【感想・ネタバレ】わたしたちに手を出すなのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

おもしろい!
ティーンエイジャーのルシアにはイライラさせられるが、そういえばこれぞティーンエイジャーだよな。ウルフスタインがとてもとても魅力的。
リナのつくる料理(ブラショーレ)が美味しそう、ラストは特に幸せな空腹感。

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2021年11月04日

Posted by ブクログ

アラフィフ女たちのふとしたことからの逃避行の物語。きっぷがよく気持ちいいウルフスタインは元ポルノ女優で60歳。新しい友人の誕生が清々しい。

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2021年12月07日

Posted by ブクログ

言い寄ってきた老人を灰皿で殴り倒した未亡人のリナ

エイドリアン(リナの娘)は愛人のリッチーがマフィアから金を強奪する計画に乗ろうとする。

助けを求め娘の家を訪ねるも
娘はリナに反発しているため、リナはエイドリアンの家から追い出されてしまう。そこにたまたま隣に住んでいた元ポルノ女優のウルフスタインがリナを家に招き入れる。
エイドリアンと愛人の計画に反発したリナの孫娘ルシアもウルフスタインの家に転がり込み…

「ウルフスタインに騙された男」や
突然現れた「ハンマーを持つ殺し屋」達がでてきて、話しがどんどん悪い方に転がっていく…

思っていたよりも暗い話に向かうかと思いきやそうでもなく、ウルフスタインのユーモアと下ネタで緩やかに進む。

マフィアのボスだった夫の悪事に目を背けてきたリナの苦悶、ルシアの自由になりたい!けどまだまだ若いので…寂しい"お金で買えるもの"しか想像のつかない自由とか、ウルフスタインの豪胆だけど過去の栄光に縋り付いてしまう…けど、負けてたまるか!みたいな強さが熱かったです。

ただ出会って「気が合いそうだから」で始まった「ドライな友情、でも熱い」物語でした。
解説にありましたが、スマートフォンが現れる前の時代に設定したことにより、全体的に逃走劇の緊迫感を緩めて「女達の友情」に焦点を当ててたのが良かった。
一人一人(リナ、ウルフスタイン、ルシア)を主人公にして書いてもいいのですが三人の視点に切り替えて全く違う考え方で物語が進んでいくのが面白かったです。スピード感は前述の通り緩めてるので「勢いを止めてしまう」みたいな感じもしなかったのが上手い。

追記:ポルノ男優の話で、ジャクソン・ポロックの名前が出てくるとは思いませんでした…
本にはミステリーって書いてあったけど、なんだろ?ルシアの親が誰か?ってことかな?

ラストシーン、良い…(お腹すいた)

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2021年09月05日

Posted by ブクログ

カッコいい女性たちのドタバタ珍道中かと思ったらそういう感じでもなく、巻き込まれた人々があっけなく殺されたり、主人公がジメッとしていてなんだかスカッとしない話だった。元ポルノ女優が良い味出してて、それがスパイスになって読み進められた。

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2022年02月28日

Posted by ブクログ

祖母リナと孫娘ルシア、リナと意気投合したウルフスタインの女三人のロードノベルになるのかと思いきや、饒舌な妄想と共に一筋縄ではいかない。死体たくさんでドタバタします。

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2021年12月12日

Posted by ブクログ

面白かった。理屈ではなく全身でこんな小説を望んでた。さすがアメリカとでも言うような活劇。
笑って憤慨して読み終えた。

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2021年09月19日

Posted by ブクログ

電車時間が長かった時に一気読み。
プラトニックな友情って、一番ロマンティックかもしれないなぁなんて思いながら読みました。それこそ不要不急だけれどもだからこそ、その価値が高い、みたいな。

とは言えマフィアの奥さんは大分自分中心に動いて居ると思うし、元詐欺師は随分と行き当たりばったり過ぎない?というのが本音の所。そしてハンマーで人を殴り殺すのは、効率悪い気がするけどその辺りはポリシーだから仕方ないのか?16歳(だったかな?)のティーンエイジャーはこのままだと娘の二番煎じにならないかとちょっと心配。あの後どうなったんだろう、という辺りで終わらせるのが良い幕切れだったと思います。

まぁ色々とそれどうなの?的なエピソードも多いんですが、面白かったです。

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2021年08月22日

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