【感想・ネタバレ】君は僕の後悔 2のレビュー

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ネタバレ 購入済み

今巻は水野藍衣ではなく、小田島薫と浅田結弦がメインのお話し。
結弦が心変わりしたとか浮気の話ではなく、友人として薫の事をほっておけなかったって事になるけど、他所様の家庭の事情に首を突っ込む話なので上手く纏まったから良かったものの、一歩間違えれば…と言う気がしないでもなく…。
まぁ、行動せずに目を瞑ってしまったら、後悔ネタになる可能性高かったんでしょうが…。

水野藍衣に気があるのかと思われた安藤壮亮、1学年上で元サッカー部マネージャーの名越李咲と何かあったみたい…、且つこの名越先輩色々と曰くがありそうで、次巻で?

#シュール #ドロドロ #共感する

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2024年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 2021年11月刊。高校生・結弦(ゆづる)が、中学時代に別れた、不思議ちゃん系の恋人・藍衣(あい)と高校で再会し、彼女との対話を経て、互いの距離感を掴むに至ったのが、前巻。
 本巻は、結弦と同じ読書部に所属する同級生・薫の家庭の事情にまつわる物語だ。彼女が何かしらプライベートで問題を抱えているのは、前巻で匂わされていたが……。
 本巻で明かされたのは、彼女の母親の放埒な男性関係という、かなりヘビーな事情だった。しかし「母親の愛人に、薫が性的関係を強要される……」という最悪の状況にまではいってなかったので、そこは一安心。
 閑話休題。「結弦と藍衣が心を通わせた以上、結弦に恋愛感情を抱いている自分は、彼に苦境を訴えることできない」と自分の気持ちに蓋をし、自縄自縛のまま、苦悩する薫の心情がいじらしく、読んでいて辛かった。
 そんな彼女が、結弦との海への逃避行の果てに、彼の献身(お節介ともいうが)によって、かたくな心の壁が決壊し、互いの心情をぶつけ合い、二人して号泣する場面は、本書の白眉だ。そこから万事が円満解決のエピローグへ至る道筋は、そこまでの展開に、あまりにも閉塞感があふれていただけに、カタルシスが半端なかった(薫の常食であるカップラーメンという小道具の使い方も絶妙で、感心した)。
 自分の恋情と唇(笑)を、結弦にぶつけた薫。本妻(?)・藍衣も、薫に正々堂々と渡り合う構えなので、どちらを結弦が選ぶのか、今後の展開を注視したい。
 次巻は、本巻より登場した、自傷癖のある李咲(りさ)先輩に、結弦が関わる話になるのだろう。これまた先輩は、相当ヘビーな事情を抱えていそうなので、結弦が、どのように彼女を「解放」するのか、楽しみだ。
 また本来、天然系の藍衣が、李咲を「怖い人」と評したのが、かなり意外だったし、何故、そう評したのかが気になったのだが、果たして……?

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2022年05月17日

gea

ネタバレ 購入済み

面白い

小田島が終わったからつぎはきっと名越先輩だと思うけど、次の話次第では作品の良し悪しが一気に決まるかも。とりあえず、今のところ面白いです。俺ガイルハマった人なら少しだけ別視点になっただけだから、ハマるかも。

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2021年12月23日

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