和田勝作品一覧

  • 日本医療保険制度史(第3版)
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    1巻16,500円 (税込)
    令和時代の日本の医療保険制度を展望するうえで、基本に立ち返り参照するための基本文献 日本の医療保険制度100年の歴史の全貌を、明治、大正の制度成立の前史、昭和の実施・再建・発展の歴史、平成の構造改革に至るまで、制度の創設・改正、時代背景、経済的・社会的諸事情のすべてを克明に描いた医療保険の関係者が必携して参照すべき基本となる文献です。 平成の時代が終わり新たな元号「令和」の時代を迎えた。昭和に入ってすぐに健康保険制度が実施されあと数年で100年となるが、この間、わが国の社会と経済が大きく変化する中、医療保険制度は国民の安心と安全を支える基盤として国民生活の安定に大きな役割を果たしてきた。 平成時代に入っても、医療保険制度に関し、介護保険制度の発足(平成12年)、社会保障と税の一体改革(平成24年)など様々な制度改正が重ねられている。 医療保険制度の持続可能性を確保するために、給付と負担の見直しと併せて、「健康寿命の延伸」や「医療・介護サービスの生産性の向上」等を含めた社会保障改革の全体像についての国民的な議論と改革は不可欠である。 本書がわが国の医療保険制度、医療サービス・医療費問題の歴史的、政策的な展開についての理解を深めていただき、今後の社会経済の変化に対応した医療保険制度の構築と運営を進めていくうえで役に立つことができれば幸いである。
  • 比較内分泌学入門 序(ホルモンから見た生命現象と進化シリーズI)
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    1巻2,750円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1章では、導入としてタンパク質とDNAの関係、進化について述べた。2章では、ホルモンの代表例としてオキシトシンを取り上げ、その発見の経緯からホルモンとしての様々な働き、脊椎動物における進化を考え、3章では、各種ホルモンの発見の経緯とそれらの細胞生物学的なメカニズムを解説した。4章では進化(系統発生)の観点からホルモンを俯瞰し、5章では個体発生の視点からホルモンをとらえ直した。6章では、無脊椎動物(主に昆虫)のホルモンを取り上げた。7章では再び「ホルモンとは何か」「生体の調節機構とその進化とはどのようなものだったか」を考える。 この巻を読んで、ホルモンについての基礎知識が得られ、生物の進化とホルモンについての理解が広がり、シリーズのII巻からVII巻までを読み進むための一助になれば幸いである。

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