【感想・ネタバレ】愛と恍惚の中国 ディープにあちこち探訪記のレビュー

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Posted by ブクログ

中国ものをよく読む。
中国のことを知りたいからである。
何故知りたいのか?
それは、あまりにも中国が落差があるからである。

著者である坂氏は、共同通信のカメラマンで、
1960年生まれの人である。
何故「愛と恍惚」の中国なのかがわからないが、
カメラマンは、いつも取材許可を取らなくてはいけない。
それを取ったからといって、きちんと取材できるわけではない。

中国は、報道をきちんとコントロールしようとしている。
戦争被害者の民間訴訟の件についても、
何故民間訴訟を公安がおさえようとするのかがわからない。

この坂というカメラマンは、「お人好し」である。
そのお人好しは、日本人の特徴かもしれない。

何故お金を払うのかわからないものに、お金を払う。
そこで、いろんなものに巻き込まれていく。
不思議でしょうがない。
単なる日本人は、バカなだけかもしれない。

中国人が、自分を守ること、他人を信じないことが、
唯一の特徴としたら、そのことは、
やはり、日本人にはないことであろう。
これを基準にして、実にすべてのものが解決されていく。

まさに、中国は、個人が集まって、
13億の民をつくり、国をつくっている。

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2018年03月10日

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