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時間、言語、実証、論理、実在、知性、科学、生命、意志、正義、公平などなど。30のテーマについて、20世紀の論争を紹介した好著。だが、「助手」が毎回するコーヒーのうんちく話は、好みが分かれるかもしれない。個人的には、コーヒーも良いが紅茶話もしてほしい。
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教授と助手の対話という形式で書かれた論争史.最後まで読んで,「善」とか「正義」とかを再考する必要性を感じた.私が読んだ高橋先生の本としては6冊目.理系にも文系にもオススメしたい一冊である.
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高橋昌一郎、戸田山和久、仲正昌樹は、ムツカシイ思想家のお話や主著のテーマなどを、誰にでもわかるようにズバッと柔らかく手にとって見せてくれるので、お気に入りである。
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だいぶ強引なまとめもあるけれど、これだけの分量でこれだけのトピックを読みやすくまとめているのはすばらしい。科学哲学よりではあるが、現代の哲学について大まかな見通しをつけるのにはとてもいいのではないか。後半は、特にこの手の”論争の歴史の概説書”などで取り上げられないとても現代的なものも多く、興味深い。
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高橋・新書ガイドから。自著のススメになる訳だけど、なるほどこれはお勧めしたくもなるわな、という出来。多方面の思想・論争が俎上に載せられていて、本書一冊を読み通しただけで、一端の思想史を語れそうに思えてくる。前に紐解いた哲学図鑑なんかと一緒に座右に置き、ふとしたときに読み返す、みたいな使い方をしたい一冊。
哲学に少し興味を持ったので試しに購入。個人的に前半はあまり興味が持てず流し読み程度になってしまったが、中盤からは徐々に面白くなって一気読み。多岐に渡る議題があるので、それらから興味を持てるものを探していくための良い書籍かなと思います。
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哲学思想をベースとしているものの、科学史、リベラルアーツなど現代における論争を幅広く取り扱っている。テーマは30個用意されており、1つ1つが短くスッキリ説明されているので、各々の入門書として活用できる。
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「20世紀論争史 現代思想の源泉」(高橋昌一郎)を読んだ。
様々な分野の様々な論争についての物語がマジ面白い。
知的興奮MAXだな。
各章の冒頭のコーヒー蘊蓄も楽しい。
あと、個人的な話だけど、アンリ・ベルクソンて聞くと、「海辺のカフカ」のホシノちゃんを思い出さずにはいられない。(笑)