• 京セラ悪の経営術 急成長企業の知られざる秘密
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    負の面に光を向けた告発文

    この本が書かれたのは今から20年近くも前だが、現在に至るまでも京セラフィロソフィーが熱狂的な人気となっている。成功や美談などでもてはやされていて、某ビジネス番組でも紹介されている。しかし、良い面も有れば悪い面もあるのが普通のことであり、この本ではその悪い面を理解する上でとても参考になる。

    私の感想になるが、他のフィロソフィー本を読んで思ったことは、稲盛和夫さんは大人のガキ大将という印象を持っていた。ワンマンで自分に都合が良く、でも不思議とカリスマ性がある、そのカリスマに惹かれてみんなが頑張ったのだと何となく思っていた。

    しかしこの本はそのカリスマの仕組みの一部を内部から伺うことが出来る

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    2018年04月28日