感情タグBEST3
Posted by ブクログ
オレたちひょうきん族が始まり、自分が子供の時に見ていたさんまさんが登場します。
遊びながら、めちゃくちゃ働きながら、めちゃくちゃ遊ぶ。
あの時代の特に芸能人の本を読むと必ず出てくる、早朝草野球への情熱ってなんなんだろ?今で言うなに?インターネット?
あと、麻雀も。消えゆく昭和の文化かも。
それはともかく、現在で例えるとM-1チャンピョンになった直後のような忙しい日々の中で、時代がさんまさんを漫談家からテレビタレントへと変えていきます。自分の記憶では「関西弁の出っ歯の、軽薄男」というイメージで、笑っていいともで喋りっぱなしだった。
本書では、いよいよメインになっていくオレたちひょうきん族の中で登場した、
ブラックデビル、アミダばばあ、ナンデスカマン、ナンデンネン タケちゃんマンのライバルとしてのキャラクターについての記録も嬉しいです。
弟の死と日航機墜落事故が、さんまさんへ与えた影響とは…是非とも読んでいただきたい。
Posted by ブクログ
この頃になると、
さんまさんも全国区になってくるので、
ところどころ記憶にあります。
それにしても丁寧で真摯な本の作り方。
100年後には教科書に載る人なんだから、
この本を子孫のために持っておくべき笑
そして語り部のように伝えるべきですね。
Posted by ブクログ
明石家さんまに魅せられ、膨大なTV・ラジオ・映画・雑誌などの出演記録を収集する”明石家さんまフリーク”の著者が送る記録集の第2弾。出生から東京進出までを描いた第1弾に続く本書では、一気にブレイクした1982~1985年までの濃密な4年間が綴られている。
なるほど、とうならされるのは本人がこの時期から語る”雑談だけで笑いを作り出す”という自身の芸風を意識的に確立していく様子である。この芸風がテレビやラジオで人気を博した理由について、上岡龍太郎が、「明石家さんまや笑福亭鶴瓶のような芸人たちは、それまでの芸人のように特有のテクニックに根差した”芸”で勝負せず、かつ極めて日常的で一種冗長ともいえる話し言葉で語る。それが時代の求めていたものなんだろう。一方で、自身のようにつらつらと淀みなく話す話芸というのは、嘘っぽく聞こえてしまっているのだろう」という自己評価も交えた分析には、特に感嘆させられた。
さて、楽しみながら一気に読んでしまった本書の続編、第3弾は来年の春とのこと。第2弾までは、全くリアルタイムで見ていない時代であるが、第3弾からは自身がテレビで見た記憶とも重なるため、また楽しみである。
Posted by ブクログ
明石家さんま1982-85の出演やインタビューから氏を分析した著作
現在まで息長く一線を張っているのは、天才と呼ばれるだけの技能を有していることは勿論だが、インタビュー記事を読むと印象が変わる
非常に深いレベルで自己分析し市場の観察もしている
それを元にしたビジョンの展開など、事業拡大のお手本と言えるような思考が為されている
天才の一言で片付けるのは失礼極まりなかったと感じた