【感想・ネタバレ】蛇含草 小烏神社奇譚のレビュー

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Posted by ブクログ

切ないな~。
でも、最後は丸くおさまってよかった。
小烏丸の過去と、江戸を狙ってる?何かが気になります。

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2022年04月25日

Posted by ブクログ

小烏神社奇譚 シリーズ3

小烏神社の若き宮司・賀茂竜晴は「抜丸」と「小烏丸」という付喪神によって育てられた人間で、
普通の人間は、怒る時、喜ぶ時、悲しい時、楽しい時は、こう振る舞うものだ、と教えられてきた。
今までは、何の障りもなく、こなしてきたが、立花泰山、氏子の花枝・大輔姉弟との付き合いが深まるうちに、竜晴の感情が、何とはなく変化してきた。

ある日、泰山が、十兵衛・一悟親子を伴って小烏神社にやってきた。
二人は、花枝・大輔姉弟の父親・朔右衛門が営む旅籠「大和屋」の泊り客で、父親の十兵衛が昨夜から腹痛におそわれて、泰山が、薬を処方したが、一向に良くならないため、憑き物の類かもしれないので、連れてきたと言う。
だが、竜晴は「私にできることはない」と冷たく言い放つ。
「大和屋」の泊り客から、お金を集めた親子は、翌日未明に姿を消してしまう。
この親子の正体は?

付喪神の「小烏丸」の本体は、壇ノ浦の合戦で海の底に沈んだものとされており、今なお、本体の行方は、分からぬままであった。
それがために「小烏丸」は、壇ノ浦以前の記憶を無くしているが、過去が少しずつ、明かされていく。

平家物語・民話・万葉集と、ふんだんに登場。流石、篠綾子さん。
次作品も楽しみである。

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2021年10月19日

Posted by ブクログ

今回は騙りをしながら旅する親子、
大きな法螺貝が竜に化身して空に飛び立つ時に
大きな洞穴ができるという言い伝えと、
平家の滅びにまつわる話、
薬草の話がもの語りのテーマ。

子供同士の嘘と真実、真心の狭間。
名刀、弓、の化身。

いつも不思議なこのシリーズの中に流れる
歴史と心に関してのやりとり。

どんな風にこれから展開するのか?

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2021年08月15日

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