あらすじ
10年間、部下の文章を添削しつづけた著者が教える「超」実用的なビジネス文章術。
「いつも上司にダメ出しされる」
「部下の書く文章が使えない。何度言っても直らない」
多くのビジネスマンが、そんな悩みを抱えています。
では「使える」「一発OKになる」文章にするには、どうすればいいのでしょうか?
じつはそんなに難しいことではありません。
「短く単純に書く」「形式にはめる」「読み手に予測させる」
この3つのキーワードを頭において書くだけです。
本書では、この3つのキーワードに紐づけられる、具体的な77のルールを紹介。
・言い訳を書かない(書かない勇気をもつ)
・原則と例外を1つの文に書かない
・読み手にわかる言葉で書く(専門用語で煙に巻かない)
・論理のつなぎ目には一言添える(添えないと論理が飛ぶ)
・「非常に・極めて」を使わない(程度は数字で示す)
などのルールを、ビフォー・アフターの文例とともに解説。
必要なことを的確に過不足なく伝え、説得力のあるビジネス文書が、誰でも書けるようになります。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
【短い文章を】
ビジネスの文章は、短く分かりやすく。
分かりやすくとは、見やすさや何が書かれるか予測できること。
・書いて、削ぎ落とす
早く書くコツの1つ
書く→整える→推敲
・一文に1テーマ。
・表記を揺らさない。
・無駄な語尾同士×
「実施する」「おこなう」
短く書くが、論理は飛躍させない。
なぜその結論か?読んでわかるように。
Posted by ブクログ
テーマがビジネス文章力の割に当たり前過ぎる様な内容も割と多く中盤でだらけてしまった。
新社会人とかにはオススメ出来るかも知れないが、ある程度経験が有る人達にはあまり刺さらないかも知れない。
Posted by ブクログ
誰もが陥りやすい誤ったビジネス文書を各章ごとに綴っている。ビジネス文書でのNG言葉は勉強になったが、本当に当たり前のことも記載されていた。そのため、もう少し難易度を上げても良かったのではないかと思う。また、各章ではビジネス文書のNG例、改善例をそれぞれ挙げている。私では書くことのできない適切かつ端的な文書に感銘を受けた。適切かつ端的な文書を書くには、当該文書に触れる多く触れる機会も必要であるはずと考える。インプットに努めたい。
以下、メモ
9.音読してみる
→今後の課題として、〜があげられる。今後の課題は、〜である。
11.言い訳を書かない
18.1文は80字も目安に
→原則として〜。ただし、例外である。2つある。1つは〜もの。もう1つは〜ものだ。とともに、同時に。
19.ワンセンテンス・ワンテーマを意識する
→肯定と否定、原因と結果、原則と例外は1文に書かない
20.短文は、文法の誤りを防ぐ
21.ムダな語尾動詞を使わない
→実施する、行うは使わない
41.文頭に「・」使わない
45.読点は2行に最低1ヶ所はつける
46.安易に「が」を使わない
49.できるだけ平仮名にする
→したがって、たとえば、たしかに
52.議案名はできるだけ具体的にする
→「〜について」は使わない、読み手に予測させる
59.2つの視点から「理由」を書く
→必要性:そのことが必要である理由、許容性:そのことが許される理由
64.「各論」→「総論」の順番で書く
69.NGワード
→対応、高度化、効率化、等、極めて、非常に、しっかり
72.比較するときは共通点も書く