花山天女作品一覧

  • 悪女万華鏡
    -
    北条政子、日野富子、淀君――。 彼女たちはなぜ、悪女と呼ばれるのか。 激動の中世・戦国を生き抜いた女性たちの、 秘められし淫靡な世界。 三人世界を生々しく描くことで素顔に迫る、 艶やかな歴史官能小説。

    試し読み

    フォロー
  • 私訳秘事作法「薬子の変」
    -
    最大のミッションは世継ぎを残すこと 将軍が幼いころから受ける性の作法とは――。 奥御殿での「性の作法(テクニック)」を門外不出の秘伝として、 江戸時代初期に記された『秘事作法』を種本に、薬子が宣旨(せんじ)、内侍(ないしのかみ)として後宮に奉職した頃、立派なお世継ぎを産んでもらうために、幼少から若君の男性器をたくましいものに鍛える「養宝作法(ようほうさほう)」。女官たち自らの身体を駆使して若殿に実践の手ほどきをする「奉礼作法(ほうれいさほう)」など様々な秘め事を集約した一冊。 【目次】 前之章 秘事作法 第一章 強腕・藤原百川の策略(白龍となった井上皇后の怨霊) 第二章 藤原薬子と安殿親王(薬子、安殿の養育係として東宮に入る) 作法1「養宝作法」(若殿のお宝を強靭にする方法) 作法2「奉礼作法」(若殿に女性への手ほどきを指南する) 作法3「養宮作法」(奥方に交合の作法をお側でお手伝いする) 第三章 薬子が尚侍に任命される(薬子、女官たちへ秘事作法を指南) 作法4「房中術難所の心得」(我慢のための還精の術を学ぶ) 作法5「女官たちの礼法と健康指導」(奥女中の欲求不満解消法) 第四章 平城太上天皇の変(薬子の最期と平城の悲しみ) 終之章 余禄 1)医心方房内篇(性医学書の集大成で春本にあらず) 2)藤原一族(朝廷をも牛耳る神代からの名門) 3)水鏡(神武から仁明天皇まで1,500年間の仮名国史) 4)弓削道鏡(道鏡は坐ると膝が三つでき) 5)臨御之章(初夜はとりあえず、男性は右に女性は左に) 6)断鬼交之章(鬼とのセックスの満足感は人間以上なり) 7)態位九法之章(黄帝が石室に残した秘中の性交九態位) 8)四ツ目屋のこと(江戸のアダルトショップ秘聞) 【著者プロフィール】 昭和17年生まれ石川県白山市在住。「歴史は同じことの繰り返し、その検証は我が将来への道標(みちしるべ)となる」を命題に、東四柳史明氏(金沢学院大学名誉教授)に師事し、郷土の中世・戦国社会を研究。著書に『悪女万華鏡』(幻冬舎2022年)。

    試し読み

    フォロー

最近チェックした本