感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「周りの人といかに折り合いをつけながら、生きていくのか。」
障がい者、健常者問わず、常に課題となることだが、
この本にはその解決のヒントがあるように思った。
私は昔から、
「お年寄りと子供(または弱い立場にある人)にやさしい社会は 全ての人にとって 生きやすい社会だ」と考えているが、
この本を読んで、改めてその考えは間違っていなかったと感じた。
Posted by ブクログ
聴覚障害の人の不便さを初めて知った。
気にしてないと分からないことだらけだなー。自分の鈍感さにも反省。
音声案内のみでは情報から取り残されてしまうし、まして震災時・災害時は命に関わる。
「CMに字幕を」、「聞こえなくても東京ディズニーランドを10倍楽しむ方法」、他にも会議、電話通訳。聴覚障害者のニーズがあるのにこれだけ取りこぼしていたのか。
著者の言う通り、音が聴こえないだけで不便を感じる世の中であってはならない。
出来ない理由を考えるのではなく、出来る方法を考える大切さを強く感じた。
Posted by ブクログ
ろう文化を紹介する本を読むと、ろう者と聴者の間に流れる深い河(または高い壁)を感じ、自分の手話の未熟さと「自分はろう者のことを何もわかっちゃいない」という思いにどこまでも落ち込んで行きそうになりますが(もちろんそれでも読みますよ! 這い上がって次の本に手を伸ばしますよ!)、この本は中途失聴者の松森さんが、やさしく分かりやすくユニバーサル・デザインについて、聴覚障害について説明をしてくれています。中高生対象のジュニア新書なので「みなさんと同じ年頃の~」というような言い回しが出てくると、「すみませんっ! お邪魔してます!」と思わず頭を下げたくなりますが、年齢を問わず手話学習者には“必読の書”ではないでしょうか。