ひらび久美 - セール作品一覧
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3.0商社勤務のOL妃菜は、美人でそこそこモテるのに、恋愛が長続きしないのが悩み。先日も、恋人に料理が不得意であることを詰られ、いきなり別れを切り出されてしまった。傷心の彼女の前に現れたのは、大学教授の父の部下である準教授・亮介。ほのかな恋心を抱いたのもつかの間、彼と妃菜の妹の愛菜と三人でイタリアンに食事に行くと、亮介の本命は愛菜であることが発覚。妃菜は二重に傷ついてしまう。そんな彼女に声をかけてきたのが、そのレストランの新進気鋭のシェフ・琥太郎。自分が教えれば誰だって料理上手になると、自信満々に語る琥太郎に料理を習っていくうちに…。
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4.3大学生の新谷七海は、ヨーロッパの小国・ベルジェンブルグからの留学生・シェイと図書館で出会う。しかも彼は、昔ながらの自給自足生活を続けるゲルト族の族長の息子であり、真面目で堅物だったので、緑の瞳のイケメンなのに女子学生たちからは疎まれていた。七海は、卒論をゲルト族について書きたいと思い立ち、彼に近づいていくが、“未婚の男女が2人きりで会うのは禁じられている”と言って冷たくあしらわれる。それでもめげない七海の天然の明るさに、いつしかシェイの態度も柔らかくなっていくのだが…。国籍、慣習の大きな違いを乗り越えて、手製のレースのウエディング・ベールを、七海は果たして手にすることができるのか?
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5.0雨宮結香は、母校の大学の事務職員として働いている。付き合っていた学生時代のゼミの準教授に、ある日突然別れを告げられ、傷心のまま公園で雨に濡れていた彼女の耳に、アルトサックスの音色が飛びこんできた。失恋の情景を描いた悲しげなジャズの曲を演奏していたのは工藤真音。彼と知り合いになった結香は、大学を辞めて彼のバンドのピアノ奏者になる。優しい彼のサックスの音色と彼女のピアノは、やがて絶妙なハーモニーを奏で始め、それと同時に、二人の間にも熱い感情が芽生えるようになるが…。お互いの誤解や、元カノ、元彼のやっかみなど、事態は錯綜する。果たして二人は!?
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4.0