感情タグBEST3
Posted by ブクログ
初めて同じ本読み返しました。途中から読む手が止まらなかった。育児の傍ら時間見つけて読んでました。先が気になるところ、そして特に最後のシーンが自分の好みすぎる小説でした。
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完全に騙されました。この本に出てくる1人の女性が、母親に会いたいか?と聞かれ「いいえ」ときっぱり断るシーンがあって、強いな…と思った。私は親を恨んでても、心が弱った時に助けてほしくなる『どっちつかず』だから。幸せになってほしい。
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もっとドロドロしたサスペンス系かと思ってたけど、しっかりミステリーだった…
茉菜の過去と和希の正体に迫る伏線回収がお見事
特に名前のとこがよかった。
ラストも救いのある終わり方でよかった…!
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リビングにしれっと置いていたら、旦那さんが二度見しちゃう表紙(タイトル)です。
帰ってきた夫の謎や過去と現在の話が行き交う中で浮かぶ疑問。最後に全てが綺麗に重なりスッキリ。
ドロドロ系を想像してましたが全然違います。読みやすかったです。
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ホラーなのかと思いきや、切なすぎるストーリーだった。
崖から突き落とし死んだはずの夫が記憶喪失で帰ってきた。
穏やかな生活が送れているものの、夫は何か隠しているようで。
途中で人間関係や登場人物が分からなくなり、頭の中が???なるも全貌が分かった時の、全てが繋がる衝撃といったら。
これ、映像化したらすごく面白いと思う。
最後の「幸せな時間と思ったのは、愛だけじゃないから」の一言に救われた。
読み返しで気づいたのは、伏線が散りばめられていたこと。
しかし心理戦的なこともあって、伏線を伏線とは感じられないような上手な文章。
幸せな毎日を過ごし温かな家庭に育つ。茉菜がずっと求めていたような『普通』の生活さえ手に入れられなかったことで、「願うことはできてもそれが叶うことはない。叶わない望みなら最初から考えない方が良い」と思っていた幼少時代。
「この世の全てが平等とは言えないけど、幸せを望むことは誰にでも平等にできることだ」と大人になって教わったシーンが対比になっていた。
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全く先の展開が読めず、面白かった。
後からの追加情報が多く、途中でどっちのことだっけ?となった、、笑
思った以上に重い話でもあった。最後にゆうまが愛に言った言葉は、愛の心の変化に大きく影響するだろうなと思った。確かに愛のしたことはいけないことだけれど、ゆうまと過ごした時間を通して少しでも前向きに生きてほしい。
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タイトルではホラー要素強いと思っていましたが、読み進めていくと悲しい感情が溢れてきました。
産まれた環境、家族というのはとても大切だと実感しました。
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タイトルはある意味でミスリードとも言えなくもない。
しかしながら十分楽しめた作品でした。
きっとこのような数奇な運命を辿る人は、あるいは似通った物語を現実に紡いでいる方は実際にもいるのかもしれませんね。
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まず、タイトルが秀逸。
様々な伏線の回収も、物語の凪と時化も絶妙。
だけど、ほんの数行だけ、あれ?って思わされて読み返してしまうところがあって、残念。
でも、面白いのは間違いない。
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まずずっとなぜ殺した夫が帰ってきたのか、タイトルにある謎が最大の謎であるとして読み進めていった。
これはミステリーというより恋や愛とは何かというふうに作者から問いかけられているように感じた。
かなり設定に無理があったが偶然が有り得なくもないような絶妙である
ネタバレ
いずれ壊れてしまうとわかっている幸せ。主人公の自己肯定感の低さからなる幸せの受容の表現が独特だった。
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殺した夫が帰ってくるって、、ホラー?すごい気になると思って読み始めたら、ホラーじゃないし思ったより深いぞこれ。途中から選手交代しちゃったかなっていうかんじ。後半のスピード感が速すぎて頭が追いつくのに必死だった。え?って何回も思ったしつまりそういうこと。まんまと騙される!
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目の前に突如現れた男を見た茉菜は驚いた。それは死んだはずの夫だったからだ。
DV男だった夫は間違いなく崖から転落した。あそこから落ちて助かるとは思えない。なのに……。
新米服飾デザイナーを襲った不可解な出来事を描くサスペンスミステリー。プロローグ及び全4章。
◇
鈴倉茉菜は都内アパレルメーカーに勤める新米デザイナー。憧れの職に就けた茉菜は懸命に仕事に励む日々だが、取引先の穂高という男から一方的に好意を寄せられ困っていた。
ある日の会社帰り。茉菜は自宅前で待ち伏せしていた穂高に襲われかけた。そのとき穂高の前に立ち塞がり撃退したひとりの男。その男の顔を見て茉菜は息を飲んだ。それは死んだはずの夫、和希だったのだ。
崖から転落して頭を打ち、記憶の多くを喪失しているという和希の説明に半信半疑ながら、茉菜は1LDKの自室に和希を迎え同居生活を始める。
和希は以前と打って変わり穏やかで優しく、DVはおろか茉菜に指1本触れることもない。家事にもまめに取り組んでくれるため、仕事が忙しい茉菜にとって生活自体は快適だ。
けれど、まもなく奇妙な手紙が茉菜宛に届くようになる。それは茉菜の秘密を知っているという内容だった。
* * * * *
本作の柱は3つあります。
1つめは茉菜の前に現れた男の正体。
茉菜は男の顔を見て、夫の和希であると断じています。同時に、茉菜が和希の死を疑ってないのも事実です。とすると、この和希そっくりの男はいったい誰なのか。
2つめは茉菜の過去についての秘密。
服飾デザイナーである現在の茉菜と、悲惨極まりない幼少時の茉菜という、異なる時期の茉菜の姿が交互に描かれています。
そこから判断すると、茉菜は無戸籍児だったはずです。高校はおろか、小中学校すら卒業していません。
なのに現在、服飾デザイナーとしてメーカー勤務できるほどになっているのです。恐らく専門学校も卒業しているでしょう。
履歴書も含め、茉菜はそれをどのようにして可能にしたのか。
3つめが、不気味な手紙の送り主とその目的。
過去を知っているということばだけで、具体的な脅しや要求は書かれていません。いったい誰が何のためにという謎も大きくのしかかってきます。
物語の焦点となったその3点を無理なく解き明かしていく見事な展開に、 ( でき過ぎの感はあるけれど ) 感心しました。
終盤は読むのを止められなかったほどです。
不幸極まりない境遇から這い上がり夢を掴もうとすることは、どんなときも許されないのか。茉菜に夢の続きを見せてやって欲しかったというのが、読後に感じた正直なところです。 ( 大岡裁きが見たかった )
試し読みしてみたら
あまりにも引き込まれてしまい
購入しました。
思いもよらない結末というか
その展開は予想出来なかった!というか
ひたすら引き込まれる作品でした。
タイトル勝ち
タイトルと店頭のポップに買わされてしまった。
読み終われば、あぁそういうことね、となりますが、前半はドキドキしながら読み進めました。
なんだかんだで一気に読んでしまいました。
色々な家庭や夫婦、関係がありますが、自分達の子どもは幸せを感じてもらいながら育ってくれたらいいなと思います。
Posted by ブクログ
2024.6.2
ストーカーから守ってくれたのは崖から落としたはずの夫だった。ただいまと帰って来た。
後半から真実が一気に見え始め、一気読み。
そういうことなのね〜
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付きまとってくる男から守ってくれたのは、殺したはずの夫だった。
面白くて、一気読みした。きっと、少し時間を空けていたら、話についていけなくなりそうだったので、結果的には良かったと思う。
コロコロと視点が変わり、伏線回収がされ、じっくりと読まないと「?」が頭に浮かぶ。しかし、きちんと読むととても面白いのでおすすめ。最後で「あー。はいはい。そういうことね?」ってなる。作中の不可解な点も全て解決されるのでとてもスッキリした。
じっくりと読める人におすすめ。何かの合間とかではない方がいいかも。
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初作家さん。
とても読みやすくサクッと読めた。
タイトルがタイトルなだけにホラーかと思っていたら違った。取引先の勘違いオヤジのストーカーは何よりもほらーだったけど(笑)真相が全く想像とは違い悲しい物語だったなぁ。
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都内のアパレルメーカーに勤務する鈴倉茉菜は、取引先の男に付き纏われていた。
家の前で待ち伏せされ中へ入ってこようとするところを夫の和希が現れて追い返す。
現れるはずがないと思っていた夫。
なぜなら5年前に茉菜が崖から突き落としたはずで…。
平然と夫は、茉菜と暮らし始めるのだが以前のような暴力的な言動は全くないものの不信感が否めない。
しばらく後に山中から白骨遺体が発見され、鈴倉和希だと検視結果で確認できたと警察から連絡が…。
まさかの結末。
これは想定外だったと…
そうなると最初に夫だと現れたときの茉菜の驚愕は相当なものだったのだろうと。
彼女が「夫」と名乗った男と過ごした時間…
それを「幸せな時間をありがとう」と言ったのが悲しかった。
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騙されました。
殺した夫が帰ってきた…、生き返ったというホラー?実は死んでなかったというサスペンス?インパクトのある題名ですね。想像力が刺激されます。
前半は夫がDVを再開するのではとドキドキして、後半は誰?どういうこと?とドキドキしました。
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物語の最後の展開が気になる余り、寝る間も惜しんで読み進めてしまった。勝手に期待値を高めてしまっていたこともあり良くも悪くも想定外のラストだった。個人的には少し強引さを感じてしまった。
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崖から突き落としたはずの夫が、記憶を失くして帰ってくる。
いつ夫が記憶を取り戻してしまうのかという緊張感が中心の話かと思いきや、主人公の過去や震災まで絡み合い、複雑で読み応えのある構成。
一気読みながらボリュームのある内容でした。
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ある日5年前に殺したはずの夫が、イケメンで優しくなって還ってくる
表題の謎かけが全てで、読む前から背景や真相を推理するのも楽しい
しっかりミステリーとして謎は解決する うまいなぁ〜
表題に惹かれた人 損はしないです
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タイトルから気になって読み始めた。
帰ってきた旦那にはどういう意図があるのか、どこまで記憶があるのかが前半では重要な部分でありおもしろかった。
後半では真相が徐々に明かされていきなるほどと思ったけれど、最後の終わり方はちょっとよくわからなかった。
人間関係がちょっと複雑で無理がある展開もあるが、読みやすいのではないかと思う。
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表紙とタイトルからホラーなのかな?と思って読んでいたのですが、そうでもなく。
登場人物それぞれにそれなりの情報量があり、それらが複雑に絡み合ってクライマックス。本当の結末は一体、、、?気になります。
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5年前に夫である鈴倉和希を崖から突き落としたはずが、仕事関係の穂高という男性に家まで付きまとわれて揉めている最中に、夫が帰ってきた。
突き落とした理由は、夫からのDV。
夫を崖から突き落とした鈴倉茉奈は、果たして警察に捕まってしまうのか?
何故、亡くなっているはずの夫が帰ってきたのか?
記憶喪失である夫、鈴倉和希は記憶をはたまた取り戻してしまうのだろうか?
そこには、幼少期の過去に隠されていた思い出があった。
オーディオブックで読みました。
途中で名前と人物がすり替わるところに注目!
ハラハラ、ドキドキはなく、カラクリを知って納得。
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて読んでみた。
最初はホラー要素が多いのかなって思っていたけど、様々な社会問題のような描写も隠れていたりと切ないサスペンスミステリーというような感覚だった。
あのとき、どうしていたら…って思うこともたくさんある。
「確かに、失ったものは数多くあるだろうけど、手にしたものもきっとあるはずだよ」
「・・・例えば?」
「幸せな時間と思ったのは、愛だけじゃないから」
すべてが嘘だったのか、と言われてみれば、嘘ではなかったこともあった。
幸せって誰かと比べることなんて出来ないはずなのに、比べてしまうのはある意味、人間の怖い部分なのかもなぁ。
Posted by ブクログ
全てはプロローグに至る為の伏線。
物語はタイトルの通り、主人公「茉菜」の元に "殺したはずの夫が帰ってくる" という所から始まる。
しかし、帰ってきた夫は記憶を失っており、
もともとは暴力的だった性格も温厚になっていた。
記憶を失ったことにより、奇妙ではあるが温和な生活を送る事になる。
本作はそんな茉菜の「現在の話」と「過去の話」を交互に織り交ぜながら真相を深掘っていくことになる。
全てが真相に至る為の伏線として張り巡らされており、読んでいて楽しい一冊だった。
しかし、「震災」という人の力を超える要素を入れ込んでしまった為にミステリーとしてのロジックがやや弱くなってしまったように感じてしまった。
Posted by ブクログ
非常に興味のそそられる本のタイトルで、わくわくして読みました。
表紙の雰囲気からホラー要素が強いのかと
思っていましたがどちらかというと推理メインな感じでした。
無戸籍、DVなどそっちか!と思わせる問題が散りばめられていますが、重くなりすぎずサラッと読めます。
気軽に読めたので読書で疲労したくない時にオススメです。
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて読みました!ストーリーが進んでいくので読みやすい本でした。まさかの2人とも偽物だったなんて想像してませんでした!愛には幸せになってほしいと願っています。
Posted by ブクログ
タイトルのキャッチーさと、内容の複雑さに頭がゴッチャゴチャになる。後半に入り乱れる名前とそれぞれの関係性を理解するのに精一杯になってしまい、主人公の動機に浸るのが難しくこの点数。
伏線は丁寧に回収されていて、凄いものを読んだという風には感じるんだけど…
読み方がまずかったかな。
ミステリーと言うよりも
ミステリーと言うよりも、恋愛小説だった。ミステリーとしてはかなり軽く、本を読むのが遅い私が半日足らずで読み終えた。
途中でなんとなく先が読めたのと、登場人物に感情移入出来なかったので星3つにしたが、面白くなかったわけではない。期待していたミステリーではなかった、と言う事です。