【感想・ネタバレ】三千円の使いかたのレビュー

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Posted by ブクログ

2時間で一気読みしました。ドラマになったんだっけ?見てないので見てみたいです。
婚約者の両親、やっばいなあー。嫌すぎるなあー。リアルでした。

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2024年06月02日

Posted by ブクログ

ネタバレなしで結論から申しますと

読みながら、『すげぇ』とか、心からの感嘆な意味での『ヘェ』という言葉が

次々に口をついて出てしまう文体です。

ちょっと何その語彙力!て感じで、心から、そういう言葉が出てくるんです。

へぇ〜!この人(登場人物)は、そう思ったんだ!という

客観の傾聴として掴みやすい。

傾聴力関連の本にもありましたけど賛成と反対が共感で

相手が“そう思った”ことを納得することが傾聴とありましたよね。

共感て同じ気持ちにならなければならないのかとかではなくて

反対すら共感になるのだと。

てんで違う人間で、しかも架空の人物なんだけど

“この人は、そう思ったんだ”という気持ちになりやすい文体なんですよ。

感情移入とは、また違った雰囲気で驚かされるといいますか。

それぞれの年齢、それぞれの事情

自分には関係ないような人たちが、事象で

こう思ったんだ!と思えるという意味では

感情の機微の描写は逸脱ではないかと思います。

この中には、言うてもどうせ勝ち組やん?いうキャラクターもいらっしゃるし
どっちかいうと、そっち系の話が多めなんですよ。高学歴のOLの妹から
低給料な消防士の義理兄はバカにされるんですからね。
こっちからしてみれば普通なんですよね消防士とか。いい人だし。
経歴や学歴の上澄だけ見ると、てんで入ってける内容なのか不信に思いながら読むものの、あっという間に引き込まれていく文体です。

作者の文体を傾聴させられてしまうんですね。

誤読を恐れず言えば

全国民に響くよう作られていると後書き?他の作家さんの感想にありましたけど、どうすれば、こんなに難しいことを物語として多くの人が共鳴できるようにソフトに仕上げられるのか!みたいにかいていました。

そして、この無数に広がる画像や写真つき情報(ネット)の中で、なにその情報!という、そんな小ネタが仕込まれているんですけども

活字なのに目に浮かぶ“生きる工夫。”

この人たちが切羽詰まったら私なんて、どうするよて話が盛りだくさんながら

嫌味なし読めるんですよね………とはいえ

やっぱり、どうせ地頭いいから何とかなるっしょ思わずいられないけども。


全体的に読んで思ったのが年金で足りない話にしても

奨学金問題にしても

国ってえげつない!と思いますね本当に。

国家がヤクザなんじゃと、しばしば思うこの頃です。

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2024年05月31日

Posted by ブクログ

人生におけるお金の使い方,心配事を,4人の女性の話を中心に描かれる。
何が幸せなのか,お金はそのためにどう使うのかを考えさせられる。借金に対する見方が変わった。総じてお金は大切…(当たり前)
私はまだ,本編内で起こるできごとが「あるある!」とはならなかったけど,そのうちこうなるのかな…多くの大人が読めば,親近感抜群だと思う。
なんとなく,お金のことを考え始めるきっかけをくれる1冊。

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2024年05月28日

Posted by ブクログ

最初はよくある自己啓発本だと思った。
ありふれた嫉妬と世の中の仕組みに対して精度高く物語を構築していて、お金の使い方について自己啓発本を読むのが苦手だという人も取り組みやすいだろう。

お金の使い方は多種多様で、その人の価値観や人生観によって大きく異なる。コスパや安さ重視では子供などいらないという考え方になってしまうがそう割り切れる問題ではない。

コスパ重視だったら外出しないのがいちばん良い。
序盤で語られているが、借金も金利や早くモノを使えるというのではあれば取り入れる利点は大いにある。

他人がそうしているから自分もそうすると言うのではなく、自分と相談してより良い三千円の使い方について考えてみては如何だろうか。

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2024年05月27日

Posted by ブクログ

少し前に話題になった本なので気になって読みました。章ごとに各主人公の目線で描かれていますが、各々の生活の様子、考え方、日々感じる小さなズレ、今後のあり方を読者である私自身も感じ考えながら読みました。きっと誰が読んでも、あーわかるわかる!それモヤっとするんだよなぁ〜という出来事が随所にあります。日々の生活に馴染んだ出来事小説でした。

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2024年05月21日

Posted by ブクログ

三千円をどう使うか?
これは人生をどう生きるか?
と同義だ。

垣谷美雨さんの解説も、
うんうんと
深く頷きながら読んだ。

生まれた家が太いとか、
家族の金銭感覚とか、
結婚相手の実家が太いとか
借金に対する感覚とか、
お金に関して、
「あー、そういうことか。」
とわかってきたのは
50歳をすぎてからかも?

若い時は、
友達と比較したりしなかったし、
好きなことして
なんとなく過ぎていた。

老後とか
子供の将来とか
いろいろ見据えると
いかにお金が大事か
痛感する。

タイトルから
ハウツー本か?と思っていたら
展開にドキドキしながらページをめくることになり、小説として、
リアリティが高く、
自分ごととして読めた。

今までになかったリアリティ小説だ。

お金はだいじだよー、というテーマはありつつも、地に足つけて歩めよー、という人生の応援に感じられた。

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2024年04月19日

Posted by ブクログ

思った以上に登場人物が多くて「あれ?この人だれだっけ?」と思う箇所もありましたがサクサクと読めました。
お金とそこに絡むものの話、広く人間付き合いがちょうどいい年代のそれぞれの女性の視点から書かれていて、女性が読みやすいかもしれません。
再読あり、持っておいて時折読みたいなと思います

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2024年04月18日

Posted by ブクログ

20代〜70代の4人の女性を中心に様々な悩みが綴られ共感しかないです。どの世代の方も楽しめる、勉強になる一冊。あの頃深く考えず(当時は考えてたつもり)に結婚した若き頃を思い出したり、これから子育てや子供の結婚、老後資金、、、見つめ直すきっかけになりました。もし子供が結婚する予定ができたら一度読んで欲しいなと思う本でした。

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2024年04月17日

ネタバレ 購入済み

手元に置いておきたい作品でした

たまたま見かけた本ですが、気付けば自分の境遇と重ね合わせて読んでいました。誰にでも当てはまる状況、心情が要所要所にありました。そして最後には自分の生き方や考え方は決して間違ったものではない、むしろ前向きに捉えて良いのかなと思えてきました。不思議ですねー

一見この物語には大きな盛り上がりがないと思えましたが、思い返すと自分の人生に当てはまる事が多くてそれを盛り上がりとせずになんと言うか?と思いました。お金の事や人間関係や自分の醜さに悩んだ時(この先人生に何度あることか)にふと思い出しては読み返したくなる作品だと思います。

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2023年03月15日

購入済み

おすすめです

小説としての話の展開も、最近のお金の話も、全て興味深い。人気の作品なのはよく分かります!女性におすすめです!

#感動する #癒やされる #深い

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2022年09月05日

Posted by ブクログ

解説の垣谷さんが書かれているように、
どの世代にも響く内容で
先が気になってどんどん読んでしまう。

今よりもお金があったなら…
考えたらキリがないけれど
やっぱり自分は自分だし、比べても仕方ない。
行動に移していないのであれば
そこまではなんだなあと
自分を省みてしみじみ。

読み終わったあと、
今よりもしっかり家計簿を付けたり、
節約したりしたいなと気持ちが改まった。

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2024年04月29日

購入済み

おすすめです。

色々な人と考え方があって良いんだと、改めて思わされた作品でした。
次々と読みたくなり、すぐに読み終わりました。

#胸キュン #ほのぼの #癒やされる

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2022年02月01日

購入済み

とても 読みやすい

登場人物それぞれに共感しながら、自分の金銭感覚や生活について 改めて考えさせられる小説でした。これからの生き方にも影響しそう。読んで良かったです。

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2021年11月28日

Posted by ブクログ

面白かった。啓発本かと思って読んだら普通の物語で、読んでる最中も読み終わってからもお金についてちょっとだけ考えてみようかなと思った。解説も面白かった。

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2024年05月25日

Posted by ブクログ

生きていると大なり小なり次々と生じてくるお金の問題。ほんと自分ごととして楽しめて面白かった。

出だしの祖母のセリフ、「人は三千円の使い方で人生が決まるのよ。」
自分ならどう使おう?微妙な絶妙な金額。やっぱり家族で美味しいもの食べに行くのに使う(貯める)かな?
そして、姉妹、家族の中が良くて羨ましい。素敵な家族関係だなぁと。
垣谷美雨さんの解説も良かった。

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2024年05月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ドラマ→原作一気読み
どの登場人物にも感情移入出来る「あるある感」
三千円の使いかたは生き方そのもの…折々に立ち返りたい基準点になりそう

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2024年05月14日

Posted by ブクログ

色んな年代の人物から描かれる、ごく普通の家族の物語。がゆえにリアルさがすごい。

最後は思わず泣いてしまった、考えさせられる作品。

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2024年05月13日

Posted by ブクログ

今の自分が日頃気にしている 悩んでいる内容が、全部記載されていて、一気に読んでしまった
登場人物全員の気持ちが共感出来る
人生の羅針盤だと思う

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2024年05月06日

Posted by ブクログ

世代や生活環境、置かれた状況の違った人々のお金の使い道、人生においてお金とは、その価値とはをそれぞれの立場で考えさせられる一冊。

独身で夢に向かうためどうお金をやりくりしていくのか考え始めた矢先結婚相手の奨学金返済が発覚した美帆、73歳で年金の不足分を仕事で稼ぎたい琴子、23歳で結婚し仕事を辞め毎日切り詰めた生活を送りながら同世代女子と自分を比べ後悔や不安を感じる真帆、病気や友人の熟年離婚をきっかけに自身の残りの人生について考え始めた智子。

他人にはなかなか相談できない金銭的な問題を親兄弟、祖母孫の本音で安心して相談し合える関係性が程よくいい方向へ導いてくれていく。

誰でもお金はあるに越したことはない。でも人生の幸せや生きる意味は人それぞれだし、お金以外の価値観は人によって大きく変わってくる。経験、チャレンジ。生きていく上で味わうことの出来るものを考えさせられ、今タイムリーに刺さった一冊だった。

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2024年05月06日

Posted by ブクログ

自分自身、倹約家の母親のもとで育ったからか、どんな買い物でも実利を考えてしまう癖があり、この癖をどうにかしたく、何かヒントになるかなと思い、手に取った一冊。
小説自体は読みやすく、サクサクと読み進められた。また、あとがきに書かれていた、学生時代の友達と年齢を経てからの旅行が億劫に感じられる話や、子育てをしてる中で他人の懐事情に嫉妬を感じる話なんかは非常に共感を覚えた。

何かヒントを得られた訳では無いが、お金は幸せになるために使うものだよねと、再実感した。


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2024年04月23日

Posted by ブクログ

途中から「あ、この話知ってる、どっかで見た」と思ったら、以前深夜帯のテレビドラマになってたのを途中から観たから、途中から、だったのでした。ドラマとは少し違っててどちらも面白かった。登場人物が皆、いい意味で普通で共感出来て良かった。ドラマもう一回観たいなぁ。

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2024年04月22日

Posted by ブクログ

理想の一人暮らしをしていている妹貯金30万、結婚前は証券会社勤めだった姉貯金600万、向上心の高い母貯金100万そして1千万貯めた祖母そんな一家が不安と理想とお金の問題に向き合っていくお話

性格、価値観によって何にお金をかけるのか、人にとってお金の価値の違いがあり共感する部分だけではなく、自分でも気づいていなかったことを知ることができ全体的にとても勉強になる小説でとてもよかったです。

自分は美帆と安生の生き方や考え方に近い、将来のことより今自分がどう思うか、どう過ごしていきたいのかを優先しお金のことはあまり考えていなかったが改めて考えるいい機会になりました。

章によって視点が変わったりお金のことが中心で少し難しい部分があるお話しではあるが、家族の在り方も考えることができストーリーとしても夢中になる程面白いのでおすすめです。

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2024年04月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読書記録です。まだの人は読まないでね。


祖母の御年は今の私よりもかなり上なのに、100万円の現金をあっちに預けこっちに預け直して3ヶ月以上でお得をゲットするという感覚は、NPでケータイ会社を次々乗り換えることもさえもめんどくさい私には到底ムリ。
母世代は昭和の夫婦像があまりにもそのまんますぎて(笑)。圧倒的多数を誇る夫婦像に疑問点を持つところからして祖母の娘だね。これから残りの人生「そうじゃないのよ」を飲み込んでは生活できないって。
姉妹の姉の結婚観が近いものがある。一番共感できるかも。夫婦がお互いに本音を言っても「そうなんだ、そうだよね」で受け入れていく、ありがとうっていう感じ。
妹の彼氏の「家族の生態」の描写が、あっさり表現されている割に実は危機的すぎて、こんな家族全員の意識のままでも毎日の生活は送れるもんなんだなと驚いた。彼自身も「生まれ育った家の価値観がズレてる」ってことにここまで気がつかないものなんだろうか…
3000円の具体的な使い方ではなく、3000円を軸にして「自分の人生」への頭の使い方と向き合い方を考えさせられた。

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2024年04月14日

Posted by ブクログ

祖母、母、長女、次女の4人それぞれのライフステージにおけるお金にまつわるストーリー。
自分自身にも必ずや来るライフステージだからこそ、それぞれの登場人物に自分を重ねながら、読み進めていくことができます。

最後はほっこりとした気持ちになりながらも、お金についてしっかりと考えさせられる内容でした。

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2024年04月09日

購入済み

久々の一気読み

ただの節約本かなと思い購入したが、思っていた以上に、考えさせられる内容で、夢中になり、一気読みしてしまった。

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2022年10月16日

購入済み

三千円の使い方でその人の人生が決まる。
三千円という絶妙な価値はあっという間に使い切ってしまうことも可能であれば、考え抜いて色々なことに使うことも出来る。
そんな話からお金にまつわるそれぞれの家族の話を堪能できる。
解説の内容が一番心を抉ってきます。人は人、自分は自分と思っても経済格差には目をつぶれないのは誰しもそうなんだろうな。

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2022年10月04日

購入済み

おもしろく、考える本

3千円の使いかたで、個性、年代、今だからこそ、と読んでいて、共感もたくさん。
考えるいいきっかけにもなるな、と思いました。
何度も読み返したくなる一冊。

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2022年09月28日

j

購入済み

楽しくすいすい読める!

ママ友に勧められて読んでみました。
小説としてすいすい楽しく読めて、お金の知識も高まる、素敵な本でした。

年代、世代、ライフスタイルなどにより、人によって異なるお金への悩みが、分かりやすく、共感しやすく、書かれています。

読み進めていくと、お金の悩みへの対処法(対処法というと言い過ぎかも?)もわかります。

#タメになる

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2022年07月11日

購入済み

 

貧しい家庭で育った私は、
この家の人々はしっかりとお金に対しての
考えを持っていて、少し羨ましくなりました。

でも借金などは無いし、今後の不安を取り除くための
主人公達のようにお金と向き合っていきたいと感じました。

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2022年01月20日

Posted by ブクログ

お金に関する、あるある本かな。また3千円って言うのが、絶妙。感情移入しやすい話の流れ。原田ひ香が、最近のお気に入りの作家の一人

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2024年05月29日

Posted by ブクログ

なかなか面白かったです。
なぜかというと、色々な立場の女性の視点から物事を見られたからです。若い女性であったり、結婚して間もない主婦であったり、熟年夫婦の奥さんだったり、高齢女性だったり。自分は男性なので、多種多様な女性の視点を知れて新鮮でした。どんな年代になってもそれぞれ悩みは尽きないのだと改めて思いました。精神分析医のフランクルも「生きることの本質は悩むこと」と言っています。
本作を読んで、結局、家族って最終的には助けてくれる存在なんだよな…と思いました。
個人的には、唯一男性目線の小森保生の話が面白かったです。クスッと笑ってしまうところもありました。
最後の方に載っていた「100均ガーデニング」を見て、これはいい!と思いました。
万能ネギなんかを育ててみようかなと思いました。良いアイデアを知ることができました。

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2024年05月24日

Posted by ブクログ


冒頭だけ読んで、しばらく敬遠していた。。
見直し始めると、、わりと現実的な本でした。
お金って難しいね。。

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2024年05月08日

Posted by ブクログ

節約が正義とは思わないけど目標のある節約はやっぱり素敵だし、無意味な無駄遣いはだらしないだけで。自分の本当に好きで必要なものにお金を投下出来ている人生が一番なんだろうな。

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2024年05月06日

Posted by ブクログ

多分ネット記事で見かけて、予約待ち1ヶ月ほどで借りることができました。
レビューやあらすじをほぼ見ずに読んだからか、全6話からなる短編小説だったのが想定外だったし、「節約小説」かと言われてもうーん…?と私には疑問と言うか。「御厨家に関わる人が主人公の短編小説」であればまだ分かるかな。
話的には、第2話の「七十三歳のハローワーク」が良かったです。結局は「縁」なのかなーって。
個人的には、登場人物がよく分からない人がちょいちょいいたのでそこが少しモヤモヤしました。
例えば、真帆は短大卒業後に23歳で結婚退職したっぽいけど、2~3年ほど勤めただけで人に語れる(アドバイスできる)ものだろうか?とか、きなりは何であんなクズ男の安生との子供が欲しいんだろうとか、真帆の両親(和彦と智子)に関しても、木曜の夕飯は自分(和彦)で賄うようにといった会話から、何で6話であそこまで夫婦関係が改善?されたのかとか、美帆は何で家族に不安材料のある翔平と結婚したいのかとか、その辺が読み取れなくて共感しづらかったです。
あと、真帆の家の設定が、給料23万に対して家賃8万8千円、食費2万円、貯金6万って可能なのか?と頭に入ってこなかったりw
ただ、1話でクビになった街絵さんのその後が最後の6話で描かれていたのには救いを感じました。ある意味、街絵さんと琴子さんが作中まともな人物なのかなと。

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2024年05月01日

Posted by ブクログ

年代や立場、生きてきた時代の違う4人の女性の価値観、考え方の違い、面白かった
小説はサクサク読みやすい
それぞれの悩み、心の声を、いちいち共感できる言葉で綴っている。わかるなぁ。
結局は、自分の人生自分で決める!そんな感じ。

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2024年04月30日

Posted by ブクログ

人は三千円の使い方で人生が変わるよ、と祖母は言った。
「言葉通りの意味だよ。三千円くらいの少額のお金で買うもの、選ぶもの、三千円ですることが結局、人生を形作っていく、ということ」

というところから物語が始まり、3,000円をどんな風に考えていけばどんな人生が作られるのかな?どんな知恵が頂けるかな?と読み進めたが、そういうお話ではなかったです。

普段の日常に普通にある風景、お金持ちの家庭もあれば、無くて節約に励む家庭もあり、老後や病気が心配でお金と向き合う人たちだったり、親に借金を押し付けられたり.....。

普段の友だちや家族や周りでの会話そのままでした。

人と比べず、今ある生活の中で楽しく生きましょう。

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2024年04月24日

Posted by ブクログ

お金について考えることが億劫で後回しにしている私でも読める一冊。
やっぱりお金についてちゃんと考えようという気持ちにはなるが、将来を人質に取られ脅されるようなことはない。そして、良い意味でサクッと読める。
その上で、私が実際にお金との付き合い方を考え直した暁には★5をつけたいという気持ちです。

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2024年04月23日

Posted by ブクログ


「人は三千円の使い方で人生が決まるよ」

家族でも年代や家庭によって
お金の使い方や価値観に違いがあって面白かった。

お金との向き合い方や
将来について見直す良いきっかけになったな。

「お金や節約は、人が幸せになるためのもの。
それが目的になったらいけない。」
この言葉が1番響いた。

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2024年04月18日

Posted by ブクログ

御厨家の祖母・母・娘2人を中心にそれぞれのお金の価値観、使い方、これからの人生を見直す話。

貯金が趣味みたいなわたしは、長女真帆タイプかなぁー…
先のことを考えるといくらあっても不安になるんだよねぇ。んでも旦那はそうではないから苦労する…
価値観って大事。なにが正解とかないし。

他人は他人。自分は自分。割りきってるようで、やはり人と比べて自分の幸せの順位ってつけてるのってあるよね。その中でも1番わかりやすいのがお金よねぇ…お金があればいいって訳でもないんだよね。でもある程度のお金がないと、大事な人も守れないもんなぁ…難しい。

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2024年04月14日

購入済み

「その人」を表す三千円の使い方

「貴方は3000円貰ったら何に使いますか?」この大金とまでは言えなくとも、それでも何かやりたいこと欲しいものであれば何かしら出来てしまう。そんな金額だからこそ、その人となりが現れてくることに妙に納得してしまった。
就職、結婚、出産、定年。人生には様々な節目がある。そのいずれかを経験した人であれば、この作品に共感して頂けるかと思う。むしろどの節目を経験しているかによっては異なる印象を持つ作品で、いつ、誰が、何度読んでも「私もこんなことがあったなぁ」と共感できる作品。

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2021年10月19日

ネタバレ 購入済み

お金を考えるきっかけになります

ラストが残念でした。人によっては、良かったと感じるかも知れませんが。お金の事を考えるきっかけにはなりました。

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2022年01月23日

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