感情タグBEST3
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昨日読んだオー・ヘンリー、読友さんから「最後の一葉」も有名な作品だということで聴き読書。スーとジョンジーは芸術家の住むアパートの住人。画家になることを夢見ている。しかしジョンジーは肺炎に罹り「窓から見える隣の家のつたの葉が落ちる時に、自分も一緒に死んでしまう」と思っている。嵐の翌日、不思議にも一枚だけ葉が残り、最後の一葉は散らなかった。二人が『最後の一葉』だと思っていたのは、ベアマンが老いた体にむちを打って描いた最高傑作、彼は嵐の中ずぶ濡れになり、肺炎で亡くなっていた。ベアマンの傑作は命をつなぎとめた!⑤
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「二十年後」「最後のひと葉」が好きでした。
後者については、すごく複雑な読後感。
果たしてあの葉っぱは、
真の意味で助けになったのか?という疑問。
より状況が悪化してしまうことだって
あるのではないか?という危惧。
やってみないとわからない。
結局はやられた側がどう感じるかで決まる。
そんな人生観がありました。
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カバー紹介文にある通り『短編の名手』の14選。オー・ヘンリーというと、本書のタイトルになっている『最後のひと葉』、そして収録作品『賢者の贈り物』辺りが有名だろう。実際『賢者の贈り物』を目当てに読んだのだが、うろ覚えのあらすじとは大分印象が違った(生来のブロンドは伸びるまで年月を要すると知ったこともあるだろうが)。内容は記憶通りだったが、細に入った描写等、華々しい形容が、ともすれば軽薄な「深イイ話」に終わってしまいそうなストーリーと絶妙にバランスをとって独特の満足感が得られた。収録作品はこうした良い話に留まらず、ちょっとした不条理劇や、オチのつくユーモア作品もあるのだが、そちらでもこのバランス感は発揮されており、不思議な新鮮さを満喫した。
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短編なのにこんなにわかりやすく感動を与えるのも珍しい。
最期のひと葉、話知ってたけど、
この人の作品だとは知らなかった。
賢者の贈りものがやはり好き。
Posted by ブクログ
自己犠牲のお話だとは思いたくない。こういう形の傑作もありだと思う。表現方法は人様々。どれだけ納得できたかということではないか。その上で、人に届くか届かないかは、受け止め方次第。受け止めれる人になってほしい。
歳を重ねてきたせいか、徐々にですが、このお話の感じ方受け止め方が変化してきた気がする。
医学的所見だけでは解明できない、生きる上に必要なものが詰まっていると感じた。