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主人公の少年が、世の中の怪談が本物かどうか調べる話なので、怪談がたくさんでてきます。怪談やようかいがすきな人もきらいな人も、だれでもおもしろいと感じる作品です。
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隣に住む謎の怪談収集家山岸を、潜在的な霊能力の強い浩介が手伝う事になる。児童書だが、ただ闇雲に怖がらせる怪談話と違って、ちょっと冒険や友情、ミステリー要素もあったり、読みやすいし面白い。
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5年ぶりに前住んでいた町に越してきた浩介。不幸な事故から、隣にすむ“怪談収集家”を名乗る男の助手をするはめになってしまった。彼の仕事は「本物の怪談を集めた百物語を完成させること」だというのだがどうにも怪しいぞ! *** 「わたしの本」「あなたの本」にちらちらっと出ていた、神出鬼没の男『山岸』のスピンオフ。既読の二冊ではどういう性格なのかわかっていなかったが、今作を見てなんとも飄々としていて食えない男という認識に至った。浩介を無理やり助手に従えて、住んでいる町の怪談収集に出かける。怪談の実地調査と称して浩介をいろいろなところに向かわせたり、連れて行ったりと振り回される浩介が非常に不憫。浩介が霊媒体質のため行く先々で恐ろしい目に合うのだが、そうなることを見越して連れて行ったりしているので故意犯の度合いが酷い。最終的には助けてくれるからいいや、というレベルを凌駕している出来事もあるのでもう少し浩介をいたわってほしいところ。 まだこのシリーズとしては一作目のため、怪談の恐怖度は低め。最後にあった人形屋敷の話は今後のストーリーに濃密に関わってきそうな様子である。タイトルはシリーズ一覧を見るとどうやら「シャーロックホームズ」をもじっているようで、少し懐かしい気分になりました。