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Posted by ブクログ
全体の構成もグラフも文章も凄く分かりやすかったです。普通に生きていると、自分と同じような環境の人達が自分と同じような変化のない生活をしているように思ってしまいがちですが、データを通して、自分と違う国の人や自分とは違う世代の人達がどのように生きているかを知るいい機会になりました。富裕層と貧困層、教育格差あたりは特に興味を持って読めたし、自分の生活にも関連があって面白かったです。自分以外の人がどういうことを感じながらこの本を読んだか…についても興味があります。
1人の日本人として、もっと働いてもっと稼いで、もっと日本を良い国にするために還元したいな…
1度真剣に将来を考えよう…という気になれました。
Posted by ブクログ
50項目の統計データを挙げ、それぞれ3,4ページの解説がなされている。
諸外国との比較はとても興味深かった。
福祉大国北欧、自立の国アメリカとよく言うが、その成り立ちにも簡単に触れられている。
末尾のまとめの項目が、著者の論じたい主張なのだろう。わかりやすくまとめられていた。
日本はこの先、家族が責任を負う福祉は小さい国に、本当になりたいのかなぁ。現状そうなっているけど、国民の意思はどうなんだろうか。
Posted by ブクログ
格差、貧困、生産性、そしてジェンダーギャップが気になりますが、全部ミライが見えにくいのです。脳みそが千切れるぐらい考えてみるべきなのでしょう。
Posted by ブクログ
国内だけの話で完結するのではなく、OECD等と比較して相対的に自分たちの立ち位置を知ることができてよかった
都道府県別に比較したデータもあり、ケンミンショー的な雰囲気も味わえます
Posted by ブクログ
タイトルを見て、手に取った。
この手の教科書的な本は結構読んできたので、全体をプレビューしてど知識を足していこうと読んだ。
社会保障の内訳の変遷は、こういう観点で読んだことがなかった。戦後の、社会保障とは高齢者への福祉である、という経緯が依然として強いのは印象的だった。
一方で日本は教育費支出を家計に依存してきた。
最終章は、再び日本が経済活性化する針路として、格差社会を容認して、貢献度を追い求めるものに対価を与えるような社会、というのが一選択肢として提案されている。それらがごく一部なのか、2,3割はいるのか、関心がある。
Posted by ブクログ
<目次>
序章 日本の今とコロナ
第1章 日本経済の健康診断
第2章 教育格差
第3章 日本人の労働と賃金
第4章 日本人の生活
第5章 老後と社会保障
第6章 富裕層と貧困層
第7章 地域格差
第8章 財政
終章 今後の日本の針路
<内容>
著者の本職っぽい仕事。さまざまな手に入るデータから、日本と世界、過去の日本と今の日本などを比較しながら、日本の現状を分析したもの。まあ、妥当な分析がされている。この50の統計データは使えると思うので、分析の結果よりも、データを重宝したいと思う。