【感想・ネタバレ】自分の〈ことば〉をつくる あなたにしか語れないことを表現する技術のレビュー

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Posted by ブクログ

ことばで自分の考えを表すということに昔から苦手意識を持ってきたが、この本を読んで、苦手だからだめということはなく、この世には世界の人口分のオリジナリティや考え方があり、それを深めたり表現する権利は誰にでも平等にあって、それはいつからでも磨くことができるのだということに気づかされた。
今は何でもぱっと調べられて情報収集が容易にできる時代だが、まず内側に意識を向けて自分の持っているテーマに気づくこと、またそのテーマについて人と対話してみることで、自分の気持ちや意見が明確になってくというプロセスが表現することにおいては大事である。
レポートを書く学生さんや社会人、何かを表現したいと思っている人全てが読んでためになる本のように思う。

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2022年09月06日

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ネタバレ

トピックとは、出来事や事柄の話題のことであり、テーマとは、その課題を検討するための主題。

テーマを立てたときに、既に自分が本当に言いたいことがすべてわかっているわけではなく、暗くて長い退屈な道を歩く(テーマについて自分と向き合う)ことによって、もやもやしていたものが明確になっていくものである。

「その過程が人の成長過程で、その結論によって自分という一人格が形成されていく」「表現活動という行為の一つの目標は自分で自分を納得させるためである」という筆者の主張に共感しました。

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2021年09月12日

Posted by ブクログ

自己理解を深め、自らの《自由》を実感できるようにするために、自由の相互承認の感度を高めるための思考と技術。

この本を読んで自分なりに考えたこと。
小手先の文章術や会話テクニックではなく、
何のために自分のに〈ことば〉を表現するのか、本質的に考えられています。

これから何度も読み返したい本。

話のデザインという著者の本も再読したいと思います。

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2021年08月22日

Posted by ブクログ

オーディブルで拝聴。オリジナリティや自分にしか伝えられないことは自分の中から湧いて出てくるのではなく、他人とのやり取りの中から見えてくるものである。ラリーをする相手がいないとそれは磨かれていかない。あるいは、多数のコメントか。
ところで「真剣に語り合う」みたいな機会はどこにあるんだろうか。それが見つかるまでいろんな組織に首を突っ込んでみることが必要だろうか。

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2022年08月28日

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自身のキャリア、今後どうしたいのか。
自分の言葉で思考する文献として購入。

■感想
・自分のテーマを確立し、今起きてることと
 "繋げる自分ゴト化力"の大切さ
・内言と外言の認識と活用※自分は外言が弱い
 他者にFBを、もらう機会と対話の量を増やすべき
・「なぜ」を問う理由は自分の主張をはっきりさせ、
 自他共に「自分何がしたいのか。」を明確にする為
・感じたこと、思うこと、自由表現の大切さ
 周囲を気にしない

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2022年07月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分のことばをつくる

そのために大切だと思ったのは2つ。
まずはなぜ?と自分のことを掘り下げること。
これは意識していないとできないことだ。

なぜ自分はこのことに興味があるのか。
なぜ好きなのか。なぜ嫌なのか。
日常で感じる自分の心はなぜこのことに反応するのか。
そうやって深掘りしていくことで
自分への納得感が高まり、経験がさらに
自分ごととして昇華していくのだと思う。

次に、やはり対話だ。
表現、というからには相手の存在が欠かせない。
表現する力とは伝える力でもあり、
相手を見る力でもあるのだなと思った。

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2022年05月07日

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田中泰延氏の「読みたいことを、書けばいい」と「会って、話すこと」、阿部広太郎氏の「心をつかむ超言葉塾」などの自己表現術の本と、岸見一郎氏の「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」で紐解かれたアドラー心理学を読んでいたことで、本著の内容がスッと入ってきたというのが、個人的な読後感である。

おそらく、自分の想いを形にして表現するという作業の本質的な部分には、通底する哲学があるということなのだろう。
そして、そういうもの求めている分、そういう哲学に会う機会も増えているのだと思う。

そしてもっと「表現したい」自分がいることにも気付かされるのだった。

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2021年11月19日

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言葉で表現するには、自分の考えていることを明確にすること(思考)と、他者に分かりやすく伝えること(表現)の、二つのプロセスがあるそうだ。アウトプットして他者とやりとりすることで、自分のオリジナリティが出来上がっていくという。自分の深い考えにたどり着くのも、他者に的確に誤解なく伝えるのも、つきつめていくとなかなか出来ていないことに気付く。失敗を恐れず、アウトプットを重ねていきたい。

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2021年11月18日

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◎面接、プレゼン、英会話とかで勉強になる本

自分の言葉を作るとは、自分のテーマを持って自己及び他者と対話すること。この本で言いたいことはこの一言に尽きる。

考えることと言葉にすることのプロセスを理解し、自分の言いたいことを探り、他者に向けてメッセージを発信することでその力は確実に向上する


p42
日常生活の中でさまざまな興味関心のヒントを得る

→そこから自分の好きをみつける
→問題関心から問題意識へ
なぜ?を使う
→テーマが見つかる

主張と経験はセットで!

自分のテーマを発見する
自分のテーマを表現する
自分のテーマで対話する

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2021年10月18日

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プレゼンの方法論的なものかと思っていたら、表現するとはどういうことかの哲学的考察から入っていくのが本の構成として面白かった。ただ、何か革新的なことが書かれているわけではなかった印象。自己を表現するためには内なる声に耳をすますことも必要だが、いったん外に表現して出してみて、会話や他者の反応を見るなど壁打ちを繰り返さないと磨かれない。

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2024年05月14日

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ネタバレ

伝えたいことは理解できる。
「表現をする」とは「言葉にならぬ何か?」を他人に語りを試みて、再び自身に映し出すことで、次第に形にしていく作業。言葉を創る作業。

しかし、それが非常に読みにくい。観念先行。
ほぼ日で連載されている山田ズーニーさんの文章の方が伝わってくる。なんなのだろう。この違い。

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2023年10月08日

Posted by ブクログ

伝えたいことをうまく表現できないもどかしさから手に取った。
思考と表現することはサイクルが必要、というのは、自身の思考しては書くを繰り返すことで文書が洗練されていく経験からも、強く共感できた。
また、他者から質問を受けたり、逆に考えを聞くことで自分にはない視点に気づき、より具体的に表現することに繋がるのは、試してみたいと思った。

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2022年03月05日

Posted by ブクログ

自分には新しい学びは無かったです。ジャーナリング等試した経験がある人は同じ印象かと思います。

自分の言葉とは、生きる意味、オリジナリティだと。他社との対話で解像度が上がると。
要は言語には限界があるから、せめて一人の言語ではなく他者を交える事で、言語化できる概念の幅を広げられますって内容だと捉えた

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2021年12月17日

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