Kirinさんのレビュー一覧

評価しづらい

どう評価していいのか、迷うタイプの作品です。つまり…一体どういうカテゴリーになるのかよくわからない。スピリチュアル、というところから想像していたオーラがどうとか、そういう感じでもなさそうだし、主人公が、何にはまりかけてて、どこに向かおうとしているのか全くわからなくて、座りが悪い。

ふんわり先生が、主人公をどうして、そしてどこへ誘おうとしているのか全くわからないし、読んでいる私自身がどこへいざなわれてるのか遅くががつかない、でもなんだか不安で、先を読まされている、という感じのする作品です。ドキドキハラハラとは違います。不安なんですよ。

好き嫌いはわかれるかも。

泣ける

くさいんだが…くさいんだが…泣けちまう。
先を読みたくてたまんない。
久々に涙腺緩むわ。

一気に読めて読後感爽やか

このお値段でフルで上下巻読めて幸せ。死人からの脅迫状、それを表沙汰にしたくない大手塾。元警察官の、かつてのツテを利用した探偵小説かと思いきや、一味違って気持ちはハードボイルド、でも奥さんと娘を愛していてそれがしつこくない主人公が不正とかつての事件の新たな真実を明らかにする。主人公の雰囲気そのままに読後感爽やかなミステリ。続編はまずなさそうだけど、それはこれだけできっちりかんけつしてるから。うーん、満足。