【感想・ネタバレ】これでおしまいのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

着物は包むもの、洋服は入れるもの。
形の決まったものに人を入れようとする洋服より、人に合わせられる着物の方が謙虚、なるほど。

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2022年12月25日

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書と向き合った孤高の芸術家は、紡ぐ言葉も思考が深く心に響く。
同じ女性として、人生の先輩として、覚えておきたいフレーズが沢山あった。

○あきらめられないから悩みが尽きないし、あきらめられないから希望も続く。人生はその繰り返し。

○たいていのことは受け止めて喜ぶほうが、人生は得ですよ

○人間は何かを面白がる精神がある。人生を面白くするか、幅広く楽しむか、その人次第よ。人間のもつ想像力を使えば退屈しない。

○自由はあなたが責任を持って、あなたを生かすこと。人に頼って生きていくことではない。あなたの主人はあなた自身。あなたの生き方はあなたにしか通用しない。

○一身のなかで、成熟していく精神、思考力と、衰えていく記憶、体力の両方を抱いて生きるのが老いるということなのね。



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2022年06月07日

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時間の都合上、大きな文字のところしか、読みませんでした。

しかし、非常に良い事が書かれており、素敵な一冊に出逢えたと感じました。

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2022年04月12日

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とてもよかった。
桃紅さんのことは、存じ上げなかったけど、一つ一つの言葉が胸に響く。
素晴らしかった。他の本も読んでみたい。

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2021年06月16日

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ネタバレ

篠田桃紅さんの一生の振り返りと、彼女が残した数々の名言が列挙されています。
人間とは、芸術とは、幸福とは、数々の桃紅さんが残した言葉が心に刺さります。

以下、印象に残った言葉抜粋

・満ち足りている人っていうのは、自分の価値観を持ち得る人ですね。

・人のことを考えすぎる。そうすれば自分はあの人のためにやってきたんだと言い訳ができるから。

・幸福なんてものは主観ですから。
 客観的な幸福なんてものはないですよ。

・自分をなくすくらいじゃなければ、人を愛せないですよね。その人と自分のどちらかを立てなくてはならないとなったら、まず自分を立てるでしょう。だから人を愛するなんて偉そうなことは言えないんですよ、本当は。

・私が描いたものより、何も描いていない状態が一番いい。長く生きて、あらゆることをした上で悟った。何もしない状態が一番いいと悟るために人間はあらゆることをする。

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2021年05月30日

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凛とした佇まい、奥に潜む確かな強さ。
何ものにもとらわれない。ただそこにある。
そんな作品そのもの人柄を思わせる1冊だった。
その人柄の根底にある揺るがない孤独。
孤独としっかり向き合い受け入れると「孤高」に昇華されてゆくのかなと感じた。

ー墨絵はお利口。
人の想像力を頼りにしているんだから。
これはこういう色ですよ。」と何も押しつけない。
自然の美しさを知ったとき、わたしは墨というものの知恵の深さを深く感じ取りましたね。

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2022年09月29日

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大正3年生まれの書家 美術家 戦後は世界的に名声を得、その作品は世界各国へ。103歳の生涯を閉じるにあたるエッセイ本からは、独立心が強く孤独と自由を大事にした人と見られる。

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2021年11月28日

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長年、孤独というものに対してモヤモヤとしていたものがあっさり解決した様に思います。
一人で生きて一人で死んで行くと言う当たり前。
孤独で無い人がいますか。
襟を正して暮らしていこうと思います。

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2021年09月20日

Posted by ブクログ

以前数冊篠田さんの本を読んでいたけど、彼女の生い立ちについては、この本で読んではじめて知った。彼女は結構いいところのお嬢さんだったんですね。
芸術家で独身で107歳まで生きた彼女の言葉は、これからもたまに読み返すだろう。
同じ日本人女性でこういう方がいたというだけで励みになる気がする。

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2021年08月23日

Posted by ブクログ

今だったらめずらしくないけど、、 
桃紅さんが生まれた時代に
信念を持って自分を貫いて生きたかっこいい女性   

私は人に頼るし羨むし、心配症だし、、頭がさがります。。  
 
何事もこれぐらいでいいや、って思って生きる。 
自分がいいと思ったものを信じる。 
忘れないように生きていきたいな

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2021年04月08日

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この時代に人と合わせることを嫌い、ひとりで生きていくことを決め、アメリカにわたり成功した素晴らしい女性。自分にはそのようなことができないから憧れてしまう。

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2024年02月22日

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書家で水墨画で著名な作家のエッセイで、最新作を読んでみた。著者のことを知ることはできたが、作品紹介がほぼなく、知っている人向けのまとめの印象なので、過去の作品を読んでみたい。

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2022年06月12日

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美術家篠田桃紅さんの言葉をまとめたもの。人はもとより孤独である、などご自身の考え方が記載されている。

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2022年05月03日

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憧れの生き方、篠田桃紅。意志が強く、ピシッと背筋の伸びた、損得勘定、無駄のない、一本筋の通った生き様が伝わってくる。爽やかな孤独と言おうか。
本の内容自体は、「一〇三歳になってわかったこと」とかぶるところが多く、新しい発見はなかった。

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2022年03月01日

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テーマごとの桃紅さんの言葉(いずれも芯の通った名言だ)を並べた頁と、その人生を追っていく頁が、交互に出てくる構成。特に心に残った言葉は「人は自由にどのように考えてもいいのです。どのように考えてもいいどころではありません。どのようにも考えなくてはいけない。それが自分の人生を生きる鍵です」「『ただ過ぎるに過ぐるもの、人の齢(よわい)』清少納言も書いているとおり、ただ、ただ、過ぎる。当方に関係なく」。伝記の部分からは、潔く人生を選択し切り拓いていく強さと、育ちのいい人特有の人のよさが垣間見え、思っていたよりも柔和な印象を受けた。

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2022年02月20日

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篠田桃紅の簡単な経歴、伝記のようなト書とともに、口語文体のエッセイ。何冊かのエッセイの中に出てきた文章も含まれる。
樹木希林さんの潔さに、美意識と知識を持つ父親から譲られた古典の知識も豊富に持ち、紡ぎ出された言葉は、素晴らしい。

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2022年02月14日

Posted by ブクログ

テレビで存在知り、作品・人物がとても好きなので気になり読書。篠田桃紅の背景を知ることができた。
「孤独」という言葉がとても多いと思うが、それだけ本人にキーフレーズだったのだと思う。そして少し共感した。

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2022年02月12日

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