低迷してしまえば「平均と同じ成績を上げても破産する可能性がある」ことを指摘している。事実、本書で紹介しているポートフォリオは、ダウが36.2%のマイナスを記録した72~73年にプラス15.8%ものリターンを上げているのだ。 原書は初版を改訂した99年版である。しかし、その後も米国の多くの投資家に読まれ、支持されているのはなぜだろうか。まずは本書を一読していただき、後に「Dogs of the Dow(ダウの犬)」と呼ばれた基本戦略(1銘柄・5銘柄・10銘柄の3パターン)が、プロ(投資信託)や株価指数を相手に総じてどのような成績を残しているか検証してみてほしい。
  • 麗しのバフェット銘柄 ──下降相場を利用する選別的逆張り投資法の極意
    4.0
    大衆の近視眼的な悲観主義を利用する芸術的な選別的逆張り投資法とは…… 本書の初版を読んだだけではバフェットの株式投資法を完全に理解し、それを効果 的に実践することはできない。1997年に出版された初版は、長期上昇相場の真っただ 中で書かれていたからだ。知ってのとおり、その後のインターネット株バブルの崩 壊、エンロンの破綻などを目の当たりにした投資家は、自らの資産を守るには伝統的な優良株への投資しかないのかと思い悩んでいる。変動の大きい今の相場環境の下で、こうした投資家の悩みを解決するのがバフェットの株式投資法である。 ビル・ゲイツと並ぶ世界的な株長者となったバフェットの選別的な逆張り投資法とは、下降相場を徹底的に利用したバリュー投資であり、本書ではそれを具体的に詳しく解説している。バフェット自らが実践した財務データの利用法をはじめ、有望株の買い時と保有株の売り時を判断する基準や方程式が順を追って述べられている。さらに最近のバフェットの投資企業の分析、ほとんどリスクを取らないで利益を上げるアービトラージ手法なども参考になるだろう。どのような株式相場の局面にも対処できるロードマップ(道路地図)、それが本書で解き明かされるバフェット流の株式投資法である。
  • ワイコフの相場成功指南
    -
    昔の賢人たちは板を読んで売買していた! ロロ・テープというのは、株式相場の歴史的推移に関する鋭い研究家として当代一流の人物であるリチャード・D・ワイコフのそのものズバリのペンネームである。長年の間ティッカー・マガジン誌(のちにマガジン・オブ・ウォールストリート誌と改名)の発行者だったワイコフ氏はおそらく、価格変動の研究においてアメリカ最大の貢献をなしている。 株式相場に関する彼の数ある著作のなかで、本書は一番重要な作品となっている。相場の取引手法について熟練したプロだろうが、初心者だろうが、本書を読めば、間違いなく大きな成果を手にすることができる。価格変動の根本法則に関する古典である本書は、部分的に50年以上前に書かれたものであるが、今日の株式投資家にとって計り知れない価値のある基本図書となっている。
  • ワイコフの相場大学
    -
    希代の投資家が競って読んだ古典的名著!名相場師による繰り出される数々の至言! 1933年8月から1934年7月の間にストックマーケットテクニック誌に掲載された主要な記事、編集部だより、投書の抜粋
  • 願いを叶える魔法のハーブ事典
    -
    植物に秘められたパワーが、あなたの望みを引き寄せてくれる  わたしたちの祖先は、ハーブに不思議な力や魔力が宿っていることを知っていました。 例えば、ケルトの司祭ドルイドやアポロン神殿の巫女たち、古代ローマ神殿の司祭たちなどは不思議な力を植物から得ていました。植物は、太古のむかしから魔法に使われているのです。  魔法とは、「自然の力で変化を起こす術」のこと。いまではハーブを使った魔法はほとんど忘れ去られてしまいましたが、けっして、完全になくなったわけではありません。  本書には、ヨーロッパとアメリカのハーブに関する知識や、世界各地で言い伝えられている「おまじない」をふんだんに盛り込み、植物で魔法を使うときに必要な情報を網羅したガイドブックです。 例えば… ●バーベインを家のまわりだけでなく観葉植物のまわりにも埋めておくと、経済的に豊かになり、植物もよく育つ ●オリス根をバッグに入れて持ち歩くと、異性を惹きつけることができる ●就寝前にローズバッド(バラのつぼみ)ティーを飲むと、予知夢を見られる ●歯痛を和らげたいなら、エルダーの小枝をかんでから、それを壁に打ち込んでみる  本書で紹介する魔法のほとんどは、このように日常的に起きる問題に対して使うものですが、なかにはもっと難しい魔法もあります。  例えば透明人間になる、霊を呼び出す、不死身になる、ウミヘビにかまれないように注意する、妖精を呼び出すなどです。それらは、かならずしも実用を目的としたものではありません。  ではなぜそういった情報をご紹介するのかというと、むかしからの言い伝えということもありますし、何よりも、興味深く、ロマンがあるからです。 そういう情報があったほうが、効果的な魔法をかけるために必要なイマジネーションがかき立てられるのです。  本書でご紹介するハーブの総数はなんと400種類以上。 一般名称(本書では基本的に英名に統一しました)から、学名、使用時の注意事項など基本的な情報から、「ジェンダー」「支配惑星」「支配元素」「(ハーブとの結びつきが強い)神」「儀式での使い方」「魔法の使い方」など魔法で使うときに必要な情報をできるだけ簡潔に掲載してあります。  これらの情報はあくまでもハーブの魔法の使い方に限定しました。薬効に関してなら、その分野ですばらしい本がすでにたくさん出版されているからです。 植物にまつわる神話や歴史などの背景情報も、魔法と関連がある場合を除いて、載せていません。  また、破壊的で有害な魔法について調べようとしている人にはがっかりされるかもしれませんが、そういう魔法は使う人を破滅へと導いてしまうため、これも本書には載せていません。  自分や周りに良い結果が出るように願って魔法を使えば、私たちの生活はより豊かに、より楽しくなります。ハーブがきっとあなたの願いを叶える手助けをしてくれるでしょう! ■目次 はじめに 第1部 ハーブを使った魔法の基本 1.ハーブのパワー 2.魔法の流儀 3.呪文と唱え方 4.魔法の目的 5.ハーブ事典の項目について ハーブ使用時の注意事項 第2部 魔法に使うハーブの事典 付録 ハーブの色と魔法の関係 用語集 参考文献一覧(注釈つき) ほかの呼び名⇔一般名対応表(五十音順) 【著者紹介】スコット・カニンガム(ScottCunningham) スコット・カニンガムは自然のパワーによる魔法を20年以上も実践していた。フィクションやノンフィクションなど、30点を超える著書を執筆しており、その大半がルウェリン・パブリケーションズから出版されている。ニューエイジの分野では極めて高く評価されており、その著書は同分野の幅広い興味や関心を反映している。1993年3月28日、長い闘病生活の後に逝去。 原書:Cunningham'sEncyclopediaofMagicalHerbs
  • 侠気の相場師 マムシの本忠 吉原軍団が行く
    5.0
    戦後の商品先物業界で「マムシの本忠」と恐れられた本田忠―― 小豆、大豆、生糸、乾繭など数々の仕手戦を演じ、全国長者番付で稼ぎ頭になったかと思うと、翌年は巨損を抱え、有史以来の税金還付を受けるなど浮沈極まりない相場師人生を歩む。桑名筋・板崎喜内人、静岡筋・栗田嘉記、勝馬筋「ヤマケン」、寺町博、帯広筋・鈴木樹、昇純一、伊賀の忍者…など戦後商品先物史を彩る名うての相場師たちと、ある時は連合し、ある時は敵対した。「市場の華」と称されたかと思うと、マムシのように忌み嫌われた。 本田忠は相場師であると同時にM&A(企業買収)にも奔走した。長崎で産声を上げた吉原商品を率いてわずか数年で全国のシェア20%を誇る「吉原軍団」を築き上げた辣腕経営者でもある。「マムシの道三」と呼ばれた戦国の武将斎藤道三は次々と領土を広げ、部下たちに分け与えながら、天下をうかがった。先物戦国時代の道三に擬せられて「マムシの本忠」と名付けられた。83歳の今も相場を張り続ける。この本には老いを知らない「マムシの本忠」のすべてがむき出しにされている。
  • 世界の“多数派”についていく「事実」を見てから動くFXトレード ──正解は“マーケット”が教えてくれる
    5.0
    ◆「上」か「下」かを当てようとするから当たらない 一般的に、「上に行くのか、下に行くのかを当てることができれば相場で勝てる」と思われがちですが、実は、そんなことはありません。 逆説的に聞こえるかもしれませんが、上か下かを当てようとするから、相場が難しくなってしまうのです。なぜなのか。それは、「当てよう」と思った瞬間は、自分本位に動いているからです。 ◆「当てたい」なら、正解を見てから動けばいい では、当てにいこうとしてはいけないなら、どうすればよいのでしょうか? 私たち個人投資家がやるべきことは、「動いた」という事実を客観的に確認することです。例えば、世界中のトレーダーたちが「上だ」と考えて、実際に買いのポジションを持ったと確認できてから動くのです。正解がわかったら、自分も素早くアクションを起こします。自分の意思は関係ありません。世界の思惑に自分を合わせるのです。 ◆世界の人の動きは、がっかりするほど基礎的なテクニカル指標(チャート)でわかる 世界中のトレーダーたちが動いたかどうかは、世界共通の「チャート」でわかります。ここで大事なのは、独創的なチャート(=少数派のチャート)にしないことです。世界中の大勢の動きを知るには、世界の人が最も多く使っている指標をチェックする必要があります。つまり、“がっかり”するほど基礎的な指標(移動平均線や水平線、ボリンジャーバンドなど)を見なければいけないのです。 実際、やるべきことは、1時間足の移動平均線(※パラメータは本書で紹介)でトレンドを探り、5分足の基礎的なテクニカル指標で市場に入るタイミングを計ります。具体的には、以下の「5つ」のレベルの「8つ」のエントリールールで、世界の動きについていきます。 レベル1:移動平均線反発 レベル2:移動平均線ブレイク&水平線反発 レベル3:高値&安値(水平線)ブレイク、トレンドライン反発 レベル4:一目均衡表の雲抜け(割れ)&トレンドラインブレイク レベル5:ペナント(三角持ち合い)ブレイク 大勢の動きを知りたいからこそ、大勢の人が使っている指標を参考にするのです。 ◆「あなただけへの特別なサイン」などなくても、勝率7割を目指せる FXなどでは、「あなただけに特別なサインを提供します」というふれこみの情報が氾濫しています。でも、「あなただけに特別なサイン」は、世界から見ると少数派なのです。多数決で決まるFXでは、多数派の動きを見極めなければなりません。だからこそ、みんなが見ているものを見るのです。 やり方自体は簡単ですから、誰にでもできます。熟練した人になると、勝率7割は出せるやり方です。難しいことは排除して、市場からお金を引き出しください。 ◆本書を読んでわかること&できること ◎当てに行くのは間違いだとわかる ◎難しいことをする必要がないとわかる ◎基礎的なチャートを見ることの重要性がわかる ◎トレンドの掴み方がわかる。トレンドがわかるようになる ◎チャートを見た時点で「どのエントリールールが適用しそうか」がわかる ◎世界の人たちと同じエントリーができる ◎エントリールールになっても「やってはいけない場面がある」とわかる ◎手法だけでは勝てないことがわかる ◎エントリー等の判断やエントリー等の正しい執行ができてはじめてきちんとした結果が残るとわかる ◎トレードの成否に、メンタルが大きく関わってくることがわかる ◎メンタルの整え方や鍛え方がわかる ◎熟練すれば、勝率7割(2勝1敗)が実現できる ◎好きな時間にトレードできる
  • 朗読の教科書
    5.0
    文部科学省学習指導要領準拠 一般社団法人日本朗読検定協会公認 言葉にして伝えたい想いはありますか? 読み砕く→理解する→コトバを発する→表現する 聴き取りやすく、美しい日本語の朗読がしっかり身につく。 初心者から経験者まで、生徒にも先生にも。 日本語を表現したい全ての人に向けた教科書の決定版 将来、「話すこと」や「読むこと」を仕事にしたいあなたへ。 将来、「話すこと」や「読むこと」で人の役に立ちたいあなたへ。 本書『朗読の教科書』は、学習指導要領・小学校国語科にのっとりながら、「話す力」や「読む力」の上達を目指したことばの学習書です。本書を読むと次の力が上達します。 ◎自信にあふれた、強い声が出せるようになる ◎リズムに乗った、人に聞かせる読み方ができる ◎文章をらくに読むためのコツ(文分析・記号づけ)が身につく ◎伝えるべき(大事なこと)ことをきちんと伝える力がマスターできる。
  • アメリカ市場創世記 ──1920-1938年大恐慌時代のウォール街
    -
    ビジネス作家のなかでも傑出した一人であるジョン・ブルックスが、史上最もよく知られた金融市場のドラマである1929年の世界大恐慌とその後遺症の雰囲気を完璧に伝えているのが本書である。遠い昔々のことと思っている現代の読者にとっても身近で興味深い話題が満載されている。 本書は戦争をはさんだ時代に起きたウォール街の盛衰と痛みを伴う再生を描いた劇的な年代記だ。この時代に生きた最も印象的なトレーダー、銀行家、推進者、詐欺師の人生と運命に焦点を当て、好景気にわいた1920年代の貪欲、残忍さ、見境のない高揚感、1929年の株式市場の大暴落による絶望、そしてそのあとの苦悩を生き生きと描き出している。 具体的には、大相場師のジェシー・リバモア、JFKの父親で仕手筋と有名だったジョセフ・P・ケネディ・シニア、ベンジャミン・ストロング・ニューヨーク連銀総裁、フランクリン・D・ルーズベルト大統領など当時のウォール街を彩ったそうそうたるメンバーや、のちに有罪判決を受けて刑務所に収監されるリチャード・ホイットニー・ニューヨーク証券取引所社長らの活躍や暗躍や暗闘を、映像が浮かぶように活写している。 本書の原題にも使われている「ゴルコンダ(GOLCONDA)」とは、「今ではすっかり廃墟となったが、昔はそこを通過するだけで、だれでもが金持ちになれたというインド南東部の町」のことである。富者は勢いを失い、美しい建物は廃れ果て、その輝ける栄光は失せ、二度と元には戻ることはなかった。株式に関心ある人には知識や常識として知っておきべき史実がいっぱい詰まっている! 再び、ゴルコンダが起こらないように(あるいは、ゴルコンダが起こったときに備えて)!
  • 成長株投資の公理 ──株で資産を築く8つの法則
    3.0
    ルイス・ナベリアは現在最も注目されている成長株投資家のひとりである。彼は27年間にわたって成長株投資で目を見張るような利益を手にしてきたほか、市場平均を25%も上回るリターンを投資家に上げさせてきた。本書ではその秘訣が公開されている。 成長株投資とはインカムゲインではなくキャピタルゲインを得ようという投資法で、これこそは株式投資で成功するベストの方法のひとつである。彼の実証済みで簡単な成長株投資法を実践すれば、あなたも大きなリスクをとらないで市場平均を上回るリターンを手にできるだろう。彼は本書のなかでその投資法がなぜ有効なのか、そしてどのようなマーケットの局面にあっても大きく値上がりする成長株の見つけ方を明らかにしている。 深い洞察と実践的なアドバイスが盛り込まれた本書には、市場平均に打ち勝つ成長株の見つけ方、すなわち8つのファンダメンタルズ指標とリスク・リワード・レシオによる定量分析的格付けに裏付けられた実証済みの公式が示されている。その公式を使えば有望株の買い時はもとより、売り時もたちどころに分かる。本書を読めば、勝ち成長株のポートフォリオを作ることによって、利益を極大化する方法がよく分かるだろう。さらに、それほど時間をかけないで最強のポートフォリオを維持する方法も注目に値する。 ルイス・ナベリアは健全な成長株に投資することによって生計を立ててきた。彼はこの投資法によって経済的な夢を現実のものとしたのである。分かりやすい言葉で書かれたこの本には、ウォール街の証券会社などにはだまされず、今のマーケットで真の富を築く具体的なアプローチが示されている。
  • ストックマーケットテクニック 基礎編
    -
    あなたはフクロウ、ウサギ、それともロバ…… われわれのおなじみの友人ブルとベアに混じって、ほかにもたくさんの動物をウォール街で見かける。賢そうだが寡黙なフクロウ――これはめったにいない。いつもピョンピョンと相場に出入りするノミ。ひっきりなしにだれかを刺しているヤマアラシ。証券会社の取締役は馬車馬。オーム――秘密情報を繰り返ししゃべる。ものごとの真相を見極めるモグラ。恐怖に立ちすくみ、燃えさかる納屋から頑として出ない馬。かわいそうな魚たちをエサにするサメ。すぐにおびえるウサギ。いつまでも放さないブルドッグ。簡単に言うことを聞きすぎる山羊。あまりにしょっちゅう毛を刈られる羊。自分の利益に絶対に満足しない豚。弱いものをえじきにする狼。追証の電話がきそうなときに頭を隠すダチョウ。 それに、例のロバとかわいそうな魚もいる。私たちのなかに、このどれにも当てはまらない人がいるだろうか。(本文より)
  • ギャンブルトレーダー ──ポーカーで分かる相場と金融の心理学
    -
    優れたトレーダーは相場の空気を読む! 先物やオプションをトレードするのはポーカーをプレーするのと同じである 「あなたが苦労して稼いだお金を、銀行や証券会社はギャンブルに使っている」――。 そう聞いて、気持ちの良い人はいないだろう。 しかし、本書を読み進めていくうちに、小難しい理論でお高くとまった現代ファイナンスの中核が、実は「ギャンブル」であること、そしてギャンブルへの洞察が金融や相場の理解に大いに役立つことを、確信するはずだ。金融市場に最もよく似たゲームである「ポーカー」がプロの金融マンやトレーダーの間で非常に人気の高いのは、偶然ではないのだ。 ファイナンスの実践的教育者にして、生涯現役のポーカープレーヤーであるアーロン・ブラウンは、米国の金融システム発展の底流には常にポーカーとギャンブルの文化があったことを明らかにしたうえで、その視点から人がリスクを取る確固たる理由について明快に説明している。
  • デール・カーネギーの悩まずに進め ──新たな人生を始める方法
    4.0
    長年の研究から得られた「悩み克服」のための集大成!! 悩みはあなたの歩みを停滞させ、時に致命的な病の原因ともなる。取り返しのつかない結果を招くこともある。 しかし驚くべきことに“悩みの99%は実際には起こらない”のである。にも関わらず人々は不要な悩みを抱えて生きている。 あなたは悩みで人生を無駄にしたいと思うだろうか。悩みから開放され、活力に満ちた人生を送りたいと望むだろうか。あなたは今、人生を二分する岐路に立っている。 悩みの克服とは、すなわち「困難な状況にあって、最も正しい判断を正確に選び取ること」に他ならない。つまり悩みは克服することによって、そのまま前進のための大いなる力へと変えることができるのである。 仕事の悩みは、克服することが出来れば成果を生み出すチャンスへと変わる。他人からの批判は、向上のためのアドバイスに。病気が、人生に打ち勝つための驚異的な潜在能力を引き出す。悩むのをやめれば、人生にとって有意義な時間を大いにもたらすことになる。 本書は人々から悩みを取り除くことに成功した処方箋の集大成である。長年の研究から得られた実証済みの本物の記録である。悩みは必ず克服できる。人生のあらゆる機会を捉えて、本書の方法を実行しよう。必要なのはただひとつ、「悩むのをやめ、新たな人生を始めるのだと固く決意する」ことである。
  • グリーンブラット投資法 ──M&A、企業分割、倒産、リストラは宝の山
    3.5
    「投資のエリート」を出し抜くグリーンブラット流「相場の天才になる方法」とは? 今までだれも明かさなかった目からウロコの投資法 個人でできる「イベントドリブン」投資法の決定版! 企業分割(スピンオフ)、企業再編成(リストラ)、マージャー・セキュリティーズ、合併、引受権の売り出し、資本再編成、倒産、リスク・アービトラージなどの「特殊状況」には、今までだれも語ることのなかった宝物の山が隠されている! これさえ見つければ、相場のプロや大学教授たち、そして市場平均を打ち負かすことができる。テクニカル手法やファンダメンタルズをいくら勉強しても儲けることができなかったのが、本書を読めばいとも簡単にできるようになるだろう。 それには特別なツールも、学歴も無用。必要なのはただ少しばかりの時間と努力であり、これさえ惜しみなくつぎ込めば、あなたもまた「相場の天才」になることができるのだ。 専門家たちが専門家として受けた教育ゆえに見逃してしまう「特殊状況」の投資チャンスをどうしたら発見できるかを、本書は教えている。個人投資家がウォール街のプロたちに対して、圧倒的な優位に立てる場所、地図さえないその場所に待つ隠された宝や信じられないほどの利益を、読者は学んでいくだろう。この本は理論的に可能だということを詰め込んだ本ではない――「相場の天才に変身する方法」は、大きな利益が実際に可能となる「特殊状況」を発見するための実践的なガイドだ。その「特殊状況」の具体的なケーススタディや投資家が必要とする基本的な情報や、また投資家が使う投資手段などがすべてここに書かれている。読者が市場の指標に打ち勝とうとしている投資家なら、どうやら正しい場所をたどり着いたようだ。読者が相場の天才になりたいのなら、この本を、株式市場に隠れている宝物の秘密の隠れ家へ導く地図と考えるべきである。
  • Rubyではじめるシステムトレード
    -
    「使える」プログラミングで検証ソフトを作る プログラミングのできるシステムトレーダーになる!! 絶対金持ちになってやる!! 本書は、「どうにかして株で儲けたい」という人のために書かれた。そのトレードで勝つためには、極力感情を排除することが重要だ。そのために、明確なルールに従って機械的に売買する「システムトレード」がどうも有効らしい。しかし、プログラミングが壁になって二の足を踏んでしまう。そういう人たちのために、自分の手を動かし、トレードアイデアをプログラムで表現する喜びを味わってもらおうとして書いたのが本書の一番の目的だ。 しかし世の中には、プログラミングを学んだけれども何を作ったらいいのかわからない、という人もいるだろう。それに対して、この本の趣旨ははっきりしている。トレーディングシステム検証プログラムだ。このように明確な動機づけがあることは、プログラミングを学ぶうえで大きな利点になる。 儲けたいという情念が指先からほとばしり、キーボードを通じてコンピューターへと伝わっていく。それが筆者のプログラミングスタイルだ。トレードで負けた日にその「感情」や「敗北感」を逆方向へと有効利用して、プログラミングに熱中できるのだ。 これは、Rubyという表現力豊かなプログラミング言語と出合ったからこそ、できることかもしれない。ややこしいお膳立てをあまりすることなく、割とストレートにやりたいことを書ける。多くの方をこの素晴らしい世界にお誘いしたくて、「プログラミング言語Rubyを学びながらトレーディングシステム検証ソフトを作る」というテーマで本書を書いた。 本書の内容とは、以下のとおり。 CUI 株価データのダウンロード 日本株での売買ルール検証 1銘柄ごと、1売買単位でのシミュレーション 寄り付き、ザラ場、大引けでの仕掛け、手仕舞い 売買ルールの部品化、着脱 「移動平均乖離率システム」と「ブレイクアウトシステム」のプログラム化 さあ、あなたも、株で金持ちになってみませんか。
  • システムトレード発見のポイント ──売買ルールの着眼点から売買ポートフォリオの最適化まで
    3.0
    「売買システムをゼロから自分で作る」となると、何から手をつければいいのか途 方にくれてしまう人もいるかもしれない。実際、著者自身も、納得のいくようなシス テムを手に入れるまで、大変な遠回りをしてきたという。 しかし、著者はこうも指摘する。現在の知識と経験を積み重ねた状態で、その「遠 回り」を整理してみると、必要ないくつかの「ポイント」さえ押さえておけば、それ ほどの時間をかけずに実運用に耐えられるものができるのではないか――。そうした 発想から誕生したのが、本書『システムトレード発見のポイント』である。 本書では「実際に著者自身がゼロから売買システムを作る」という形をとりなが ら、そのいくつかのキーポイントについて、系統的かつ具体的に解説をする。 「日本株でシステムを作った経験が米国株にも生かせるのか?」という点にも注目 してほしい。 システム開発のポイントを大きくまとめてみると、次のとおり。 ●アイデアの発想と公式化 ●売買ルールの評価と改良方法 ●資金管理 ●売買ルールの組み合わせ方(売買ポートフォリオ) 本書では、これらについて第2章から第5章に分けて詳しく解説する。また、シス テムトレードが初めてという人向けに、第1章では著者が10年におよぶ実体験から学 んだ「7つの心得」について著した。一般に“常識”とされていることに疑問を持つ と、新しい発見があることに気づくかもしれない。 さらに最後の第6章では、実際に読者が売買ルールを作るときの参考となるように、実例を6つ紹介した。合理的な工夫を施した「目からうろこ」の“シンプルルー ル”が大きな効力を発揮することに注目してほしい。
  • 日本国債先物入門 ──債券市場の指標からこの国の「方位」が分かる![改訂版]
    3.0
    草創期から14年以上にわたってJGB先物ディーラーとして活躍し、今も最前線で情報を配信する債券アナリストである著者が、トレーダーの視点から債券・国債・JGB先物の仕組みと市場構造について分かりやすく解説。経験者だからこそ語れるトレードで生き残るためのコツとJGB先物の激動の歴史を惜しみなく紹介する。
  • 使える売買システム判別法 ──確率統計で考えるシステムトレード入門
    4.7
    システムトレードで最も重要なのは、 「これまでの実績」ではない。 「これからの実力」を見極め、 “常勝チームの監督”になることだ。 システムトレードとは「売買ルールを決めて、それに従い、機械的にトレードをすること」。実際の相場を見ながら臨機応変に判断するのではなく、あらかじめ決めておいた条件がそろったら自動的に注文する手法である。 この手法であれば、注文に迷うことはない。また、コンピュータにプログラムをすれば、FX(外国為替証拠金取引)や株式、先物、CFD(差金決済取引)など多様な市場で、24時間全自動売買を実践することも可能だ。最近では、個人でも本格的な売買プログラムを組んだり、専門会社が作成した自動売買システムを手軽に利用したりできる環境が整ってきた。 ただし、システムトレードで成功するために重要なのは、単純に過去に“実績”のあるシステムを作成したり、利用したりすることではない。なぜなら、売買ルールがたまたま当時の値動きに合っていただけかもしれないし、単にパラメータ(変数)を過去データにこじつけただけかもしれないからだ。 では、そうした偶然性を排して、システムの真の実力を評価するためにはどうしたらよいか。そこで役立つのが「確率統計の知識」である。 本書では、信頼区間、仮説検定、T検定、二項分布といった手法から、システムの本質的な「リスク」と「リターン(期待値)」を推定する方法について紹介している。 ただ、確率や統計というと難解なイメージがある。そこで本書では、すべてエクセルの計算式で表した。読者はここで紹介された式を利用することで複雑な計算が簡単にできるだろう。 また、選び抜かれたシステムの能力を自分の「資産運用」に最大限に発揮させるためには、効率的な資金配分が課題となってくる。いわゆる「システムポートフォリオ」の作成だ。 そこで本書では、エクセルで最適なポートフォリオを求める手順についても言及し、許容リスクのなかで最高のリターンを期待できる組み合わせを探っている。 本書を利用して売買システムを選ぶ目を養い、理想のポートフォリオを構築してほしい。
  • ニンジャトレーダー入門 ──「世界戦」で勝つためのシステムトレード養成ソフト
    4.0
    「システムトレードのアイデアはある。だが、コンピュータにプログラムをするのは大変だし、その勉強には時間がかかる。そもそも高額の検証ソフトを購入しなければならない……」 しかし、ニンジャトレーダーなら、プログラムの知識がなくても、ウィザード画面に沿ってルールを選ぶだけで、簡単に売買システムを構築できる。トレーダーは、プログラムの入力や勉強に割く時間を大幅に省き、より本質的な部分(つまり売買ルールの作成、検証、修正)に集中できるわけだ。 しかも、このシステム作成機能は「無料」である。ほかにも、売買システムの検証・最適化、さまざまなチャート分析、実際の相場データでのトレード練習、売買シグナルの自動表示、板情報の記録・再生など、優れた機能が「無料」で利用できてしまうのだ(有料版が無料版と違うのは「実際にブローカーに発注する機能」だけである)。 ニンジャトレーダーは、米デンバーのIT企業、ニンジャトレーダー社が開発した「多機能売買ソフト」。世界70以上の市場を扱うインタラクティブ・ブローカーズ証券をはじめ、100を超える証券、先物、FX(外国為替証拠金取引)会社が対応している。 「これ1本で」さまざまな海外市場、ブローカーに接続でき、およそ売買ソフトに求められる機能は、ほとんど搭載している。だからこそ米欧の個人トレーダーから高い評価を得ているわけだ。 では、これだけ優れたソフトが、日本では「知る人ぞ知る」存在なのはなぜか。その最大の理由は、日本語版がないからである。すべて英語で表記されているため、日本人にはとっつきにくいのだ。 (FXトレーダーに人気の「平均足」(コマ足) は HeikenAshi Indicator、4種のフィボナッチ指標も収録されている) 本書の目的は、そうした英語の壁をできるだけ取り除き、ニンジャトレーダーの魅力を紹介することにある。基本動作にさえ慣れてしまえば、英単語は単なる記号でしかない。しかも慣れるまで、とことんデモ口座で売買練習やシステムの試運転ができるのだ。 トレードのグローバル化は急激に進行中である。ニンジャトレーダーで十分な練習と検証を積んで、世界を舞台に才能を開花させる日本人トレーダーが数多く誕生することを願っている。
  • 株はチャートでわかる! [増補改訂版]
    -
    1999年に邦訳版が発行され、今もなお日本のトレーダーたちに大きな影響を与え続けている『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』『ラリー・ウィリアムズの短期売買法』(いずれもパンローリング)。こうした世界的名著に掲載されている売買法のいくつかを解説し、日本株や先物市場で検証する方法を具体的に紹介するのが本書『株はチャートでわかる!』である。 「トレード本に紹介されているパターンを実際のチャート分析にどう活用したらよいのか?」 「歴史的にみて、そのパターンは優位に機能しているのだろうか?」 「その優位性を最大限に発揮するため、どのような売買システムを作ればよいのだろうか?」 こうした疑問の「解答例」を提示するのが本書の目的である。トレードに最も必要とされるのは「自分なりのスタイル」を築き上げること。そのためには読者が自らの手で、独自の「正解」を発見しなければならない。その筋道とヒントを提供しようというのが本書のテーマである。 今回の増補改訂版では、旧版で好評をいただいた練習問題の大半と検証データを更新した。また実際に読者が自らの手で研究できるよう、チャート表示ソフト「チャートギャラリー」の試用版を添えている。本書では同ソフトの活用法についても詳しく紹介しているので、さらに「チャートの千本ノック」を受けてみてほしい。そこから値動きのパターンに対する自分なりのスタイルが定まってくるはずだ。
  • プロが教えるオプション売買の実践
    -
    皆さんにお尋ねします。 株式投資で利益を上げていますか? 株式市場で儲かっていますか? 「去年は儲かったけど今年は大きく損失を出している」とか、 「すっごく儲かったことがある」とか、そういうことではなく、 ずっと継続して利益を上げて、今現在儲かっていますか? 資産は増えていますか? ―― もしイエスとお答えなら、これから先は読む必要はありません。 株式投資でがんばってください。 ―― では「儲かっていない。イヤそれどころか損失を抱えている」と答えた皆さん! これからオプションの優位性についてお教えしましょう。 1.オプションでは99パーセント勝つ確率の手法があります。 間違って値付けされてしまうミスプライスです。これは早い者勝ちです。 プロもアマも関係ありません。ビーチフラッグと思ってください。 頻繁に出現します。 2.オプションではほとんどの市場でハンデがもらえます。 取引前から成功の確率があるのです。その原市場の習性を利用します。 3.オプションではアノマリー(季節性)が有効です。毎年繰り返される穀物市場のアノマリーに、私は毎年参加して利益をいただいています。 4.オプションでは相場が上がっても下がっても動かなくても利益を上げる方法があります。 さらにお尋ねします。 「自分だけなぜうまくいかないのか」と思っていませんか? そう思っている皆さん! これからうまくいく方法をお教えしましょう。 1.正しい基本に立った経験を積む → 成功者をマネる 2.相場の局面での自分自身を知る → 第9章を読む 資産運用を成功させるためには基本が大事です。中途半端な基本の積み重ねは、結局“砂上の楼閣”。大きな下落の波にすぐ呑み込まれてしまいます。 本書でもっともお伝えしたいことは、さまざまな資産運用手段がある中で「オプション取引がいかに優れているか」そして「オプション取引でも株式投資でも成功するために必要なことは何か」。 この2点に絞って構成してあります。ぜひ最後までお読みになって継続して利益を上げられる堅実な投資家を目指してください。
  • オプション売買学習ノート ──頭を使って覚えるオプションの基礎知識&戦略
    -
    「オプション(投資全般)のことを勉強しよう」と本を読んだとします。さて、本を読んだだけで本当に血肉となるような知識を習得できますか? ■頭を使って覚えましょう。 学生のころ、「試験」に頭を悩まされた方、多いと思います。日頃からコツコツ勉強されていた方、試験前日になって一夜漬けで試験に臨んだ方……。人それぞれ方法は違っても一生懸命“頭”を使って必要な知識や公式を覚えたことだと思います。 勉強の基本はあくまでも“頭を使うこと”にあります。これは、投資の勉強においても言えます。本をサラッと読んだだけで、実践に生かすことができれば言うことありませんが、現実は厳しいものです。投資の実践で役立つ知識を自分の血肉になるまで自分の脳に染みこませるには、自分の頭を思う存分駆使する必要があるのです。 ■知識を習得しやすいように参考書&問題集の形式に オプションに限らず、投資本を買う人のほとんどは「勉強しよう」と思って購入しているのだと思います。もちろん、本を読んだだけでも十分勉強はできます。でも、「どうせ勉強するなら、より勉強しやすいカタチのほうがいいのではないか」と思うのです、学生時代、教科書だけでなく、参考書や問題集を買って勉強したように……。 本書『オプション売買学習ノート』は、ここまでにお話しした「より勉強しやすいカタチ」を求めて生まれた、オプション初の参考書&問題集です。各単元ごとに、参考書部分とその単元を理解できたかどうかをチェックする小テスト部分があります。そして、最後には本書の内容を理解できたかどうかを再確認する問題集が載せてあります。ぜひ、あなたの実力を試してみてください。そして、自分の弱いところを早く発見してください。 ■オプション取引の実践家がまとめた参考書&問題集 本書『オプション売買学習ノート』の著者はオプション取引の実践家として名高い増田丞美氏です。氏はこれまでにも『最新版 オプション売買入門』や『最新版 オプション売買の実践』『オプション倶楽部の投資法』など、数々のオプション本を出しています。そうした増田丞美氏の今までの著書がもとになって本書『オプション売買学習ノート』はできています。実践家の教えを学びやすいカタチに作り替えています。 本書は、オプションをこれから勉強する人にとってはまさに羅針盤に、これまで氏の本で勉強されてきた方にとっては知識を再確認できる“ドリル”的な位置づけになるものです。本書で学んだ知識を携えて、オプションの世界への扉を、自信を持って開いてください。
  • 為替サヤ取り入門 ──FXキャリーヘッジトレードでシステム売買
    3.7
    2組の通貨ペアによる「スプレッド」投資なら 為替間のサヤもスワップ金利も一挙両得が可能 サヤ取り(スプレッド)とは 単なる価格の上げ下げではなく 関連する価格の「値幅」から収益を上げる 究極の低リスクミドルリターン投資法である 個人でもできるFXの裁定取引 例えば、ユーロ/円とユーロ/ドルなど 外国為替の相関関係を利用した「低リスク」売買で 「スワップ金利」だけでなく 「為替のサヤ」も狙っていく投資手法 それが「FXキャリーヘッジトレード」だ!
  • 40兆円の男たち ──神になった天才マネジャーたちの素顔と投資法
    -
    数百億円から数千億円の報酬を得るマネジャーたち 超一流のヘッジファンドマネジャーの何が一流なのか 本書はヘッジファンド業界の舞台裏を暴く最高の書である。ヘッジファンドのマネジャーはポジションの評価を行ったりファンドの利益を増やそうと考えるときに、どのような投資基準で判断を下し、そしてどのような戦略を使っているのか――これまで語られなかった内容を、大物のマネーマネジャーたちが自らの言葉で語っている。本書の著者であるマニート・アフジャはCNBCのヘッジファンド専門家として活躍する一方で、マーケットの達人に顔が広い。最新作である本書のなかで、その達人たちの半生を初めて公にしたという点で、本書は革新的である! 本書は花形のファンドマネジャーとの対談を収録し、謎の多いヘッジファンド業界を広く紹介している
  • 破天荒な経営者たち ──8人の型破りなCEOが実現した桁外れの成功
    4.0
    配当を払わず、自社株を買いまくるアウトサイダーたち 非常識なことこそが優れたパフォーマンスを上げるコツ! 企業経営で非常識を貫いた破天荒な者たち 優れたCEO(最高経営責任者)とはどのような人たちなのだろうか。たいていの人は「業界に深く通じた経験豊富な経営者」のような定義を思い浮かべるだろう。あるいは、今日のいわゆる有名CEOの資質から、カリスマ性、巧みなコミュニケーション力、自信に満ちた経営スタイルなどを挙げるかもしれない。しかし、企業経営で本当に大事なことは何なのだろうか。何をもってCEOの並外れたパフォーマンスと言えるのだろうか。それは、株主の長期リターンである。 本書は直観には反するが爽快な1冊だ。著者は、成功した投資家としての知恵を駆使して8つの会社とその経営者を細かく分析し、そのパフォーマンスを明らかにしている。本書で紹介する8人の個性的なCEOの会社は、株価の平均リターンがS&P500のそれを20倍以上上回っている。つまり、8人にそれぞれに1万ドルを投資していれば、25年後にはそれが150万ドルに増えたことになる。彼らの名前は知らなくても、彼らの会社は聞いたことがあるだろう――ゼネラル・シネマ、ラルストン・ピュリーナ、ワシントン・ポスト、バークシャー・ハサウェイ、ゼネラル・ダイナミクス、キャピタル・シティーズ・ブロードキャスティング、TCI、テレダイン。本書は、個性的なリーダーたちがこれほど桁外れのパフォーマンスを上げる助けとなった特徴と手法――彼らの一貫性と執ようなまでの合理性――を紹介していく。 「アウトサイダー(破天荒な者)」たちは謙虚で、気取らず、だいたいは質素で、ウォール街やマスコミを避け、新しい流行の経営方法には手を出さない。その代わりに、彼らには彼ら自身と彼らの会社を成功路線に乗せるための共通した特徴がある。収益や売り上げ成長率ではなく、1株当たりの価値を上げることにレーザー光線のように集中すること、資本と人材を配分する並外れた才能があること、報告利益ではなくキャッシュフローが企業の長期的な価値を決めるという信念を持っていることなどである。 長年にわたる調査と経験に基づいて、著者は会社を経営したい人やそこに投資して桁外れの利益を上げたい人たちに、驚くべき物語と、そこから得られる教訓と、素晴らしい選択肢を披露している。
  • ザFX ──通貨トレーディングで儲ける基礎と応用
    -
    初心者と再挑戦組のバイブル!  かつては大銀行とヘッジファンドと多国籍企業に支配されていた外国為替市場だが、現在では世界中のトレーダーや投資家が簡単に参加できるようになった。ただ、この市場から多くの利益を生むためには、その仕組みをしっかりと理解していなければならない。  FXの専門家である著者は、今日、世界最大のマーケットである通貨市場で効率的にトレーディングと投資をする方法を初心者にも分かりやすく説明している。本書には、短期の価格スイングから長期トレンド、またFX市場で成功の助けになる実践的な金融商品など、FXトレーディングには欠かせない重要で多くの手法・事柄についても紹介されている。 また、通貨を動かす原動力とそれを利用して利益を上げる戦略や、通貨を使い分けてリスクを減らす方法、世界的なトレンドを利用する方法、毎日マーケットを監視しながらストレスなしに利益を上げるための方法なども非常に分かりやすく説明してある。また、次のような内容も含まれている。 ●FXトレーディングの始め方と自分に合ったやり方を見つける方法 ●FXでよくある間違い ●ゆっくりと着実に利益を目指す投資方法と素早く利益を上げるトレード方法 ●よくあるFX詐欺を引っかからない方法  通貨市場というダイナミックな舞台に興味がある人ならば、深い洞察と実践的なアドバイスが満載の本書を読むことで、通貨トレーディングと投資の世界が広がるだろう。また、FXトレーディングで思いどおりに利益を上げられないという人が本書を読めば、初心のころの新鮮な気持ちがよみがえり、新たに一からやろうとする気を起こさせてくれるだろう。
  • 規律とトレンドフォロー売買法 ──上げ相場でも下げ相場でも利益を出す方法
    -
    トレンドフォローは30年以上にわたって上げ相場でも下げ相場でも並外れた利益を出してきたトレーディング戦略だ。2008年に株式市場が崩壊すると、バイ・アンド・ ホールドで身動きがとれなくなった投資家たちは大金を失った。しかし、トレンドフォロワーたちは2008年10月の1カ月だけで巨額の収益を上げ、最大40%という途方もない利益を出した! 証拠は本書のなかにある――自分の目で確認できる最新データ に加えて、時代を超えたこの戦略をあなたの運用資産で使うためのあらゆる情報を提供している。 トレンドフォローに精通したマイケル・コベルはこの全面改訂版で、何十年もこの戦略を使っているトレーダーやファンドマネジャーだけでなく、新しいトレーダーも紹介している。例えばデビッド・ハーディングはロンドンを本拠地にトレンドフォローの手法で100億ドル以上を運用している。人物紹介のあとはトレンドフォローをあなた自身が使うための考え方やテクニックをすべて手ほどきする。一度にひとつずつ単純なチャートを使いながら、どの市場でも一貫して利益を得られるように価格の動きを理解する方法が学べる。 今日では、これまでにも増してトレンドフォローの手法を必要とする。本書を読んで自分のために役立てていただきたい! ・本物の証拠、本物のデータ、本物の結果 10年以上の詳細な運用成績のグラフは改訂して、2008年秋の株価暴落のものも含めた ・必要なすべての情報をひとつの数字で上げ相場でも下げ相場でも、なぜ価格はトレードに必要なすべてを現在も将来も変わらず伝えてくれるのか ・チャンスでの到達目標を正確に何を、いつ、どれくらいの量でトレードすべきか ・今日の代表的トレンドフォロワーとの出会いデビッド・ハーディングからジョン・W・ヘンリー、エド・スィコータまでの並外れたトレーダーを紹介
  • 投資を生き抜くための戦い ──時の試練に耐えた規律とルール
    3.0
    勝敗の分け目は“自制心”にある! リバモアの時代から40年以上もウォール街に君臨した成功者が書き記した「完全相場哲学」!! ジェラルド・M・ローブは、1930年代から40年以上にもわたって自ら築き上げた規律と売買ルールをもとに株式市場から多くの富を手に入れた大投機家である。E・Fハットン社で株式ブローカーから取締役副会長にまで上りつめる一方、マーケットへの研究・研鑽を続け、金融誌などに多くのコラムを寄せた。その集大成が1935年に出版し20万部以上の売上を上げた本書の初版である。 当時もいまも、努力なき者へ成功の扉は開かれない。しかも、本書が執筆された当時は、いかがわしい情報や悪徳業者が個人投資家を手玉に取る時代。そんななか、彼のコラムの正確さが評価されたのは当然の流れだろう。 本書は、ローブが株式投資に心血を注ぎ、完璧なまでに築き上げた規律と売買ルールの金言集である。彼自身が、戦場ととらえた株式相場の真髄が余すところなく記されている。それは多くの大トレーダーから、投機を始める前に読むべき本として推薦されている。CAN-SLIMで有名なウィリアム・オニールが自著『オニールの空売り練習帖』の巻頭で本書を掲げ、『スペランデオのトレード実践講座』の著者ビクター・スペランデオも本書に高い評価を与えている。 偉大なトレーダーたちから時代を超えてバイブルと称された名著が、「100年に一度の金融恐慌」が吹き荒れるいま翻訳刊行の日を迎えたのは、いま一度、株式市場の本質を見据えるための好機といえるだろう。
  • テクニカル投資の基礎講座 ──チャートの読み方から仕掛け・手仕舞いまで
    5.0
    安きを買って高きを売れ! これこそが、一財産を築くための近道である。そうだろうか?
  • ヘッジファンドの錬金術 ──絶対スーパーリターンを追求し進歩する投資手法公開
    3.0
    ヘッジファンドや辣腕投資家は、この状況を切り抜けて今日のダイナミックな金融 環境のなかで成功するために、新たな手法を編み出している。たとえば、銀行が融資 を提供しようとしない企業や個人への積極的なローンサービスの提供。あるいは、大 型のミューチュアルファンドが規模や規制上の理由からチャンスがつかめないアービ トラージの機会を探る。そしてまた、「モノを言う投資家」になることで価値が解放 できそうな企業に投資する。これらは、ヘッジファンドや洗練された投資家が、今日 のタフなマーケットでキャッシュをスーパーキャッシュに変身させる戦略のほんの一 例にすぎない。 ヘッジファンドマネジャーのジェームズ・アルタッチャーは本書のなかで、過去数 年間に世界中のトップヘッジファンドマネジャーが開発してきた新しいタイプの投資 方法を検証している。詳細な事例と最新のアドバイスに基づき、アルタッチャーは読 者がどうやれば、これらの投資方法を生かせるのか、そしてスーパーリターンを実現 するための10数個の戦略を紹介している。
  • トレーダーの心理学 ──トレーディングコーチが伝授する達人への道
    4.0
    「キエフ博士は、8年前の『トレーディング・トゥ・ウィン』から始めたトレーディングで成功するために必須の精神的なものへの探求を継続して行っている。マネーマネジャーたちの実際の対話が満載の本書は、勇気、粘り強さ、相反する認識、精神的な葛藤など、達人になるための多くの要素について探求しており、トレーディングのレベルを上げたい人にとっての必読書と言えるだろう」――ジェイ・G・ゴールドマン(ヘッジファンドマネジャー) 成功するトレーダーと並みのトレーダーの違いとは…… 人生でもトレーディングでも成功するためには、勝つことと負けるにかかわるプレッシャーを取り除く必要がある。実際、勝敗に直接結びつくプレッシャーを乗り越えられるかどうかは、成功するトレーダーと普通のトレーダーを分ける主な要因のひとつになっている。 トレーディングの心理的側面の研究者で、高名な心理学者かつトレーディングのコーチでもあるアリ・キエフ博士は、高い評価を受けた3冊の著書を執筆以降、10年間にわたって金融市場が大変な困難を伴う挑戦の場であるかを直接見てきた。この間、博士がコーチングを行ってきた人たちのなかにはヘッジファンドマネジャーが数多くいた。この仕事は、高パフォーマンスを上げることに対するプレッシャーと利益が密接に絡む金融業界のなかでも、もっとも心理的負担の大きい職種のひとつと言え。 経験豊富なプロでも、積極的な個人トレーダーでも、成功を阻む心理的障害に圧倒されることはあるが、それを克服することもできる。本書では、革新的なトレーダーの心理的な法則と戦略を検証し、そこから潜在的なトレーディング能力を引き出してトレーディングのゴールを達成する方法を紹介している。世界でもっとも成功しているヘッジファンドマネジャーたちを相手に交わした多くの対話や実際のケーススタディを通して、次のような発見をしてほしい。 ・感情的になりすぎることも、ならなすぎることもなく、バランスを維持する ・エネルギーと注意を集中して、特定の目標に向かって行動する ・燃え尽きたり動機をなくしたりしないように、刺激と努力の適切な加減を見つける ・集中力を高める ・コントロールされるのではなく、自分の直感によって自然に機能するのに任せる 徹底的な洞察と実践的なアドバイスが詰まった本書は、自分の潜在能力を引き出す姿勢とテクニックを伸ばし、自信をつけ、メンタルイメージや視覚化、リラックス法、忍耐力を向上させるためのスキルに磨きをかけてくれる。このなかで紹介するさまざまな心理面の練習には、動機や集中力やストレス環境下におけるパフォーマンスを維持するための助けにもなると思う。 本書は、成功したトレーダーの心の中をのぞくことができる貴重な1冊と言える。彼らの精神構造を理解することによって、月並みとか現状維持といった自分自身に対するマイナスの概念を放棄して、マーケットがどんな難しい状況でも成功できる思考態度を伸ばしていくことができる。
  • オニールの空売り練習帖
    3.6
    株式市場以外であれば、物事には常に2つの側面がある。しかし、株式市場では1つの側面しかない。つまり、正しい側にいなければ、儲けることはできないのである。マーケットの状況次第では、空売りが正しい側である場合がある。しかし、空売りのポジションをとるには本当の知識、市場でのノウハウ、そして大きな勇気が必要である。空売りの仕組みは比較的簡単なものだが、多くのプロも含めほとんどだれも空売りの正しい方法を知らない。ウィリアム・オニールは本書で、効果的な空売り戦略を採用するために必要な情報を提供し、詳細な注釈付きのチャートで、最終的に正しい方向に向かうトレード方法を示している。
  • オニールの相場師養成講座―成功投資家を最も多く生んできた方法
    4.3
    キャンスリム(CAN-SLIM)は一番優れた運用法だ[米国個人投資家協会(AAII)独自実証検査より] 今日の株式市場でお金を儲けて、そしてお金を守るためのきわめて常識的な戦略  最近のベア相場では、8000万人のアメリカ人が資産の50~80%を失った。いったいだれのアドバイスなら信頼できるのか、人々は疑心暗鬼に陥りがちだ。だがこんな時代でも、全世界の賢明な投資家たちが、毎日、インベスターズ・ビジネス・デイリー紙の発行者であり100万部を超えるベストセラー『オニールの成長株発掘法』の著者でもあるウィリアム・J・オニールをアドバイザーとして選んでいる。なぜか?  それはウィリアム・オニールが、何を買えばいいか、いつ売ればいいか、ウォール街ではどうすれば勝てるかを知っているからだ。本書は、自立した投資家たちがどうすれば市場に逆らわず、市場に沿って行動し、感情・恐怖・強欲心に従うのではなく、地に足の着いた経験に裏付けられたルールに従って利益を増やすことができるかを説明する。本書では以下の方法を明らかにする。 ・最高の銘柄だけを最適なタイミングでだけ購入する ・上下への大きな値動きを示唆するチャートパターンを見きわめる ・売り時を心得る ・リターンを最大化するようにポートフォリオを管理する  相場が明日どう動くか見通しているわけではない――などと認めるのはオニールぐらいだろう。だがオニールは、相場が上げたらどうやって儲けるか、相場が下げたらその儲けをどうやって守るかを知っている。オニールは本書で、半世紀近くにわたって市場から学んできたノウハウを明らかにし、株式投資の厳しさにうろたえ、当惑している投資家たちを守るために編み出された、理性的で安定性のある投資法について説明している。 ウィリアム・J・オニールは、世界有数の投資家向け新聞『インベスターズ・ビジネス・デイリー』紙の創立者兼会長であり、ベストセラー『オニールの成長株発掘法』をはじめとする投資関係書の著者でもある
  • マーケットの魔術師 株式編 増補版
    4.0
    1990年代の未曾有の上げ相場で、信じられないようなリターンをたたき出した新世代の株式ウィザードたちは、2000年春からの下げ相場にどう対応したのか? 上げ相場だから彼らはウィザードと呼ばれるようになったのだろうか? 下げ相場の今でも、彼らはウィザードと呼ばれるのにふさわしいスーパースターなのだろうか? こういう疑問に答えるべく、インタビューの名手ジャック・シュワッガーが『マーケットの魔術師【株式編】』に登場したウィザードたちに詳細なフォローアップインタビューをした。新世代の株式ウィザードにとっては、だれもがこの下げ相場は初体験だが、真のウィザードたちにとってはマーケットが上げようが、下げようが関係ないようだ。 一方、困難に陥っているウィザード、リターンの振幅が大きく一貫性のなくなったウィザード、ベンチマークは大きく上回っているがほとんどリターンを上げられなくなったウィザード、下げ相場では空売りが反対にしにくくなったウィザードなど、必死に現在の相場に対応しようとするウィザードたちの新しい面も垣間見える。しかし、ここに登場するウィザードたちの2000年春以降の相場観は驚くべきほど酷似している。この相場観を知るだけで、われわれの得るものは大きいだろう。 だれもが知りたかった「その後のウィザードたちのホントはどうなの?」に、すべて答えた『マーケットの魔術師【株式編】』増補版! 今でも本当のウィザードはだれだったのか?
  • デービス王朝 ──ウォール街を生き抜く影の投資家一族
    3.0
    ウォール街で50年勝ち抜いたデービス三世代の投資必勝術 デービス一族の物語は、いわば過去半世紀にわたるウォール街の物語である。ジョン・ロスチャイルドは圧倒的な筆力によって、成功を収めながら世に知られていないアメリカ屈指の投資家一族の活躍とともに、その舞台となったウォール街の変わりゆく顔をそれぞれの時代背景の中に見事に描いた。 デービス家三代――第一世代シェルビー・カロム・デービス、息子シェルビー、孫のクリスとアンドリュー――が読者をウォール街の峡谷にいざなう。投資への情熱を持ち続ける彼らは、「妥当価格の成長株」という投資哲学を貫き、常に市場平均を上回る運用成績を残した。 シェルビー・カロム・デービスはイリノイ州ペオリアの中流家庭に生まれ、金融より歴史に興味を持っていた。そんな彼の人生が大きく変わったのは、38歳のときだった。1947年、彼はニューヨーク州保険局の要職を辞め、妻の持参金5万ドルを元手に投資の世界に飛び込む。1940年代末はダウが180ドル辺りをうろつき、保険株にはだれも見向きもしない時期だったが、デービスは自分が一番よく知っている業界に狙いを定め、保険株のありふれたポートフォリオから王朝を築いた。 証明された戦略と倹約精神を武器に、デービスは1950年代の戦後の上げ相場から1980年代の華々しい相場を経て莫大な富を蓄積した。彼は将来の世代に自分の経験を 伝えたが、9億ドル近い信託財産は保守的な目的のために残し、子孫には自力で王朝 を維持するよう仕向けた。 息子のシェルビー・デービスは株高に沸いた1960年代にウォール街に挑んだ。彼は小さな投資会社を始め、誕生したばかりのニューヨーク・ベンチャー・ファンドの経権を握った。同ファンドは彼が運用を担当してから28年のうち、22回も市場平均を 上回る成績を残している。インフレが高進した1970年代の市場を航海するのは至難の業だったが、シェルビーは無傷で切り抜けた。孫のアンドリューとクリスは1990年代 を通じてデービス王朝のかじを取り、新世紀になっても最前線で活躍している。彼らはデービス家の洗練された投資戦略を駆使してウォール街に挑み、一族の名を冠した 転換社債や不動産などのファンドを運用している。 市場は変化するかもしれないが、投資の極意は変わらない。デービス家は、「複利装置」――投資金を何倍にもしてくれる可能性がある会社――に対する信念と、長期投資は生涯続くとの考えに基づき、2回の長い上げ相場、2回の大幅な下げ相場、7回の緩やかな下げ相場、1回の大暴落、25回の調整を乗り越えてきた。 本書でジョン・ロスチャイルドは、デービス家、彼らの投資哲学、そしてウォール街を歴史的かつ文学的な語り口で紹介している。情報量の多さもさることながら、読み物としても面白く、人物描写の妙につい引き込まれてしまう。アメリカで最も成功した投資家一族とともにウォール街を旅する一生一度のこの機会を生かし、王朝がどのようにして築かれたかじっくり見てほしい。
  • ターナーの短期売買入門 ──3日から3週間で最大の利益を手にする法
    3.0
    全米有数の女性トレーダーが奥義を伝授! 自分に合ったトレーディング・スタイルでがっちり儲けよう! 同じ銘柄を何年も持ち続け、ひたすら待つ。そんな投資法にあきあきしていませんか? トレーディングに精通している著者が、短期トレーディングに必要なノウハウのすべてを手解きします。保有すべき銘柄を、保有すべきタイミングで保有し、数カ月間、数週間、ときには数日間でトレードを完結できるようになります。ターナー女史による明確なアドバイス、分かりやすい説明、参考になるチャートが満載されている本書を読めば、初心者のあなたでも短期トレーディングという儲けるには最高の世界ですぐにスタートできます。 本書は、トレーディングのあらゆるプロセスでどう判断・行動すべきかを解き明かしてくれる実践的な本です。自分のポートフォリオをコントロールし、ずっと夢見ていた「お金に不自由しない生活」を手に入れることができるのです。さあ今日から、トレードのプランを立て始めましょう! 本書で書かれている内容とは…… ・スイングトレード(2~5日)とポジショントレード(4~6週間)で最高の利益を得る方法 ・最高の銘柄を見つけるために各セクターをモニターする方法 ・短期トレーダーとして成功するために必要な「成功をもたらす考え方」を身につける方法 ・インターネット接続からオンラインブローカーの選択まで、トレーディング環境を整える方法 ・トレードのエントリーとエグジットに最適な状況を見極める方法 ・上昇トレンドと下降トレンドの「スイートスポット」をとらえて儲ける方法 ・リスク・リターン・レシオを考えて、損失を最小化し、利益を最大化する方法
  • グレアム・バフェット流投資のスクリーニングモデル  ──「安く買って、高く売る」中長期投資の奥義
    -
    「安く買って、高く売る」――シンプル・イズ・ベスト!  成功する投資の原理はとてもシンプルだ――「安く買って、高く売る。良い情報に基づく良い意思決定。ノイズを排除し、感情的な混乱を避ける。そして、リスクを減らす」。  しかし、投資家は往々にして、最適ではない結果につながるワナに陥ることが多い――「群れの行動、感情的な投資、データではなくトレンドに従う、不必要なリスクをとる」。  こういった間違った行動には共通の原因がある。それは、投資機会を見極めるための規律あるシステムが欠如していることである。  本書ではCFP(公認ファイナンシャルプランナー)のルーク・L・ワイリーが、人々に見落とされている優れた会社と素晴らしい投資機会を見つけるためのフィルターを紹介する。これらのフィルターを使えば、リスクを低減しながら大きな利益が得られるうえ、景気低迷後の素早い回復が可能だ。  豊富な経験と、幅広いリサーチ、そして健全な懐疑主義を基に、ワイリーは、会社の何を見ればよいのか、どういった条件を満たせばよいのか、そしてなぜそうした判断基準を使うのかを解説する。また本書では、株価が52週の安値近くにある会社が障害を乗り越えて素晴らしいリターンを提供してくれたいくつかのケーススタディーも紹介する。5つの、シンプルではあるが重要なフィルターを使えば、ダウンサイドリスクを低減しながら、市場を上回る素晴らしいパフォーマンスを達成することができることを本書は教えてくれる。  これら5つのフィルターをパスし、挫折の真っただ中にいる会社こそが投資に向く会社だ。しかし、こうした会社はウォール街では見落とされることが多く、彼らには愛されない。  本書は、従来の戦略の殻を打ち破り、よくある過ちを避けたいと思っている中長期の投資家、マネーマネジャー、金融アドバイザーにとっての必読書だ。本書が提供する時代を超えた新しい戦略と考え方に従うことで、リスクを低減し、市場をアウトパフォームすることが可能になるのである。
  • 遅咲きトレーダーのスキャルピング日記 ──1年間で100万ドル儲けた喜怒哀楽の軌跡
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    あるトレード戦略は、つもり売買ではいつも素晴らしいものに見える。しかし、実際にトレードしてみると、マーケットの混沌や人間の予測不可能な行動によって、最高のはずだった戦略でさえ効果が上がらないことも多い。トレードは、実際に自分のお金を賭けてプレッシャーにさらされると、大変難しいものになるという厳しい現実を、すべてのトレーダーは知ることになる。 エドウィン・ルフェーブルの『欲望と幻想の市場』を彷彿させる本書は、先物のデイトレードで1年に100万ドルの利益を上げたトレーダーの浮き沈みや成功と失敗を内側から見せてくれる。この詳細な日誌のなかで、ミラーは安定的な利益を上げるために、ミスや計算違いや自滅的な行動といった地雷を避けて注意深くトレードしていく様子を、隠すことなく見せてくれている。本書には、2008~2012年にかけた彼のトレード日誌の一部と、2004~2011年にかけて彼が行った先物でのトレードのパフォーマンス(約2000日分の実際のトレード結果と分析)が掲載されている。 本書を読めば、筆者が毎日トレードをするという挑戦を続けることで集中と意欲、攻撃性の抑制、そしてトレードの場に行くこと(特に寝不足の朝であっても)の重要性を学んでいった過程を読者も経験することができる。彼が日々刻々と成長していく様子を日誌を通じてたどっていくと、彼がどのようにして自分の強みや弱みを理解したり、日々の目標を達成したりしなかったり、結果を分析したり、学んだことのすべて(スポーツやポーカーや人生で得た価値ある洞察を含めて)を先物のトレードに応用してきたかが分かるだろう。
  • 出来高・価格分析の完全ガイド ──100年以上不変の「市場の内側」をトレードに生かす
    3.3
    私は出来高に注目してトレードを始めた。これこそが私の成功の第一歩だったと確信している。本書を読んで読者の方にもぜひその栄光を手にしてもらいたい。 VPA(出来高・価格分析)は、伝説的トレーダーであるリバモアやワイコフが使って、莫大な資産を築いてきたテクニックだ。この100年以上にわたって何も変わっていないVPAを使えば、「スマートマネー」に追随することができるようになる。 これに日本古来のローソク足パターンを組み合わせれば、市場の将来の方向性、価格はどのくらい動くのか、その方向は本物なのかも分かるようになるだろう。 出来高と価格とローソク足パターンの融合によって、今は、アキュミュレーション(買い集め)なのか、ディストリビューション(売り抜け)なのか、売りのクライマックスなのか、買いのクライマックスなのか、新しいトレンドが始まるのか、インサイダーは買っているのか売っているのかなども分かるようになる。 また、出来高を見ることによって、支持線と抵抗線の真の意味が分かり、保ち合いや本物のブレイクアウトを見極めることができるようになる。このほかにも、ダイナミックトレンドとトレンドライン、VAP(ボリューム・アット・プライス。価格帯別出来高)など、新しいパワフルな概念を紹介する。 もちろん、VPAの数多くの実例を詳しく見ていく。株式市場や株価指数、FX市場、先物市場、ティックチャートを使ったコモディティーなど。あらゆる市場で、ティックチャートから時間ベースのチャートまで、さまざまなチャートを使って細かく説明する。VPAがうまく機能することが確信できるようになるだろう。 ■本書の内容 本書には、あなたのトレードにVPA(VolumePriceAnalysis。出来高・価格分析)を適用するために知らなければならないことがすべて書かれている。それぞれの章は前の章を踏まえて成り立つものだ。価格と出来高の原理に始まり、そのあと簡単な例を使って2つを1つにまとめる。本書を読み込んでいくと、突然、VPAがあなたに伝えようとする本質を理解できるようになる。それは市場や時間枠を超えた普遍的なものだ。 ■読者対象 必死で成功を目指している人、トレードがストレスに満ち、感情的にしかトレードできないで悩んでいる人――本書はそんなあなたのためのものだ。本書を読み終えるころには、こういった感情は一切なくなっているだろう。あなたの意思決定はすべてシンプルなロジックと良識に基づいて行われるため、自信がつき、感情を排除してトレードできるようになっているはずだ。市場の次の動きを素早く簡単に、かつ自信を持って予測できるようにもなる。成功は自信から生まれるもので、富は成功によってもたらされるものだ。感情を排除してトレードできるようになれば、投機家であれ、投資家であれ、どんな市場ででも成功を手にすることができる、もちろん、FXトレードも。本書は、16年以上のトレード経験を持ち、このアプローチを毎日使っている者によって書かれたものだ。つまり、あなたはこのアプローチを実際に使っている者から学べるということである。 トレードでは主だったインディケーターは2つしかない。1つは価格、もう1つは出来高だ。どちらも1つだけでは弱く、何も教えてはくれないが、2つを一緒に使えば最強の組み合わせになり、絶大な力を発揮する。VPA(出来高・価格分析)のパワーを知れば、なぜこんな素晴らしいものを今まで使わなかったのだろうと思うはずだ。 VPAを使えば、市場が動く前に市場を読むことができるようになる。これを知れば、あなたは驚きのあまり愕然とするだろう。そして、あなたは真実に気づく。2つの簡単なインディケーターを使うだけで、市場の次の動きを予測するパワーと知識を手に入れることができるという真実に。 一言で言えば、VPAは市場のDNAを知る手掛かりを与えてくれるものだ。その素晴らしいパワーを手に入れたあなたは、自信を持ってトレードできるようになり、感情とストレスからは永久に解放される。あなたはトレードを楽しむことができるようになる。なぜなら、シンプルなロジックと出来高および価格のパワーによって、市場が次にどう動くかが分かるからだ。
  • スーパーストック発掘法 ──3万時間のトレード術を3時間で知る
    5.0
    本書は、これまでの投資の伝統を打ち破ることによって、考えられないようなリターンを手にした私の実話である。私のポートフォリオは28カ月の間に、15万2000ドル→26万7000ドル→58万6000ドル→123万ドル→213万ドル→446万ドル→580万ドル→680万ドルへと膨れ上がった。一方、その間のドローダウンは61%→64%→65%→100%→100%→106%だった。信じられるだろうか。本書はすべてウソ偽りのないすべて真実の話である。以下は、本書の読みどころを25にまとめたものである。 あなたに衝撃を与える本書の25の読みどころ 1,私のストーリー――小さな富を手に入れるまでに私が通ってきた道 2,株式市場最大のウィナー――とらえどころのない「スーパーストック」――の見つけ方 3,未来の「スーパーストック」の発見に役立つウェブサイト 4,ピーター・リンチに従ってはいけない訳――あなたがよく知っているもの、あなたを「気持良く」させてくれるものを買ってはいけない 5,あなたの投資リターンを崩壊に導く最高の薬 6,市場の大暴落を6日前に予測する「炭鉱のカナリア」インディケーター 7,最高の投資リターンを得るには、あなたがこれまで教わってきたこととまったく逆のことをやらなければならない 8,市場は想像以上に操作されている 9,株を25ドルで売らなければならない訳 10,ETFや投資信託に投資してはいけない訳 11,市場の大きな上昇を教えてくれる「マジックライン」 12,集中力、創造力、エネルギーを劇的に高める方法 13,株を調べるのに今使っているほとんどの方法を捨てなければならない訳 14,ジョージ・クルーニー、ジャック・ニコルソン、コリン・ファーレルのようにならなければならない訳 15,「IBD100」で1桁台にランキングされる株を人より数カ月前に見つける方法 16,「スーパーストック」の決算発表では何を見るべきか 17,CNBCを見てはいけない訳――たとえ1秒でも見てはならない 18,「キャッシュで持たない」のはなぜバカ者なのか 19,マーク・キューバンのような売り方を学ばなければならない訳 20,スーパーストックのローリスクでハイリワードの仕掛け価格を決める方法 21,ビッグウィナーを裏付けるチャート、ファンダメンタルズ、ストーリー 22,インサイダー(内部関係者)による買いが均一でない訳 23,避けられない口座のドローダウンとそれに対処する方法 24,操作されたメディアの集団思考を見抜く方法とそれから利益を得る方法 25,私の失敗から学ぶ教訓
  • 投資価値理論 ──株式と債券を正しく評価する方法
    -
    現代によみがえる「投資価値理論」の記念碑的古典 『証券分析』に並ぶバフェット激賞の名著 ハーバードの教科書にも採用 60年以上読み継がれてきた本書は、ベンジャミン・グレアムやワイコフの著作と並び称される古典的名著である。ジョン・バー・ウィリアムズが本書を書いたのは、第一に、「投資価値理論」という新しい学問分野の姿を明らかにすることであった。この「投資価値理論」とは、独占理論、貨幣理論、国際貿易理論など、経済学という大きな大河から枝分かれした明晰な原理から成り立っている。第二は、抽象的な経済原論と投資の実際の問題を結びつけて考えること、そして、利子率、地代、賃金、収益、税、貨幣の各理論を適用して株式や債券を評価する方法を示すことである。第三は、投資家にとってのニューディール政策の経済的重要性について検証し、現在の投資政策で最も重要な問題を見つけることである。 本書は主に、賢明な投資家やプロの投資アナリストを対象としているが、経済理論家にも興味を持ってもらうように、ジョン・バー・ウィリアムズは執筆した。というのも、長期金利や短期金利、流動性選好、不確実性やリスク、将来の利率、インフレの可能性、それに対する株式と債券の反応、市場の動向、株価の形成、投機的商品の価格と株価の連携、さまざまな税の負担など、さまざまな問題についても提案しているからだ。 「これまでの投資分析が投資家の要求にまったく見合ったものでなかったことは、近年見られた株価の大変動で明らかになった」――大恐慌を経験したジョン・バー・ウィリアムズだからこそ、価格変動を知る信頼できる評価基準を学問まで昇華させることができたのだ!
  • 新 賢明なる投資家 (下) ──割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法《改訂版――現代に合わせた注解付き》
    3.5
    古典的名著に新たな注解が加わり、グレアムの時代を超えた英知が今日の市場に再びよみがえる!20世紀最大の投資アドバイザー、ベンジャミン・グレアムは世界中の人々に投資教育を施し、インスピレーションを与えてきた。グレアムがその「バリュー投資」哲学――投資家が大きな過ちから身を守り、長期的な戦略を立てるよう導くもの――を明らかにした『賢明なる投資家』は、1949年に初版が出版されて以来、株式投資のバイブルとなっている。 グレアムの投資戦略の英知は、長年の市場の動きによって証明されている。この改訂版は、グレアムの原文を完全な状態で残し、著名な金融ジャーナリストであるジェイソン・ツバイクが今日の市況を視野に入れつつ新たな注解を加え、グレアムの挙げた事例と最近の事例とを対比させる形をとっており、読者がグレアムの原則をどう応用したらいいのかがより深く理解できるようになっている。決定版とも言えるこの『賢明なる投資家』改訂版は、みなさんが投資目標を達成するために読まれる本の中でも最も重要な1冊になるに違いない。
  • 新 賢明なる投資家 (上) ──割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法《改訂版――現代に合わせた注解付き》
    3.9
    古典的名著に新たな注解が加わり、グレアムの時代を超えた英知が今日の市場に再びよみがえる!20世紀最大の投資アドバイザー、ベンジャミン・グレアムは世界中の人々に投資教育を施し、インスピレーションを与えてきた。グレアムがその「バリュー投資」哲学――投資家が大きな過ちから身を守り、長期的な戦略を立てるよう導くもの――を明らかにした『賢明なる投資家』は、1949年に初版が出版されて以来、株式投資のバイブルとなっている。 グレアムの投資戦略の英知は、長年の市場の動きによって証明されている。この改訂版は、グレアムの原文を完全な状態で残し、著名な金融ジャーナリストであるジェイソン・ツバイクが今日の市況を視野に入れつつ新たな注解を加え、グレアムの挙げた事例と最近の事例とを対比させる形をとっており、読者がグレアムの原則をどう応用したらいいのかがより深く理解できるようになっている。決定版とも言えるこの『賢明なる投資家』改訂版は、みなさんが投資目標を達成するために読まれる本の中でも最も重要な1冊になるに違いない。
  • 最新版 オプション売買の実践
    3.0
    株や先物より、オプションで稼ぐ時代!プロのオプショントレーダーが、そのノウハウを惜しみなく公開。勝ち続けるための最強の戦略集! オプションのプロトレーダー・増田丞美による「オプション売買」の実践編最新版。すべて実際の取引に基づき、オプション売買のノウハウやオプション成功するための秘訣をわかりやすく解説した一冊。収録データは最新のものを使用し、より現実味のあるトレード方法を公開しています。『最新版 オプション売買入門』の読者が次に手に取りたい、オプション売買の“実践”的な内容が満載されています。 はじめに  『オプション売買入門』の改訂版(『最新版オプション売買入門』)に引き続き、『オプション売買の実践』もこの度改定することになりました。同書が世に出たのが2001年9月ですから、すでに4年半の歳月が流れました。  この「実践編」とも呼ぶべき『オプション売買の実践』は、当時、「入門編」と呼ぶべき『オプション売買入門』の読者の要望に応えて急遽著したものですが、その性急さもあって、「入門編」と比べると系統立てた説明が不十分でした。  そこで、今回の改定にあたっては、旧版の内容をかなり細部にわたって変えています。一章分すべて変えてしまったものもあります。  例えば、第3章「オプションを買う戦略」では、旧版ではまったく触れなかった新しい売買戦略を紹介しました。第4章「オプションを売る戦略」においても、より詳細な売買の実例を挙げています。さらに、第8章「日経225オプションで資産を築く」においては、日経225オプションを売買する個人投資家向けに、より具体的で詳細な説明を加えました。  本書はオプションの基礎をすでに理解している方を対象にしているため、オプションの基本的なしくみについては一切触れていません。オプションについての理解が十分ではなく、本書の内容が難しすぎると感じる読者は、拙著『最新版オプション売買入門』の第1章を繰り返しお読みください。  本書はオプション売買の「実践編」で、いわば「入門編」の続編にあたりますので、どうか「入門編」に書かれた内容を十分に理解した上で本書をお読みください。  また、本書の出版元であるパンローリング社では、オプションの実践家向けに「オプション倶楽部」を主宰しています。同倶楽部は、その会員のオプション取引に関する知識と取引技能を向上させ、会員自らの力によって利益が上げられるようサポートすることを目的として活動を行っています。  私もスーパーバイザー(監修者)として、その活動の一部に携わっています。なお、本書の付録として、同倶楽部が発行しているニュースレターを掲載しました。活動の一部を覗いてみてください。(「はじめに」より)
  • 投資家から「自立する」投資家へ
    3.0
    この本を読み終えたとき、あなたのなかで、今までとはまったく違う世界が開けていることでしょう。わたしはそれを信じています。この本は、投資家として確実に成功する秘訣を余すことなく書き連ねたもの。秘訣といっても、難しいものではなく、誰にでもできるものばかりです。 あなたは、本当に、ラッキーです。 もう、この瞬間から、すばらしい投資仲間があなたを大歓迎しています。あなたは、いつでも、投資家共和国のコミュニティーの一員に加わることができます。 こうして、この本を手にとって頂いた瞬間、あなたは、もう、ひとりではありません。あなたはネットワークでわたしたちとしっかりとつながっているんです。あなたには、投資をしっかりと相談できる場所が用意されている。今までとは違う、そういう投資サポート体制を得て、あなたは成功するんです。そう約束されています。 この本で紹介する技法は、どれも本邦初公開の中味です。初公開! でも、わたしがすごいんじゃない。わたしのチーム、ですから、わたしたちですよね、わたしたちの仲間がすごいんです。 今回の投資家旅行では、4つの国を訪問します。旅の途中で、あなたには、きっと、いままでとは違う、投資の世界が見えてくるはずです。さあ、わたしと一緒に、すてきな6日間の投資家旅行に旅立ちませんか? そうです。この旅行の目的は、投資の秘訣をあなたに特別に伝授するために企画されたものだからです。明日からの投資人生をより豊かなものにできるよう、是非、わたしたちに、あなたをサポートさせてください!
  • ウォール街のモメンタムウォーカー
    3.5
    モメンタムは持続する! 効率的市場仮説は経済理論の歴史のなかで最も重大な誤ちの1つである 市場状態の変化をとらえ、低リスクで高リターンを上げ続ける戦略 200年以上にわたるさまざまな市場や資産クラスを調べた結果、1つの事実が明らかになった。それは、「モメンタムは常にアウトパフォームする」ということである。しかし、ほとんどの投資家はモメンタム投資のメリットを見いだし、十分に活用する方法を分かっていない。今まではそうだったが、これからは違う!個人投資家だろうが、プロの投資家だろうが、あるいはマネーマネジャーだろうが、デュアルモメンタム投資は、レラティブストレングスと市場トレンドの大きな変化のなかで常に利益を上げ続けることを可能にしてくれるものだ。 近代ポートフォリオ理論と最適化の専門家であるゲイリー・アントナッチは、素晴らしい研究に基づいて、モメンタムという概念をグローバル・エクイティー・モメンタム(GEM)という投資戦略に結実させた。レラティブストレングス・モメンタムと絶対モメンタムを組み合わせたGEMは、大きなドローダウンを避けながら、市場間のトレンドをつかんで利用するという画期的なモデルである。この戦略を規律に従って導入することで、各トレーダーには次のことが可能になるだろう。 米国株、非米国株、債券の切り替え回数を最低限に抑えながら、リスクを低減し、大きな利益を得る 資産価値が減少し始めたときに、投資リスクをコントロールする 意思決定プロセスから感情と行動バイアスを取り除くと同時に、他人のバイアスを利用して、大きなリターンを上げる 本書ではGEMを、裏づけとなる理論、これまでの分析、理解しやすいデータを使って、簡単かつ明確に解説する。この実用的なテクニックは現実世界とも一致する。デュアルモメンタムトレードがなぜうまくいくのかについての理解を深め、あなたの投資にぜひ活用してもらいたい。コストの安いブローカーの選び方から、資産の選択、定年退職に向けてあなたの戦略をカスタマイズする方法まで、あらゆることを網羅している本書を読めば、投資に対する自信が向上ことだろう。 これまで富を稼ぐのに多大な努力をしてきたあなた。今こそ、次のステップに進むときだ。築いてきた富を守りながら、さらにそれを増やすように本書を活用してもらいたい。
  • 相場心理を読み解く出来高分析入門 ──アームズ・インデックスによる勝利の方程式
    -
    TRIN(アームズ・インデックス)による勝利の方程式 「投資で成功するカギ(もしあればの話だが)とは、感情的にならずにいられる能力だ。そのような態度は、自信を通じてのみ達成される。自信は知識によってのみ得られる。知識は研究やたゆまぬ努力、経験で手に入れることができる。本書は、私が30年間に培った知識と経験を伝授しようとするものだ」(イントロダクションより)。 リチャード・アームズ氏がその革新的な理論を発表してから、市場に対する投資家の見方は変わった。彼のテクニカル分析技術には巨大なインパクトがあったためだ。その証拠に、出来高対応チャートは、一般に人気を得ているほとんどの株式・先物分析ソフトに採用されている。今やアームズ指数は、ウォール街で最も重要なテクニカル・ツールのひとつになっているのだ。 アームズ氏が説得力あふれる言葉で語る、主要投資戦略についての考察を読み進むめば、今、最も信頼されている長期予測手法である出来高分析が、だれにでもマスターできる。この分析方法は「値動きの理解には出来高が非常に大きな役割を果たす」というアームズ氏独自の理論に基づいたもの。出来高は市場の感情に影響されていることを教えてくれる方法である。ほかにも、「出来高対応チャートと『パワーボックス』の意味」や「EMVや出来高調整済み移動平均(VAMA)とその未発表情報」など、トレーディングに関する様々な原理がわかりやすく紹介されている。 簡潔な分析手法とユニークなアプローチによって発明された、洗練された投資戦略は、相場の素人が読んでも理解できるものだ。投資を経験した方になら……。その効果は言わずともわかるだろう。
  • 生涯現役の株式トレード技術 【生涯現役のための海図編】
    4.3
    【本書の特長】 ・生涯現役を貫くためのノウハウ(戦略・戦術・戦闘法)を紹介 ・戦略で何をすべきか、戦術で何をすべきか、戦闘法で何をすべきかについて、余すことなく紹介 ・講義形式で情報を紹介。さらに、覚えるべきことを覚えることができるように予習→講義→復習の3段階で内容を構成 ・3本の移動平均線(10日、25日、60日移動平均線)の傾きなどから戦略や戦い方を決めるなど、簡単かつ目からうろこの情報を紹介など 【本書を読んでほしい人】 ・自分の年金くらいは自分で稼げるようになりたい人 ・5%くらいの利益を1~2週間くらいで取りたい人 ・ときには勝つことができるが、最終的に利益を吐き出してしまう人 ・何をすべきか決まってない人など ものごとすべてに当てはまる話のひとつに“型の話”がある。スポーツにおいても、料理においても、“結果を残す人”は自分の得意な“型”を持っているものである。“型”があるからこそ再現性が可能。再現性があるからこそ結果を残せる。考えてみれば、至極、普通の話ではある。 この話は、相場(トレード)においても例外ではない。やるべきこと、つまり“型”が決まっている人は、そのときどきの上下のブレがあったとしても、結果的には利益を手にできる可能性が高い。逆に言えば、型が決まってなければ、ときには大金を手にすることはあっても、再現性がないので最終的には利益を吐き出す可能性が高くなってくる。 スポーツの世界などでは、体力の限界という要素が関わってくるため、“生涯現役”はなかなか難しいが、トレードの世界では話は別だ。着実に利益を取れる型があれば、“生涯現役”を貫き通すことができる。そのために、何をすべきか。何を決めるべきか。その疑問に答えたのが本書である。
  • FX 5分足スキャルピング ──プライスアクションの基本と原則
    2.5
    本書は、概念やトレードテクニックを驚くほど隠さず公開していることである。これはプライスアクションの仕組みに関する総合的な教材であり、そのなかには連続した6カ月間(2012年3月~2012年8月の全取引日)のユーロ/ドルの5分足チャートも含まれている。396枚に及ぶ解説付きチャートを示した第9章だけでも、ほかのトレード本では見ることができない日中のマーケットを分析した膨大なデータベースになっているだろう。本書では、主にユーロ/ドルの5分足チャートを使ってさまざまなテクニックを紹介しているが、プライスアクショントレードは、どんなマーケットでも、どんな時間枠でも、どんなトレード環境でも応用可能だとボルマンは強調する。そのことを示すため、まとめの章では、いくつかの人気の銘柄や時間枠でボラティリティが低い状況が続いた場合(今日のマーケットではよくあること)の対処方法も紹介している。
  • フィボナッチブレイクアウト売買法 ──高勝率トレーディングの仕掛けから手仕舞いまで
    2.0
    フィボナッチとブレイクアウトの運命的な出合い! 黄金比率だけでもなく、ブレイクアウトだけでもない! フィボナッチの新たな境地! 従来のフィボナッチの利用法をブレイクアウト戦略まで高めた実践的手法 株式、先物、FXなど、今日のマーケットでトレードするのは大変困難なチャレンジになっている。しかし、トレードの仕掛けから手仕舞いまでの完全なトレード計画を学べば、この分野での成功も夢ではない。 本書では、トレーダーであり著名なトレーディング講師であるロバート・マイナーが実践的なトレード計画のすべての要素を非常に分かりやすく説明している。これは、彼が20年以上をかけて開発したトレード計画で、仕掛けから手仕舞いまでを網羅している。このフィボナッチとブレイクアウト手法を融合させた「トレイリング・ワン・バー戦略」と「スイングエントリー戦略」を学べば、あらゆるマーケットのあらゆる時間枠で自信を持ってトレードするための一貫性が身につくだろう。 本書では、1高勝率のトレーディングチャンスを見つける方法、2具体的な仕掛けと損切り(仕切り)の価格、3手仕舞うまで完璧にトレードを管理する方法――などを学ぶための方法を伝授してくれる。ここには、2つの時間枠を使った指標とパターンと価格と時間という4つのカギとなるファクターを用いてトレーディングで利益を上げるための手法が示されている。本書で紹介するフィボナッチとブレイクアウトを融合させた戦略とテクニックを学べば、具体的なトレーディング判断を下すために必要な情報や、そのトレーディングを最初から最後まで自信をもって執行するための方法が理解できるだろう。 マイナーは本書で、完全なトレード計画が完成するまでの過程を実践的かつ丁寧に教え説いていく。トレーディングの成功に不可欠なこれらの教えを学ぶための最善の方法は、実例を見ることである。そこで彼は昔の教え子たちから集めた実際のトレード例を紹介した「実在のトレーダーによるリアルタイムのトレード」と題した章を設けている。この章では、本書で学んだ戦略が世界中のあらゆるマーケットで機能していることを知ることができるだろう。 真剣で自立を目指すトレーダーに向けて書かれた本書は、トレーダーの資金を維持し増やしていくために、マーケット動向を分析し、利益の上がるトレードのセットアップを探し、それを執行し、仕掛けから手仕舞いまでを管理するための実践的な方法を細かく明らかにしている。今日のマーケットでその努力を十二分に反映させたい人にとって、本書を読み込み、理解をすれば、それだけで十分だろう。
  • エリオット波動入門 ──相場の未来から投資家心理までわかる
    3.0
    本書の初版本は1978年に出版されたが、そのときのダウ工業株平均は790ドルだった。初版本が出版されると、書評家たちはこぞって波動原理に関する決定的な参考書だと称賛したが、残念なことにベストセラーとなるには数十万部も及ばなかった。しかし、本書の興味あるテーマと長期の株価を正確に予想したことに対する関心が大きく高まったことから、毎年増刷を続け、ついにウォール街では古典の地位を獲得するまでになった。波動原理そのものはもとより、本書も長い時の試練に耐えている。 しかも本書は版を重ねるごとに、ますますその内容を充実させている。ロバート・プレクターが年数をかけてその内容を綿密に洗練・向上・拡充させたことから、新版が出版されるたびに、ますます多くの大学が本書をテキストとして使用するという目標も現実になっている。こうした努力はすでに実を結んでいる。A・J・フロストは1970年代に、「ダウ理論を知っている100人の人たちのうち、エリオットのことも知っているのはたったひとりだよ」というハミルトン・ボルトンの1960年代の嘆きをよく口にしていたものだ。そして1986年の夏にフロストはプレクターに電話をかけて、「ようやくこの2人の立場が逆になってきたよ」と叫んだ
  • 罫線売買航海術 ──スキャルピングからポジショントレードまでの攻略テクニック
    4.5
    「『千里の道も一歩から』という諺もあるように、本書が皆さんのトレーディング という旅を実りあるものにする第一歩となるよう願っている」と著者のベレスが「ま えがき」で述べているように、現在のダイナミックで競争の激しいトレーディングの 世界で、本書は安定した利益を上げるための頼りになる指南書である。 7章から構成される本書には、マーケットの基本、テクニカル分析、チャートの見 方、いろいろなチャートパターン、マネーマネジメント、トレーディングプランの作 成法、相場の心理、生活資金と資産形成用の口座の必要性――など、トレーダーが知 らなければならないすべての問題が詳しく論じられている。それらは「この4年間に 全世界のトレーダーたちに教えてきたものである。一般的な株式入門書には書かれて いない強力なトレーディングツールとしての知識である」(共著者のポール・リン グ)。90を超えるチャートを使って具体的に説明される多様なトレード手法を読む と、トレーダー養成機関で実際に習っているのと同じ体験が味わえる。 本書はプリスティーンのマスタートレーダーが教える多くの洞察に富むとても面白 い本である。日中の株価反転のチャンスをとらえるチャートの見方から、効果的なト レーディングプランの作成法に至るまで、トレーディングの初心者はもとより、ベテ ラントレーダーにも役立つ有益な情報、ハイレベルのテクニックやトレード手法など が満載されており、数百ドルの株式トレードセミナーを実際に受講しているのと同じ 価値がある。マスタートレーダーの長期にわたる苦しい体験を通して得られた価値あ る知恵が、ページをめくるだけで得られるとは何とラッキーなことか。 本書には、1トレンドのある局面でも、トレンドのない局面でも効果的にトレードする方法、2タイムリーな株式をタイムリーに仕掛ける方法、3最適なリスク・リワード・レシオを実現するためのマネーマネジメント、4有望なチャートパターンと仕掛けのセットアップ、5恐怖心や貪欲さなどに惑わされない相場心理のコントロール法――など、プリスティーンが実際にトレーダーたちに教えているトレード手法とテクニカル分析法が数多く盛り込まれている。
  • スペランデオのトレード実践講座 ──マーケットの年輪と確率を計算する究極の手法
    4.0
    『新マーケットの魔術師』に取り上げられたウィザードがついに日本に登場! 「ウォール街の究極のプロ」と言われ、最高の知性を持ったマネーマネジャーであるスペランデオの投資手法のすべてが明らかになる! 本書の刊行は、マーケットと格闘するすべての投資家にとって、今年最大の福音となるだろう。 もう年間成績がマイナスになることは二度とないだろう! バロンズ紙に「ウォール街の究極のプロ」と呼ばれる男が、ベストセラー『トレーダー・ビック』(ザ・ストック・トレーダーズ・アルマナックによる「1992年最優秀書籍」)の素晴らしい続編を携えて帰ってきた! スペランデオ独自のトレーディングと投資哲学や、より確率の高い投資判断を行うためのウィザードと称される彼の手法を学べば、ワンランク上のステージに読者を導いてくれるだろう。 本書のなかには、経済のファンダメンタルズを理解してマーケットの行く方向の大局をつかみ、過去の出来事から将来を予測し、逆張り的思考で群衆に流されることのない知的独立性をいかに獲得するかについて、具体的に分かりやすく書かれている。 「トレードの本物のプロ」とは、どのように考え、いかに行動するのか――年平均70%を18年も続けたスペランデオのトレーディングの神髄がこの1冊に凝縮されている! 本書を読破すれば、読者のトレーディングを改善し、もっと着実に利益を上げられるようになり、年間成績がマイナスになることは二度とないだろう!
  • アペル流テクニカル売買のコツ ──MACD開発者が明かす勝利の方程式
    5.0
    テクニカル分析に革命をもたらした最新かつ高度な画期的テクニックを網羅! テクニカル分析の世界的な権威であり、マックディーの開発者であるジェラルド・アペル氏がサイクルやトレンド、モメンタム、出来高シグナルなどを用いて将来の相場動向を予測する手法を明らかにした。本書は、既存の多くのテクニカル分析本とは異なり、ステップ・バイ・ステップの構成によって、初心者からプロの投資家まで今日の高いボラティリティのマーケットで大きな成功を収めることが可能になっている! アペル氏は広範な戦略やタイミングモデルを詳細に分かりやすく解説する。また多くの独自の高度なテクニカル分析も本書で初めて公開している。短期、中期、長期投資家向けにテクニカル分析ソリューションも提示、それはミューチュアルファンドを対象とする投資家にも有効である。テクニカル分析に革命を起こし、人気の高いオシレーターであるMACDに基づく戦略やモデルの紹介は、アペル氏自身が開発したこともあって、その洞察は深く、示唆に富み、他の追随を許さない冴えわたったものになっている。読者がリアルトレードですぐにでも利益を上げようと思っているならば、本書は必携の書であろう。
  • トレーディングシステムの開発と検証と最適化 ──オーバーフィッティングの健全な解決方法を求めて
    4.5
    まだカンに頼って、トレードしますか? 過去を検証しないで、あなたはトレードできますか? トレーディングシステムを開発しようと思っている人、必読の書! ロバート・パルドは長年にわたってトレーディングシステムの最適化問題に取り組んできた。汎用テストプログラム「アドバンスド・トレーダー(AdvancedTrader)」の作成者として知られ、数々のトレーディング戦略の開発者でもある彼は、1990年代初めから最適化プロセスを、開発、テスト、結果の検証というあらゆる面から考察するのに必要なすべての資質を備えた人物と言えるだろう。 最適化手法は一見、「勝てるトレーディングシステム」を見つけるための理想的な方法であるかに思えるが、本書を読めば、それが難しい意思決定を伴うものであることが分かってくる。 テストを行う目的は、そのルールと数式(つまり、戦略)を使って過去にトレーディングを行っていたならば、どんな成果を上げていたかを知るためである。どんなシステムでもそのほとんどが、過去を検証することで構築されることを考えれば、過去に起こったことを正しく認識しているかどうかを確認したいと思うのは当然だ。自分の戦略が、勝てるのか、どれくらいのリスクにさらされているか、そして理想的な結果を得るためにどれくらいの資金が必要なのかも知らずにトレードすることほど危険なことはない。 しかし、テストには落とし穴もある。コンピューターの性能向上によって、パターン、ルール、公式のあらゆる組み合わせをテストすることが可能になり、成功すると思える戦略は確実に見つかるようになったと思われがちだ。しかし、経験によれば、こういった方法による戦略はリアルトレーディングでは利益を出せないことが分かっている。「オーバーフィッティング(こじつけ)」と呼ばれるこの現象は、トレーディングプログラムの開発者たちを悩ます難題である。ロバート・パルドは本書でこの問題を詳しく解説するとともに、正しい解決方法を提示している! 最適化結果の評価もまた統計学的に健全なものでなければならない。結果を正しく解釈できなければ、最良の解決策を導き出すことはできない。最適化は正しく行わなければ意味のある結果を導き出すことはできないこと、正しく行わなければ信頼度の低い結果しか得られず、引いてはそのシステムが損失につながることをパルドはよく理解したうえで、初心者にも分かるように詳しく解説している。 トレーディングシステムをこれから開発しようと思っている人、または、すでにあるシステムを検証したいと考えている人は、本書を読んで内容をしっかり理解することから始めることをぜひともお勧めする。
  • ラリー・ウィリアムズの「インサイダー情報」で儲ける方法 ──“常勝大手投資家”コマーシャルズについて行け!
    3.7
    本書は、世界でもっとも有名なトレーダーであるラリー・ウィリアムズが、「インサイダー」である「コマーシャルズ」と呼ばれる人たちの秘密を、初めて明かした画期的なものである。いつも勝ちトレード側にいる数十億ドル規模のプレーヤーたちと歩調を合わせる方法や、彼らの動きを毎日のトレードに利用する方法を授けてくれている。このきわめて簡単にゴールに到達できる最高の情報源がCOTレポートである。本書では、そのCOTレポートをどのように利用すれば、常勝トレーダーの仲間入りができるかを伝授してくれている。また、このレポートの利用法や見方とともに、世界規模のコマーシャルズの側について行きながら、最大の収益を目指し、リスクをマネジメントするトレードプランも読者に提案してくれている。
  • 投資家のためのマネーマネジメント
    5.0
    ギャンブルと投資の絶妙な融合!資金管理のバイブル!確率と現代ポートフォリオ理論を使ってトレーディングシステムの改良を伝授!トレーディング戦略のリスクやリワードはもとより、今はあらゆるものが数学的に測定可能な時代だ。本書は、先物、オプション、株式市場での「成功を測るためのモノサシ」を、分かりやすい言葉で解説してくれるほかに例を見ない書籍である。本書では、確率と現代ポートフォリオ理論を使って手持ちのトレーディングシステムを改良する方法を、ステップ・バイ・ステップで示してくれる。本書から学べることは次の3つに集約できる。 ・任意のトレーディングや投資条件の下で、資産を可能なかぎり増大させる「オプティマルf」の計算方法 ・現代ポートフォリオ理論と賭け方戦略との関係とこれらの概念の市場への応用 ・システム開発が暗礁に乗り上げたときの打開策 各種マネーマネジメントテクニックをあなたのコンピューターで実装するためのソースコードを含め、今日の市場でトレーディングを成功させるために必要な数学的ツールと公式のすべてが、この一冊に凝縮されている。
  • ヘッジファンドの売買技術 ──利益を勝ち取るための相関性のない20の戦略とテクニック
    4.0
    高パフォーマンスで高レバレッジのヘッジファンドが世界中の投資家の話題に上ることは多い。ただし、当のヘッジファンドマネジャーたちは何も語らない。この秘密主義の金融のプロたちは、顧客に平均をはるかに上回るリターンをもたらすためにあらゆる角度から執拗に利益を追求すると同時に、そのためのテクニックについて語ることも執拗に拒んでいる。 しかし、本書の出現でこの状況は一変した。これは現役のヘッジファンドマネジャーであるジェームス・アルタッチャーによるテクニック中心の入門書で、ヘッジファンドのトレーダーが日々マーケットに潜む非効率部分を探すための20のトレーディングシステム、戦略、テクニックを紹介している。ザストリート・ドット・コムに定期的に執筆している著者は、ヘッジファンドマネジャーや金融のプロの間ではよく知られた存在で、本書もさっそく冒頭からヘッジファンドを成功に導き、その名を広めた基本トレード戦略を紹介している。 本書で紹介したヒントやテクニックは、ファンドマネジャーや第一線で活躍するトレーダーも利用している。 ・ギャップアップ、またはギャップダウンになった銘柄を見つけだし、そのなかでできるかぎり短期でギャップが埋まりそうなものをトレードする ・あらゆる瞬間において、恐らく投資家のセンチメントを最も正確に表しているNYSE TICK指標によるデイトレード ・素晴らしい利益率を誇るボリンジャーバンドを使った革新的な短期トレーディングシステム ・年率平均100%超のリターンを誇る5ドル未満の株のポートフォリオ ・債券投資家の控えめな動きから、株式市場の方向性を予想するための貴重なヒントを読み取る ・主要な指数から除外(追加ではない)予定の銘柄を使って利益を上げる ・間違いだと分かっていても、マーケットで常に語られる「定説」を逆手にとって利益を上げる 目を見張るような結果を出していても、ヘッジファンドマネジャーやトレーダーは魔術師ではない。彼らは、まじめで規則に縛られるミューチュアルファンドマネジャーやポートフォリオマネジャーとは違って、裕福な顧客の利益を追求するために自由に戦略を選ぶことのできる特別に腕のいいトレーダーなのである。本書は、ヘッジファンドマネジャー自身の目を通してこの世界を語った貴重な本と言える。このなかで紹介されているテクニックや戦法は、無理なく読者のトレーディングプログラムに組み込むことができ、利益に貢献するだろう。
  • 最強のポイント・アンド・フィギュア分析 ──市場価格の予測追跡に不可欠な手法
    -
    「どの」銘柄を、「いつ」買えばよいかを伝授 インターネット時代の最新「ポイント・アンド・フィギュア分析法」 勝ち組に必須の実績あるテクニカル手法 証券投資に成功する最適な計画の枠組みを提供! いち早く需給の変化を見極め、トレンドを予測する! 需要と供給の法則は、家の建材から車のガソリンまで、ありとあらゆる価格の形成に作用している。私たちの生活行動に強い影響を及ぼすこの法則は、特に証券の世界では、その影響がはっきりと出る。 ポイント・アンド・フィギュア手法に実績があるのは、この証券の需給の変化を明確に追跡できる点にある。そこから確かなトレンドを早い時点で予測できるため、トレードのタイミングで優位性を得られるのだ。この分野の第一人者であるトーマス・J・ドーシーは本書で、歴史的にその効力を 実証してきたポイント・アンド・フィギュア分析を一段と昇華させた。 本書には、ポイント・アンド・フィギュアのチャート作成法から更新方法、評価方法に至るまでの、段階的かつ具体的な説明がある。しかも、理論的かつ実践的な売買テクニックの解説もされている。 古典的名著となった初版以来、手法そのものに何の変更もない。しかし、この第2版には、最新のテクニック、テクノロジー、マーケットが加えられた。 レラティブ・ストレングスなどの重要指標や従来の指標をP&Fチャートにして、新しい活用法を披露するなど、その応用範囲を大きく広げている。 また新しいテクノロジーの利用で、さまざまなマーケットの効率的な観察が可能となり、インターネット時代ならではのポイント・アンド・フィギュア分析を提示している。 そして本書の概念は、株式だけでなく、上場投信、オプション、先物などのマーケットにもそのまま適応できることを実証している。 この簡単かつ正確なテクニカル分析法を利用して株価を追跡し、予測すれば、勝算の高い独自の投資戦略を立てられるようになるだろう。 ポイント・アンド・フィギュア分析をすでに知っている投資家も、これから学ぼうとしている投資家も、本書を熟読し、知識と自信を得てほしい。急変する待ったなしのマーケットに対して適当な行動をとれるようになるはずだ。 そしてポイント・アンド・フィギュア手法の効果的な利用法を習得し、一般投資家から、投資プロセスを理解した熟練職人の域へと飛躍してもらいたい。 ポイント・アンド・フィギュア分析(P&F分析)は、需給の摂理という不変の法則をもとにした論理的なアプローチである。 明確なアプローチでマーケットを理解し、リスクを管理し、適切に資産を運用する。『ポイント・アンド・フィギュア分析第2版』では、この分野の第一人者、トーマス・ドーシーが、ポイント・アンド・フィギュア分析の基礎、そしてその概念を発展させたツールを紹介している。トレーダーにも投資家にも役立つ一冊となるはずだ。 ポイント・アンド・フィギュアを初めて学ぶ投資家も、すでに使って成功している投資家も、第一人者から学ぶチャンスを見逃す手はない。
  • 投資苑2 ──トレーディングルームにようこそ
    4.2
    トレーディングに必須事項を徹底的に解説 トレーディングの心理を個人心理と群集心理の両面から概説 テクニカル分析を新たな指標とシステムを加味して概説 リスクコントロールと資金管理を段階的に指導 記録のつけ方と時間管理を精細に指示 エルダー博士のトレーディングルームを誌上訪問し、博士が行った最近のトレードの数例を体験
  • 勝利の売買システム ──トレードステーションから学ぶ実践的売買プログラミング
    -
    今や売買システム構築ツールの世界標準である「トレードステーション(TS)」。ただ単に多種多様な指標と描画に対応したチャートソフトというだけではなく、自分自身でプログラムした分析手法や売買手法を過去のデータから検証し、最適な数値を解析することもできる、さらにはリアルタイムデータからのシグナル表示や全自動売買にも対応している画期的なシステム売買ソフトである。 しかし、機能面ばかりが強調され、その機能を徹底活用しようというアイデアについてはあまり聞かれないのが悩みの種だった。この悩みを完全に解消しようとしたのが、システムトレードの第一人者ジョージ・プルートとジョン・ヒルによる本書『トレードステーションで勝つシステム開発』だ。 本書は、TSの威力を十二分に活用し、運用成績の向上を計ろうとするトレーダーたちへのまさに「福音書」である。本書では、先物、オプション、株式のあらゆる市場のトレーダーを対象に、すぐに使える実際のソースコードがふんだんに提供されている。しかも数多くのプログラムがダウンロード可能だ。 本書は、売買システムの開発ノウハウについて学べるだけでなく、TSのプログラミング言語であるイージーランゲージについての解説が施されており、まさに「一挙両得」の書である。TSのパワーの源は何と言っても、そのプログラミング言語である「イージーランゲージ」だ。TSがほかの売買ソフトを大きく引き離して世界最高の売買システム構築ツールとして君臨する秘密がここにある!まずこのイージーランゲージ活用の基本的概念を本書から会得してほしい。 イージーランゲージの基本を解説したあとは、いよいよ本書のメインテーマであるプログラミングへと話を進める。正しいプログラミングのテクニックやプログラムの制御構造から、データ構造、およびTSの主要機能であるペイントバー、インディケーター、ショーミー、関数、戦略などの分析テクニックに至るまで、プログラミングに必要不可欠な要素を余すことなく紹介する。 プログラミングの基本が身についたら、トレードステーションとイージーランゲージを使って、あなた独自の売買戦略やシステムを分析・構築・検証をしてほしい。
  • スイングトレード入門
    5.0
    200以上の豊富なチャートと典型的かつ著者が考案した多くのオリジナルトレード手法が公開されている本書は、短期トレードからギャンブル的要素を完全に排除している画期的な書籍である。 冷静な分析とリアルタイムのトレード結果にも裏付けされており、読者を一段階上の短期トレーダーに導き、同時にリスクマネジメント方法を身につけさせてくれ、本書を読んだあとは今日のボラティリティの高いマーケットに自信を持って立ち向かうことができるだろう。デイトレーダーと長期投資家の間に潜り込み、隠れた利益をつかみ取れ! 光の速さで反応するデイトレーダーと忍耐強い投資家の間に挟まれ、現代のスイングトレーダーは安定的に大きなトレード利益を手に入れる。本書は実用的なアイデアと情報にあふれ、多数のトレーダーが見落としている貴重で多くの短期売買手法が紹介されている。詳細なパターンサイクルとトレンドと横ばいの説明のあと、読者は以下のようなスイングトレードの成功に欠かせない重要な知識を吸収できる。
  • ワイルダーのアダムセオリー ──未来の値動きがわかる究極の再帰理論
    3.0
    本書の読み方について  ~ウエルズ・ワイルダー~  本書の中身を見る前に、次のことに留意してください。新しい本を手にしたとき、ほとんどの人はまず目次に目を通し、本文を素早く流し読みして本の概要を理解しようとします。しかし、本書では、けっしてこのようなことはしないでください。  このような行動によってアダムセオリーを“発見”するための論理的な手順を踏むという貴重な経験を無駄にすることになります。あらかじめだれが犯人かを知りながらミステリーを読むようなものです。最初から読み始め、理論が発展していくなかで、時間をかけてその奥義について熟考してください。この経験を十分楽しんでください。そして、すでにわたしが経験したように、アダムセオリーを用いたトレーディングで利益を上げてください、もちろん大いに楽しみながら。 アダムセオリーとは……  アダムセオリーとは、世界中のあらゆる自由なマーケットで利益を生み出すことができる理論である。また、アダムセオリーとは、マーケットを見る特別な方法であり、同時にマーケットでトレードする特別な方法でもある。アダムセオリーとは、マーケットが発する情報のみに基づいて利益を上げる最も純粋、単純、かつ簡単な取引手法である。  しかし、アダムセオリーは単にそれだけではない。アダムセオリーは、将来のマーケットの動きについて、最も可能性の高い道筋を示してくれる。アダムセオリーは将来の値動きについて予想を可能にし、トレーダーにその道筋を示してくれる。トレーダーは、アダムセオリーが示唆するトレードを実行すべきかどうかについて自らに問うだけである。そしてトレードすべきと確信したときに取引を執行するのである。  アダムセオリーはいかなるタイムフレームにも適応することができる。つまり、アダムセオリーは日足、週足、月足、1時間足、5分足であれ、いかなる時間枠にも適用することができるのだ。アダムセオリーは視覚的なものでもあり、単純なバーチャートが最も適している。数学的な処理は一切必要ない。  また、アダムセオリーはトレーダーが大切にするたくさんの手法が失敗に終わる理由を明らかにしてくれる。アダムセオリーを読み終わったあなたは、二度とこれまでと同じ視点でマーケット見ることはないだろう。  アダムセオリーは実利的な概念であり、ここで対象としているのはマーケットで何が機能するのかということだけである。この理論にはまったく複雑で難解なところがないので、その点で物足りなく感じられるかもしれないが、まさにそれゆえにアダムセオリーはマーケットで機能する関数たりえているのである。  私たちが知りたいのは、何がマーケットで機能するのかという事実である。マーケットで重要なのは利益である。それ以外についても興味をそそられることではあるが、けっして重要なことではないのである。
  • バーンスタインのデイトレード実践
    3.7
    現在のマーケットはボラティリティが高く、デイトレーダーにとってパーフェクトな環境といえる。ちゃぶついたマーケットが何百という機会を毎日提供してくれる。さらに、高性能のコンピューターが開発され、今ではフロアトレーダーだけでなく、だれもがデイトレードを行うことができる。 それでも、デイトレーダーとして成功するには、正しい標的を見極め、慎重に狙いを定め、適切なタイミングに行動を起こすスキルと規律が必要である。トレーダーとして30年間経験を積んできたジェーク・バーンスタインは本書のなかで、読者を成功に導く戦略、心理的ヒント、その他多数の手法を紹介している。本書は入門書ではなく(初心者は、前著『バーンスタインのデイトレード入門』から読むことをお勧めする)、マーケットやトレードの基本についてある程度理解し、プロフェッショナルトレーダーか、あるいはトレーダーとして独立を目指す方々を対象としている。次のレベルに進む方法、マーケットを理解する方法、そしてデイトレーダーの心理について詳しく説明している。本書を読めば、トレーダーとして成功するための機能的で心理的なツールを開発するのに大いに役立つだろう。 本書では、デイトレーディングの「アート(芸術)」面を紹介している。深く考えずに1つのシステムだけに従うのではなく、各自のトレーディングスタイルにベストフィットさせるために5、6種類のシステムを組み合わせ、自分なりのトレーディングシステムを作り上げる方法を説明している。前著発表後のマーケットの変動を考慮し、本書は以下のように構成されている。 デイトレード手法についての概要――1つの章で1つの手法(30分ブレイクアウト、サヤ取りなど)について説明 読者がマーケットのトレンドを正しく予測できるように、数学的な分析と公式を記載 「外科的な」タイミングでマーケットに参入したり撤退できるように、大引けと寄り付きの戦略を紹介 読者が規律と根気を身につけるのに役立つルール――デイトレーダーとして成功するのに必要な行動ツール 成功を目指すデイトレーダーのルール――勝利を収めるためのガイドライン 損失リスクの管理方法 現在、S&P500先物、Tボンド、通貨など、さまざまなマーケットにデイトレーディングの機会がある。しかし、このチャンスをつかむのは、スキルを身につけ、優れたシステムを持ち、実践を積んだトレーダーだけなのだ。このハイリスク・ハイリターンのゲームにだれでも勝てるわけではない。損失はすぐに膨れ上がってしまう。本書は、デイトレーダーとその志望者の両方に対して、さまざまなリスクの対処方法を解説している。マーケットをどのように理解するか、その理解に基づいて効果的なツールをどのように開発するか、精度の高いそのツールをどのように使用するか、ということを教えてくれる。
  • バーンスタインのデイトレード入門
    3.0
    デイトレーディングを完全にマスターしたいと思うならば、達人のもとに行くとよい。その達人とは、本書の著者、ジェイク・バーンスタインのことである。テンポの速いデイトレーディングの世界について、実践で役立つ案内をしてくれる。初心者でもベテランでも、一読の価値があるこの本を読めば、新たな境地が見えてくるだろう。行動が速く、損益も大きく、ボラティリティが高い――そんな90年代、投資資金はますます増大した。バーンスタインは、デイトレーディング特有のさまざまなトレーディングシステム、分析手法、タイミング指標を分類している。これらをうまく組み合わせれば、読者もリスクを最小限にして、利益を最大限にすることができるだろう。100を超える図表とチャートを使用し、明快で簡潔に分かりやすく説明している。そのため、バーンスタインの提案と洞察には非常に説得力がある。この高名なトレーダーは、「投資家から投資家へ」のメッセージとして読者に語りかけている。本書の内容とは、 ●デイトレーディングを始める方法 ●移動平均、ストキャスティックス、ギャップなど、重要なデイトレーディングのツールの分析方法 ●ワイルダーのRSI、日中のモメンタムなど、読者にプラスとなる効果的な指標の使用方法 ●デイトレーディングのパフォーマンスを向上させるための典型的なチャートの使用方法 ●S&P、Tボンド、通貨など、アクティブなマーケットにおけるデイトレーディング特有のオシレーターの適用方法 ●大きな値動きをとらえるための季節性や決定的瞬間(CTOD)指標の使用方法 さらに読者は、デイトレーダーとして成功するのに必要な資質が自分にあるのかどうか、ということを判断できる。そして資質がない場合は、それをどのように身につけるかということも詳しく書かれている。一言でいうと、海千山千のデイトレーダーになりたいとか、デイトレーダーとして少しでも多くの利益を上げたいとか、これからデイトレーダーとしての人生を切り開きたいと思っている方は、この本をおいてほかに役立つ本はないだろう。 「私は、先物トレーダーや株式トレーダーとして25年間の経験を積んできた。私がそこで得た知識を皆さんも身につけたいと考えるなら、本書を読むことをお勧めする。本書は、皆さんを教育し、指導し、支援し、物事を解説し、成功への道を照らすだろう」――ジェイク・バーンスタイン
  • ワイルダーのテクニカル分析入門 ──オシレーターの売買シグナルによるトレード実践法
    -
    ワイルダーの考案したRSI(相対力指数)は、現在も大手証券会社で日常的に使われており、多くのチャート・サービス会社も各商品のRSIを提供している。また、本書で紹介した「ディレクショナル・ムーブメント(ADX)」や「パラボリック・タイム/プライス・システム」は世界中のテクニカル派のキーワードになっている。現在使われているコンピューター・トレーディング・システムの大部分がこの本の影響を受けていると言っても過言ではない。 ワイルダーは、彼自身も活発なトレーダーであると同時に、テクニカル・システムや分析方法に関するアドバイザーとしても活躍している。彼の研究は新聞をはじめ、ラジオやテレビでも紹介されており、数あるトレーディング・システムのなかでも、彼のシステムがおそらく世界中で最もたくさん使われているのではないだろうか。 これらの活動に加え、ワイルダーはアジアをはじめ、オーストラリア、カナダ、アメリカ、ヨーロッパの主要都市で、テクニカル・トレーディング・セミナーを開催している。また、自ら経営するトレンド・リサーチ社(ノースカロライナ州マクリーンスビル)では、こうしたセミナーだけでなく、トレーディング関連ソフトウエアの販売や著作の発行も行っている。
  • 証券分析
    3.4
    「古典」――この言葉ほど1934年に出版された『証券分析』の第1版にぴったりと当てはまるものはない。第1版から第5版までのこのシリーズは、60年以上にわたって100万人以上の投資家たちに読み継がれ、今でも投資家たちのバイブルである。本書は、グレアム(グラハム)とドッドのバリュー投資の神髄を余すところなく伝え、1929年のあの歴史的なニューヨーク株式大暴落の5年後に出版された本書のメッセージは今でも新鮮でまったく輝きを失っておらず、現代のわれわれに多くの示唆を与えてくれる。それは時を超えたかけがえのない知恵と価値を持つメッセージである。
  • ディナポリの秘数フィボナッチ売買法 ──押し・戻り分析で仕掛けから手仕舞いまでわかる
    5.0
    “黄金率”0.382、0.618が売買のカギ!押し・戻り売買の極意!  本書は、投資市場における「押しや戻り」を正確に当てるフィボナッチを基本したトレーディング手法を紹介したものである。この不思議な数値である0.382や0.618は、投資家として、またトレーダーとしてワンランク上を目指す者、どうしても現状の沈滞ムードを打破できない者にとっては絶大な力と啓示を与えてくれるだろう!  第1部では、強力な先行指標であるフィボナッチを利用した「ディナポリレベル」を活用するための基本原則となる「トレンド」や「方向」「値動き」についてジョー・ディナポリ流の定義をし、基礎をしっかりと固めることができる。 第2部ではトレードのチャンスが間近に迫っているのかどうかを判断する基準となる「トレンド分析(DMAやMACD・ストキャスティックスのコンビネーション)」や「方向性指標」「買われ過ぎ・売られ過ぎ」について検討し、その時点でトレーディングチャンスがあるかどうか、そのトレードのリスク・リワード比が分かる。 第3部では、「ディナポリレベル」による実践的なトレーディング手法や戦術、ミスを防ぐ方法などが解説されており、敢然とマーケットに立ち向かうだれにも頼らない独立したトレーダーになる具体的方策が詳述されている。  本書は、仕掛けや手仕舞い、リスクとリワードといったトレーダーが一番関心のあることを、多くのチャートによって初心者でも視覚的に分かりやすく解説されている。0.382や0.618という12世紀のイタリアの数学者、レオナルド・フィボナッチが発見した秘数があなたに莫大な財産を作らせる第一歩になるかもしれない!
  • トレーディングシステム徹底比較 第2版 ──代表的39戦略の検証結果
    -
    20世紀トレーディングシステムの通知表 ―どれが本物で、どれが偽者なのか! あらゆる角度から分析しつくした「良いシステム」への探求  投資・相場界で、一番の関心事は、必勝システムの開発・探求である。現在では、至るところで、「儲かる」ソフトウエアに少額を投資するだけで、無尽蔵のカネ儲けを約束するような広告が氾濫している。また、多くのトレーダーたちは、専門家が本で発表した機械的システムを模倣したり、それに自分流の解釈を加えて、トレードしている。  しかし、それらはどのくらい信頼性のあるもので、どのくらい儲かるシステムになっているのだろうか?  本書では、トレード界の重鎮たちが考えたり、古くから知られている39の戦略について、15年間の日足データを用いて詳細かつ明確に検証を行い、何が機能し、何が機能しないのか、すべてを白日の下にさらされている。  自ら投資戦略を考えてトレードしている者には絶対に見逃せないのが本書である。損をしていた投資家が上のステージに行くには必須本である。  また、本書の付録は、日本の全銘柄(商品・株価指数・債先)の検証結果も掲載され、プロアマ垂涎のデータが満載されている。
  • オプション倶楽部の投資法
    -
    世界トップクラスのプロトレーダーが “一生儲かる(食える)”オプション売買の真髄をおしげもなく公開 オプションのプロトレーダー・増田丞美による「オプション売買」の最新版。 今までオプション倶楽部の会員だけに公開していた実際の取引に基づき、オプション売買のノウハウやオプション成功するための秘訣をわかりやすく解説。 『最新版 オプション売買入門』『最新版 オプション売買の実践』の読者が次に手に取りたい、オプション売買の“真髄”的な内容が満載されています。 はじめに オプション倶楽部は、オプション取引に興味のある投資家の方々と、共に世界のオプション市場を研究しながら取引を実践し、成果を上げていくことを目的としております。会員の方々には当倶楽部が提供する情報やコンサルティングを積極的に利用していただいて、ご自分に適したオプション取引の投資(トレード)手法を身につけていただき、資産形成に役立ててもらえたらと願っております。オプション取引は技法を習得しさえすればどなたでも利益を上げることが可能です。会員の皆様が成功できるように助言し指導してまいりますが、それらはあくまで指南でしかなく、最終的に成功できるか否かはそれぞれの努力と実行力にかかっています。 当倶楽部では取引戦略や売買法などを積極的に質問し努力されている方々には特に真剣に対応させていただいております。また海外口座の開設法などの細かな手続き等の質問にもマニュアル通りの説明ではなく、分かりやすく個々にご案内しております。 ぜひともご自分の利益のために当倶楽部を利用していただければと思います。そして最終的にオプション取引の売買技法を修得し、自らの力で利益を出すことができるようになることを願っています。
  • 一流を育てる 秋山木工の「職人心得」
    4.5
    ★稲盛和夫氏・推薦★ 「心」を育て、「人生」を豊かにする日本人の「働き方」がここにあります。 BSフジ「一滴の向こう側」、テレビ朝日「モーニングバード!」、 TBS/JNN系列「Nスタ」、ほか テレビ・雑誌に多数登場の話題の人材育成法 【内容紹介】 入社したら男も女も丸坊主。 5年間の研修期間中の恋愛は絶対禁止。 携帯電話、メールも禁止、代わりに手紙を書く……。 「秋山木工」は注文家具を作る職人集団です。 徒弟制度を取り入れた独自の人材育成制度に注目が集まり、 全国から、海外からも 多くの経営者や幹部の方々が、 続々と見学に訪れています。 この『職人心得三十箇条』は、 秋山木工の職人育成制度の基本中の基本で、 職人としての心構えを説いたものです。 修業期間中は、毎朝、全員で唱和し、 潜在意識に落とし込みます。 「挨拶のできた人から現場に行かせてもらえます」 「連絡・報告・相談のできる人から現場に行かせてもらえます」 「明るい人から現場に行かせてもらえます」 「周りをイライラさせない人から現場に行かせてもらえます」 一流の基本といっても、 特別なものはひとつもありません。 礼儀、感謝、尊敬、気配り、謙虚な心……など、 昔から日本人が実践してきた教えばかりです。 人としての基本を大切にすれば、 「心」は自然と育つのです。 心が一流になれば、技術も必ず一流になります。 職人だけでなく、 ビジネスマン、商売をされている方、 学校の先生方、子育て中のお母様お父様、 世の中で人と関わりながら生きているすべての方の役に立ちます。 ぜひ、みなさんのお仕事に人生にお役立てください。
  • 百人百色の投資法 ──投資家100人が教えてくれたトレードアイデア集
    3.0
    永遠に稼ぎを約束するような「聖杯」はない。 だからこそ、我々トレーダーは複数のやり方を知っておいたほうが良い!
  • 現代語新訳 世界に誇る「日本のこころ」3大名著 ──茶の本 武士道 代表的日本人
    -
    国境を越え1世紀を経ても色あせない 日本発、世界各国ロングセラーが1冊になった 『茶の本』『武士道』『代表的日本人』は、今もなお世界中で読み継がれており、現代においても日本人こそが、世界で生き抜いていくために精読すべき名著だといえる。 この3作はいずれも劣らぬ優れた書であり、どの作品から読んでもかまわないが、3作をまとめて読んでみると、共通して見えてくるものがある。それは、現代にも通ずる日本の誇りと言うべき精神であり、日本の文化や思想、道徳、伝統といった「日本のこころ」である。 それぞれが異なる視点、題材やアプローチで書かれているので、3作品合わせて読むことで、多角的に「日本のこころ」とも言うべき、精神、道徳、生き方についてとらえ、より一層深く理解することができるだろう。 「日本のこころ」は、現代日本人にも知らずのうちに脈々と受けつがれている。例えば、2011年に発生した大震災後に日本人が見せた規律や自発的な他助の精神は世界中から称讃された。そして「おもてなし」に代表される日本人の誇るサービス精神にもまた通底する考え方でもある。 それを本書を読むことで今一度、思い出そう。そして、現代日本人として「日本のこころ」を世界に対して発信し、その誇りを未来への世代に受け継いでいくのに役立ててほしい。 100年を経ても色褪せること無く読み継がれてきた名著は、必ずや今後100年も読み継がれていくであろう。 この3作を1冊にまとめた本書を一家に1冊の蔵書として、納めていただけたら幸いである。 著者紹介 『茶の本』 岡倉天心(おかくら・てんしん)本名 覚三(かくぞう) 明治時代の美術評論家、思想家。1863年、横浜に生まれる。父が貿易商だったこともあり、幼少時代から英語を習得。東京大学在学中に日本美術研究科の通訳・助手を務め、文部省入省後は欧米視察を経て、東京美術学校の設立に尽くす。27歳で第二次校長に就任し、横山大観など多数の日本画家や彫刻家を育てるが、内紛により辞任。その後、弟子たちと日本美術院を設立する。一方で、アメリカのボストン美術館の東洋部長にも就任し、同美術館が「東洋美術の殿堂」と呼ばれる基礎を作るとともに、海外での講演活動や執筆活動を通じて、日本ひいては東洋に対する欧米の理解を深めるのに尽力した。1913年没。 『武士道』 新渡戸稲造(にとべ・いなぞう) 農学者・教育者・思想家。1862年岩手県盛岡生まれ。札幌農学校(現在の北海道大学)で学んだ後、アメリカ、ドイツで農政学等を研究。1891年にメリー・パターソン・エルキントンと結婚。1899年、アメリカで静養中に本書を執筆。帰国後、第一高等学校学長、東京帝国大教授、東京女子大学学長などを歴任。1920年に国際連盟事務次長を務め国際平和に貢献する。1933年没。 『代表的日本人』 内村鑑三(うちむら・かんぞう) 1861年高崎藩士である父の元、東京に生まれる。キリスト教思想家・文学者・伝道者・聖書学者。東京外国語学校を経て札幌農学校に新渡戸稲造、宮部金吾らと勉強を共にする。卒業後、アマースト大学、ハートフォード神学校に留学し、1890年に帰国。第一高等中学校嘱託教員となるが、翌年、教育勅語奉戴式で拝礼を拒んだ行為が不敬事件として非難され免職。以後は著述家として活躍。1919年から内村聖書研究会を開き、多くの人を集めた。聖書にのみ基づく信仰「無教会主義」の創始、伝道者となる。主な著書に『基督信徒のなぐさめ』、『余は如何にして基督信徒となりし乎』などがある。1930年没。
  • No.2理論 ──最も大切な成功法則
    4.0
    すべてのエグゼクティブ必読の一冊! 「伸びる会社」「伸びない会社」の違いはココにある! 著作累計100万部超! “能力開発の魔術師”西田文郎氏が明かす 「伸び続けるための組織論」 30年以上にわたる活動から導き出された組織運営の重大な経験則=No2理論、を詳らかにした意欲作。 何が組織の盛衰を決めるのか…… 社長が優秀なのに、潰れる会社がゴマンとあるのはなぜでしょうか。 しかし実は、優秀なNo2がいるのに潰れた会社はほとんどないのです。 逆にいえば、優秀なNo2のいる会社は必ず伸びています。 No2がダメな会社に未来はありません。 特に発展途上の企業の場合はNo2で組織の盛衰が決まってしまう部分が非常に多いのです。 会社経営ではNo2が成功のカギを握っているのです。――それが「No2理論」です。 ★No2が優秀だとなぜ会社は伸びるのか? ★優秀なNo2がいない会社はどうして発展しないのか? 本書では組織におけるNo2がマネジメントの最重要課題であること=「No2理論」を詳らかにします。 さらに、 ★どういうNo2が本当に優秀なのか? ★No2の役割とは何か? ★どんな人間をNo2にしたらよいのか? 「No2理論」を実践導入していく上での必要な知識を伝授します。 ピラミッド型の会社組織からよりフラットな組織形態へと会社の形も徐々に変わりつつあります。 トップとボトムの距離が縮まりよりフラットな組織になっていくとすれば、 No2の役割はより一層大きくなります。 時代が優秀なNo2を求めているのです。 ぜひ、No2理論を実践して繁栄する会社、伸びる組織になってください。
  • ディーラーをやっつけろ!──ブラックジャック必勝法
    4.0
    ジェロラモ・カルダーノの時代から数学者たちは偶然というゲーム理論にのめりこんできた。しかし、これまで実践で驚くような成果を上げたのは、カリフォルニア大学アーバイン校のエドワード・O・ソープ教授だけである。ソープ教授はギャンブル攻略法を考案しただけでなく、自身が実際にカジノに出かけていってその正しさを証明した。また、賢明なるプレーヤーたちはソープ教授の必勝法をマスターすることに必死になった。カジノ側は賢明なるギャンブラーたちを追い出すことによって、ソープ教授の必勝法が正しいことを認めた。本書では、必勝法の要点を簡単な図表にまとめており、平均的なプレーヤーでも理解しやすいように配慮されている。 1962年にソープ教授が初めてこの必勝法を発表して以来、ラスベガスをはじめとするカジノはルールを変更せざるを得ない状況へと追い込まれた。そこで本書では、ラスベガス、アトランティックシティー、プエルトリコなどのカジノで、ルールが変更されてもプレーヤーが勝てる戦略や、イカサマディーラーに遭っても負けない方法を伝授している。 ソープ教授はその後、株式市場に主戦場を移し、そこでも数学的知識である確率、優位性を大いに活用し、大成功を収めた。本書で優位性とは何か、確率とは何かを正しく理解すれば、ツキに頼る投資法から脱却する第一歩になるだろう。
  • ダンドー ──低リスク・高リターンのインド式テクニック
    4.0
    経済危機はチャンス! 「バリューの種は不況で芽生える」 グジャラート語の「ダンドー」とは「最小のリスクで最大の利益を求めること」 バフェットのバリュー戦略を一歩進めた革新的手法 究極のバリューのバイブル登場 ほとんどの投資家は、高い利益率を得るためには大きなリスクをとらなければならないと言われてきたのではないだろうか。もちろん、画期的なバリュー投資戦略を採用したベンジャミン・グレアムやウォーレン・バフェットやチャーリー・マンガーたちは、リスクを最小化しながら堅実に利益を積み重ねることができるということを証明してきた。本書で紹介する「ダンドー手法」とは、バフェットたちが成功した手法からさらに一歩進めて、リスクを最小化しながら、リターンを最大化するという革新的な方法である。 ダンドー(Dhandho)を本来のまま訳すと、「富を創造する努力と挑戦」となる。本書では、著者のモニシュ・パブライがインドの辣腕ビジネス集団であるパテルによる資産配分の枠組みを個人のバリュー投資家が模倣して、株式市場に適用する方法を明らかにしていく。インドのグジャラート州出身のマイノリティであるパテルは、1970年代にわずかな資金を手にアメリカに移住し始めた。彼らは現在、全米で400億ドルのモーテル資産を保有し、年間7億ドル以上の税金を納め、約100万人の雇用を創出している。 このどこからともなく現れた貧しいマイノリティグループが、一体どのようにして巨大な資産を築くようになったのだろうか。その答えは、ビジネスに対する彼らの低リスク・高リターンのアプローチに隠されている。本書では、偶然にもグレアムやバフェットのやり方と酷似している彼らの手法を使って、個人投資家でもできる株式市場で高リターンを上げる方法を紹介する。 パブライが運営するヘッジファンドであるパブライ・インベストメント・ファンドは、すべての総合株価指数を上回るだけでなく、全ファンドの上位1%に入る成績を常に収めている。1999年にこのファンドに投資した10万ドルは、2006年には65.9万ドル超の価値になり、これはすべての手数料と経費を引いて、年リターンが28%を超えていることを意味している。パブライは本書で、バフェット、グレアム、そしてマンガーの手法のなかから個人投資家でも応用でき、すぐにでも利用できるアプローチ方法を紹介している。投資の天才たちの伝説的な投資戦略とパテルの経営ノウハウを合わせれば、個人投資家が自身の投資成績を大きく向上させ、なおかつ市場平均やプロの投資家にも打ち勝つことができるようになるだろう。 また「堀を持ったビジネスに投資する」「裁定取引にこだわる」「成功者をマネたビジネスに投資する」などの章では、低リスク・高リターンのダンドー投資に必須のコンセプトが楽しみながら学べるように紹介されている。
  • 千年投資の公理 ──売られ過ぎの優良企業を買う
    4.0
    浮かれすぎたバブル期とは反対に、恐慌期や経済危機の時期には人心が冷え切っているために優れた企業も売られ過ぎになり、あとから見たときに絶好の買い場になっている場合が多い。バフェット流の経済的な「堀」のある企業の見つけ方を初心者にも分かるように、平易なやり方で紹介する。 1000年たっても有効な永遠不滅のバフェット流投資術! 未曽有の金融危機に最適の投資法! 100年に一度の経済危機は100年に一度の買いの大チャンス! 売られ過ぎた超優良銘柄を探せ! バフェット流の「堀」を持つ優良企業の発掘法 「堀」のある売られ過ぎの優良企業でポートフォリオを埋め尽くそう! 今日の変動の激しい市場で利益を上げるためには、ライバル企業の圧力や追い上げがあっても業績を伸ばし続けている企業に投資するのが必須の条件となる。しかし、現在の好調を何年も先まで維持できるような企業を見つけるには一体、何をすればよいのだろうか。 この答えは、その企業が競争における優位性を確立していること、つまり、ウォーレン・バフェットによって広まった経済的な「堀」を持っているかどうかということである。中世では城の周りの堀が敵の侵入を食い止めたように、経済的な堀はその企業に高い利益率を保証し、競合他社からの攻撃を食い止める役割を果たしている。もし堀のある企業を見つけてその企業の株を適正な価格で買うことができれば、堅実な企業ばかりから成るポートフォリオを作ることができ、株式市場で成功する可能性は飛躍的に高まるだろう。 独立系投資リサーチのトップ企業であるモーニングスターで、株式リサーチ部門のディレクターを務める著者のパット・ドーシーは、本書でウォーレン・バフェットが実践しているこの実績のある手法を分かりやすく紹介し、それを投資にどのように応用すれば、成功確率が高まるかを明らかにしている。 ドーシーは、経済的な堀が素晴らしい長期的な投資先を教えてくれる理由を懇切丁寧に説明したあと、堀をもたらす4つの要素である、1無形資産(特許やのれんなど)を持っている、2コスト的な優位性に優れている、3顧客に他社製品に乗り換えることを躊躇させる、4ネットワーク経済――について検証している。そして、堀についてしっかりと理解できたあとに、次は侵食されていく可能性のある堀の見分け方(優良企業でなくなる可能性を秘めた企業)や、堀の優位性を築くために重要な役割を果たす業界の構造、そして堀を築く(または壊す)ことができる経営陣の有能さ(または無能さ)についても詳しく述べている。 また本書では、株価の評価についてもすぐに役に立つ方法を伝授してくれている。というのも、幅の広い堀を持っている企業を見つけて投資しても、その買値が高すぎれば良い投資にはならないからである。このことについては有名企業を例に挙げて具体的に説明している。 バフェットが提唱した「堀」はけっして新しい概念ではないけれども、本書を読めば、今日の投資家でもこの素晴らしい投資法を自信を持って実践することができるようになる。堀こそが投資分析ツールの欠かせない重要な要素であることが理解できれば、この手法を使って、高いリターンを上げる銘柄だけであなたのポートフォリオを埋め尽くすことができるだろう!
  • 相場の上下は考えない「期待値」で考える株式トレード術 ──サヤ取り投資が儲かる理由
    3.0
    ◆投資家は「何」をする必要があるのか? 投資で利益を出すにあたって、「上がる銘柄を当てる」「下がる銘柄を当てる」という、予測的な側面を重視する投資家の数は多いことでしょう。 確かに、当たれば大きな利益を手にすることが可能です。しかし、「たられば」である以上、そのやり方では、いつまでたってもイチかバチかのギャンブル的な要素が漂う世界から抜け出すことはできません。 相場の流れは誰にもわかりません。わからないということは、予測してもあまり意味がないということです。 それではいったい、私たち投資家がすべきことは何なのでしょうか? 答えを先に言うと、正しい行動を取ればいいのです。具体的には、期待値がプラスになるような優位性のある行動を取らなければなりません。「勝てるかもしれない」という運の要素を取り除いて、純粋に確率論で物事を判断する必要があるのです。 ◆値動きに翻弄されないサヤ取り投資 サヤ取り投資とは、値動きの似た2銘柄について、「買い」と「売り」を同時に行い、その2銘柄の価格差(サヤ)の伸縮から利益を狙います。このように「買い」と「売り」を同時に保有することを「両建て」と呼び、総称して両建て売買と呼びます。サヤ取り投資は、まさしく「買い」と「売り」を両建てするものです。 両建するので、株価が上がろうが、株価が下がろうが、損益には影響しません。どう動くのかわからない値動きをシャットアウトしたところは、サヤ取り投資の大きな特徴であり、ほかの投資手法には見られない優位性と言えます。 さらに、サヤ取り投資を実践するうえで重要なことがあります。それは、ペアにした2銘柄のサヤの推移を見ることです。このサヤの推移には、いくつかの特徴的な法則性が存在します。大きくは、以下の2パターンに分かれます。 ◎平均回帰 ◎平均乖離 この2つの法則性に合わせて、2銘柄をセットのペアにしてポジションを作ります。サヤの推移の法則性を理解し、利用することによって、確率的に勝ちにつながりやすい場所が見えてくるのです。 ◆ペア銘柄の関係性&ボリンジャーバンド&サヤ移動平均線でサヤの動きを見る 「平均回帰」では、値動きの似た2銘柄(相関性の高い2銘柄)のサヤが異常値かどうかに注目します。異常値はボリンジャーバンドで見つけます。 「平均乖離」では、サヤが一方向に推移している同業種のペアを選んだうえで、サヤ移動平均線付近のサヤの動きに注目します。 いずれも、見るべきものはサヤの動きであって、株価の上下ではありません。だからこそ、株式市場に大きな変動があったとしても、安定した利益を狙うことができるのです。 世界三大利殖のひとつとも言われているサヤ取り投資は、プロ投資家たちも使っている、サヤの周期に注目した統計学を用いた投資手法です。今まで、株価の上下に惑わされてきた人にほど、実践していただけたらと思います。
  • 簡単サインで「安全地帯」を狙うFXデイトレード ──FXコーチが教えるフォロートレード
    5.0
    FXコーチが教えるフォロートレード 簡単サインで押し目買い&戻り売りの絶好ポイントを探せ! ■ボリンジャーバンドの開発者、ジョン・ボリンジャー氏の言葉から生まれたWBR 本書で紹介しているWBRという新しいインジケーターは、RSIに、ボリンジャーバンド(以下、ボリン)の中心線と±2シグマのラインを引いたものです。RSIとボリンの関係から見える動き、具体的には「RSI とボリンの中心線の関係」「RSI とボリンの±2σの関係」からエントリーを探ります。 このインジケーターは、あのボリンジャーバンドの開発者、ジョン・ボリンジャー氏からいただいた、 「オシレーターにボリンジャーバンドを使うといいよ」 という言葉がヒントになっています。「ボリンジャーバンドをオシレーターとして使う」というアイデアを「トレードに生かせないか」と、1年以上も思考錯誤して、生まれたのが独自のインジケーター「WBR(Win-Bollin-Rsi)」です。 ■押し目買い&戻り売りの絶好の場所がわかる WBRの最大の特徴は、「チク」と呼んでいる、わかりやすいサインです(本書の第2章で説明。ボリンジャーバンドの中心線付近に出現する、RSIの小さな山や谷のこと)。このサインの出たところは押し目買い&戻り売りの絶好のポイントになります。 例えば、ロングであれば、75EMAの上に20EMAがあることを条件に、中心線の小さな山に該当するローソク足の高値を抜けたらエントリーです。ショートであれば、75EMAの下に20EMAがあることを条件に、中心線の小さな谷に該当するローソク足の安値を抜けたらエントリーです。言葉だけだと理解しにくいかもしれませんが、チャートを見れば、一目瞭然です。 本書では、このWBRを使ったトレンドフォローを基本に、反転トレード、ダイバージェンスなど、トレードに役立つお話を紹介しています。
  • 黒の株券 ──ペテン師に占領されるウォール街
    -
    2002年、小児がん病院への寄付を募るチャリティ投資コンファレンスで、グリーンライト・キャピタル社長デビッド・アインホーンは人をあっと言わせるような投資アイデアを聞かせてほしいと依頼されて、講演を行った。なぜグリーンライトがプライベートファイナンス大手のアライド・キャピタル株を空売りしているのか、アインホーンはその理由を説明した――事業は行き詰まり、不正会計も行われているので、株価は下がるはずと確信したからだと。この講演には説得力があった。翌朝、NYSE(ニューヨーク証券取引所)で取引が始まったが、アライド株はしばらく寄り付かない状態だった。売り注文や空売り注文が殺到したためNYSEがその注文を処理しきれず、取引を開始することができなかったのだ。 その後、大論争が巻き起こった。アライドはワシントンスタイルの情報操作で応戦し、アインホーンを攻撃し、中途半端な真実やあからさまなうそをまき散らしたと非難した。SEC(証券取引委員会)はといえば、政界と癒着したアライドの強い要請で、アインホーンが作成したアライドに対する見事な訴状を見て投資家を保護するどころか、株価操作の容疑でアインホーンの調査を開始した。さらにSECはその後6年にわたって、12回以上もの公募増資をアライドに認め、新規投資家から10億ドル以上を調達させていたのである。問題はこうして拡大していった。だが、情報操作やうそ、そしてSECの調査にもめげず、アインホーンは講演後もリサーチを続け、そしてとうとうアライドが彼の予想をはるかに超える悪事を働いていることを突き止めた――しかも、それが今日まで続いているのだから、何とも恐ろしい。 本書は、読者の心をわしづかみにするような現在進行形の武勇伝を時系列でまとめたもので、60億ドルを運用するヘッジファンドのグリーンライト・キャピタルがどのように投資リサーチを行っているのか、また悪徳企業の策略とはどんなものなのかを詳述している。読み進めていくうちに、規制当局の無能な役人、妥協する政治家、ウォール街の上得意先が違法行為にさらされないようにと資本市場が築いたバリケードを目の当たりにするだろう。また、政界と癒着した企業に政府が制裁を加えるのを邪魔する大きな障害にも直面するだろう。これは、第二のエンロンになること必至である。本書では、ウォール街、つまり投資銀行、アナリスト、ジャーナリスト、そしてなかでも規制当局の失態を明らかにしている。 アインホーンのこの「告発」は今のウォール街そのものの物語である。話は無名に近い一企業の枠をはるかに超えている。本書は、効果的な法の執行、自由な発言、そしてフェアプレーを求める重要な要望書なのである。 企業の汚職や金融詐欺など過去のものだろうという人は、ぜひとも本書を読んで考えを改めてほしい。ウォール街の現状とは、こうした違法行為が野放しにされ、こうした違法行為に加担する企業がどれほど守られ、逆にその悪を暴こうとする者は攻撃の矢面に立たされることになるのだ。これは投資と企業倫理、そして米連邦政府が投資家や納税者をどのように保護すべきか――保護してくれないことも多いが――を考えさせてくれる話である。
  • バフェットからの手紙 [第3版] ──世界一の投資家が見たこれから伸びる会社、滅びる会社
    3.3
    投資に値する会社こそ、21世紀に生き残る!20世紀最高の投資家が明かす成長し続ける会社の経営、経営者の資質、企業統治、会計・財務とは。「経営者」「ベンチャー起業家」「就職希望者」「IPO」のバイブル。
  • イベントトレーディング入門 ──感染症・大災害・テロ・政変を乗り越える売買戦略
    5.0
    24時間、リアルタイムでニュースが流れるハイテク時代にあって、世界のさまざまな出来事は私たちの日常を支配し、金融市場にも大きな影響を与えている。今の地球は、強毒性のインフルエンザをはじめとする感染症、大型ハリケーンなどの自然災害、イラク戦争などをはじめとする地域紛争や9.11に象徴されるテロに至るまで、イベントの連鎖社会である。しかし用意周到な投資家はこうしたイベントを利益につなげて、大きく儲けているのである。そのためにはイベントの共通点を理解し、有事に備えた市場戦略やポートフォリオを準備しておく必要がある。 FXストラテジストとして20年あまりのキャリアを誇るアンドリュー・ブッシュは、大きな事件・事故・政変などのイベントが起こったあとのマーケットで勝つためのノウハウを熟知している。それをいかんなく本書で公開してくれている! 専門家ならではの知恵とアドバイスが満載された本書では、ワールドイベント(世界規模での出来事)を3つのカテゴリー(感染症、自然災害、政治)に分けて検証し、それぞれのテーマに適した実践的戦略を紹介している。湾岸戦争、ハリケーンカトリーナといった最近の重大ニュースを引き合いにしながら、マーケットのムードを読みとり、利益になりそうな銘柄を見極める方法を伝授していく。またイベントトレーディングの過去の成功例を取り上げ、どんな局面でも応用できるように、その知られざる一部始終を明らかにしている。 今日の相場で儲けるのは容易ではない。しかし、本書で紹介するアプローチはイベントの発生時には強力な武器となることは間違いないだろう。本書の主なテーマは以下のとおりである。 ●感染症(インフルエンザ、狂牛病など)の流行の型は変わっても、社会や金融市場に与える影響は変わらないこと ●地震、津波、地球温暖化といった天変地異が産業と経済に大きな影響を及ぼすこと ●政権交代や政界スキャンダルは抜け目ないトレーダーにとって素晴らしいチャンスになること 感染症、自然災害、戦争といったイベントはいまや金融市場を揺さぶる大きな出来事になった。通信手段が飛躍的に進歩したおかげでイベントの効果は短時間で全世界に波及し、世界中の相場を大きく動かすのだ。本書を読めば、今日からでもイベントトレーディングの実践的な知識と能力が身につくだろう。イベントの展開を読み、勝負どころをうかがい、大きな利益につなげるノウハウをものにしよう――いざ本番に備えて。 著者紹介 アンドリュー・ブッシュ(Andrew Busch) BMOキャピタルマーケッツで外国為替ストラテジストと取締役を兼任。オハイオウエスリアン大学経済学部を優秀な成績で卒業後、シカゴ大学でMBAを修得。国際金融市場と政治の連動性に精通する専門家としてホワイトハウスや米財務省のアドバイザーも務める。カナダの有力経済紙グローブ・アンド・メールで連載を抱える一方、ウォール・ストリート・ジャーナルやロイター通信などで活躍している。配信中のメールマガジン「ブッシュアップデート(Bush Update)」は5000人を超える投資家と金融の専門家が日々愛読している。米CNBC放送のマーケット情報番組「クロージングベル」に出演中。
  • 日本人の知らないアゼルバイジャン ──今、知っておくべき最新51項
    4.5
    アゼルバイジャン(急成長国・超親日国)で投資・ビジネスをするための必読書
  • マーケットの魔術師 システムトレーダー編 ──市場に勝った男たちが明かすメカニカルトレーディングのすべて
    4.0
    市場に勝った男たちが明かすメカニカルトレーディングのすべて ジョン・ヒル 聖杯は存在します。 コリンズ(混乱して沈黙)……聖杯とは何か教えてください。 ジョン・ヒル 聖杯などないと悟ることです(笑)。世界の一流マネーマネジャーでも20~25%の収益しか生み出していないのですから。 メカニカルなトレーディングシステムとは、決定がすべて機械的(メカニカル)になされるトレード方法のことである。プログラム全体が自動化されていることもあるし、仕掛け注文や手仕舞い注文のすべてをトレーダー自身が出さなければならないこともある。しかしいずれの場合でも、過去のデータに基づく検証によって良好な結果が期待できると証明されたものだけが実行に移される。一度、適切なシステムが構築された段階では(それは、本書に登場するプロたちが語るように、大きな苦労を伴う作業である)、プランに従うことは絶対命令となる。というのも、未来は検証した過去と同じように動くと考えられるからである。 メカニカルな方法には、これと決まった特徴があるわけではないが、分けてみれば、「慎重なアプローチ」と「冒険的なアプローチ」がある。トレードという芸術(それとも科学なのか、あるいはそれら両方なのか。本書で繰り返されている質問)、トレーダー個人の努力によってその腕を上げることができる。その一方で、自己欺瞞に陥ったり、夢を見るだけで終わってしまうこともある。本書に登場した14人の傑出したトレーダーたちのインタビューによって、読者のトレードが正しい方向に進む手助けになるだろう!
  • FXメタトレーダー4&5一挙両得プログラミング
    -
    MT4ユーザーのためのMT5システムトレード 本書オリジナルライブラリーで メタトレーダー4の自動売買プログラムを バージョン5に簡単移行!
  • トレーダーの精神分析 ── 自分を理解し、自分だけのエッジを見つけた者だけが成功できる
    3.8
    トレードとはパフォーマンスを競うスポーツのようなもので、オリンピック選手や陸海軍のエリート部隊、パフォーマンスアーティストなどと同じように、トレーダーも訓練によってその能力に磨きをかけ、プロのレベルに達することができる。本書ではトレーダーの指導と自らのトレード経験に基づくトレーダーのスキルアップの方法 をはじめ、彼らが直面するいろいろな心の悩みとその解決策についてもかなり詳しく論じている。筆者は前著『精神科医が見た投資心理学』(晃洋書房)のなかで、トレーダーのいろいろなメンタルな問題にスポットを当て、それを乗り切る心のあり方などを紹介した。本書ではそのプロセスをさらに一歩踏み込んで、体系的な訓練と自らのエッジ (強み)を生かすことによって、トレーディング技術をプロのレベルまで上達させる方法がさまざまなパフォーマンス分野の例証によって詳述されている。 本書で論じられているテーマは次のようなものである。 ・トレードで成功するには自分の性格と能力とトレード手法などをマーケットのニッチとフィットさせるべきである ・トレードディング技術をプロのレベルまで向上するにはそれにふさわしい学習プロセスがある ・トレードディング技術を向上するには学習・フィードバック・パフォーマンスという3つの学習ループをうまく回す必要がある ・トレーダーとして成功するにはトレード技術・戦術・戦略という3つの要素の役割 をよく理解し、これらをうまく調和させて成功につなげなければならない ・トレードに伴う心の悩みを解決するセラピーには認知療法や行動療法などがあり、 それらを効果的に実行することがこの世界で生き残っていくカギとなる トレードのパフォーマンスを向上させるには偶然やランダムさに振り回されるので はなく、それらを意識のプロセスに乗せて適切に処理しなければならない。それによって意識的な意思決定ができれば、ダイナミックなマーケットにもうまく対処できるだろう。深い洞察力と実践的なアドバイス、詳細なリサーチデータとトレーダーの豊富な実例などが盛り込まれている本書は、難しいマーケットに臨むときの素晴らしいコンパス(羅針盤)となるだろう。
  • ミネルヴィニの成長株投資法 ──高い先導株を買い、より高値で売り抜けろ
    4.1
    USインベスティングチャンピオンシップで優勝経験を持ち、『マーケットの魔術師【株式編】』でも取り上げられた“生ける伝説的トレーダー”のマーク・ミネルヴィニは、5年連続で3桁のリターンを上げ、年平均で220%、複利での総リターンは3万3500%に達した。この偉業を成し遂げるために使われ、時の試練に耐えてきたお墨付きのトレードシステムが本書で今、初めて明らかになる! 本書で、ミネルヴィニは株式トレード法であるSEPAを公開する。慎重なリスク管理や自己分析と忍耐があれば、この手法でほぼすべての市場で信じられないようなリターンが得られる。彼は一貫して3桁のリターンを得るために、どうやって正確な買い場を選び、仕掛け、そして資金を守るかについて、詳しく分かりやすい言葉で説明している。 株取引の初心者にも、経験豊かなプロにも、並外れたパフォーマンスを達成する方法が本書を読めば分かるだろう! 初心者にも理解しやすい教訓やトレードの真実、そして具体的な戦術と、要するに、アメリカで大成功を収めた株式トレーダーが30年のキャリアで得たことのすべてを隠すことなく公表している。あなたはそこから貴重な知識を得るだろう。本書で学べることとは、 ・最良の銘柄を大幅に上昇する前にどうやれば見つけられるのか ・ほとんどの投資家がする手痛い間違いをどのように避けるか ・いかに損失をコントロールして、利益を守るか ・高リスクの状況をいかに避けるか ・正確にいつ買って、いつ売るべきか ・新規公開株を買う方法 ・急上昇して並外れたパフォーマンスを達成する銘柄に伝統的な株式評価が通用しない理由 ・ミネルヴィニが行ったトレード例とコメント ミネルヴィニのトレード法の驚くべき効果を証明する160以上のチャートや数多くのケーススタディと共に、世界で最も高パフォーマンスを達成した株式投資システムが本書で初めて明らかになる。
  • トレードコーチとメンタルクリニック ──無理をしない自分だけの成功ルール
    -
    自己変革の第一歩を踏み出し、内側に眠る真のパワーを発見! 自己発見の旅路! 自分自身を変えて、スーパートレーダーへの旅へ出よう! SF映画の傑作『マトリックス』では主人公のネオが赤と青のカプセルの選択を迫られるシーンがある。「青いカプセルを飲めばここで終わり。ベッドで目覚め、あとは好きに。赤いカプセルを飲めば真実の世界を見せてやる」と言われる。もちろん、ネオは赤いカプセルを飲み、冒険が始まる。さて、もし赤と青のカプセルのどちらを飲むかと聞かれたら、あなたはどちらを選ぶだろうか? 本書はあまたあるトレード指南書や投資ガイドとは趣を異にする。本書はネオが飲んだ赤いカプセルの役目を果たす。自分の人生において何が得られるのか、何が可能で何が不可能なのかといったプログラム化された思考から自分を解放する勇気さえあれば、本書はあなたを新世界へと導いてくれるはずだ。心にしみついた考えや信念や認識はトレードの意思決定に影響を及ぼし、当然手にすべき成功からあなたを遠ざけるかもしれない。自分の内面を見つめ、こうした根深い考えや信念や認識に新たな光を当てる。トレード結果を劇的に改善し、あなたの富を何倍にも増やす新たな方法を探す旅に出ようではないか。
  • バリュー投資アイデアマニュアル ──得意分野を見極めるための戦略の宝庫
    3.5
    「あなたの性格に合ったバリュー投資法」を探せ! プチバフェットになるための金鉱を掘り当てる! 本書の内容とは……。 ・最低条件を満たす20以上の投資アイデアを検証し、独自のランク付けによって3~5つの最も魅力的なアイデアに絞り込むための方法 ・バリュー投資の魔術師が安くて良い株を探すためのさまざまな方法――例えば、ベンジャミン・グレアムの「しけモク」戦略やジョエル・グリーンブラットの「魔法の公式」など ・そのほかのテクニック――隠れた資産を持つ会社への投資、小型株や超小型株投資、イベントドリブン投資、スタブ株投資、外国でのバリュー投資など ・そのほかのたくさんのアイデア 本書のテーマである素晴らしいアイデアは、投資の活力の元である。これを読んで、利益につながる新しい独自のバリュー投資のアイデアを生み出す方法を学んでほしい。
  • FXトレーダーの大冒険 ──トレーディングの心理と知識と正しい行動を学ぶ
    3.8
    FXで夢がかなう! 「目標はでっかく→破産寸前→欲しいものを手に入れる!」――新米トレーダー・ベインズ物語 エンターテインメント性を備えたトレード文学の金字塔! 自制心の鬼となれ! ロブ・ブッカーが本書で描くハリー・ベインズは、どこにでもいるトレーダーを象徴する存在だ。大した資金もないままトレードを始めたベインズが持っているものと言えば、能力を超えた野望だけ。家計も新米トレーダーとしての彼の人生も前途多難のなか、彼は堅い決意だけを武器にFXマーケットというジャングルに飛び込み、次々と困難を克服していく。 本書は笑いとエンターテインメント性、さらに教育的な要素を交えながら、不安定ながらも高い収益性を期待できる現在のFX市場で資産を増やすには何が必要かを明確に示してくれる。ニューヨークにある法律事務所でせわしなく働く文書管理者兼トレーダーの卵であるベインズ――そんな架空の人物の目線で語られる本書は、一貫性のあるトレード手法をFX市場で実践する方法や財政的に自立したFXトレーダーになる方法を、効果的かつ説得力を持って紹介する。 本書を読んだ読者はだれでも、何らかの形でハリー・ベインズに共感を覚えることだろう。読み進めていくうちに、本書で述べられた教訓をどのように利用すれば高い利益をもたらすトレードができるのか――その手法を学ぶことになる。ベインズは、自分が新人トレーダーであることを早い段階で自覚するが、“新人”などという言葉では彼がどれほどひどいトレーダーだったかを表現することはできない。それでも、ベインズは最初の挫折から立ち直り、師匠であるハーベイ・ウィンクルシュタインという熟練トレーダーの堅実な教えを実践していく。 ベインズの経験を通して、読者は破滅的な損失を回復させる方法、フルタイムのトレーダーに転向する方法、そしてトレードについて家族と語り合う方法を学ぶだろう。また、ベインズの冒険を追っていくことで、チャートの上手な使い方や正しい分析の仕方、さらに効果的にトレードを実行する方法なども知ることができる。そして何よりも、大きな利益を生み出し、それを維持する方法も学ぶことができる。 技術的な要素と啓発的な要素を合わせ持った本書は、ほかに類を見ないFXトレードの手引書であり、この分野で成功するための確かな足がかりを読者に提供してくれる。実践のトレードと苦労を重ねることで得た知恵がたっぷりと詰まっている本書は、トレード文学の金字塔になるに違いない!
  • トレードの教典 ──メンタル強化 チャート読解 損失管理
    4.0
    トレーダーとして成功する条件については、バイサイドからの視点で書かれた何百冊もの本が刊行されてきた。しかし、本書は逆の立場、つまりセルサイドからの視点で書かれた世界で最初の本だ。
  • FXトレーディング ──通貨取引で押さえておきたいテクニカルとファンダメンタルの基本
    4.2
    初心者にもベテランにも参考になる内容が盛られている。すべてのトレーダー――とりわけデイトレーダー――が知っておくべき主要市場や各通貨に関する基本知識や特徴、さらには実際の取引戦略の基礎として使える実践的な情報が含まれている。この総合的なガイドは、外為市場の台頭、主要参加者、歴史上の重要イベントなどの説明から始まり、以下のコアトピックスへと進む。 ・為替相場の変動要因長期および短期の相場に影響を与える要因を解明 ・各通貨の取引にとって最適なタイミング主要通貨ペアの取引状況の説明を通じて、どの時間帯に各ペアが最も魅力的であるかを教授 ・市場状況に応じた取引パラメータ 相場環境の見極め方法とその相場環境で使用すべき指標を伝授 ・テクニカル戦略「ダブルゼロで逆張り」から「インサイドデイ・ブレイクアウト」まで、デイトレーダーやスイングトレーダー向きの最強の取引戦略の紹介 ・ファンダメンタル戦略コモディティ価格、債券、オプションのボラティリティ、介入などを利用した取引方法やヘッジファンドが使用している“おいしい”戦略を公開 ・主要通貨の要点価格の変動要因からどの経済指標が重要であるかまで、各主要通貨の特徴を説明 深遠な考察とエキスパートによるアドバイスが満載されている本書は、この激烈な市場に自信をもって入り、利益を持って出てくるためにはどうしたらよいかを教えてくれる
  • 実践FXトレーディング ── 勝てる相場パターンの見極め法
    4.3
    FXトレードを長くやっていれば、100%勝ち続けることなどあり得ないことは、だれでも思い知らされることだ。トレーダーにできることは、繰り返し現れる信頼性の高いパターンを見極め、不確実ではあっても勝率を高めるトレードシステムを構築することだ。 本書は当てにならない予測法に取って代わる具体的なチャートパターンを明らかしている。それらのパターンは読者のパフォーマンスを劇的に向上させるはずだ。FXトレードの達人であり指導者であるイゴール・トシュチャコフ(L・A・イグロック)があいまいな勘や感覚的な推測に依存せず、メカニカルで明確なルールに従った売買を可能にする簡単明瞭で精緻な「裁量的システマティック・イグロックメソッド」を披露している。 イグロックメソッドでは、相場が特定の時点において特定の方向へ動く確率を推定するために統計に基づくシグナルが使用されている。本書では、実績に裏付けられたその強力な手法がステップ・バイ・ステップで説明されているため、読者は以下のことができるようになる。 ・相場変動の原因となるファンダメンタル要因を無視し、相場変動から利益を得るための戦略に集中する ・相場予測の必要のない純粋にシステム的な手法を駆使する ・統計上重要なトレンドを見極め、それらトレンドをチャート化し、相場の方向性に関する確率を推定する ・実際には現行トレンドの継続を確認している可能性のあるダマシのブレイクシグナルを検出する ・流動性、活況度、平均変動幅を中心に通貨ペアを選択する ・状況、トレードシステム、相場に基づきマネーマネジメント原則を選択する ・為替相場を動かす銀行などの金融機関の行動を監視・分析して儲ける 本書には、トレードの勝率を高めるイグロックメソッドの詳しい説明、FX取引口座を破滅もさせれば大躍進もさせる各国中央銀行による介入を察知・利用するための戦略、短期トレードやデイトレード用のテンプレートなど、深い洞察と専門的なアドバイスが満載されている。 考えすぎは、ベテランのトレーダーといえども、失敗のもとになることがある。本書は、考えるのではなく、長年の経験から勝率が向上することが実証されている手法を駆使して為替相場を見極め、対処する方法を示す。余計な公式や机上の数式を排除し、実証済みのメソッドとテクニックを駆使し、発想と戦術の両面から読者の取引手法を大幅に強化するFXトレード決定版!
  • トレーディングエッジ入門 ──利益を増やしてドローダウンを減らす方法
    3.4
    統計的、戦略的なエッジ(優位性)を味方につけて、「苦労しないで賢明にトレードする」秘密を学ぼう! トレーディングエッジを最大にする方法が明らかに! エッジがなければ、トレーディングはそのコストによって長期的には損失になる。トレーディングのエッジを獲得するためには、マーケットのなかで統計的に優位な「何か」を探さなければならない。そして、最高のエッジは、トレーダー心理が引き起こすマーケットの転換期に現れる。本書では、投資のエキスパートであるボー・ヨーダーがどのマーケットでもエッジ分析を使い、現在使っているトレード戦略を磨き上げるための洞察を披露している。 本書は、統計的確率の重要性とそれを人間の行動によって予測不可能になっている金融市場に応用する方法を教えてくれる。この本質をついた本書を読めば、特定のトレード戦略の期待利益を査定し、それが持つマーケットエッジを最大限に活用する計画を練り上げるための方法が分かる。成功したトレーダーたちがエッジ分析を通して達成して発見したことを、読者にもぜひ学んでほしい。それは―― ・収益を増やす ・低リスクのレバレッジを増やしてドローダウンを減らす ・利益の漏れを探し出し、なくすための鋭い目 ・仕掛けのための正確なタイミング ボー・ヨーダーは、株式、先物、FXなどの市場で、マーケット環境にかかわらず、利益を増やしてエッジを最大にする方法を、世界中の何千人ものトレーダーに教えてきた。統計的確率に基づいてトレード判断を下すことで、これまでよりも自信と管理力と理解力をもってトレードできるようになるからだ。本書を読めば、明快な説明と実例によって「苦労せずに、賢明にトレードする」という価値ある秘密を学ぶことができる。そして、この実績ある手法を読者のトレード戦略に適用するための必要なツールは、付録に掲載されている多様かつ実践的なワークシートにすべて含まれている。 マーケットの動きと、その原因である非効率を理解することは、投資家として利益を上げるために欠かせないスキルと言える。本物のエッジを得るためには、どのマーケットでもトレーダーは成功確率を見極めなければならない。本書は、トレーディングのための武器庫に欠かすことのできない強力な手法とツールを提供してくれることだろう!
  • スイングトレードの法則 ──出来高分析で仕掛けがわかる
    3.0
    価格と出来高の分析に基づくトレード手法は、すでに実証済みのものである。20世紀前半にリチャード・ワイコフによって開発されたこの手法は、多くのトレーダーたちに一貫して利益をもたらしてきた。25年以上にわたりアメリカ証券界の第一人者であるティモシー・オードは、ワイコフの出来高分析による売買テクニックにさらに磨きをかけ、極めて勝率の高いトレーディングプログラムを開発した。本書はその貴重なトレーディングアプローチの奥義を公開し、皆さんと共有しようとして執筆されたものである。 簡潔で読みやすい本書には、株式から商品に至るいろいろなマーケットで勝率の高いトレードができるトップダウンアプローチの神髄が盛り込まれている。本書を精読すれば、時の試練に耐えた彼のトレード手法の本質とその使い方が理解できるだろう。本書の主要なテーマは次のようなものである。 ・マーケットのセンチメントを読むことによって、メジャートレンドが強気か弱気かや天底の時期を予測する ・マーケットの広がりと出来高、それにモメンタムの指標を併用して、タイムリーに売買シグナルをとらえる ・マーケットのメジャートレンドと同じ方向に進む最強のセクターを見つける ・その最強のセクターのなかで最高の銘柄を選ぶ このほか、個別銘柄と株価指数の出来高を分析することによって、強気・弱気のセットアップを確認するいろいろなテクニックも紹介されている。こうしたツールを駆使すれば、ひとつだけのシグナルや直感、あるいは耳寄り情報などによるランダムなトレードではなく、マーケットが語りかけていることに耳を傾け、それと同調したトレードができるようになるだろう。マーケットで勝利するためのトレーディングプランについても、その手順を追ったステップがかなり詳しく述べられている。「メジャートレンドの判断→最も強いセクターの確認→そのなかの最高の銘柄の選択」といった彼のトップダウンアプローチを実行すれば、小さなリスクで大きなリターンを手にできるだろう。本書はその実践的な手引書である。
  • チャートで見る株式市場200年の歴史 ──マーケットのサイクルとアノマリーを図説解説
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    市場の節目には目を通す「座右の書」! ウォール街は、表面的には常に変化している。しかし少し掘り下げれば、ちょっと した出来事や興味深い現象がほぼ毎日起こっては消えていくだけで、本当に重要なことは長い年月を経ても変わらないことがすぐに分かるだろう。実際、今日金融界で起こっていることは歴史のなかで何度も繰り返し起こっており、そのときを基に作成された金融チャートにサイクルやトレンドとしてとらえられている。そこで、これらの チャートを正しく理解すれば、今日のマーケットが今後どのように動いていくかはっきりと分かり、最高の投資判断が下せるようになる。 優秀なマネーマネジャーで金融コラムニストとしても尊敬を集めるケン・フィッシャーはこの重要性を理解し、本書を復刊させた。信頼できるこれらのチャートの多くは現代の金融市場のスナップ写真で、株価が売り上げや収益、配当、キャッシュフロー、資産などといかに密接に関連しているかを示している。それ以外にも、20世紀初期当時のチャートや、それよりも古いチャートなども紹介されている。各チャートには、フィッシャーが視覚化と呼ぶ説明が添えられており、チャートの由来や歴史的 な重要性、そして何より重要な今日のマーケットとどのような関連があるかが分析さ れている。 株式市場で利益を上げるためには一過性の動きにではなく、単純なステップに集中することがカギとなる。あらゆる事例をチャートして初心者でも分かるように視覚化 し、それに添えられた情報がいっぱい詰まった説明はチャートのどこに注目すればいいのか、なぜそのことが重要なのかを教えてくれる。また、「ウォール街のワルツ」と呼ばれる高度に調整されたダンスに対する新たな見方と、投資に関する詳細かつ不朽の洞察がすべての投資家にとって金言となっている。これらは毎日の投資活動を格段に向上させてくれるだろう。 「ウォール街のワルツ」は、戦争や革命や不況やインフレを乗り越えて200年以上続 いている。バブルと崩壊のサイクルを繰り返しながら独自のリズムで世界中を駆け巡っているのだ。もしワルツを踊りたいのなら、本書に掲載された90枚のチャートが実践的な指針となってくれるだろう。そして、明日でも10年後でもかまわないが、投資家たちが熱狂やヒステリーやパニックに陥っているのを見たら、本書を取り出してそのときの状況とその後市場はどのように歩んで行ったかをじっくり研究すればよいだろう。本書は市場の節目節目で読み返せば、確実な水先案内人になってくれるだろう。
  • トレーダーのメンタルエッジ ──自分の性格に合うトレード手法の見つけ方
    5.0
    トレードには堅実な戦略と正確なマーケット指標が欠かせない。しかし、この2つがいざというときにうまく機能するかどうかは、その時点におけるあなたの心の状態で決まる。つまり、不利な状況で最高のトレードシステムが砂上の楼閣のごとく崩壊するかどうかは、あなた次第なのである。 本書は、このような失敗をしないためにあなたの感情起伏を理解し、その知識が最も必要なときに活用できるようにするためのツールを提供する。これこそがトレードで長期的な成功を収めるためのカギとなる。 これまで、トレードに活用できる精神的なエッジについて実践的で詳細な手法を紹介した本はなかった。本書の内容は、今日最も利益を上げているトレーダーたちの心の中を詳しく調べたデータに基づいている。 本書は、人間の思考と感情と行動の不変な関係を紹介し、次の点を明らかにしていく。 ・あなたにはシステムトレードと裁量トレードのどちらに向いているのかを見極める方法 ・リスクを恐れる原因を理解することでそれを克服する方法 ・1日の初めにトレードに対する生来の不安を静める方法 ・利益率を上げるための「ツール」として楽観主義を利用する方法 ・すべてのトレードについて仕掛ける理由を毎回慎重に考えることができる方法 本書は、あなたのトレードを改善するための総合的なツールとなるであろう。ここには自分の性格を知って、その特性を伸ばし、自分を支配する感情を知り、それに適した行動をとることでトレード成績を上げるための方法が書かれている。

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