【感想・ネタバレ】落合博満論のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年09月10日

落合博満は魅力的だ。
野球については全くと言っていいほど、気にかけることはなくなったけれども、様々な選手、監督たちの人間的な魅力もまたプロ野球界を支えているのだなあ。

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Posted by ブクログ 2022年07月30日

やっぱり落合は面白い。
御本人が書いた本も面白いけど、
他ジャンルの名人が書いても
充分に面白い、面白くなる素材なのだと思う。

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Posted by ブクログ 2021年10月06日

ねじめさんによる、落合賛歌。形を変えた、長嶋賛歌でもあります。川相選手が語る、落合監督の話、秀逸ですね。また長嶋巨人時代、投手交代等に関わりピッチャーマウンドに堀内コーチやってくると、その近くに落合一塁手が寄り添うように立ち、コーチと投手のやりとりをじっと見ている(聞いている)、という風景には、ある...続きを読む意味、凄みを感じます。堀内コーチ、やりにくかったでしょうね。★三つ半で、★四つです。

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Posted by ブクログ 2022年10月31日

今、野球解説者の中でもっとも実況解説を聞きたいと思わせるのが落合博満。ぶっきらぼうな物言いだが、深い意味がある。当たり前のことではなく、誰も気づかないことに注目する。とにかく解説内容が為になる、聞いてよかったと思わせる稀有な存在。
ねじめ正一「落合さんはやっぱり敵の中に入って光る人。だから、自分は嫌...続きを読むわれているという思いがあると思う。」
もしかして、むしろ嫌われる様に喋っているのでは、という気さえする、群れを嫌う孤高の野球職人。
彼は小さい頃から野球の才能に恵まれるも、上下関係や練習嫌いでなかなか才能が開花するチャンスが来ない。高校の野球部監督の口利で受けた東芝府中の野球部も臨時工という身分。そんな雑草が日本の球界を代表する選手になる様を、なぜ今まで誰も映画化しないのが不思議な位です。
本書の対談相手冨士眞奈美「落合さん、宮本武蔵の『五輪書』みたいなものを書けばいいのに」にも賛成です。
「落合博満、変人の研究」に続く著者の一方的で屈折した落合愛を感じさせる作品です。

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購入済み

落合ファンということだけ伝わっ

2021年12月23日

内容は濃くないです
落合が好きなんだとだけ感じる内容でした。
同じ落合ファンとして一読したかったので読んでみました

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Posted by ブクログ 2021年10月10日

ラブ落合の本。監督当時は、強いけど、面白くない。との評判が弱いと待望論がでてくる。素の落合は、いい人なんだろう。

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Posted by ブクログ 2021年10月01日

「凄い人」は沢山いて「尊敬する人」と「なりたい人」がいる。

落合博満氏は自分が持っていないものを持っている「尊敬する人」の一人だ。

「凄い人」だと思うが「尊敬する人」でもなく「なりたくない人」もいる。ホリエモンなどがその代表例だ。
落合博満氏は「なりたくない人」ではないが、なりたくても「なれない...続きを読む人」だと感じる。
「落合氏ならどう考えるか?」がほぼ分からない。
どういう人なのか理解できないのだから、落合氏のようには絶対になれない。

本書は、
「サンデースポーツ」での落合博満と山川穂高の対談。
および、ねじめ正一と川相昌弘、女優:冨士真奈美、絵本作家:武田美穂との落合博満に関する対談。
をざっくばらんにまとめたもので、落合博満のことが好きな人達のおしゃべりのような内容になっている。

NHKでの落合博満と山川穂高の対談番組は私も見たが、何かしっくりしないなあと思った。

落合は1953年12月生まれで、プロ野球の現役期間は1979年-1998年。
山川は1991年11月生まれだから、落合のプロ野球選手としての凄みはリアルタイムに肌で感じてはいないはずだ。
今6歳くらいの子が、引退間近の福留孝介の打席を見て感じる程度の印象しか残っていないのではと思う。

落合本は常に気になり読みたくなるのだが、私には落合博満と山川穂高はどうしてもシンクロしないので、山川応援本になってしまっているのが残念だ。

本書で唯一「そうなのか?!」と思ったのは、「落合は女性の意見に耳を傾けるところがある。」という冨士真奈美さんの言葉くらいだった。

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Posted by ブクログ 2021年08月14日

それにしてもというか、あらためてというか、落合がドラゴンズ監督時代の8年間〈2004-2011年〉の成績はえげつない。全てAクラス。優勝4回・2位3回・3位1回。日本一1回。

とにかく強かった。しぶとかった。守備だけで銭の取れるアライバ・屈指の盗塁阻止率を誇る谷繁・強肩堅守のセンターアレックスオチ...続きを読むョアの鉄壁のセンターライン。エラー数、リーグ最少の45?! 3試合に1個しかエラーしないなんて、どこぞのチームとえらい違い。失点を少なく、相手より1点多く取る、言うは易し行いは難しの投手を中心にした守りの野球を徹底。〈名選手、名監督にあらず〉の言説を完全に覆す。

現役時代の落合にフォーカスすれば、オレ流調整を貫き、『三冠王を獲る!』と宣言して三度の栄冠に輝くも名球界入りは拒否した、まさしく孤高の天才打者。一方で、FA行使第一号に、契約更改で揉め年俸調停にと…拝金主義のイメージもつきまとうが、監督として文句のつけようのない実績を突きつけられると、落合監督待望論がまことしやかに語られるのもむべなるかな。

著者は現役・監督時代の落合を評し、『落合=ホヤ』論を打ち立てる。その理由は、食べるには勇気がいるが、一度口にするとその歯ごたえや奥深い苦味、滋味深い旨さのとりこになるから…だ。

ホヤを口にしたことはないが、例えとしてはよく分かる。現役時代からとにかく可愛げのない人だった。木で鼻をくくった話し方にその特徴はよく顕れている。監督時代は、親会社が新聞社であっても一切お構いなしにダンマリを決め込み、リップサービスという言葉は落合の辞書にはなく、終始煙に巻いた。

本書は、孤高の天才打者にして名監督である落合博満の淵源はどこにあるのか…。落合の媚びない群れない生き方を見て『あいうえ おちあいくん』という作品を描いた絵本作家 武田美穂、プレーヤーとして指導者として使えた川相昌弘、落合を敬愛して止まないライオンズの山川穂高、東芝府中野球部時代の元監督、プライベートで交流のある女優 冨士眞奈美を訪ねる。

本書の白眉は、落合と山川の対談番組を観た著者は、山川に岡惚れしてしまい、あたかも我が同胞を得たような著者はライオンズのファンではなかったにもかかわらず、山川の追っかけを通じてライオンズも注視。肝心な山川は一向に復調を見せず、ヤキモキ度は極限へ。『そうだ、山川のために和歌山県大地の落合記念館行こう!』と足を向ける…。

後半、落合探訪が聖地巡礼に向かうあたりから、確変するというか換骨奪胎していく。明らかに著者は山川に落合の気配を感じている…。『山川、三冠王を獲ってくれ!』と懇願。凄まじい落合愛。偏愛ながら、そこに至る展開は至極真っ当で、落合ならぬ落愛本でありました。

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ネタバレ購入済み

落合に捧ぐ

2021年07月03日

著者の落合愛が伝わる一冊。落合を待望すればするほど、非現実的なその可能性を前に、ただただノスタルジアを募らせるばかり。残念ながら新情報はそこまで多くない。話のダブり(繰り返し)が気になるのもやや難点か。

#ほのぼの #カッコいい

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