• 代数を図形で解く 直感でわかる数学の楽しみ

    知っている数学で歴史する?

    例えば負の数は中1で学ぶもので、誰でも知っていることになってしまったけど、歴史的にはきちんとみんなから認識されるまでに長い時間がかかっているようですね。デカルトみたいな哲学の大御所でも、負の数の扱いがちょっと継子扱いされてるみたいなところ・・・そういうところが、代数を幾何によって説明しようとするときに、ちょろちょろ見えてきます。
    私たちが学校で学んでいる数学を使って、当時の人たちの数学的認識を歴史として考えるとき、ちょっと面白い。

    代数がちゃんと数学の中の一定の場所を得るまでだって、けっこう大変だったみたい。

    気楽に寝っころがりながら、紙に図形を書きながら、気楽に読んで楽しいし、

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    2016年02月23日
  • おもしろいほどよくわかる高校数学 関数編 2次方程式、指数・対数・三角関数がスラスラ解ける!

    もう一度数学を学び直したい方へ

     練習問題を解いてみてあっていれば赤ペンで○と書いて、それだけで満足していたけれど、そんなことなくても、おもしろそうな数学もあるみたいですね。
     いくつかの関数が登場する舞台となるところをとても丁寧に書いていて、読みながらいろいろ考えてたりしながら、いつのまにか2次関数や三角関数そのものがわかったというよりは、2次関数や三角関数としっかりつきあって、親しみがわいてきた感じがします。こうやっていっしょに考えてみると、「なんだ関数って、けっこういいやつだな」みたいな感覚がしてきました。
     高校時代に数学で挫折した人も、のんびりと大人の接し方で楽しめる本だと思います。

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    2016年02月22日