名称未設定さんのレビュー一覧

上弦の弐戦、終結。

前回からの上弦の弐との戦いに決着がつきました。野生の少年・伊之助には母の記憶、胡蝶姉妹の妹・カナヲには大事な思い出が、改めて再認識される回だったと思います。そして相変わらずコミック収録時にページ合間に追加収録される作者からのコソコソ話が涙腺にえぐかったり、ほわほわを提供されたりして感情と表情筋の運動が激しいです。今回は表紙の伊黒は甘露寺と上弦の肆に相対している所だけで特に大きな見せ場はなかったですが、今度は前回表紙だった不死川が他三人と上弦の壱と激突。圧倒的に力の差がある壱戦とコソコソ話が次巻も楽しみです。

表紙の人は今巻の活躍はなしです

タイトル通りですが、本誌の方はとても大変なことになっているようです。
今巻は前巻に引き続き、童磨VSしのぶの続き、カナヲが駆けつける。登場の最初こそ、感情の起伏を見せなかった彼女が、所業に怒りを露にするのが感慨深いと共に、とても悲しい気持ちになりました。
一方で炭治郎の方も義勇と共に猗窩座に遭遇。こちらも炭治郎にとっては無限列車以来の因縁の対決。義勇が痣を出して対抗中。
次巻はどうやらこちらの続きからの様です。
最終決戦に入って今までに築き上げた人間関係や伏線が、ここに来て色んな感情を爆発させてくるので、平静では読めないです。いやほんと。