• すべては赤ちゃんのために―子どもを守る究極のオーガニック―
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    タイトルに騙された気分

    タイトルから、赤ちゃんにとって安全で安心なものや生活の解説かと思って読み始めたら、全く違った。作者がいかにこだわってオーガニックの製品を作っているか、どんな苦労をしてこんな成功を収めているかという話ばかりでがっかりした。しかもなんだか上から目線で、読み進めてだんだん不快になった。研究者としての、現代の化学薬品まみれの世の中に対する危機感は強く感じたが、赤ちゃんに対する思いはなんとなくぼんやりしていた。文体は、ですます調に、である調がだんだん入り混じってきて、とにかく読むのが苦痛だった。

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    2016年05月18日