感情タグBEST3
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なんだか懐かしさを感じる100年ストーリー。いつの時代も少女は変わらない。家族を思う気持ちはあったかい。立山連峰が変わらず見守っている、安心感。
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大きな栗の木の下にある祖母の家の歴史。
年末年始に祖母の家に遊びに来た孫の千尋、12歳。
立て続けに亡くなった曽祖母ハルの兄弟のために作られたお地蔵さま。
祖母律が子供の頃に出会った祖父との思い出と栗の木。
家出した律の行方を叔母と探した母さつき。
祖父が入院していることへの不安と肖像画を書いた叔母の桐子。
長い年月を家族の成長と共に過ごしてきた家と栗の木とお地蔵さまに想いを馳せる千尋。
歴史を感じる話。時代が変わるから、読み慣れない子にはちょっと難易度高いのかな。
でも家系図もあるし、女子が読んだら面白いと思うのかな。
高学年向けだね。
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最初に示された家系図に載っている、女性たちの視点で書かれている。
千尋や、千尋の叔母、叔母の母など。さまざまな時代風景がうかがえて、そんな点でも面白かった。一人一人の苦難や、楽しかったことや、なんでも綴ってあり、日記のようだった。
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いつの時代も、女の子は(大人になった女の子も含む)迷いながら生きている。
自分の中を100年遡る、不思議な体験。
わたしの母も祖母も曽祖母も、夢見る少女から
覚悟を決めて道を選び、その中で苦しんで、さらに強く優しくなってきたのかな。
わたしも、大人の葛藤の中に生きている。
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第30回読書感想画中央コンクール
中学校・高等学校指定図書
とても静かだけど大きな物語
立山連峰を望む大きな栗の木とお地蔵様
現代へつなぐ家族の歴史
心にしっとりと沁みました
≪ 仰ぎ見て 大地に根差す 木のように ≫