シリア・ジェイムズ作品一覧

  • 侯爵家の居候は逃げだした令嬢
    3.0
    申し分のない求婚者から逃げだした令嬢が出逢ったのは……。 『伯爵家の家庭教師【 ガヴァネス 】は逃げだした令嬢』シリーズ! アメリカの大富豪令嬢マデレンは、英国貴族と結婚させたい母の希望で、ロンドンの社交界にいる。申し分のない求婚にも心を決めきれず、幸せな結婚をした姉に相談しようと、母に内緒でコーンウォールを訪れた。ところが駅にいるはずの迎えがなく、マデレンは偶然出逢った侯爵家の跡取りチャールズの馬車で姉のところへ送ってもらうが、道が崩れて彼の屋敷に滞在することになってしまう。チャールズには過去に醜聞があり、生まれた時からの許嫁までいた。ありえない相手なのにマデレンは惹かれてしまって……。
  • 公爵家の建築家は逃げだした令嬢
    5.0
    「公爵夫人は職業に就くことはできない。ふさわしくないからだ」 初の女性建築家を夢みる大富豪令嬢キャサリン。 惹かれ合う公爵に求婚されたが…… 【あらすじ】 アメリカの大富豪令嬢キャサリンは、ロンドンの設計会社に勤めている。姉ふたりはイギリス貴族とそれぞれ幸せな結婚をしたが、自分には結婚の意思はなく、英国初の女性建築家になりたいと願っていた。キャサリンはけがをした上司の代理として、城の改築のためコーンウォールを訪れるが、そこにいたのは兄の不慮の死により2週間前に公爵位を継いだばかりの元海軍将校ランスだった。 公爵家の財政は破綻寸前で、兄が依頼した改築計画そのものを知らなかったランスは、この契約を打ち切ろうとするが、キャサリンの情熱を知り、いずれ城を売る際の付加価値になればと考え、滞在を許可する。出逢ったとき時から惹かれ合うふたりだったが、キャサリンの出自を知らなかったランスは、持参金付き令嬢との結婚をしぶしぶ考えていた。そんな時、ひょんなことからキャサリンが大富豪令嬢と知り、運命だと求婚する。だが公爵夫人は職業に就くことはできない……。大好評『伯爵家の家庭教師(ガヴァネス)は逃げだした令嬢』シリーズ、ついに完結!
  • 伯爵家の家庭教師は逃げだした令嬢
    4.0
    1888年、ロンドン。アメリカの大富豪令嬢アレクサンドラは、侍女の服で変装して逃げだした。イギリス貴族と縁続きになりたい母親が連れてくる夫候補はろくでなしばかり。赤ら顔の中年子爵に襲われそうになったアレクサンドラは、滞在していたホテルを脱けでてひとり蒸気船でアメリカに戻るつもりが、財布も乗車券も盗まれてしまう。さらに酔っ払いに絡まれて道路に飛びだしたところを、別の男性にぶつかって気絶してしまった。その男性、肖像画家トーマス・カーライルは倒れた女性を無下にできず、介抱してくれた。やがて彼の妹たちの家庭教師【ガヴァネス】が次々やめて困っていると知ったアレクサンドラは、旅費を稼ぐため、そして富豪令嬢失踪の噂でもちきりのロンドンを離れるため、正体を隠して田舎の地所へ行くことにした。ところが、ただの肖像画家だと思ったトーマスは、実はロングフォード伯爵で……。日本初登場作家のヒストリカル・ロマンス! 著者について 【著者】 シリア・ジェイムズ Syrie James ロマンスと19世紀の文化、とくにジェイン・オースティンを愛する。THE LOST MEMOIRS OF JANE AUSTENSなど多数の著作がある。北アメリカジェイン・オースティン協会の終身会員。脚本家の顔も持ち、アメリカ脚本家組合にも所属している。 【翻訳】 旦紀子 Noriko Dan 東京生まれ。成城大学文芸学部英文学科卒。主な訳書に、リン・カーランド『わたしの黒い騎士』『騎士から逃げた花嫁』『乙女と月と騎士』『きのうの星屑に願いを』『夢の騎士にふたたび』『時を越えて乙女に口づけを』『完璧な恋の組み合わせ』『まぼろしの君は夢の中』、ロレイン・ヒース『銀の瞳の令嬢と海を越えて』『伯爵の花嫁の無垢なあやまち』『花嫁の嘘は愛のあやまち』『偽りの祝福は公爵のあやまち』『隻眼の公爵に誓いのリボンを』、アマンダ・クイック『誓いの口づけはヴェールの下で』『琥珀の瞳に恋を賭けて』(以上、竹書房)、レノーラ・ベル『公爵のキスはココアの香り』(集英社)などがある。

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