【感想・ネタバレ】文庫改訂版 事実vs本能 目を背けたいファクトにも理由があるのレビュー

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Posted by ブクログ

「ホントのことを言われたから、(あの人は)怒ってるんだ。」とは使い古された表現です。
著者は一貫してこの立場で表現を続けています。
この本に限らず、著者の指摘に居心地の悪さを覚えるのは、私たちが「本能的に、言語化できないけど、知っていること」をあからさまに述べているからです。不愉快な「事実」に目を背けても何も解決しません。この本に述べられていることは「事実」です。著者もはっきり述べています。「解決策はわからない」と。私にもわかりません。
ただし、そんな世の中で、いかにして私自身が生き抜いていくか、「自分で考える」ヒントにしたいと思います。

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2021年09月07日

Posted by ブクログ

ものごとのとらえ方の一貫性には敬服する。読んでいて、こういう考え方もあるのかと感心させられる。本著も何が「事実」で「本能」から考えていた仕方のないトピックのオンパレード。時々「上から目線」が気になるのが満点でないことの原因。

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2021年03月01日

Posted by ブクログ

「言ってはいけない」の著者が、週刊プレイボーイに連載したコラムで、事実(論理的な合理性) vs 本能(進化論的な合理性)を扱ったものをまとめた文庫改訂版。今の世の中で起きている様々な社会的事象は、旧石器時代に作られたヒトの思考回路・脳のシステムが、この200年での社会の大きな変化に上手く適応できないことから起きているという軸で、事実に基づき本質をえぐり出し、独特の視点で世界で起きている事象への理解を深めてくれる。

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2021年02月17日

Posted by ブクログ

書かれている内容は概ね同意。
本当だろうかという話もあるがデータから考えると妥当と考えざるを得ない。
よく社会が曲がりなりにもシステムとして回っているな。

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2020年12月13日

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