名称未設定さんのレビュー一覧
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このコンビもすっかりお馴染みに
めだかボックス、症年症女のファンは無条件で買いでしょ。
とは言え、めだかボックスと症年症女ほど読み心地は近くなく、その差を楽しむ感じかな。
バトルロイヤルもの。延々と戦い。殺し合い。
よくあると言えば、よくある設定。
それでも西尾維新原作である以上、ただそれだけでは終わらない仕掛けが満載で、意味深なセリフがそこかしこに散りばめられている。
展開を予想しながら読むとエキサイティング!
ジャンプ+で無料で既に読んだ内容だけど買いました、思ったよりコミックスならではの特典のようなものは乏しかったけど、表紙の庭取のお尻だけでも、買う価値はあったと思います。
思います。 -
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めだかボックスではないけれど。
どこかしら安心院さんを連想させ、
なんとなくめだかちゃんめいた、
でもやはり赤の他人な少女ちゃんと、
そこはかとなく球磨川くんに似ていて、
心なしか人吉くんぽくもある、
しかし完全に異なるキャラクター、少年くん。
そんな二人のやりとりを眺めていられる。
めだかボックスの大ファンな僕にとって、
それだけで幸せなマンガだった。
何より活き活きとしていたのは、
原作者の西尾維新さんと作画の暁月あきらさん。
めだかボックスでやれなかったことを、
めだかボックスでやり残したことを、
自身らが目一杯、楽しみながら披露してくれた。
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クズは一人も出てこなかった。
「さぞ、イヤなヤツが出てきてイヤな気持ちにさせてくるであろう」。そんなタイトルに、身構えて読んだら意外や意外。誰かの不幸を心からあざ笑うような、共感できない、いわゆる「純粋悪」のようなキャラクターは一人も登場しなかった。通りすがりの脇役まで含めて、ただの誰一人も、だ。主要な登場人物は、その誰もが、懸命に、ひたすらに、幸せになることを願って生きている。足掻いて、もがいて、生きている。彼ら、彼女らが事あるごとにクズだと自称するのは、利己的であることに強く後ろめたさを感じているだけに過ぎない。彼らがクズなら、クズでない人間など誰もいない。
後半にドラマとして失速したように感じるのは、作者が登場...続きを読む
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