【感想・ネタバレ】国語学史のレビュー

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Posted by ブクログ

 1940(昭和15)年に刊行された本書は、日本語について研究され・語られた「学」の言説の歴史を概説したものだ。
 私の興味関心の中心からはちょっと外れていて、前半あまり面白くなかったが、国語学史上のヒロイックな存在である、本居宣長、富士谷成章から本居春庭などの登場するくだりは俄然面白くなった。この近世末期の国語学において、私たちが高校で暗記させられた古文の「サ変」などの活用表が形成されるのである。このへんの、学問の躍動の歴史を先生が教えてくれたら、古文はもっと面白くなっただろう。

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2018年12月23日

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