感情タグBEST3
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日頃よく子どもに言ってしまうような言葉が紹介されており、それがなぜいけないのか、ではどのように子どもに伝えたらいいのか、が分かりやすい文章で綴られていて読みやすかった。
読んでいて、思っている以上に自分は人に迷惑をかけたくないということが行動原理になっていることを自覚…。最大のデメリット、助けを求められなくなるというのもめちゃくちゃわかる…!他の人をわずらわせたくなくて、助けを求めるのがいまだに苦手な自分にはものすごく頷けることがたくさんあった。
参考にしつつも、がんじがらめになり過ぎず実践していきたい。
まだ先の長い子育て期間、これからも折を見て繰り返し読み直していきたいなぁと思います。
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ビリギャルの著者が書いた新書。
完璧であれ
他人を喜ばせ満足させよ
努力せよ
強くなれ
急げ
ついつい言ってしまうこういう言葉。過度になると子供達は「こうすべき」に縛られて身動きが取れなくなってしまう。
できているところに注目したり、その子が大切にしていることに合わせてやる気が出るような動機づけをすることで、自ら考えて動ける子が育つ。
具体的には…
1.やめなさい、迷惑をかけるなというスタンスは消極的道徳。
それに対して、周りの人がハッピーになるように行動しなさい、困っている人がいたら助けなさいというスタンスは積極的道徳。
日本では前者的な声掛けが一般的だが、後者はプラスの意識を他者に向けることができる。
2.「あなたはいつも〇〇」と言ってしまうと、私は〇〇なんだとますますそうなってしまう。代わりに「今回は〇〇だったね、次は…」と今起きたことについて話をすると良い。
3.何回言っても伝わらないことはやるべきことのイメージが伝わっているかを確認する。そもそも何をしたら良いのかわかっていない可能性もある。
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親の言葉が呪いにならないように
気をつけるべき声かけがたくさんあった。
特に「人に迷惑をかけない」とすると
何も動けなくなってしまうのはその通り。
「誰かを助けてあげればいいよ」
「迷惑をかけられたら許してあげればいいよ」
の方がみんながハッピーになれそう!
ついつい「水たまりあるよ」と先回りして
声かけしてしまっていたので
本当に自粛しないと指示待ちっ子になってしまうと恐怖を覚えました。
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褒めたら調子に乗ってしまうのではと心配する必要はない。むしろ、子どもが調子に乗るくらい褒めれたら親の褒め力がすごい。常に褒めまくってるか、褒めるのが上手いかだ
その子のワクワクするジャンルの最上級の目標を見つけさせてあげる
子供に何かをやらせる場合、親ができることほど、親はイライラする、子供のたどたどしい部分が目につくから。一方親もできないことだと、おおらかに見守って、できたところを発見して褒めるが自然とたくさんできている
(大人目線で簡単と考えて子供には難しい作業である)靴を早く履けというとか、大人は子供だった頃を忘れてる。
おすすめトレーニング。子供の目線で動画を撮って、最後子供を抱きしめて終わる。、こんなに地面に近い目線で生きてるのかと驚くはず
何度言ったらわかるの?と思ってしまう人へ
著者の実験では平均500回言ったら子供はわかってくれます。なので親は習慣化するまで根気よく言い続ける。2.3回いったくらいで習慣化するわけないという事実を知ること。
いいかげんゲームをやめなさい は 罪刑法定主義になっていない事が、問題。
やる気があるからやる はよくみんな勘違いしてる
大人だって子どもだって誰だって、やるからできるようになりやる気が出る
やる気は行動の後に生まれるもの はじめる前からやる気など存在しない
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「人に迷惑をかけるな」と言うと、人に助けを求められなくなる。「迷惑はお互い様だから、困っている人がいたら助けよう」と言う。
子どもに失敗させて学ばせる。
子どもを1人の個として尊重する。認める。信じる。
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納得できる事例が多くて、するすると読めました。
私の以前の上司は完璧主義者で、何をやってもダメ出し満載の人でした。今の上司は、「できることをやって、間違ってたら『ごめんなさい』て直せばいいんだよ」とおおらかで、やりたいと思うことを躊躇なくやらせてくださる方です。正しい道に導くことだけが正解ではないのだと、身をもって学びました。
骨の髄まで染み込んだ「迷惑をかけない」体質を直していくのは至難の技ですが、自分のためにも周囲の人のためにも意識していきたいと思いました。
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定期的に読んで反省しないといけない本。
子供に親の意見を押しつけない。一緒になって考える。
親だって不完全だということを認めて、子供と一緒に、これからくる不確実な時代の冒険を楽しもうと思う。
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ハイライト (黄)位置No. 381しかし、選択肢が多くても、自分で選ぶことができないのでは意味がありませ
ハイライト (黄)位置No. 382自分で選ぶことができるようになるためには、「自分には価値がある」と感じていることが重要
ハイライト (黄)位置No. 512僕は娘に「You're my treasure.(あなたは僕の宝物だよ)」
ハイライト (黄)位置No. 512毎日伝えています。子どもに、「自分には価値がある」と感じてもらうこと。これをとても大切にしています。 自分の存在に価値があると思えたら、「私はこう思う」と意見を言えるようになり
ハイライト (黄)位置No. 622周りの人に言われた通りに動いたって、別の人には文句を言われる。結局、何をしても非難されるわけ
ハイライト (黄)位置No. 623すべての人を納得させることなどできません。それなら、自分がやりたいようにやるのが一番
ハイライト (黄)位置No. 624何をしても責められるようなギスギスした社会を変えていくには、「恩送り」
ハイライト (黄)位置No. 714特殊な例が個人的な事情であるほど、合わせる必要はなくなります。 個人的な事情を優先させることで、社会全体の効率が悪くなるという状況を「社会的ジレンマ」 と言い
ハイライト (黄)位置No. 745失敗こそ、学びのチャンスです。そして、失敗を乗り越えるほどに、失敗に対する耐性も身につきます。 子どもの頃にたくさんの失敗をさせてあげたほうがいいの
ハイライト (黄)位置No. 824社会ではいやでもDoingとHavingで評価されるのですから、親くらいはBeingで評価することが重要なんです。「何をしたってあなたが大切なのよ、あなたは素晴らしいのよ」と言ってくれる人がいることは、心のセーフティネットになり
ハイライト (黄)位置No. 1371ですから、ネガティブであれポジティブであれ「あなたは~だ」「いつも~だ」という言い方ではなく「今回は~だったね」 と言うべきだと考えています。過去と今を切り離して話すのが大事
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子供はいませんが、タイトルに惹かれて購入。
「人様に迷惑をかけるな」とよく耳にするけれど、そんなの無理ちゃう…?と何となく感じていました。
「迷惑」といっても、いわゆる迷惑系ユーチューバーのような、故意に損害を与えるような迷惑ではありません。
人に相談したいことがあっても、相手の迷惑になるかもと気にし過ぎて、言い出しせなくなってしまう。ひいては人に頼れなくなり、一人で抱え込んでしまう可能性があるんですよね。それを優しい文体で言語化されていて、「そうそう!」と頷きながら読みました。
筆者のおっしゃる通り、迷惑はおたがいさま、困ったときは助け合おう、というのが社会のスタンダードになれば、もっと生きやすい人が増えるんじゃないでしょうか。そうなればいいな。
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子供に対しての伝え方や、言い回しが事例が多数あり参考になります。
全てが腹落ちするか?という部分まで考えず、子供へのコーチングという本では良い一冊でした。
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子どもの教育、子どもに対する言葉の使い方について
よく子どもに対して行っている言動が、その子のためと思ってやっていても、逆効果になっていることがあり、具体例を挙げながら解説。
心理学やコーチングの知識を基に書かれていて、参考になりそう。
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人に迷惑をかけるな、とまでは言われなかったけどその思想を持ってる世代が田舎の人では多いのではと思ったり。
自分のことは自分で解決し自己完結で積極的に他人と関わらないタイプの母親で育ってきたので参考になりました。
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二児の父として読破
良く言ってしまうことが「ダメ」と書かれており結構効いたが、理論的に”そうだよな”と納得できるものだった
が、半分は”子育てはそんな簡単にいかねえよ”というもの
人に迷惑をかけない(=自分を抑えた)子、か迷惑をかける(=自分がやりたいことをする)子、のどちらか一方は選べないが、やりたいことをやれる子になって欲しいと願うのが親心だと思った
個人的に面白かったのは「何度言ったら分かるの!」の答えは532回です、という一節
お怒りの親に”冷静になろうよ”と語り掛けているのかなと感じた
Posted by ブクログ
一つ一つ、親が言ってしまいそうなことに対してのアドバイスだったり、なぜ言ってしまうのか、なぜ言っては行けないのかが明確に書いてあってわかりやすかった。
そして読者に寄り添っているような書き方があったのでとても愛を感じた。
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親から子への言葉がけの大切さを感じました
迷惑はお互い様
困ってる人がいたら助けよう
周りがハッピーになる行動を
今は〜の時間だよ
早くするにはどうしたらいい?
ワクワクする声掛け
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日本人なら「あるあるの言葉がけ」であるが、それがどのような影響をもたらすかについて、心理学の観点から述べてくれている。
心理学に興味があるので、個人的にはすんなり腑に落ちた。
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分かってはいるけれど、やっぱりかけてしまう、この呪いの言葉たち。改めてこの本を読むことで、ハッとさせられること多数。
以下、備忘録。
●生きづらさを助長する
× 人に迷惑をかけるな
○ 迷惑はお互いさま。困っている人を助けよう
●はしゃぐ子どもに何を言うか
× やめなさい
○ 周りの人がハッピーになるように行動しなさい
●うまくいっても満足できなくなる
× 褒められて調子に乗るな
○ 調子にのるくらいなら褒めてみる
ほか、欲しいものはプレゼンさせる、親の仕事を見せる、親が楽しそうに生活すること、自分で判断させる、ルールを決めさせる、大きくなっても絵本を一緒に読む、他人の前で子どもを貶さない、あなたは〇〇が苦手よねと呪いをかけない(今回はこうだったね、という)、ダブルバインド「人生脚本」をつくらない、すごいやる気あるじゃん!と声かけ
等々…
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挙げられているNGワードのほとんどが日頃声かけしていて反省しています。
大人目線で話していたことが原因かと思います。(この言葉で理解してくれるだろう、とか早くこの状況から抜け出したいの思いでその場限りの嘘をつくなど)
実際に子供にはどう響いているのかそういったことがわかりやすく書かれていて参考になりました。
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シンプルな言葉だけど確かに言ってしまいがちな言葉たち。
伝え方を少し変えるだけで、受け取り方やひいては価値観形成がぐんと変わってくる。
育児だけでなく、普段人と接する時にも受け取り手にどう感じて欲しいかを考えながら言葉を選ぼうと思える一冊でした。
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興味深く読んだ。
多くの親御さんはよく「選択肢を増やしてあげたい」とおっしゃいます。頑張って勉強して学力を上げるのは、将来の選択肢が増えるからというのも1つの大きな理由です。
しかし、選択肢が多くても、自分で選ぶことができないのでは意味がありません。自分で選ぶことができるようになるためには、「自分には価値がある」と感じていることが重要です。
(p42〜43)
子供が社会人となって、子育てが一区切りついた今、実感として本当にその通りだと思う。優れている何かを身につける以前に「自分には価値がある」という感覚が土台に据えられていることがとても大切だ。
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私と夫の子育てで大切にしていることに
「人に迷惑をかけない」ということがある。
そんな私たちにジャストなタイトル。
子どものためを思ってかける言葉が、逆効果になることがあるという恐ろしさ。
・親の言葉が、「思考と認知」を作る
★「苦手だね」というと苦手意識を持ってしまう
・グローバル時代は空気を読むハイコンテクストではなくコミュニケーション能力が大切
・親は完璧でなくていい。ティーチングではなくコーチング
・一緒に学んで成長する
第1章「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない
⇒自分から動けなくなる呪い
×「人に迷惑をかけるな」
〇「迷惑はお互いさま。困っている人がいたら助けよう」=恩送り
×「やめなさい」
〇「まわりの人がハッピーになるようにしなさい」
×「ほめられて調子にのるな」
〇「調子にのるくらいほめてみる」
第2章「今忙しいからあとで」と言ってはいけない
⇒自分の気持ちを伝えられなくなる呪い
・自分で考えることを促す
・その子にあったワクワクを提示する
・忙しいのはなぜか、いつまでなのか具体的に伝える
・守って欲しいことを命令ではなく、話し合ってルールにする
第3章「うちの子なんて…」と言ってはいけない
⇒自信を失わせる呪い
・「この子は~だから」とラベリングしない
第4章「勉強しなさい。集中しなさい」
⇒やる気を失わせる呪い
・教える側は根気が必要。でも肩の力を抜く
Posted by ブクログ
まずね、表紙が怖くないですかね?首絞めているようにしか見えなくてさ。
可能性を奪う、拮抗禁止令と13の禁止令
Lちょっと多いな・・
「完璧になるように、我慢し、他人を喜ばせ、早く、努力し、強くなるのよ」
・選択肢を増やしてあげたいと思う親心であるが、「本人が選択する力があり、それが使えるか」が重要
・英語では「以心伝心(察する)」とは「テレパシー」笑。日本人は忍者ではなく超能力者だったかw
・ティーチャーからコーチへ。教えるから支援・応援するへ。
L情報社会で「教える」はムリ。一緒に学び、ワクワクを共有する。
・何をしても責められる社会…というかマイナスにとらえディスリがちな我が国
L人に迷惑をかけてはいけない→人に助けを求められなくなる→困っている人を助けよう→恩は送り回そう
・公正世界仮説…こういう文字にするとSFの世界感あるなあ。
Lみんな一緒が一番マン
L行動にアレコレ言うよりも、周りをハッピーにさせることを言う…これ以外とむずかしいかもしれないなあ。
×「将来なりたいものはないの?」×「水たまりがあるからよけなさい」×「何回言ったらわかるの?」…etc
子どもに言いがちなセリフ色々にダメ出しをしていく感じ。
特に気になった切り返しは以下。
→お財布事情は話過ぎるとクリエイティビティを損ねる恐れがあるが、基本的には一緒に考える&お金は回りものという力があることを教える
→夢は職業ではない。最上級のワクワクとキラキラを提示する。
→親の一貫性が大切。筋を通せば交渉ではなく習慣(ルール)になる。
→大声を出したり、嘘やごまかしをしたり、脅したりするより、こどもと取引をする。
→「頑張って」は課題やどうやったらよいかがわかっていないと響かない
L数学が苦手だから頑張って!_計算?方程式?文章題??
→習慣化までの声掛けの回数は532回!!!!
→やる気があるからやるのではない。できるようになったからやる気が出る。
ありがとうございました。
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ビリギャルを書いた「坪田塾」塾講師の方の子育て本。
わかりやすいし、面白くて良かった。
NHKの『ワルイコあつまれ』に出演されていて、お話がともて面白かったので、読んでみた。
でもちょっとだけ理想論・・・だなぁと。
まぁ、塾の先生だからね。
学校の先生じゃないから、これでいいんだと思うけど。
金銭的に余裕があれば、子どもを通わせてみたい塾だな、と思ったよ。
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4に近い3評価。もし私が幼少期に戻って母親からこの書籍を基にさまざまな声かけを受けていたら、私という人間は変わっていたのだろうか?変わっていないのだろうか?変わっていたらどんな人間になってたのかなと漠然と思った。私と関わる人に対して子どもに限らずふさわしい言葉の選択ができたらいいなと思った。
Posted by ブクログ
なんでも言ってしまう、なんでもやってしまうことは愛があっての行動ではない。
自分が嫌な気持ちにならないために、そうしてしまうのである。
本当に子どもに愛があるのであれば、黙って見ていることができるのである。
多少の失敗は経験させるものなのである。
Posted by ブクログ
ボクは子どものころに何度となく「迷惑をかけるな」と教えられた世代だが、常々、大人になってからも同じように考えて生きている人はどうなのかと思っていた。
分別のつかない子どもだったからこそ、親はやむを得ず「迷惑をかけるな」という言葉を使っていた。何が迷惑になって何が迷惑じゃないのか、想像すらできない幼少期には、それこそ仕方がなかったわけで、大人になっても変わらず「他人に迷惑をかけちゃいけない」という考えに固執している人は、メンタルは子どものままだと思う。
ボクは著者とはちょっと違って、子ども時代には「迷惑をかけるな」という声がけも仕方ない部分もあると思っている。
しかし、大人になったらそうではいけない。
誰ひとりとして、誰のお世話にもならずに生きている人間などいないことを、頭だけでなく心で感じれるようにならなければならない。みんながみんなお互い様ということをしっかり認識し、迷惑をかけてしまったらしまったで、その返礼が出来るように努力し、そして自分なりにお返しをする。それが大人というものだと思う。
本書の内容は、子育て中のパパママによく見られる発言に、ひとつずつ代替案を示すものになっている。タイトルの項だけでもかまわないので読んでみてほしい。きっと何か得られる人も少なくないと思う。