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Posted by ブクログ
「○○してみない?」とやさしく問いかける言葉は、10代の子供たちを見守る大人たちへの問いかけでもある。本書を読むと如何に現代社会が分断と非多様性に満ちているかがわかる。大人の価値観を押し付けられ苦しむ子供たちに「色々な考え方があっていいんだよ」と教えると同時に、分断を廃し多様性を担保するのは大人(親、教師、行政、地域社会、そして政治)の役目だと言外に説く。
Posted by ブクログ
中高生向けに書かれているが、大人が読んでもおもしろいだろう。各話題に3ページほどが費やされ、最後に3つの質問を問いかける形式。比較的ニュートラルな立場でソフトに語られているので、読みやすく共感しやすい。
Posted by ブクログ
普段はあんまり何も考えていないかなーっていう子とか、不特定多数の子供に、考える機会を与えるにはいい本かもしれません。そんなに深刻な書き方をしていないので。逆に、深刻に人生を考えている子供はここに書かれているようなことはすでに考えてしまっていると思うから、あまり助けにはならないかも…
Posted by ブクログ
いかにもジュニア新書っぽい、やさしく標準的な内容。
さまざまなトピックについて「これはどう思う?」みたいに、短く軽い文体で書かれていて、しばし考えさせられる。
「この国には○○がない」の話が特に印象的でした。自分に引きつけて考えることができる内容でした。
家庭教師でもってる子どもが中学二年生なので、あげるために買って読みました。読書の練習になればいいなあ。