【感想・ネタバレ】信長、天が誅するのレビュー

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Posted by ブクログ

信長を敵側から見た連作集。桶狭間に散った井伊直盛、長政が嫁お市、長島一向一揆を率いた本願寺坊官 頼旦、信玄が死後の武田勝頼、そして本能寺にいたる明智光秀
それぞれに魔王信長と対峙した物語が新鮮で面白い。

第一章 野望の狭間  桶狭間合戦は徳川のみならず井伊家にとっても、運命の決戦だった
第二章 鬼の血統  浅井長政に嫁いだお市は名実ともに長政の嫁として子に思いを残した
第三章 弥陀と魔王 『進者往生極楽 退者無限地獄』の旗印は信長には通じず
第四章 天の道 勝頼はおいつめられても最後まで自決せず闘った  
第五章 天道の旗  光秀は信長と共に道を進んでいたが… 

旅なるを 今日は あすはの神もしれ 光秀

「あすはの神」は、 『万葉集』巻二十に「庭中のあすはの神に小柴さし我は斎はむ帰り来るまでに」とある神

小説は解釈違い?

奈良工業高等専門学校 研究紀要 第55号(2019)
『愛宕百韻』の注解と再検討 勢田 勝郭





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2023年01月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

信長と関わりを持った5人の人物について描かれており、その時々の心境や各々の信長評が描かれていた。特に、最終話の主人公は、これまで多くの作品で描かれていた人物像とはやや異なる姿で描かれており、とても強く印象に残った。
同日発売の、木下昌輝著の「信長、天を堕とす」と合わせて読むと、より面白さが増す作品だった。

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2021年08月30日

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