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Posted by ブクログ
こどもの頃に読んだきりでした
ちょうど地元であべ弘士さんの原画展があり
その際にシートン動物記を描かれていると知り
迷わずロボを選びました
こどもの頃の記憶はあいまいで
大きくて恐ろしいオオカミという印象しかなく
絵本で読み返してみたら、、、
こんな悲しいお話しだったのか、と
自分たちの都合で動く人間と
自然界に身を置くロボとの命がけのかけひき
ほんとうは、住まわせてもらっているのは
人間の方なのにね
ロボが気高く賢い知恵者だとするならば
愛する者で誘き寄せるなんてやりかた、
心がえぐられたまま戻らないのは当然だと
読みながら、しかたなかったことなの?
と憤りすら感じて泣けてくるわ、、、
シートン先生よぅ、、、
訳者が記載されていないから
あべさんが解釈しながら絵もつけたのでしょうか
解釈はともかく
動物と長く過ごしてこられたあべさんの、
自然への敬意は、当然のように
描かれた絵から強く伝わってきます
愛おしさと尊敬
繊細でいてダイナミック
おとなになって、あらためて手にした
シートン動物記と
あべさんの絵本で再会できたことを
喜ばしく思います
シリーズで揃えようと思います
Posted by ブクログ
小学校の時読んだシ―トン動物記。その後読んだ白土三平の漫画のシ―トン動物記。いずれも心に残る名作だったが、あべ弘士のオオカミ王ロボ、涙が出て来るなぁ。また、良い本に出会えました。
Posted by ブクログ
シートン動物記をあべ弘士さんの迫力ある絵で。賢く強いオオカミのロボ、5年で2000頭もの家畜を食べてしまう悪者なのだから、この終わり方は仕方ないのかもしれないけど、ロボもロボの奥さんも生きていてほしいと思ってしまう。たった1つの泣きどころが妻だなんて、なんてかっこいいんだロボよ。シートンめ!とつい思ってしまう物語。